青梅丘陵へハイキングに行ってきました。
軍畑駅から青梅駅へ、駅から駅へ電車のみのアクセスで縦走できるコースとなっています。
全体的によく整備された登山道が続き、平坦な箇所がありつつもアップダウンもあって、山登りとしての面白さもありました。
東京近郊でお手軽登山を楽しみたい人にお勧めです。
これが2023年最初の登山。
場所は東京の西に広がる青梅丘陵。
奥多摩よりも近くにあり、首都圏から1時間ちょっとで行けるアクセス抜群の山域です。
前々から行きたいとは思いつつも、いつでも行けるからという理由で先延ばしになっていた青梅丘陵。
正月明けの鈍った身体にはちょうど良かったです。
2023年1月8日【東京】青梅丘陵 日帰り登山
東京近郊の山は朝発でゆっくり行けるから身体に優しい。
年明け早々、夜行発なんてもう無理だ……。
スタート地点はJR青梅線の軍畑駅。ここから青梅駅へ向かうルートで行くことにしました。
軍畑駅は高水三山のスタート地点にもなっているので、駅前は凄い数の人でしたよ。
9時過ぎに到着して駅前でお仲間さんと合流。
線路沿いに沿って登山道入口へと向かっていきます。
軍畑駅から登山口までは徒歩30分くらい。
途中、高水三山への分岐点があって、こちらの青梅丘陵へ来る人はあまりいませんでした。
スタート早々、何ヶ所か急登が待ち構えています。
丘陵地となってはいますが、山に入れば細かいアップダウンも結構あって、ハイキングというよりは登山という意気込みで行った方がいいかもしれません。
もちろん平坦な箇所もたくさんあります。
軍畑駅をスタートにすると最初に最高峰の雷電山へ登ることになるので、序盤が登り多め。
青梅駅が近づいてくる後半の方がゆったり歩けるポイントが多かったです。
その雷電山がこちら。登山口から30分程度で登ってこれます。
早々に登頂を果たした山ですが、ここが本日一立派な標識が立てられた山頂なので、記念写真撮るならここが良いかと。
展望は埼玉方面がちょこっと見える程度。
後半の方が眺めのいいポイントもたくさんあります。
ひと山登ったら下りつつ、平坦な道を歩きつつ。
全体的によく整備された道が続きます。
2つ目の山、辛垣山(からかいさん)に到着。
展望はほとんどなし。
標高500m近辺を登っては下ってを繰り返していきます。
辛垣山のすぐ先に辛垣城跡という場所がありました。
たまに目にする、山の中にある城の跡。
感性の鈍い自分には、残念ながらかつての城の面影を感じ取ることはできませんでした……。
とても歩きやすいハイキングコース。
反対側から歩いてくる人とすれ違うことも多く、さらにトレラン勢もいたりして、スタート早々の静けさからしたら思っていたよりは人がいました。
名郷峠(長尾峠)という分岐点に到着。
軍畑駅から青梅駅まで縦走するとなると、全長10kmを超えるのでそれなりの歩き応えになりますが、途中途中でエスケープルートも用意されてます。
コースによっては人にあまり歩かれていないところもあるようなので、途中駅で下車する場合をお気を付けください。
たまに来る急登。
登りよりも下りの方が慎重に。1つ1つの坂は大して長くはないので、息が切れる前には終わってくれます。
途中、南側が開けて日差しが降り注ぐポイントがあったのでここでお昼休憩。
正月明けという一番寒い季節ではありましたが、風もなくて結構暖かかったです。
登山再開。
例によって細かい登りはあるものの、中盤を過ぎると展望の良いポイントも増えてきます。
正面に見えるのは奥多摩方面の山かな。
奥多摩の山はもうだいぶ登ってはいるものの、こうして俯瞰してみるとどれがどの山なのかは全然わからない……。
道もフラットになる箇所が増えてきました。
こういう道はいくらでも歩きたいです。
ベンチが置かれた山頂と思われる地点。
探した限り標識のようなものは見つけられなかったので、ここが果たして山頂だったのかもわからないです。
こんな芝生の休憩場所もあったり。
青梅駅側の方が休憩できそうなポイントも多かったです。
さらに進むと、軽自動車一台なら通れるんじゃないかっていう広い道に出ます。
まだ山の中ですが、ここまで来ればもう登りはほとんどなく、平坦なハイキングコースがひたすら続きます。
そしてその先にあったのが絶好の展望地・矢倉台。
三角屋根の休憩場所が用意されたところで、都心方面を見渡せました。
ここから先はこんなような広々とした道。
途中途中に展望台が用意されているので、眺めが欲しくなったら寄り道してみてください。
終盤も終盤で不思議スポット発見。
摩訶不思議なモニュメントと黄金の像が佇んでいました。
どうやら異国のものっぽいです。
公園のような散策路。
枯れ木が多く、日差しが降り注いで明るい道です。
都心で雪が降った時に来れば、ここら辺でも綺麗な霧氷が見れそう。
そして最後にあった、この日一番の展望台。
都心の街並みも一望で来て、西側も開けていたので晴れていれば富士山も見れるそうです。(と、看板に書いてありました)
いつの間にか道も舗装路に近いものになってきて、青梅丘陵もハイキングコースも終了。
なかなか歩き応えのある縦走路でした。
下山口にあったのが青梅鉄道公園。
休日とあって家族連れでにぎわっていました。
先ほどの展望台までの往復であれば距離も短いので、この公園とセットで小さいお子さんを連れてきても良いかと思います。
登山口から青梅駅までは徒歩20分ほど。
14時ちょうど、全行程5時間ほどのトレッキングが無事に終了。
東京青梅市に広がる青梅丘陵ハイキングコース。
アップダウンを考えると登山に近い登り応えがありますが、全体的にしっかりと整備された道が続くので初めて訪れても安心して歩けます。
何より駅から駅へ、都心から電車のみの簡単アクセスで歩ける場所にあるので、立地は最高です。
良ければ歩いてみてください。
【日程】
2023年1月8日
【コースタイム】
9:15 軍畑駅
9:45 登山口
10:10 雷電山
10:40 辛垣山
12:30 矢倉台
13:40 登山口
14:00 青梅駅
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