【奥秩父】上日川峠~大菩薩嶺 電車・バス利用の登山

【奥秩父】上日川峠~大菩薩嶺 電車・バス利用の登山

会社の先輩と2人で奥秩父にある標高2056mの「大菩薩嶺」に行ってきました。都内から手軽に行けるとあって、かなり人気の山です。日本百名山の1つですが、他のの山に比べて難易度も低く、ハイキング気分で登れます。

今回はハイキングの定番ともいえる、上日川峠を起点に大菩薩嶺~大菩薩峠を周遊するコースです。

【日程】

2011年7月9日

【コースタイム】

JR甲斐大和駅(9:04)→バス発(9:10)→上日川峠(10:00)→福ちゃん荘(10:15)→雷岩(11:05)→大菩薩嶺頂上(11:10)→→→昼休み→→→下山開始(11:40)→親不知ノ頭(12:00)→大菩薩峠(12:10)→富士見山荘(12:30)→福ちゃん荘(12:40)→上日川峠(12:50)→バス発(13:00)→やまと天目山温泉着(13:30)→→→温泉→→→バス発(14:31)→JR甲斐大和駅(14:50)


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JR中央本線に乗って甲斐大和駅へ。当初は塩山駅からバスで大菩薩嶺登山道口まで行く予定だったのですが、調べてみたら土日のみ甲斐大和駅から上日川峠へのバスが出ているので、そちらに変更~。

バスは1時間に1本と少ないので、事前にチェックした方がいいです。

↑こちらが乗ったバス。マイクロバスといった感じで、1台では入りきらなかったので2台出していました。自分たちは1台目の補助席に何とか座れたのですが、2台目がガラガラだったので、そちらにすればよかった。。。しかも途中で2台目に追い抜かれてるし・・・
このバスに乗ると、標高1590mの上日川峠まで一気に行くことができます。駅から約50分で上日川峠に到着~(バス代:片道1000円)

上日川峠の駐車場はこんな感じ。狭いので路上駐車している車がたくさんありました。

上日川峠にあるロッジ長兵衛。ここでは、たくさんのハイカーたちが準備をしていました。トイレもあるので、ここで済ませておくとよいです。

↑帰りのバスをチェック。16時が最終便のようです。当初のタームスケジュールでは15時の便を目指していましたが・・・

上日川峠からは、まず「福ちゃん荘」を目指すことになります。林道もあるようですが、自分たちはそれに気づかず、↑のようなアスファルト道を歩きました。。

15分ほどで福ちゃん荘に到着。落ち着いたたたずまいでいい雰囲気出てます!梅雨時期も終わりと思わせるような陽気で、もうすっかり夏ですね。かき氷が食いたいっ!

福ちゃん荘からは道が2手に分かれます。直接大菩薩嶺を目指すコースと、大菩薩峠を経由するコース。自分たちは登りは、一気に大菩薩嶺を目指すコースにしました。

最初は林道が続きます。なだらかな斜面も多く、比較的楽な道のり。日差しは強かったですが、高度が高いせいか、先週の「鷹ノ巣山」に比べるとそれほど暑さは感じずに気持ちよく登れました。(それでもやっぱり夏なので汗が噴き出ます・・・)

30分ほど歩くと景色が開けてきます。草原地帯となり、「乾徳山」を思い出させるような光景が広がります。

登るにつれてガスが出てきました。気持ち気温も下がります。

福ちゃん荘から45分ほどで、雷岩に到着。すでに多くの人がお昼ご飯を食べていました。雷岩から大菩薩嶺頂上までは10分ほど。

再び林道を突き進みます。急な登りは全くありません。ほとんど平坦。

出発から1時間ほどで、あっという間に頂上に到着。高低差400mほどの道のりだったので、かなり余裕でした。

見てのとおり、頂上は針葉樹に囲まれて景観が全くないので、雷岩まで引き返して昼食タイム。

昼ご飯を食べるころには、雲の合間から青空も見えてきました。

ガスも晴れて、下の方まで見渡せます!ただ、やっぱりこの時期はハエが多いので、昼食タイムを早々に切り上げて下山開始。下山は大菩薩峠を経由して上日川峠に戻るコースを取ります。

そして、ここからが大菩薩嶺の醍醐味ともいえる道!

大菩薩峠までは景観が開けた道をひたすら行きます。

見事な尾根道で、両側に高い木がないので、開放感も抜群です!

2000m越えなので、風が吹けば涼しいです。

緩やかな下り坂をひたすら歩きます。

大菩薩嶺を紹介する本で、必ずと言っていいほど登場する尾根沿い。はるか先まで見渡せます。まさにハイキングには打ってつけの尾根沿い!

大菩薩峠の途中にある「親不知ノ頭」。振り向けば、歩いてきた道が一望できます。


親不知ノ頭を超えると、大菩薩峠が見えます。


雷岩から30分ほどで大菩薩峠に到着。ここにも多くのハイカーがいました。

大菩薩峠のところにあるのが「介山荘」。

お土産も売っています。
ここから石丸峠へ向かう道もありますが、今回はこのまま上日川峠へ戻ります。

行きとは違い、緩やかな道を行きます。写真のような整備された道が続くので、迷うことは全くありません。

福ちゃん荘手前の「富士見山荘」に到着。晴れていれば富士山が見えるそうですが、この日はあいにくガスがかかっていたため、見ることができず・・・
下りも約1時間ほどで、無事に上日川峠に到着!登り・下り合わせて3時間ほどの行程で、あっという間でした。当初は15時の帰りのバスに乗る予定でしたが、結局13時のバスに間に合ってしまいました。
時間にかなり余裕があるので、帰りに温泉に寄ることに。バスの運転手に頼めば、バス代&温泉券(1500円)を買うことができます。

上日川峠から甲斐大和駅の途中にある「やまと天目山温泉」。タオルは150円で貸してもらえます。
ゆっくり温泉に浸かり、ビールも飲みつつ、14時半のバスに乗って甲斐大和駅に戻ります。

当初の予定よりもだいぶ早く、14時台の電車に乗ることができました。家に帰ってきたのも17時前で、これまでの登山で一番早い帰宅となりました。

今回は上日川峠までバスで一気に行ったため、登る距離も大したことはありませんでした。登山というよりハイキングですね。

歩き慣れた人だとかなり物足りないと思うので、その場合は大菩薩峠登山道口から登るか、大菩薩嶺頂上から丸川峠を経由するコースがおすすめかと思います。
今回の目的は、初登山となる先輩のトレーニングということだったのですが、緩すぎるコースだったのでちょっと失敗・・・。もうちょっと長いコースを用意すればよかったです。

ただ、大菩薩嶺~大菩薩峠の尾根沿いは景色も良かったので、またハイキングとしてくるのもアリかと思いました。
以上、お疲れ様でした~

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