【東北】月山 雄大な稜線と無数のお花畑広がる夏山日帰り登山

【東北】月山 雄大な稜線と無数のお花畑広がる夏山日帰り登山

東北・山形の月山(がっさん)へ登ってきました。

花の名峰が多い東北の中でも、その筆頭株に挙げられるのがこの月山。夏スキーを楽しめるほど雪が多い山なので森林限界も低く、尾瀬を彷彿させる広大な草原風景の中に無数の高山植物が咲き誇ります。

8月上旬という夏の花の盛りだったこともあって、本当に数えきれない種類の花に出会えました。中でもハクサンイチゲとチングルマ、ニッコウキスゲの群生は他の山ではなかなか見れない規模で、花の名峰の真骨頂を見せつけられた感じです。

東北らしい穏やかで雄大な稜線歩きもこの山の見どころで、緑と雪のコントラストが心地よい夏山らしい景色を堪能できた1日でした。

 

夏の月山 日帰り登山

 


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今回は久しぶりの平日登山。1日しか時間が取れないので、夏の花を日帰りで満喫できる山を探していたところ、東北の月山を思い出しました。

月山は今回で2度目ですが、最初に登ったのがもう6年も前なので半ば忘れかけの状態。当時はまだ駆け出しの頃だったので、登山に対する知識も経験な大してなく、どんな花が咲いていたとかは全然覚えてないし、たぶん足元に咲く花にそこまで興味も示していなかった気がする。

まだまだ青っちい頃に登った月山でしたが、雄大な草原風景と木道にはやたらテンションが上がって「月山ってすごい山だ……」という印象だけは今も頭の片隅に残ってました。

 

あの時と山に対する捉え方も少なからず変わっているだろうし、2回目でしたが新鮮な感動に触れられそうで、いつも以上にワクワクして山形へと向かいました。

 

2017年8月3日 姥ヶ岳~月山 日帰り登山

実に6年ぶりの月山。登山歴も9年目に入ってくると、最初の頃に登った山の記憶と言うのもだいぶ薄れてきます。

月山に至っては当時は確か初の東北進出ということもあって、それなりにインパクトを残した山ではありましたが、それでも忘れている部分は多かったです。

 

月山姥沢駐車場

月山の登山口の1つ、姥沢駐車場。前回もここから登りましたが、駐車場ってこんなに広かったっけ、というほど記憶にないスタート地点。

平日なのに、かなりの車の数が停まってました。

 

姥沢駐車場からの月山

天気は快晴。左奥に見える山が姥ヶ岳で右奥に見えるのが月山。適度に残る雪を見て、早く登りたい衝動に駆られる!

ズラーッと車が停まってますが、ここの駐車場はかなり広くて500台は停められるようになっています。

 

月山トレッキング地図

月山のトレッキングマップ。

月山スキー場があるのもあって、トイレや更衣室、お食事処などの施設が整っています。またスキー場のリフトは夏場も運行しているので、それを利用すれば簡単に山の上まで登れてしまいます。

 

月山 姥沢トイレ・更衣室

姥沢駐車場のトイレと更衣室。スキー場が併設された山はこの手の設備が充実しているので、登山も格段に楽になるのが嬉しい所。

 

月山 姥沢登山口へ

まずは道なりに道路を歩いて登山口へと向かいます。

道路わきには夏でも宿泊できるロッヂやカフェの他、自販機もありました。

 

月山登山口

こちらが月山姥沢登山口。右の受付のところに、月山のトレッキングマップが無料で置いてありました。

 

月山環境美化協力金200円

受付で環境美化協力金(200円)を支払って入山。

美しい山の姿を維持してくれるなら200円なんて安すぎるもの。

 

月山ペアリフト

月山ペアリフト乗車口。リフトを使わなくても登れるけど、今回は姥ヶ岳経由のコースを歩きたかったので、迷わずリフトの方へと向かいました。

文明の利器に頼るのに一時は抵抗があったけど、最近は何ら迷うことなく乗れてしまうのが成長(衰退?)したところ(-_-;)

 

月山ペアリフト

駐車場がすでに1000m超えの場所なのに、さらにリフトを使って楽々山の上へ。

下山は徒歩で降りるつもりなので、片道券(580円)だけ購入しました。

 

月山 リフトで森林限界突破

汗をかくことなく森林限界突破。

雪が多い山なので森林限界も低いです。

 

月山 リフトから見る姥ヶ岳

リフトの上からすでにこの眺め。

見えているのは最初に登る予定の姥ヶ岳。写っていないですが、足元にもすでにお花畑が広がっています。

 

月山リフト駅

10分ほどで月山リフト上駅に到着。スキー場のリフトでもあるので、下りたところには姥ヶ岳休憩所という休憩スペースもあります。

 

姥ヶ岳~月山 日帰り登山

ここからようやく登山開始。月山の標識がありますが、まず向かうのは後ろに聳えてる標高1670mの姥ヶ岳。

 

月山 ニッコウキスゲ

登山口でニッコウキスゲがお出迎え。

リフトに乗っているときに足元にもたくさん咲いてましたが、この先もニッコウキスゲの群生地が至る所にあります。

 

姥ヶ岳登山

月山は日本百名山ということもあって、かなり人気の山。登山道も全体的によく整備されていて、ここら辺は普段着で登っている人もチラホラいました。

 

姥ヶ岳 木道の登山道

登山道はすぐに木道へと変わる。

前回は姥沢から月山までの往復だったので、ここは初めてルートになります。

 

姥ヶ岳のチングルマ

登山道わきに咲いていたのがチングルマ

8月上旬のこの時期、姥ヶ岳~月山では最も良く見られる花。夏の高山植物の代表格でもあるので、これを見ないと夏山に登った気がしない。

 

月山登山 雲海

振り返ってみると早速絶景。綺麗に雲海が広がってました。

最終的にあの雲に包まれることになってしまいましたが、午前中はずっと天気が良かった1日でした。

 

姥ヶ岳 休憩ポイント

少し上るとベンチが置かれた休憩ポイントに到着。

ここからの眺めがまた絶品で、本日一番ともいえる眺望にありつけた場所でもありました。

 

夏の月山

展望台から眺める月山。雄大な稜線と草原風景、緑豊かな中に適度な残雪、これぞ東北の山の象徴ともいえる景色!

歩き始めて10分ほどで早くも本日のハイライトを迎えてしまいました。

 

月山 牛首下の大湿原

眼下には広大な湿原とそこに木道路が敷かれています。

前回はあの木道を歩いて登ってきたわけですが、ピュアな心には木道の登山道だけで楽園のように感じてしまい、キャッキャしながら登ってた記憶あり。

あの頃は何もかもが新鮮な風景だったなぁ~

 

姥ヶ岳登山

すでにお腹いっぱいの景色に出会えてしまいましたが、高山植物はここからが本番。

目まぐるしく色々な花が登場します。

 

ヒナザクラ

ヒナザクラ

日本原産のちっこくて可愛い花。東北地方にしか咲かない高山植物なので、東北の山に登ったらぜひとも見ておきたい花の1つ。

 

月山 チングルマの群生

序盤から群生を見せてくれたのがチングルマ

今回の月山登山では一番数多く咲いていた花です。

 

東北・月山

足元の花を探りつつも、この月山の眺めに目が行ってしまう。

緑と雪のコントラストが絶妙で、空の青さも合わさって本当に夏山らしい景色が広がっています。

 

月山~姥ヶ岳 雲海と木道

振り返れば雲海。今年の夏はなかなか安定しない天気が続いていたので、久しぶりの青空登山は気持ち良すぎです。

 

姥ヶ岳の残雪

姥ヶ岳山頂手前に残る雪渓。

ロープも設置されているし距離も長くないので、もうこの時期であればアイゼンは必要ないですが、7月上旬あたりだとまだ軽アイゼンが必要になります。

日本有数の豪雪エリアなだけあって、8月のこの時期でも雪はたっぷり残っている。

 

ウサギギク

ウサギギク

ミニひまわりのような黄色い花。

 

雲海とコバイケイソウ

雲海を望むコバイケイソウ

コバイケイソウも展望を楽しんでいるようですな。

 

チングルマの穂

登るにつれて増えてきたのがチングルマの穂

先ほどの白い花がこんな姿に変わるのは少し不思議な気もするけど、穂は穂でまた違った味わいがあります。

チングルマの穂を見ると何となく夏山も終盤に差し掛かった感じがして、少し寂しい気持ちもする。

 

姥ヶ岳 木道の登山道

長閑な雰囲気の木道路。

木道はそれだけで絵になる風景。青空と雲も合わされば、なおさら夏らしい爽快なシーンになる。

 

姥ヶ岳のお花畑 ニッコウキスゲなど

姥ヶ岳山頂手前の斜面がまたすごかった!

ニッコウキスゲを始めとする色とりどりの花がひしめくように咲いていました。これぞ文字通りのお花畑、すごい規模でした。

 

ヨツバシオガマ

ヨツバシオガマ

白や黄色の花が多い中で紫の花は良く目立ちます。

 

ミヤマリンドウ

ミヤマリンドウ

青い花も清涼感があって美しい。

 

姥ヶ岳の湿原

空へと延びる木道路。

昨年の同時期に歩いた会津駒ヶ岳に近しい雰囲気を感じます。

 

チングルマの穂の群生

たなびくチングルマの穂。

スネオヘアーになっておるぞ。

 

姥ヶ岳の湿原

姥ヶ岳山頂付近は池塘が広がる美しい湿原になっています。

そしてここに咲いていたのが……

 

キンコウカの大群生

キンコウカの大群生!

黄色い花が所狭しと咲いていて、チングルマを差し置いて主役級の目立ちっぷりでした。

 

雲海の姥ヶ岳

雲の上の空中散歩。

広々とした草原の中の木道歩き、それだけでも気持ち良いものなのに、さらにそこにお花畑と雲海が広がるからもう最高のひと時。

 

チングルマとキンコウカ

スネオヘアーのチングルマとキンコウカ

 

姥ヶ岳山頂

姥ヶ岳山頂

じっくり木道を歩いて姥ヶ岳山頂に到着。リフト駅から30分ほどもあれば登ってこれる距離です。

 

湯殿山の稜線

こちらは湯殿山方面の稜線。穏やかでそそられる景色ですが、湯殿山自体には登山道が通っていないので登ることはできなみたい。

 

品倉山の稜線

こちらは地図を見る限りでは品倉山の稜線。品倉尾根も歩いたらさぞ気持ちよさそうな道に見えましたが、あちらもやはり登山道がないので、積雪期以外は登れないみたい。

 

尾根の奥に広がるのは鶴岡市街地、そしてその奥には薄っすらと日本海も見えましたが、それ以上に目を引いたのが……

 

鳥海山

雲の合間から見ることのできた鳥海山

月山と並んで日本百名山で花の名峰でもある鳥海山。同じく雪の多い山なので、ここからでも残雪具合を確認できました。

距離的には近いので、2日かけて鳥海山と月山を登るのもありだと思います。

 

姥ヶ岳から月山への稜線

色々目移りする姥ヶ岳山頂でしたが、やっぱり一番はこちらの景色。

姥ヶ岳から望む月山と優雅な稜線。前回は眺めるに留まったこの稜線をこれからじっくり歩いていきます。

 

月山 牛首下の大湿原

牛首下の大湿原も雄大で素晴らしい眺め。

前回感動を覚えたあの木道は下山時に歩きます。今回は良いとこ取りでいく!

 

姥ヶ岳のお花畑

姥ヶ岳山頂自体も周りにお花畑が広がる癒し空間なので、休憩するには持ってこいの場所です。

ベンチもいくつか用意されてました。

 

姥ヶ岳~月山 登山

では、いよいよ至福の稜線トレイルへ。

この適度に残った雪が、またいい味出してます。

 

チングルマの穂

チングルマの花

チングルマの花と穂。ちょうど花から穂へと姿を変えつつある時期だったので、両方見ることができました。

チングルマの姿はわかりやすくて、姥ヶ岳山頂付近はほとんどが穂でリフト付近はまだ花の状態。稜線上は両方が混在するという、標高通りに姿が変わってました。

 

姥ヶ岳から月山の稜線

 

ミヤマウスユキソウ

ミヤマウスユキソウ

稜線で特に多かった花の1つ。

 

ハクサンチドリ

ハクサンチドリ

 

月山 稜線トレイル

近づくにつれてダイナミックな迫力を魅せてくる月山。

こういう傾斜が緩くて横に広い稜線は本当に好き。

 

姥ヶ岳の稜線

姥ヶ岳方面。稜線上にも木道が敷かれているのでとても歩きやすい。

 

そして、稜線の中間地点あたりで予期せぬ花との遭遇。

 

ハクサンイチゲの群生

ハクサンイチゲ

チングルマと少し似ているけど、これは紛れもなくハクサンイチゲ!

 

ハクサンイチゲ

昨年の焼石岳でこの花の群生を見て以降、すっかり惚れこんでしまった花。

透き通るような白さの花びらが本当に綺麗。

基本的にハクサンイチゲのシーズンは早くて、6月下旬頃がピーク。なので8月に入ったこの時期にはもう終わっているだろうと思ってましたが、今年は開花が遅かったらしくて部分的にまだ満開の状態で残っていました。

 

月山の稜線と残雪

ハクサンイチゲを見つけたことで、さらに進むペースが遅くなる。

 

雲海と残雪

夏らしく昼になると雲が徐々に上がってきた。やっぱり夏は午前中が勝負か……

山頂部も雲に覆われ始めたけど、今回は花を愛でるのが一番の目的なので特に気にしない。

 

ヒナザクラの群生

ヒナザクラの群生

 

チングルマの群生

雪渓付近はチングルマの大群生

雪が近くに残っていると気温も低くなるからなのか、まだほとんどが花の状態でした。

 

ハクサンイチゲ

花びらが多いけど、これもハクサンイチゲかな。

登山口でもらったパンフレットによると、月山で最も良く見られる花がハクサンイチゲだそうです。

 

月山から姥ヶ岳への稜線

 

月山 牛首分岐

稜線もだいぶ歩いてきて、牛首の分岐点に到着。

リフト方面から歩いてくる人の向こうで、まさかの雪渓の上を滑るスキーヤーを発見。8月でもまだ夏スキーができるとはさすがの月山。

確かにここから見ると、雪渓が川のように伸びていて1つのコースのようになっています。

 

牛首から月山山頂へ

快適な稜線もいったんここまで。ここから先は山頂まで登り坂が続きます。

 

タテヤマウツボグサ

タテヤマウツボグサ

牛首付近はこの紫の花の群生ゾーンでした。

 

雪と緑の月山

牛首とは反対側の山風景。

こちらは登山道が一切ないので、手つかず大自然が広がってました。

下の方まで樹林がなくひたすら草原風景。本当に雪が多いエリアだというのがわかります。

 

月山 最後の登り坂

この月山直下が急登。疲れるポイントだけど、ここまでが楽すぎたので、ここでようやく登山している感じが出ました。

 

月山 設計を滑るスキーヤーと大湿原

雪渓の上を滑るスキーヤーの音がここまで聞こえてくる。

月山スキー場が4月オープンというのも驚き。雪が多すぎて逆に真冬は滑れないって、相当ですね。

 

月山~姥ヶ岳の稜線

標高を上げたところから歩いてきた稜線を眺めてみる。

こうして見ると、ラクダのコブのようにこんもりした丘が連なってますね。

 

月山登山

見上げるほどの急坂。ここは浮石もあって、下山時に怪我している人を見かけたのでやや注意かも。

 

イワカガミ

この斜面も花の群生は止まらない。

イワカガミはどこにでも咲いてますね。

 

ハクサンフウロ

ハクサンフウロの大群生も。

 

延命地蔵尊

急坂を登り切った先に延命地蔵尊様。

この可愛らしい仏様の像はよく覚えてる。6年ぶりにご挨拶しておきました。

 

月山山頂

こうして月山山頂に到着。山頂は横に広くて、最高地点は奥に見える月山神社の中になります。

 

月山山頂のお花畑

月山のハクサンイチゲ

山頂の周りも一面お花畑!

ここもハクサンイチゲが特に綺麗でした。月山と言えばクロユリが有名らしいんだけど、残念ながら道中は見つけられなかったです。

 

月山神社

こちらが山頂に建つ月山神社本宮

山岳信仰と結びつきの強い山として今なお多くの修験者が登りに来る神社でもあるそうです。同じく信仰の山でもある羽黒山、湯殿山、そして月山を総称して『出羽三山』とも呼ばれています。

 

月山頂上小屋と湿原

月山の山頂は広い。

見えている建物は月山頂上小屋。夏の期間だけ宿泊が可能になっています。有料トイレもありました。

 

月山山頂の湿原

山頂には池塘も広がる美しい湿原風景。

あいにく雲が出てきてしまったので周りの山は見れませんでしたが、ダイナミックな雲の流れと青空が夏らしい景色。これもまた季節感があって悪くない。

山頂でしばらく休憩しましたが、平日とは思えないほど賑わっていて、週末はどれほど混むのだろうか……。夏休みに入ったのもあって家族連れが多かったです。

 

月山から下山

完全にガスに包まれる前に下山開始。

姥沢へと戻りますが、帰りはリフトは使わず牛首の湿原経由で下山します。

 

月山 ニッコウキスゲの群生

帰りはスキーヤーが滑っていた雪渓を渡ることになりますが、その手前もニッコウキスゲの群生が見事でした。

最初から最後まで花が尽きることはなかったです。

 

月山で夏スキーを楽しむスキーヤー

ガスの中に薄っすらと見えたスキーヤーたち。8月でもスキーができる場所が国内にあったんですね。

 

牛首下の大湿原と木道

帰りの牛首下の広大な湿原地帯。ここの木道は前回も歩きましたが、本当に長閑で気持ち良い道です。

 

チングルマの群生

ここら辺はチングルマ一色という感じでした。

やはり少し下るだけで穂はなくなり、まだ花の状態で綺麗に咲いてました。

まだ蕾もあったので、もうしばらくは花の状態を楽しめそうです。

 

月山 木道の登山道

この木道からリフト乗り場へ戻ることもできますが、帰りくらいは自分の足で。

と言っても大した距離ではないです。

 

月山 徒歩で姥沢登山口へ下山

木道路が終わり、チングルマの群生もなくなると、ようやく普通の登山道に。

こちらは人が一切いなくて静かすぎました。熊鈴やラジオ携帯の看板もあったので、熊に注意。

 

月山の水場 雄宝清水

リフトを使わないご褒美は、雄宝清水の聖なる水。

水も豊かな山なので、ここ以外にも途中にいくつか給水ポイントがありました。

 

月山登山口

14時に下山完了。登山口の標高がすでに1200m近くあるので、歩いて登っても森林限界までは割とすぐだと思います。

 

月山姥沢駐車場

駐車場はまだたくさんの車が停められてました。

この時間になると山頂もすっかり雲に覆われたので、やはり夏山は午前中が勝負ですね。

見たい景色は一通り見れたので、文句なしの登山でした。

 

変若水の湯 つたや

帰りの温泉は月山の麓にある「月山志津温泉 変若水の湯 つたや」。日帰り入浴は800円。

日帰り入浴の看板を見つけて適当に入った温泉宿でしたが、温泉の浴槽を見て前回も立ち寄った場所だと思い出しました。

入口の看板が目立っていたからなのか、今回もこの温泉に引き寄せられてしまった。

 

温泉裏の池

温泉の裏手の池が綺麗だったので思わず1枚。

最後まで絶景を見せてくれた月山日帰り登山でしたとさ。

 

こんな感じで6年ぶりの月山でしたが、前回味わった感動を呼び起こす素晴らしい景色に出会てた登山でした。

特に今回は、初めて登った姥ヶ岳からの月山が一番印象的で、東北の山の特徴でもある雄大で緑豊かな稜線風景を思う存分堪能。

夏の月山 日帰り登山

やはりこの山は自分好みのジャンルでした。

高山植物についてもいったい何種類の花が咲いていたのかわからないくらい、とにかく種類・規模ともに豊富でした。写真で載せたのはほんの一部に過ぎないので、ぜひ一度は夏の花の盛りに登ってみてほしいです。

意外と姥ヶ岳周辺のお花畑が見事だったので、姥ヶ岳~月山の縦走ルートが稜線も味わえていいかと思います。

 

チングルマの群生

夏の花を求めての、東北月山日帰り登山でした。

月山は紅葉も綺麗と聞くので、いつか秋にも登りに来ようと思います。

 

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【日程】
2017年8月7日 晴れのち曇り

【コースタイム】
9:40 姥沢登山口駐車場
10:10 リフト上駅
10:50 姥ヶ岳
12:10 月山(~12:40)
14:10 姥沢登山口駐車場

 

 

 

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