那須岳(茶臼岳~朝日岳) 日帰り登山

那須岳(茶臼岳~朝日岳) 日帰り登山

5月21日に栃木の那須岳に行ってきました。日本百名山の1つです。

那須岳は「茶臼岳」、「朝日岳」、「三本槍岳」の3つの山から成っており、今回は茶臼岳と朝日岳を回るコースとなりました。
【日程】

2011年5月21日

【コースタイム】

JR宇都宮駅発(8:50)→車移動→那須ロープウェイ山麓駅前駐車場(10:35)→ロープウェイ発(10:54)→ロープウェイ山頂駅(11:00)→アタック開始(11:05)→茶臼岳頂上(11:35)→茶臼岳頂上発(11:50)→峰の茶屋(12:25)→→→昼休み→→→出発(13:10)→朝日の肩(13:40)→朝日岳頂上(13:50)→下山開始(13:55)→峰の茶屋(14:20)→駐車場着(15:05)


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今回はJRで宇都宮駅まで行き、そこでSさんの地元の友達と合流。車を出してくれて、行きも帰りも運転してもらいました(ありがとうございました!)

東北自動車道を使い、那須岳まで向かいます。渋滞することもなく、1時間半ほどでロープウェイ前の駐車場に到着。
天気は多少雲がありますが、快晴で太陽の日差しがまぶしいです。駐車場からは、目指す朝日岳の山頂も見ることができます。


5月とはいえ、まだ雪がチラホラ。ロープウェイ山麓駅ですでに標高1390mあります。

この日は風速17mという強風が吹き荒れていましたが、ロープウェイは18分間隔で動いていました。片道乗車券(650円、往復は1100円)を買い、ロープウェイに乗り込みます。(全くの余談ですが、放送アナウンスの女性が言葉遣いはもちろん丁寧だったのですが、「乗車券をお買い求めくださぁ~い」「間もなく出発しまぁ~す」と、何とも気の抜けた感じで、結構笑えましたw)

およそ5分ほどで山頂駅に到着。気温は16℃で今年一番の暖かさだったようです。

「くまに注意」のプーさん人形を尻目に、展望デッキへ。

若干ガスがかかっていましたが、おおむね視界は良好です。ここからいよいよ本日の登山行程がスタートします。


写真のとおりに、道伝いに歩を進めます。まず目指すは標高1915mの茶臼岳頂上。茶臼岳は栃木県内唯一の今なお噴煙をあげている活火山らしく、道中硫黄のにおいが立ち込めています。
山頂駅から頂上までの道のりは30分ほど。普通の格好でも登れるほどの距離なので、私服姿の方が多かったです。

本日のパーティー↓


序盤は砂利道です。そこまで急ではないですが、砂利なので滑りやすいことに加え、風がかなり強いので油断は禁物です。

頂上付近はゴツゴツした岩場となります。登るときには、岩を蹴り崩さないように注意。


吹き付ける強風と硫黄臭が気になりましたが、難なく頂上に到達。


頂上も岩だらけです。周りに視界を遮る木々がないので、360℃の眺めを楽しめます。


所々から煙が噴き出ています。今なお活動を続けていることを実感。


昼ごはんの頃合いだったのですが、なんせ風が吹き荒れているので、峰の茶屋まで行くことに。火口沿いを歩いていきます。


周りを見渡せば、同じような高さの山々があります。半袖でも十分なほどの暖かさなのに、2000m近い標高にはまだ雪が残っています。


頂上から朝日岳へ行くには峰の茶屋を経由します。ここからはいよいよ登山姿の人だけになります。峰の茶屋は茶臼岳頂上からも見えるので、迷うことはありません。まずはあそこを目指します↓


岩場だらけの道から、徐々に植物の姿が見えるようになってきます。


ひたすら下り道を行き、12時半前に峰の茶屋に到着。


本日のランチはミネストローネとベーコンとベーグルパン。日陰は肌寒くなるので、温かいスープが身に沁みます。


しばらくの休憩ののち、朝日岳頂上を目指して出発します。10分ほど進んだところに、今回一番の難所が待ち構えています。

急な斜面に雪が残っており、その中を進まなくてはなりません。途中行き違うことができないため、人がいないことを確認していざトライ。

かなり滑る上に、ステッキを持っていないので足で全身のバランスを取る必要があります。行きも帰りも全員無事に渡りきれましたが、一歩間違えて足を滑らせたら、一気に滑り落ちるほどの斜面です。誤って滑り落ちてしまった人も過去にいるのではないでしょうか。。。強風が収まっていたのが幸いでした。
雪の難所を抜けると、一気に景観は変わります。

ご覧のような黄色い岩肌。まるで作り物のようです。
さらに岩の絶壁づたいに行く道も登場します。鎖があるので安心です。アトラクションのような変化に富んだ道でなかなか面白かったです。


上から写真を撮ると、傾斜が思いのほかきついことがわかります。実際に登りよりも下りのほうが難しいです。


黄色い岩場を抜けると、休憩ポイントの朝日の肩に到着です。ここから朝日岳頂上はすぐです(写真の左がそれです↓)


ここから10分ほどで、無事に朝日岳頂上に到着。

切り抜いた看板以外は何もない、狭い場所です。ハエもやたら多いので、速攻で下山します。
ふと、周りを見ると尾根沿いにはるか向こうまで道が続いています。時間があれば行きたかったですね。


帰りの道は、いったん峰の茶屋まで引き返して、そこから峠の茶屋方面へと向かいます。そういえばやたらツバメが多かったです。繁殖時期なのでしょうか。


帰り道も何度か雪道に出くわしましたが、無事に15時すぎにロープウェイ前の駐車場に到着。予定よりも早く帰ってくることができました。ロープウェイもまだ動いており、これから山頂にいく客もいました。相変わらずの気の抜けた女性のアナウンスが響き渡っていましたw
今回は車があるので、帰り道に温泉へ。行った場所は歴史ある那須温泉「鹿の湯」です。


洗い場はなく、ただお湯につかるだけの温泉です。41℃~48℃までの湯船がありますが、自分は41℃で十分でした。帰るころには駐車場も満車。早めに下山したのが正解でした。
帰りがけに、男4人で「お菓子のお城」に寄りました。試食したチーズケーキがかなりおいしかったです。


東北自動車道で宇都宮市街まで戻り、ちょっと早めの夕食です。S君と地元の友達が以前に行ったことがあるという、中華料理屋「小閣楼(しょうかくろう)」へ。


店のおすすめメニューの黒ゴマ、白ゴマ担担麺がおいしかったです。焼き餃子と水餃子も、具材がしっかり詰まっており◎


こうして、宇都宮駅まで送ってもらい、S君の友達とはここでお別れ。行き帰りの運転、本当にお疲れ様でした!
自分たちは宇都宮線と埼京線を使って新宿へ。まだ20時過ぎだったので、何度か行ったことのある焼き鳥屋で乾杯。いつも通りですww

電車と車を乗りついでの登山&帰りがけの温泉と、かなり濃いスケジュールでしたが充実した1日でした。強風と硫黄臭、やたら多いハエに苦労しましたが、天気も良くて楽しい登山行程となりました。
こうして今回も無事に百名山1つ制覇です。お疲れ様でした~~

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