長野・岐阜にまたがる御嶽山へ石室山荘泊の1泊2日で登山に行ってきました。
ルートはおんたけロープウェイを使って剣ヶ峰~摩利支天山~三ノ池の周回コース。
山頂からの迫力ある火山風景やエメラルドグリーンの美しい湖、山小屋から見た雲海とご来光、山肌を真っ赤に染める紅葉など、絶景に次ぐ絶景で秋の登山を満喫できた2日間でした。
御嶽山では貴重なライチョウとの出会いも嬉しかったです。
2025年9月27日~28日【御嶽山】剣ヶ峰~摩利支天山 石室山荘泊で行く秋の紅葉登山
日本百名山の1つ御嶽山。
古くから山岳信仰として崇められてきた霊峰、そして日本有数の活火山。
2014年の御嶽山噴火はまだ記憶に新しいところです。
御嶽山はこれが3回目で1回目が2013年。噴火の1年前でした。
2回目は2018年。噴火から4年が経過していましたが、その時もまだ山頂の剣ヶ峰は規制が解除されていなくて、登れたのは外輪山の摩利支天山だけ。
そして2025年。噴火からちょうど11年が経過した日に3度目の御嶽山に行ってきました。
御嶽山の登山ルートはいくつかありますが、今回は文明の利器に頼れるおんたけロープウェイを使った黒沢口コースで行ってきます。
しかも今回は山小屋泊。1日目の行程は3時間弱というゆるふわコースなので、11時過ぎという遅めのスタート。
駐車場はそれなりに車が入ってましたが、この時間帯から登り出す人はあまりおらず閑散としてました。
ゴンドラに乗って瞬く間に山頂の飯森高原駅に到着。
標高はこの時点ですでに2150mあります。この時間帯は気持ちの良い青空で吹く風も涼しく、登るにはこれ以上ないくらいのコンディションでした。
道なりに登山道を進んで行くと、すぐに見えてくるのが行場山荘。名物はちからもちだそうで、昭和の雰囲気ありありのレトロな佇まいが良かったです。
黒沢口七合目と書かれている通り、ロープウェイを使えばいきなり七合目から登り出せます。
その後もしばらくはこんな感じの整備された石段の登り坂。
急登と呼べる箇所も少なくてここら辺はテンポよく登って行けます。
時刻は12時過ぎというのもあって日帰り組とすれ違うことも多く、上に行くにつれて紅葉も綺麗になってきました。
しばらく登ると八合目の女人堂に到着。
ここも中を覗けば畳敷きの広間でノスタルジーを感じさせてくれる素敵な山小屋です。
ロープウェイから登ってくると、ここからいよいよ景色が開けて御嶽山の本丸へと突入していくポイントになります。
こちらが女人堂から眺める御嶽山。
山頂部の火山帯が見えてきました。季節は9月下旬ということで、御嶽山でも紅葉が始まる季節。
8号目あたりから徐々に色づいてきてここら辺はナナカマドの赤い実が特に綺麗でした。
女人堂から山頂方面へ。
あたりの山肌も綺麗に色づき始めてます。ピークは1週間後くらいかな。
ハイマツ帯を抜けるといよいよ足元は砂と石だけになり、まさに活火山らしい雰囲気に変貌。
登山道自体は良く整備されていて歩きやすく、噴火の面影もここら辺では特に感じませんでした。
写真ではわかりづらいですが、正面の岩壁に今日泊まる石室山荘がすでに見えています。
森林限界を超えて景色はもう最高の一言。
後ろを振り返れば木曽駒ヶ岳を筆頭に中央アルプスの山なみが見渡せます。
東京住まいなもので、西側からアルプスを眺めるというのが若干の違和感。
頭上に見えている山小屋が宿泊予定の石室山荘。
よくあんな場所に山小屋を建てたな、と思わずにはいられない断崖絶壁の絶妙なスペースに石室山荘はあります。
2018年の登山ではあの石室山荘はただ通過しただけですが、今回はあちらに宿泊。日帰りで登れる山をあえて山小屋泊で登るのはいいもんだなと思ったし、石室山荘自体が素晴らしい山小屋でした。
火山特有のガレ場を登っていく中で、何度も見てしまうのがこの綺麗に色づく山肌。
御嶽山は今回含めて過去2回とも9月に登っているということで、自分の中では紅葉の山というイメージが強いです。
そして、実際に紅葉が素晴らしい山でもあります。
こうして13時45分に石室山荘に到着。
「雲上のお宿」と書かれているのはまさにその通りで、翌朝ここから素晴らしい雲海が見れたのは2日目のお話。
まずはチェックインを済ませます。
小屋の1回の大広間。登山道をふさぐように断崖絶壁に建てられているので、山小屋に宿泊しない人もここの通路を通って反対側へと抜けていくことになります。
山小屋の中に登山道があるって、なかなかお目にかかれない光景。
今回は1泊2食付きプランで1万2千円。夕食、朝食、どちらも美味しかったです。
2階から上が寝室。1階の大広間含めて片側がガラス張りの窓になっているので、日中は太陽の光がふんだんに入ってきてとても明るいです。
部屋も清潔感にあふれて快適空間。
自分たちが通されたのが3階の大部屋。10人くらい泊まれる広さに5人で貸し切りと喜んでましたが、飛び込み客がいて最終的には7人の相部屋に。
それでもスペース十分で快適でした。
部屋で休んでいると外が騒がしかったので、出てみたらすぐ下で救助ヘリが怪我人を回収しているところでした。
滑って転んだのか頭を怪我したようですが、大事には至らなかったとのことで一安心。
こういう火山の道は滑りやすいので要注意ですね。かく言う私も、2日目に何もないところで盛大にズッコケました。
思っていたよりも早く着いたので大広間の炬燵でしばし休憩。
外はガスって気温も下がってきたので、このこたつがもう最高!
山小屋のこたつは一度入ったら抜け出せない魔境よ。
石室山荘の名物おしるこ。お仲間さんが美味そうに食ってました。
自分は500円のコーヒーを注文しましたが紙コップのインスタントだったので、ここは800円のおしるこでも良かったかもしれない。
ちなみに、宿泊すると受付時に緑茶と茶菓子が振舞われて、その茶菓子がとても美味しかったです。
15時半ごろになるとガスが晴れてきたので、重い腰を上げて山頂まで行くことに。
こたつから出るのはなかなかの勇気がいりましたが、先ほどのガスっていた時に比べたら外は意外と暖かかったです。
念のためのヘルメットも装着して、まず目指すのはすぐ上にある覚明堂と呼ばれる旧山小屋。現在は廃業していて立ち入ることはできませんが、あちらもなかなかデンジャラスなところに建てられてます。
覚明堂の鳥居をくぐって山頂方面へ。
この右側にいる銅像が妙にリアリティあって、下から登ってくるときの存在感が強烈でちょっと怖かったです。
標高はもう間もなく3000m。この先からいよいよ火山の御嶽山ともいえる山頂フィールドに入って行きます。
しばらく登って稜線に出ると景色が一変!
あたりは荒涼とした火山風景になり、目の前に現れたのが御嶽山のカルデラ。
正面に見えている平らなところは二ノ池と呼ばれる火山湖ですが、11年前の噴火の影響で火山灰の堆積も進み、昨年(2024年)に消滅してしまいました。
現在は荒涼とした砂地となった二ノ池、そのほとりに建てられているのが二ノ池山荘。標高2905mに建てられた山頂から一番近い山小屋で、2025年現在は宿泊することもできます。
その奥に見えている外輪が摩利支天山。
あちらへは2日目に行くことになったので詳細は後ほど。
剣ヶ峰へと続く最後の階段。この先が御嶽山の山頂になります。
手前に建てられているのが2014年の御嶽山噴火の慰霊碑。
噴火が起きたのが2014年の9月27日。ちょうどこの日が9月27日ということであれから丸11年が経過。自分の中ではもう11年経ったのかというくらい、あの噴火は色々と考えさせられた出来事でもありました。
ちょうど紅葉シーズンで良く晴れた土曜日、そしてお昼時の12時ごろ。噴火のタイミングとしてはあまりにも悪すぎたとしか言えない。
こうして12年ぶりに御嶽山(剣ヶ峰)に登頂。標高は3067m、今年初の3000m超えの山頂となりました。
時刻は16時過ぎ。夕暮れ時の澄んだ景色はもう最高でした。
こちらは北側の展望。
左手前に見えている平らな大地は一ノ池。右下に見えているのが先ほどの二ノ池。
外輪山が3つほど壁のように立ちはだかっているとおり、一口に御嶽山と言ってもそのフィールドは広大。御嶽山がいかに大きい山か、この景色だけでも十分に感じ取ることができます。
こちらは西側の外輪。その遥か奥には白山が見えていました。
この外輪コースは今なお通行止めで立ち入り禁止。
2013年の最初に登った時には通れて右下の一ノ池まで下りましたが、一ノ池についてはその当時から枯れていました。
こちらは王滝口(田の原)ルートの景色。
御嶽山登山ルート中では山頂までの最短ルートで、自分も最初に登った時はこのルートから登ってきました。
ただ、噴火口があるのもこの方面で、2014年の噴火では最も犠牲者を出したルートだとか。2025年現在は噴火レベル1で、このルートからでも登りに来ることはできます。
もう間もなく夕暮れを迎える時間。
山小屋泊だからこそこの時間帯に山頂にいられるというのもあるので、この景色をしっかりと目に焼き付けておきます。
本当に御嶽山はでかい。高い岩壁に囲まれたカルデラなんかは、さながら古代の闘技場のようだ。
石室山荘に戻って5時半から待望の夕食タイム。
事前に他の方のレポを見ていましたが、石室山荘の食事は御膳で提供されるスタイル。メニューも豊富で山小屋で天ぷらが食べられるとは思ってなかった。
この他に蕎麦もついて非常においしい夕食でございました。
20時に就寝して翌朝は5時起床。下界でも滅多にない9時間睡眠で、途中何度か起きたりもしましたが十分休息できて2日目へ。
2日目の朝。
5時に小屋内の灯りが点けられて外に出て見ると、目の間に広がるのは美しいまでの雲海!
東の空が黄金色に染まって、もう間もなくご来光という絶妙のタイミングでした。
石室山荘の良いところは小屋からご来光を眺められるところ。
宿泊者みんな外に出てきて、陽が昇るのを待っていました。
朝食の時間もご来光後に設定してくれていたので、心置きなく日の出を待てます。
そして5時45分、東の空から待望のご来光。
雲海と合わせてまさに絶景でした。山の上から見る日の出は、何度見たって良いものです。
さらに凄かったのが山肌を彩る紅葉。
オレンジ色のご来光に照らされて、紅葉の色付きも数倍増しで綺麗に見えました。
ご来光と雲海、そして紅葉。
これもある意味では三段紅葉。
山小屋泊で良かったと心から思える、素晴らしき景色を見ることができました。
ご来光を見終わったら朝食タイム。
朝食もヘルシーでありながら品数豊富。シャインマスカットが添えられているのがポイント高いぞ。
夕食と合わせてこちらも美味しゅうございました。石室山荘の食事はレベル高いし、スタッフさんの対応、山小屋の雰囲気、どれも申し分ないので非常にお勧めです。
ここはぜひまた泊まりに来たい。
朝食を食べ終えて6時半に行動開始。
この日は下山するか摩利支天山まで行くか迷ってましたが、天気も良いので摩利支天山まで縦走することにしました。
写真に見えている奥の山が摩利支天山ですが、そこに行くまでにも色々と見どころが用意されています。
東側を見ると太陽がすっかり昇り、波打つ雲海と紅葉のコラボがもう絶景!
3000m峰らしい、日常とはかけ離れた世界を見せてくれます。
こちらが御嶽山・二ノ池。
最初に登りに来た時は確かにエメラルドグリーンの湖が広がっていた二ノ池ですが、噴火の影響もあって現在は完全に干上がってしまい、さながら砂漠ともいえる砂地に変貌していました。
昔見れていた景色がもう見れない……。自然相手ではあるので仕方ないにせよ、こういう景色の変化には考えさせられるものがあります。
干上がった二ノ池の傍らに置かれた馬と仏様の銅像。
二ノ池のすぐ近くに建っているのが二ノ池山荘。
2回目に来た時は噴火の影響もあって改装中でしたが、今現在は絶賛営業中。
宿泊も可能で、ここが山頂から最も近い山小屋になります。
二ノ池山荘を過ぎて、2つ目の外輪フィールドへ。
目の前に壁のように立ちはだかっているのが摩利支天山で、右側から回り込むように登って行きます。
が、その前にもう1つ寄り道。
ニの池ヒュッテ。
こちらも二ノ池からほど近く、御嶽山では人気の山小屋の1つです。
名物は担々麵。食べたことはないですが写真で見ると美味しそう。
ニの池ヒュッテでよく覚えているのが、この可愛い標識。
ライチョウをあしらったコーヒーカップはちょっとした映えスポットになっています。
御嶽山にも実は生息している雷鳥。会えたらラッキーだねとか話していましたが、この先でまさかの遭遇となりました。
摩利支天山に行くまでの間に広がる広大な火口原が賽の河原。
ここが個人的にも気に入っているポイントの1つ。
御嶽山らしいダイナミックな景観。
平坦で歩きやすく、秋のこの時期は草紅葉も始まって登山道のいたるところが綺麗に彩られています。
こういう山の上の広々とした場所、大好きなんです。
こちらにもあった二の池ヒュッテの看板。
コーヒーカップを推しているということは、コーヒーの味に自信があるということか。
どなたか味の感想、お待ちしております。
賽の河原を渡った先にあるのが白竜避難小屋。
緊急用に開放されているだけで宿泊することはできませんが、噴火が起きたことを考えればこういう建物があるだけで非常に心強い。
ここに来て見るべきものは2つあって、まず一つは右手に見えている銅像。
どこの仏様かと思ったら、まさかのメガネをかけたファンキーな出で立ち。
宗教法人の管長らしいので下手にイジッてはいけないんでしょうが、この荒涼とした火山風景とはどこかアンマッチで思わずにニヤけてしまう、印象的な像でした。
もう1つ見るべきは、やはりこちらの北側の景色。
眼下に見えている美しい湖は三ノ池。
このブルーの輝きはよく覚えています。三ノ池は噴火の影響もそこまで受けず、記憶にある美しい池の姿でいてくれました。
ここから外輪山へと登って行きます。
岩と砂のガレ場が続きますが、登山道はしっかりと整備されているので特に難しいところはありません。
途中で語りましたが、こんな普通の登山道を下山時に盛大にズッコケたのが私でございます。
振り返って見る御嶽山がまた素晴らしい景色。
「御嶽山」と1つの山として語るにはあまりにもモッタイナイ。山頂部には色々なフィールドが用意されています。
最初に登るのであればもちろん最高峰の剣ヶ峰に立ち寄るべきですが、時間に余裕があればぜひこの摩利支天山の方にも来てみてください。
御嶽山の壮大な火山帯を味わえる景色がここにはあります。
外輪稜線まで登って摩利支天乗越に到着。
ここが山頂というわけではないですが、雰囲気としては山頂と言ってもいいくらいの展望が拝めます。
時刻は8時を過ぎましたが、この時間になっても東側に浮遊する雲海が素晴らしい景色。
眼下に見えているプチ火山みたいな円錐形の山、あちらが継子岳。そこに至る稜線がなんとも自分好みに見えるので、機会があればいつか歩いてみたいところです。
さらにその背後に見えている山々が北アルプス。手前に乗鞍岳、その奥には先月登った笠ヶ岳や薬師岳、槍ヶ岳や穂高連峰など、北アルプスの名峰を一望できました。
雲海をバックにブルーに輝く三ノ池が美しい。
摩利支天山登頂後は、あの三ノ池まで下りてから女人堂へと向かうことになりました。
摩利支天乗越から眺める御嶽山の主峰・剣ヶ峰。
どっしりとした佇まいが凄い迫力。
ここから先は外輪稜線歩き。
岩壁の縁を歩いていきますが、特に難しいところはありません。山頂までもほぼ平坦なのでここら辺は気楽に歩けます。
写真左奥に見えているのは継母岳。あの山も外輪山の1つでなかなかの存在感を放っていますが、山頂までの正規ルートはなくて、登るとしたら残雪期のようです。
こうして2日目の目的地である摩利支天山に登頂。
山頂は岩だらけてで狭いので、サクッと写真を撮って戻ることにします。
歩いてきた外輪稜線。
右奥に見えているのが先ほどの摩利支天乗越。本日何度目の感想なのかわからないけど、奥に広がる雲海が素晴らしい。
摩利支天山から眺める御嶽山。
火山灰の名残なのか、西側斜面の一部がまだ黒々としていて少し不気味にも感じました。
摩利支天山から歩いてきた道を戻って、途中の分岐を三ノ池方面へ。
エメラルドグリーンの池に向かって下りる素晴らしき道ですが、足元が滑りやすくて急斜面なので下る際はお気を付けください。
ちなみに自分がズッコケたのはここではなく、この手前のなんて事のない平坦な道です。ポンコツでございます。
そんな三ノ池へと下っていると途中、「ウポッ!ウポッ!」と重量感ある鳴き声を耳にして総動員であたりを捜索。そして、御嶽山ではレアキャラともいえるライチョウを発見。
はるか頭上から真っ白なわがままボディをこちらに見せつけていたので、遠目からでもその姿がよく分かりました。
まさか本当に出会えるとは思っていなかった。
ライチョウとのまさかの出会いも果たせて、意気揚々と三ノ池に到着。
御嶽山の中でもひときわ大きくて美しいのが三ノ池。過去2回は上から見下ろすだけで湖畔まで立ち寄ったのは今回が初めてでしたが、青空を映し出すブルーの輝きがとても綺麗でした。
池を囲む外壁の稜線も気持ちよさそうだったので、ぜひ今度来た時はそこを歩いて継子岳まで登ってみたいです。
三ノ池からは女人堂へ抜けるルートで下山。
途中、渡渉ポイントがあったりガレ場のハシゴや階段があったりしましたが道は明瞭でした。
初夏の季節は雪渓が残っていることもあるので、そこはご注意ください。
女人堂が近づいてくると、山肌の紅葉が綺麗に見えてきました。
昨日も見た景色なのに、1日でだいぶ色付きが進んだ感じ。気のせいかもしれませんが。
女人堂に到着。
ここから先は1日目に登ってきたルートを下るだけです。
ここから下ると展望もなくなってしまうので、御嶽山を見納め。
紅葉もちょうど見ごろを迎えるタイミングで来れて良かったです。ピークはこれからなので、まだまだこの先も紅葉登山は楽しめそうです。
行きでは気づかなかった女人堂のハム太郎。
女人堂から樹林帯を40分ほど下ってロープウェイ乗り場に到着。
最後はゴンドラに乗って下界へと戻り、御嶽山が無事に終了となりました。
下山後の温泉は「日帰り天然温泉 せせらぎの四季」へ。
記憶になかったですが、7年前の登山でもこの温泉に立ち寄っていました。
建物は綺麗で露天風呂もあるのでお勧めです。
木曽に来たということで、ソースカツ丼を食して完パケです。
1泊2日の御嶽山、お疲れさまでした。
噴火からちょうど11年を迎えた日に登りに行った御嶽山。
荒涼とした火山風景に噴火の面影も感じつつ、ダイナミックな景色の連続で改めて素晴らしい山だなと思いました。
山小屋泊で登った甲斐あって美しいご来光と雲海に出会えたのも良かったです。石室山荘、とても気に入った山小屋となりました。
紅葉はこれからがピークだと思うので、良ければ登りに行ってみてください。
【日程】
2025年9月27日~28日
【コースタイム】
・1日目
11:40 飯森高原駅(ロープウェイ山頂駅)
12:30 女人堂
13:40 石室山荘
16:10 御嶽山・剣ヶ峰
17:10 石室山荘
・2日目
6:30 石室山荘
7:00 二ノ池ヒュッテ
8:00 摩利支天山
9:00 三ノ池
10:20 女人堂
11:05 飯森高原駅(ロープウェイ山頂駅)
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