蔵王山 冬の青天と樹氷・スノーモンスターの世界

蔵王山 冬の青天と樹氷・スノーモンスターの世界

2月21日、東北の蔵王山へ行ってきました。

冬の蔵王と言えば”樹氷・スノーモンスター”。さながらモンスターのように立ち並ぶ雪の造形は冬山屈指の絶景だと思っていて、雪のシーズンでは毎年会いに行きたくなる風景。

昨年もちょうど同じ時期に蔵王山に行ったのですが、その時は天気があまり良くなく、青空の下で樹氷を拝めずに途中撤退。あの時の悔しさを胸に、今年こそはと満を持しての再訪。

コースは前回同様、蔵王ライザワールドから刈田岳、熊野岳を巡るルートを狙いました。途中、蔵王の湯釜も見れたらいいななんて考えてたけど、今回はもう全てが言うことなし!!

この時期の蔵王としては珍しいくらいの青空広がり、1年前に見たかった広大な樹氷の世界を満喫できました。

 

蔵王の樹氷・スノーモンスターめぐり―――

 

 

”スノーモンスター”

吹雪にさらされて樹氷が巨大化し、雪のモニュメントとなって整然と立ち並ぶ、雪山の絶景の1つ。東北の山がそのメッカで、一昨年は吾妻山、去年は蔵王山でモンスター観賞してきました。

今年は思いがけず、1月の上州武尊山に登った時にスノーモンスターが見れてしまったのですが、それでも今年もう一度行っておきたかったのが今回の蔵王山。

樹氷が代名詞にもなっているほどの、日本屈指の規模を誇る蔵王。期待して登りに行った去年は、吹雪にやられて無念の途中撤退。

かなり悔しくて、「絶対来年また来てやるからなっ!!」という泣きの捨て台詞を残して去ったのは懐かしい思い出。

 

~~ 2015年2月21日 蔵王山(刈田岳・熊野岳)スノーハイク~~

だから、こうして今年も遥々やってきましたよ、ざおー

東京から7時間以上かけて蔵王入り。山形蔵王となっているけど、蔵王山は宮城県と山形県にまたがる山で、その県境で色々ともめたことがあるらしい。

今回のコースをたどると、その歴史を垣間見ることができます。

 

夜明けと同時に見えてきた蔵王連峰。前回はその姿を捉えることはできなかったけど、今回は麓からもしっかり見えてるぜ!

 

朝8時、蔵王ライザワールドの駐車場に到着。ちょうど1年前、ここから登ったのを思い出す。

到着時は灰色の雲が空を覆ってた。

 

スキー場から見えた朝日連峰。あちらは快晴だな。

ここら辺のエリアは東北の中でも豪雪地帯だから、雪の付き方が尋常じゃない。

 

8時半のリフト開始を待って動き出す。ゲレンデ自体はかなり小さいので、週末でもかなり空いております。

リフトは2回乗り継ぐので、回数券は2枚必要。下山のリフト利用は禁止されているので、登り分だけ買えば大丈夫です。12回券ってのがあって、今回は6人いたので、ちょうどそれ買えた。

登山届は2本目のリフトを乗るところで提出を求められるので、事前に書いて行ったほうがいいです。

 

2本目のリフトを乗車したところ。最初は何ともない樹林が立ち並ぶ景色。

 

それが突然スノーモンスターに変わる (*゚0゚)!?

標高大して変わってないはずなのに、この景色の変わり様にまず驚いた。前回よりも明らかに雪が多い。

 

リフトに乗っていながらすでにこのレベル。覆っていた雲も絶好のタイミングで取れてきて、モンスターの影が浮かびあがる。

 

あっという間にスノーモンスターの世界。去年に比べて雪のつきも全然いいよ。

登山客の中には「今年はイマイチ…」とかぼやいてる人もいたけど、滅多に見れない自分にとっては十分すぎる迫力です。

 

ゲレンデリフトトップ。スタートからいきなり樹氷ゾーン。ゲレンデ滑る人より登山客の方が圧倒的に多かったです。

 

スノーモンスター狩りには欠かせないスノーシュー。道が踏み固められていたのであんまり必要ではなかったけど、埋まるところはしっかり埋まるんでね。

 

すごい世界…。やっぱりスノーモンスター好きだわ。

自然が作り上げた巨大な雪のモニュメント。これを見るには場所も時期も限られてるし、何より天候が荒々しい吹雪のなかで育つものなので、こうして青空の下で見れるのは何より運の良いこと。

 

すっきり青空も広がって、はるか遠くまで樹氷原が広がっているのがよく見えた。

 

この日は絶好の登山日和。風も無風で異常なほど暖かい。今回は宝永山からの復帰登山でもあったけど、あの時とは比べ物にならないほどの穏やかさ。3週間ぶりの登山としては、これくらい平和なのがちょうどいい。

 

乱立する樹氷群。去年撤退してるからこそ、この青天が奇跡に感じる。

 

大小さまざまなモンスターを見物しながらスノーシューハイク。

日差しと照り返しが半端ないので日焼け止めは必須。前回凍傷でやらかして、今回日焼けなんてしたら、お肌壊滅ですよ…。

 

スノーモンスターの写真でブログを埋め尽くしたる!

 

登るにつれて積雪量が増えるので、モンスターはちっこくなってくる。ここら辺まで来るとほぼ等身大。

 

かなり開けたルートなのでホワイトアウトすると迷いやすい。数メートルおきに目印のポールが設置されているので、それを頼りに進めばいいけど、前回はこのポールさえもわずかにしか見えなかった。

 

ちびモンスター越しの屏風岳。岩や樹も含めて、山全体が完全に雪に覆われてる。いかにここが豪雪地帯かってのがよくわかるな。

 

遅くなったけど、今回のパーティー。東京3、宇都宮1、福島2の隙のない布陣でモンスター狩りに挑む。引っ越して遠くなった山友と久しぶりに一緒に登れるってのはうれしいもんよ。

以前よく一緒に登っていた、たくみ先生も久しぶりにご登場いただいております。

 

途中にある避難小屋。今回はスルーしたけど、中は意外と綺麗で、確かストーブが備え付けられてた覚えあり。

 

樹氷のオアシス。モンスターの近くは吹き溜まりになっていて、歩くと簡単に陥没するので下手に近寄らない方がいいですよ。

 

前回撤退した廃墟と化したリフトが見えてきた。山形と宮城の県境でもめた主原因があのリフト。

 

リフト乗り場に壁にかかれた「県境裁判を忘れるな」の文字。

その昔、ここにリフトを建設しようとしたときに、あやふやになっていた山形、宮城の県境が表面化。両県への申請云々でなかなか建設許可が下りずに、作ったものの事業開始が遅れて撤退に追い込まれたらしい。

その名残がこのリフト。

 

現在は動くことのないリフトだけがこうして残っている。雪に埋もれている姿が妙に哀愁漂っていて、どことなく寂しげでした。

 

樹氷・スノーモンスターの影に眠る、少し暗い歴史ってわけですな。

 

全然関係ないけど、凍結したリフトもモンスター化して、雪のつき方を見ると、何となく地面からコブシを突き上げているように見える。

真ん中なんて中指立ててるだろ、これ(笑)

 

前回撤退した箇所を難なく通過。吹雪いてて前も見えない状態だったけど、稜線までこんなに近い距離だったんだね。

晴れていればあっという間につきます。

 

10時過ぎ、稜線というには広大すぎるけど、まぎれもなく稜線に出た。前回叶わなかった、あの稜線にね。

刈田岳山頂はもう目の前。

 

山頂手前のレストハウス。ここもだいぶ雪で埋もれてる。

 

稜線を振り返って見る。一面雪なのでわかりづらいけど、右の平らになってるところが湯釜。正面の山が蔵王連峰の主峰、熊野岳。

 

10時半、刈田岳山頂に到着。思った以上にあっけなく、1時間半ほどで着いてしまった。

 

山頂にある刈田嶺神社。鳥居さえも激しく凍結してモンスターと化してた。

 

神社にいたっては、ご覧のありさま。

これはこれで何かカッコいいぞ(笑)

 

標高1758m刈田岳山頂。蔵王はボードでも2回ほど来たことあるけど、山のピークに立ったのはこれが初めて。この稜線も湯釜も初めて見た光景。

 

登ってきた方面。急登なんて全くない、快適なスノーシューハイキングでした。

一面雪原に見えるけど、そこら中には無数のモンスターが鎮座している。

 

こんな感じで。上から見下ろす樹氷群。大きさ、形も様々。

 

こちらは屏風岳方面。こちらも見るからに樹氷が立ち並んでいるのがわかりました。

屏風岳は蔵王連峰の一角でしかないけど、実は宮城県の最高峰。一目見て登りたくなった、あの穏やかそうな稜線がまたたまらん!

 

カッコええ山友のショット。全身黒がきまってるな!

 

週末で登山日和ということもあって、登山客もたくさん。これだけたくさん人がいると、当然ヤマレコを書く人もたくさんいるわけで、その人たちの記録を見ると、ちゃっかり自分が写っていたりもして、、、登山後のほんのささやかな楽しみになってたりする(笑)

実際、自分が写りこんでる記録があったな。

 

時間があれば熊野岳まで行こうって予定だったけど、時間がありすぎるので、迷うことなく熊野岳へ。

この広大な稜線は馬の背と呼ばれていて、県境にもなっている。左が山形県、右が宮城県。(ってことは右にある湯釜は宮城県のものなのか)

 

いや~、気持ちいいくらい晴れ渡って、暑いくらい。日差しと照り返しがまぶしすぎる。

もう冬も終わりだな…

 

蔵王の御釜を上から。夏場ならエメラルドグリーンの水をたたえてるけど、冬場は雪に埋もれてる。

穏やかな山容だけど、蔵王も活火山。噴火の危険がないとは言えないし、最近も火山性地震を観測しているので絶対に安全というわけではない。

 

でも、それを忘れるくらいの穏やかな日でした。稜線に立っているのに、無風ってすごいよ。

 

背後には雲海。贅沢な雲の上のスノーハイク楽しませてもらってます。

都内からの蔵王日帰りって、ある意味強行プランでしかないけど、これだけ価値ある時間を過ごせたら全然ありだと思う。

 

熊野岳手前の斜面。滑る人、登る人、駆け下りる人、みんな思い思いに遊んでおったぞ。

 

蔵王は基本的にピッケル、アイゼンは必要なし。スノーシューとストックだけで事足ります。

危険箇所と言えば、広大な分ガスった時に迷う可能性が高いことか。

 

12時、熊野岳山頂に到着。標高1841mは蔵王連峰の最高峰。蔵王温泉スキー場から登ってくる登山客やボーダーもいて、ここも賑わってました。

ここに着くころには、周辺の雲もほとんど消えて、360℃の大パノラマを味わた。

 

すぐ近くに北アルプスのように真っ白く連なる山々。その名も”東北アルプス”。

 

こちらは飯豊連峰。もう懐かしい記憶になりつつある昨年夏の一大イベント、飯豊山テント泊登山。あの稜線に広がるお花畑は、雲の上の楽園としか言いようがない。素晴らしい山でした。1回ではとても周りきれない広大な山域なので、近々また歩く予定。

 

こちらは朝日連峰。飯豊連峰と並んで東北アルプスの異名を持つ連山。アクセスは良くはないけど、すでにプランは練ってあるから後は実行するだけ。おそらく今年のどこかでお世話になると思います。

 

朝日連峰のさらに北側、あの穏やかな山は月山。僕が東北で初めて登った山。

最初にいきなり月山に登ったもんだから、「東北の山ってすごいスケールだな!!!」とえらく感動したのを覚えてる。もう4年も前だから、あの山もまた再訪したい。

 

そして、さらに北側。ご覧ください!!2年連続で悪天候に泣いて行きそびれた山です。

東北の富士山の異名を誇る『鳥海山』。今年こそは、なにとぞよろしくお願いしますmm

 

東北の名だたる名峰を前に瞑想にふける岳人。貫禄ありすぎですよ。

 

地蔵山方面。あちらには蔵王温泉スキー場があって、そこから登るのがおそらく一番楽。ロープウェイで一気に山頂まで連れて行ってくれるし、夜は樹氷のライトアップもされます。

楽なんだけど、ロープウェイ代が結構高いし、週末だとスキー客もたくさんいて混雑するので、あちらからのルートはあまり選択肢になかった。空いてるライザワールドから登るのがおすすめです。

 

稜線フェチの自分にとっては、この馬の背の広々した道がお気に入りでした。バックには雲海というオプション付き。

樹氷目的できたけど、山の上にはまた別の魅力がありました。

 

熊野神社も雪の中。巨大キノコ。

 

龍の鱗。自然の造形っていうのは、なんと美しいことか…

登山を始めてから自然により目を向けるようになった気がする。

 

雲上の行進。雪山へ挑む後姿がまたカッコいい。

 

いつも楽しい時間を共有してくれるお仲間さんには感謝しかないな。

今回に限っては1ヶ月も前から日程を決めていたから、特別晴れを狙ってきたわけじゃない。本当に運が良かった。

 

穏やかな陽気の中で、一機のヘリが巡回してました。何かあったんだろうか…

 

30分ほど休憩してきた道を戻る。仲間がスキーで滑ってる姿を見て、スキーもありかなと思ってきた。こういう平坦な道だとボードじゃ滑れないからね。

という自分は、今年1回もゲレンデに滑りに行ってない。上州武尊の下山時に1本滑っただけ。滑りも楽しいのはわかっているけど、すぐ飽きちゃうんだよな…。

 

雲をバックにスノーハイクってのもなかなか乙なもの。

 

馬の背からの飯豊・朝日連峰の眺めがとにかく素晴らしかった。南北に長く連なる白き山脈は、東北アルプスと言われて納得できる。山は遠目に見る分には、やっぱり雪の時期が一番綺麗。

 

蔵王山。ここもまた素晴らしい山でした。東北の山はやっぱり1つ1つのスケールが大きいよ。

 

廃墟のリフトまで戻ってまた樹氷群の中へ。

 

ちびモンスター量産中。この頃には見慣れてしまったけど、初めてこの光景を目にしたときのあの感覚って忘れられない。

次はまだモンスター見たことない人を連れてきたいな。

 

ちなみに、スノーモンスターの大きさって実際どのくらいなの?

 

って誰から聞かれたわけでもないけど、一応こんな感じです↓↓

 

ちびモンスター。一番多いのはこのサイズ。自分の身長より少し高いくらい。

背丈が近くて親近感湧くかもしれないけど、近寄りすぎると踏み抜いて、笑えないほど落とされるのでご注意を。

 

少し大きくなるとこのサイズ。モンスターの中では中ボスくらいの立ち位置。

 

これもややでかい。見上げるくらいになってくると、モンスターとしての迫力が増してくる。

 

そして最も大きいサイズがこのくらい。このレベルになると、見上げるのも疲れてくる。モンスターの中でも大ボス的存在。

実際、この大きさがたくさんあるのはスタートのリフト付近で、上に行くほど樹氷は小さくなっていきます。

 

ざっとモンスターのご紹介でした。気温が高くて下りてくるころにはどんどん樹氷が溶けていたので、今シーズンもこの光景が見られるのは残りわずかだと思います。

この光景を見たくなったら、ぜひ蔵王へ!今年は無理でもぜひ来年行ってみてください。

都内からでも蔵王までのスキーバス使えば、公共交通だけで来ることができます。

 

樹氷ゾーンも通り過ぎ、14時過ぎにはゲレンデまで戻ってきました。登山届を提出した2本目のリフト乗り場で下山報告をする必要があるので忘れないように。

ライザワールド、相変わらずゲレンデは空いてましたよ。

 

下山はリフト利用が禁止なので、歩いて下ります。

15時前に下山完了。登山バッチはレストランハウスに売ってましたよ。

 

こんな感じでざっと7時間ほどのハイクが終わり、ささっと撤収。

 

今回は下山後に温泉は入らずそのまま帰ることにしたけど、温泉に入るなら蔵王温泉スキー場の方まで行ったほうがいいです。ライザ周辺には良さそうな温泉がなかったので。

 

帰りも7時間近くかけて東京へ戻ったけども、渋滞がなくて思っていたよりは早く帰ってこれました。

行動時間よりも移動時間のほうが明らかに長い、日帰り強行の蔵王スノーツアーになったけども、行った価値は大いにあったってもんよ!

 

とにかく天気に恵まれた、もうそれに尽きる。去年見た、ガスった中で薄らと浮かぶモンスターもそれはそれで味があって良かったけども、やっぱり天気が良いに越したことはない。

今年も悪天候だったらどうしようかと思ったから、本当にうれしかった…

 

1年経ってようやく見れた蔵王の青天の樹氷。

無数の樹氷群は、とても自然が造り出したとは思えない、不思議で日常とはかけ離れた世界。この世界観が味わいたくて、遥々東北まで来た。チャンスは決して多くはないけど、だからこそ1年に一度は見たくなる風景です。

氷瀑と並んでお勧めしたい冬の絶景。

 

モンスター狩りを楽しみたいなら、装備はスノーシューとストック。ピッケル・アイゼンは必要なし。この大きさのモンスターならゲレンデから少し歩いたところで見れるので、東北観光のついででも立ち寄れます。

ただ、個人的には馬の背の広大な稜線と山頂からの東北アルプスの山脈、あと屏風岳の展望がかなり気に入りました。稜線フェチは熊野岳から刈田岳方面を眺めると心躍ると思うので、登ってみてください。3時間もかからないで登れます。

 

また今年も遥々遠くまでやってきたけど、最高に楽しい1日でした。春が近づいてきたのを感じる暖かい陽気。厳冬期の終わりに良いもの見させてもらいましたよ。

 

今シーズンは怖いほど天気に恵まれ続けている雪山の旅。山はまだまだ雪のシーズンは続くし、もう1,2個できれば登っておきたい雪山があるんだけど、そんなに贅沢はもうしない。機会があれば。

何より、今期のメインに掲げていた蔵王リベンジが成功の後に終わったのでひと段落!宝永山で負った傷も癒えつつあり、無事に復帰できてホッとしております。

 

お次はどこに行くか、、、まだしっかりとは決まってないけど、頼むからこのまま青空登山よ続いてくれ!!(笑)

 

 

冬の恒例、樹氷・スノーモンスターに会いに行く旅

 

おしまい

 

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【日程】

2015年2月21日 快晴

【コースタイム】

ライザワールド駐車場(8:30) — リフトトップ(9:00) — 刈田岳(10:15) — 熊野岳(12:00) — リフトトップ(14:30) — ライザワールド駐車場(15:00)

 

 

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