尾瀬の写真が教科書に載ったお話

登山
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数年前に夏の尾瀬・大江湿原に行って撮影した写真を小学校の教科書に使っていただけました。

こういうことは今までなかったのでかなり嬉しい。

未来の岳人を担うチビッ子たちに少しでも魅力が伝われば幸いです。

 

夏の尾瀬 尾瀬ヶ原から至仏山へ

 

ブログを書いているとごくたまに写真を使わせてくれ、という連絡が来たりします。「山と渓谷」や「岳人」といった登山雑誌から地域のパンフレットや旅行関連の書籍など。

こういったのに写真提供すると、無料でその雑誌や書籍を送ってきて頂けるので、それがささやかな楽しみだったりするのですが、数ヶ月前、教科書に使わせてほしいという事案が発生しました。

 

2019年7月に歩いた尾瀬の大江湿原ブログ記事を見て連絡をくれたようで、てっきり雑誌にでも載せるのか思いきや教材として利用したいと。

ニッコウキスゲ咲く尾瀬・大江湿原

2019/7/26 【尾瀬】大江湿原~尾瀬ヶ原 日帰りハイキング

 

一眼レフで撮ったわけでもなく、カメラまかせで適当に撮ったいわゆるPモード撮影の写真でしたが、逆にこんなので良ければと意気込んで送らせてもらいました。

 

そして先日、出来上がった教科書が届いたわけですがバッチリ写真載ってました。

 

尾瀬の教科書に写真が載ったお話

ニッコウキスゲ咲く尾瀬・大江湿原

大江湿原のニッコウキスゲとダンシングツリー

 

尾瀬の教科書

尾瀬の歩荷

尾瀬らしい、歩荷の姿

 

日本の教材にほんの少しでも関われたということで、市販の登山雑誌とはまた違う感動がありました。

尾瀬がテーマの気候や歴史を解説したページでしたが、教科書の表紙を見たら小学3,4年生の社会科でした。福島県の一部地域だけっぽいのでそんなに広く出回るわけではないですが素直に嬉しかったです。

未来の日本を担うチビッ子たちに、少しでも自然に興味をもってもらえたらこれ以上のことはないです。

 

教科書に尾瀬の写真を載せて頂けた

夏の尾瀬・燧ヶ岳

夏の尾瀬へ日帰り登山

尾瀬ヶ原からの燧ヶ岳

 

協力のお礼として出来上がった小学3,4年生の教科書が私に送られてきたわけですが、改めて読んでみると結構ためになること書いてあって、これが意外と面白かったです(笑)

 

教科書なんて小学生の頃はあんまり熱心に読まなかったしなぁ~。まして社会科なんてあんまり好きじゃなかったし。

私が好きだったのは専ら算数や数学。理科が好きというわけじゃなかったので、生粋の理系というわけでもなかったけど、数学だけは好きでした。

逆にいちばん苦手だったのが国語。古典とか漢文とか意味わからんかった。

文章を読むのも苦手だったのに、それが今では自分自身がブログを書いているんだから不思議なものです。

 

ニッコウキスゲ咲く尾瀬・大江湿原

あと、登山をやっていると自然と地理に詳しくなってる気がします。地名はもちろん、各地の名産だとか観光地だとか、山脈だとか遺産だとか。

今でこそ馴染みある北アルプス、中央アルプス、南アルプス。日本表記で飛騨山脈、木曽山脈、赤石山脈。テストに出た気もするけど、たぶん学生の頃はパッとは答えれなかったはず。

桃鉄やってても地理が詳しくなるって言うし、遊びから学べるっていうのは結構大事だなと、教科書を読んでいてふと思いました。

 

夏の尾瀬、ハイキングには打ってつけだし大江湿原のニッコウキスゲの群生はかなり圧倒される規模なので、良ければ行ってみてください。

 

ほんの小話でした。

おしまい。

コメント

  1. 匿名 より:

    みやっち様
    初めまして。いつもブログを楽しく拝見し、参考にさせて頂いています。
    教科書の写真になるとは、素晴らしいですね!ニッコウキスゲが瑞々しくてすてきです。

    • みやっち より:

      ありがとうございます!
      公的機関からの写真提供の依頼は初めてだったので驚きましたが、少しでも世のチビッ子たちの役に立てたらと送らせていただきました。

  2. ねも より:

    素晴らしい! みやっちさん、メジャーデビューじゃないですか?(笑)
    しかも見開き2頁のほぼすべてをご担当? やりますね!
    どのようにして、依頼者はこの「今日という~」を知ったのでしょう? たまたま?
    いずれにしても、また「次」があるのでは?と私は思います。

    • みやっち より:

      ねもさん、ありがとうございます!
      公的機関からお願いされたのは確かこれが初めてだったので、無事にデビューですかね(笑)
      どうも夏の尾瀬の写真をネットで探している中で見つけてくれたようです。
      実際に手元に教科書が届くと感慨深いものがありました。

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