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【伊豆諸島・八丈島】三原山登山と秘境感漂う神秘の硫黄沼・唐滝

      2017/05/29

GWの伊豆諸島・八丈島の旅。八丈富士に続いて、三原山へ登ってきました。

三原山は八丈富士と違ってお鉢巡りができるわけでもなく、鬱蒼と樹々が生い茂る中を登って行くので八丈富士ほど人気のある山ではなさそうでしたが、こちらにも雄大で緑豊かなカルデラが広がっており、海の展望などもなかなかのものでした。

さらにこの三原山には、その山腹にこそ必見ともいえる観光ポイントがあって、それが唐滝硫黄沼。森の中を進んだ先で見つけた、島内最大落差を誇る滝と鏡のように景色を映し出すエメラルドグリーンの池。豊かな水と緑に育まれた三原山の絶景がそこにはありました。

八丈富士とは違う静かな雰囲気の中で、秘境感あるトレッキングを楽しめる三原山もおすすめです。

 

八丈島・三原山の硫黄沼

 

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八丈富士を登った翌日、八丈島にあるもう1つの山「三原山」へ。

八丈島は地図を見るとその形がひょうたん型になっているのが良くわかって、対を成すように島内に2つの山が存在しているのも見てとれます。

八丈島の地図

ひょうたんの上が八丈富士、下が三原山。位置関係から八丈富士が西山、三原山が東山と呼ばれていたりもします。

標高は八丈富士の方が上ですが、島の半分近くの面積を三原山が占めているように、山域は八丈富士よりも広大です。

 

海から見る八丈富士

こちらは海から見る八丈富士。富士山のような綺麗な円錐形の山で、海上の遠くからでもその存在がわかる八丈島のシンボル的存在。

 

海から見る三原山

対してこちらが三原山。八丈富士とは違い、横に広い山容をしている山です。

見た目のインパクトが八丈富士に劣るのは否めないので、そこまで人気の高い山ではなさそうでしたが、山麓までを含めたら八丈富士以上に観光ポイントが多かったと思います。

 

2017年5月4日 八丈島・三原山ハイキング

GW後半の2日目。流石に連休真っただ中ということで、1日目の段階でテント場もかなり賑やかなことになってました。

GWの底土キャンプ場の混雑具合

島内のキャンプ場はここだけで、全テント泊者はここに集結になるので混むのは当たり前ですが、それでもテント場はかなり広いので窮屈感は感じなかったです。

GWでも全員を受け入れられるキャパシティがあるので、余程のことがない限り夏休みとかの繁忙期でも満杯になることはないんじゃなかろうか。

 

三原山登山口の無線中継所

で、2日目にまずやってきたのが三原山。登山は八丈富士さえ抑えられれば良かったけど、せっかくなので登りに来ました。

ルートは色々とあるみたいですが、自分たちはこの無線中継所からのスタート。ここまで車で来てしまえば、1時間もかからずに山頂まで登れてしまいます。

 

無線中継所から三原山登山開始

無線中継所の脇が登山道入り口。前日の八丈富士とは違い、駐車スペースには自分たちの車以外はありませんでした。

 

三原山登山口から見る八丈富士

登山口から見る八丈富士。

標高701mの三原山に対して、すでに標高500m地点くらいまで登ってきてしまっています。

 

三原山登山道

鬱蒼と生い茂る草木の間に敷かれた登山道。

道は狭いですが、階段があるので登りづらくはないです。

 

三原山 草木のトンネル

笹草のトンネル。ここらへんで、おそらく前日の八丈富士にもいたと思われる団体さんを追い抜きました。

八丈富士ほど人気はないのか、結局三原山ですれ違ったのはこの団体グループだけだったな……

 

八丈島 三原山NHK無線中継所

NHKの看板が見えたところで稜線に到着。ここまでは単調な坂道でしたが、ここで展望も一気に開けます。

 

三原山からの海の展望

目の前に広がる海。島生活も1日目の段階ですでに海は見慣れたものになってしまっているけど、やはり山の上から見渡す海は気持ち良い。

見ているのは島の南東の方角で、こちらは側は集落も少なめで自分たちも今回の旅ではあまり足を運ばなかったエリアです。

 

八丈島・三原山

こちらが三原山山頂方面。鉄塔が目印となっています。

 

三原山から見る八丈富士と八丈小島

展望台からの八丈富士と八丈小島。

 

八丈富士と八丈島空港の滑走路

八丈富士の麓にある八丈島空港の滑走路。

1日3便で時間も固定なので、島に馴染んでくると飛行機の到着で大まかな時刻がわかるようになってきたりもする。8時半過ぎだったので、ちょうど第1便が到着した直後でした。

 

八丈島・三原山 緑豊かなカルデラ

すごかったのが稜線東側の展望。八丈富士とはまた少し違う、雄大で緑豊かなカルデラ風景が広がっていました。

山容としては綺麗な山の形はしてないものの、山域自体は八丈富士よりも広大でジャングルの森もなかなかのスケール感があります。そして、この三原山の山腹にぜひともお勧めしておきたい観光スポットがあるので、後ほど。

 

八丈島・三原山の稜線

稜線を進んで山頂の鉄塔を目指す。

八丈富士と違って火山特有の岩石は特に見当たらず、ガレ場を歩くようなこともなかったです。

 

八丈島・三原山に咲く花

八丈島・三原山に咲く花

登山道わきには花もちらほら。

 

八丈島・三原山 山頂の無線中継所

山頂直下に建てられた中継局に到着。

当然ながら建物の中は入れず、トイレなども特になかったです。

 

八丈島・三原山 山頂の電波塔

麓からも見えていた三原山の電波塔。

 

八丈島 三原山山頂

あっという間に三原山山頂に到着。

登山口の駐車場から40分ほどでした。

 

八丈島・三原山のカルデラ

山頂から眼下に広がる三原山のジャングルを一望。

麓から登るルートもあるようですが、あまりマイナーなコースを歩くと危険かもしれない。獣道のような登山道も見受けられたし、この広大な森の中では簡単に遭難しそう。

 

三原山山頂

登ってきた方とは逆の北側の景色。横に広い三原山山頂。

アスファルト道も見えたので、もしかしたらもっと山頂の近くから登れるルートがあったのかもしれないです。

 

八丈島・三原山からの八丈富士と八丈小島

再び八丈富士と八丈小島を眺めてから下山。

 

八丈島・三原山ハイキング

まだ時刻も朝の9時前だったので、山頂は誰もいなくて静かなもんでした。

下山中に先ほどの団体さんとすれ違った程度。

 

八丈島・三原山

呆気なかったですが、往復1時間半ほどで三原山登山は終了。

山としての面白さはやはり八丈富士の方が上だとは思いますが、三原山の見るべきところは山頂というよりも山腹にあって、

 

八丈島・断崖絶壁の三原山のカルデラ

次はそちらに行ってみることに。

上から見下ろすと山の斜面が断層になって絶壁になっているところがあるのがわかりますが、それが奇跡の絶景を生み出していたりする。

 

八丈島 人捨穴

と、その前に林道わきに「人捨穴」という、何とも不気味で怪しい標識があったので立ち寄ってみたけど……

 

八丈島・人捨穴

こちらは興味があれば立ち寄って自分の目で見てくだされ。

何があったかはここには書かないでおく。

 

八丈島 唐滝・硫黄沼入口駐車場

場所を変えて硫黄沼・唐滝の入り口駐車場に到着。距離的には先ほどの中継所からそこまで離れていない所になります。

標識にも書いてある通り、1200mほど距離があるので、まぁまぁ歩きます。

 

八丈島 唐滝・硫黄沼登山道

割としっかりと登ることになるので、軽登山と言っても差し支えない感じ。観光スポットで紹介されている場所ですが、そこに行くためには意外と歩かされるので運動できる恰好が良いと思います。

 

八丈島 唐滝・硫黄沼登山道の森と川

三原山の森を歩いていく。途中に小さな渡渉もあったり、先ほどの三原山本体よりも登山している感じが出てました。

 

そうして歩くこと30分。

意外に遠いな、、、と思い始めた矢先に待っていたのがこの絶景↓

 

八丈島 硫黄沼

こちらが硫黄沼。エメラルドグリーンの水面に森の緑が映し出されて、なんとも幻想的な風景。

沼というよりも泉と言った方がいい、洗練された水辺が広がっていました。

これ、本当にすごかったです!

 

八丈島 エメラルドグリーンの硫黄沼

透明感ある水が本当に綺麗で、駐車場からの歩きに辟易し出す頃にこの絶景を迎えるので、感動も一層すごいものになるはず。

上から見下ろすだけだとただの池にしか見えないですが、水辺に立つとこのような美しい鏡の景色を見ることができます。

正直なところあまり期待してなかっただけに、この硫黄沼のインパクトは八丈島の観光スポットの中でもトップクラスでした。

 

八丈島 唐滝

そしてその硫黄沼の奥にあったのが唐滝。島内最大落差(36m)を誇る滝で、その落差もさることながら、周りと取り囲む苔むす断崖絶壁の雰囲気がまたたまらないです。

 

八丈島 唐滝の岩壁

幸か不幸か間近でしか見ることができないので、全体像を写真1枚に納めることはできなかったけど、目の前に広がる岩壁がまたすごい迫力!

三原山山頂では火山の面影をあまり感じられなかったけど、その山腹にかつて火山であった荒々しい姿の片鱗を見ることができました。

 

八丈島 唐滝の滝つぼ

岩壁に囲まれた滝つぼ。陽があまり当たらずにジメッとした環境だからなのか、苔がたくさん自生してました。それがまた古びた遺跡を見ている感覚に近い、郷愁を感じさせます。

そして、この滝つぼの池を良く見てみると……

 

サンショウウオ

たくさんのサンショウウオが泳いでおった。水が綺麗な証拠なんでしょうかね。

先ほどの硫黄沼といい、三原山が豊かな水と緑に育まれた山だというのが良くわかります。

 

八丈島 唐滝の苔

岩壁には小さいながらも奥が見えない深い洞窟もあったり。

苔と相まって、神秘的ともいえる世界観が広がっていました。

 

八丈島 唐滝

硫黄沼と唐滝、山の奥に静かに広がる水の楽園で、まさに秘境と呼べる場所。

駐車場から割と歩く上に、硫黄沼から唐滝もそこそこ距離があるので、普通の観光気分で行くと思わぬ運動になってしまうかもしれませんが、ここはぜひとも訪れてほしい観光スポットです。

 

こんな感じで三原山登山と硫黄沼・唐滝トレッキングは終了。

細かいけども、自分たちは三原山下山後に直接硫黄沼・唐滝に来たわけではなく、黒砂砂丘八丈植物公園などを色々と巡ったのちに訪れたので、そちらも次あたりの記事で書いて行こうかなと思います。

 

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