【北アルプス】冬の遠見尾根 五竜岳・鹿島槍ヶ岳の絶景へ 雪山登山(バス利用)

【北アルプス】冬の遠見尾根 五竜岳・鹿島槍ヶ岳の絶景へ 雪山登山(バス利用)

冬の北アルプス・遠見尾根へ都内から高速バスでスノーハイクに行ってきました。

エイブル白馬五竜スキー場のゴンドラを利用して、アルプス平からスタート。小遠見山~中遠見山~大遠見山までを往復しました。

眼前に聳える五竜岳と鹿島槍ヶ岳がとにかく素晴らしい景色!気温も暖かく天気も快晴で、雪の北アルプスを心ゆくまで堪能できた雪山登山でした。

 

【北アルプス】冬の遠見尾根 五竜岳・鹿島槍ヶ岳の絶景へ 雪山登山

 


冬の北アルプスへようやく足を踏み入れた3月の記録。

そして、コロナの影響もあって、結局これが2020年冬シーズン最後となった雪山登山。

 

場所は五竜岳につながる遠見尾根。冬はスノーシューハイクとしても人気があるルートです。

冬と言っても時期はもう3月後半の残雪期。快晴無風の登山日和でしたが、山の上は暑いくらいでした。

行程としてはそこまで長くはなく、トレースもバッチリだったので雪山歩行としての難易度は高くないコンディションでしたが、そのおかげでどっぷりと北アルプスの雪景色に浸ることができました。

 

お隣の唐松岳~八方尾根もいいですが、遠見尾根の方が気に入ってしまったかもしれん。鹿島槍ヶ岳の姿がとにかくカッコ良すぎでしたよ!

 

2020年3月26日 北アルプス・遠見尾根 雪山登山

日付は3月26日の木曜日。仕事のプロジェクトもひと段落し、この日から6連休という少し遅めの冬休み開始!

……だったのですが、この2日後に都内で外出自粛要請が出されたので、結局この日帰り登山一本で終わりとなりました。

この記事自体は3月中に書いていたもので、部分的にアップ直前で加筆しているのですが、まさかGWまでコロナの影響が長引くなんてこの時は思ってもみなかった。

 

白馬五竜バス停

これ以降、登山に行けなくなるとはつゆ知らず、都内からの夜行バスを利用して明朝6時過ぎに白馬五竜で下車。

スキー場も雪が少なくなってきた時期とあって車内はガラガラ。登山格好の人は数人いましたが、ここで降りたハイカーは自分一人でした。他はみんな白馬八方(唐松岳)へ行った模様。

 

神城駅

白馬五竜バス停から徒歩3分くらいのところにある神城駅

これから向かうのはエイブル白馬五竜スキー場。五竜バス停から歩けなくもない距離ですが、ここ神城駅から無料のシャトルバスが出ているのでやってきました。

 

神城駅待合室

先ほどの五竜バス停からでもシャトルバスに乗れるのですが、神城駅にはトイレもあるしこんな感じの待合室も開放されているので、バスを待つならこっちのほうがいいかと思います。

まだ朝早いので、駅構内には人の気配はありませんでした。

 

エイブル白馬五竜スキー場無料シャトルバス

6時30分、スキー場までのシャトルバス始発便に乗車。このシャトルバスが無料な上に30分間隔で運行してくれて、さらに始発が6時30分というから嬉しい限り。夜行バスとの接続も悪くないです。

バスに乗ったのは自分一人で、途中から乗ってくる人もいませんでした。

 

エイブル白馬五竜スキー場

10分ほどの乗車時間で、あっという間にエイブル白馬五竜スキー場に到着。

時刻は7時前、まだスキー場の営業開始まで1時間ほどありますが、レストハウスはすでに開放されてました。更衣室やトイレもあるので、ここでゆっくり登山装備に切り替えられます。

雪山登山の場合、スタート地点がスキー場だと準備が楽でホント助かるわ。

 

エイブル白馬五竜スキー場・ゴンドラ乗り場

この日のゴンドラ運行開始は8時15分。

動き出すのを待ってゴンドラ乗り場へ。スキー場のゲレンデは御覧の通り、白馬エリアでさえ一部地面の草が見え始めています。2020年は記録的な暖冬少雪だったな。

 

エイブル白馬五竜スキー場・ゴンドラチケット売り場

ゴンドラの往復チケットは2000円。レストハウスのチケット売り場ではなく、こちらのゴンドラ乗り場横で購入します。

ほとんどはスキー客ですが、ハイカーの姿もチラホラありました。

 

エイブル白馬五竜スキー場・ゴンドラ

ゴンドラを利用して一気に山の上のアルプス平へ。2月の根子岳、3月の上州武尊山に続いてスキー場からのスタート。

文明の利器に頼ってばかりな気がした2020年の雪山登山。

 

エイブル白馬五竜スキー場・アルプス平

こうして汗一つかかずに標高1530mのアルプス平に到着。ゲレンデに降り立ってみれば、そこはもう素晴らしい景色よ!

ここから遠見尾根登山口に行く場合、さらに1本リフトを乗り継ぎます。写真の右下の乗り場まで移動して、そこで改めてリフト用チケットを購入します。

 

エイブル白馬五竜スキー場ゲレンデを歩いて遠見尾根へ

自分も最初はリフトに乗るつもりでいたのですが、リフトの到着地点が見えていて、案外近かったのでリフト代ケチって歩くことにしました。

ゲレンデ脇を登っていきます。

 

エイブル白馬五竜スキー場・リフト降り場

15分ほどでリフト降り場に到着。

時間こそ短いですが、ゲレンデ歩くの結構疲れました。おまけにこの日は春並みの陽気だったので、この時点で汗びっしょり……。正直、ここは素直にリフト使っていいと思います。

リフト降りてきたチビッ子たちも「この人、なんでこんなに疲れてんの……」って思ったでしょうね。

 

エイブル白馬五竜スキー場から遠見尾根へ

リフト降り場からはこちらの道へ進んで行きます。地蔵の頭経由で進むのであれば、写真右の雪壁を超えて直登すれば行けますが、地蔵の頭は下山時に寄ることにしました。

 

冬の遠見尾根登山口

リフト降り場から歩いて5分ほどで登山口に到着。

ここが冬の遠見尾根のスタート地点になります。ここから先はスキー場の管轄外になるため、そのあたりの注意書きなどが色々と書いてあるので読んでおきましょう。

 

冬の遠見尾根登り開始

アイゼン履いてスタート。この日は結局往復ともにアイゼンとストックで歩けました。

踏み固められたトレースがしっかりとあったので、ワカンやスノーシューは不要というコンディション。実際に履いて歩いている人も見た限りではいなかったです。

 

地蔵の頭と北信五岳

最初の尾根に出るまでがやや急登。日差しも強烈で、半そでで歩いても汗がダラダラ。完全に春の残雪登山ですね。

後ろを振り返るって正面にある山々が北信五岳。手前の小高い丘が地蔵の頭。帰りに立ち寄ります。

 

冬の遠見尾根

急登を経て尾根に出てからは、あとはひたすら尾根伝いに直進。

道は比較的緩やかですが、ここら辺もコンディションによって大きく難易度は変わると思います。降雪直後であれば、スノーシューはおそらく必須。

自分はアイゼンだけで歩けてますが、帰りの道中で信じられない格好のおじさんとすれ違いました……(後ほど)

 

雪の遠見尾根

部分的に道幅も狭くなる遠見尾根。左側は雪庇なのであまり近寄らないように。

おそらくシカと思われる足跡、尾根ぎりぎりのかなり攻めた部分を歩いてらっしゃる。

 

遠見尾根 日帰り雪山登山

 

遠見尾根から眺める唐松岳と白馬三山

なだらかな雪の稜線をのんびり歩いていく。

景色はすでに絶景で、右手には白馬岳唐松岳。白馬三山の3つの尖がりもここからだと良く見えます。

この先、進むにつれて白馬岳は見えてなくなってしまうので、序盤のここら辺で大いに見て楽しんでおくべし。

 

冬の北アルプス・遠見尾根 スノーハイク

まず目指すのは小遠見山。ラッセルなどがなければスキー場から2時間あれば到達できる山です。

その小遠見山を正面に捉える位置まで来ると、あの北アルプスの名峰も姿を現す。

 

冬の五竜岳と武田菱

こちら、北アルプス・五竜岳。標高2814m、日本百名山たる堂々の風格。

雪の五竜岳で有名なのが『武田菱』と呼ばれるひし形の紋章。山頂直下にくっきりと表れている4つのひし形、この時期の五竜岳のシンボルとも言える雪形です。

あの武田菱が見たいがために、この遠見尾根に登る人も多いとか。

 

3月の遠見尾根 日帰り雪山登山

小遠見山までのビクトリーロード。ここら辺も左側は雪庇なので要注意。

今回は当然ながら五竜岳まではいかず、手前の大遠見山あたりをゴールにしています。

 

冬の小遠見山山頂

登山口から約1時間で小遠見山に到着。

遠見尾根で最初に登れるピーク。これから登る中遠見山、大遠見山の前衛的な立ち位置ですが、山頂は広く素晴らしい展望が望める場所になっています。

 

冬の小遠見山から眺める五竜岳と鹿島槍ヶ岳

こちらが小遠見山からのパノラマ展望!

目の前にどっしりと構える北アルプスの山並み、中央両サイドに2つの高い山が見えますが、左が鹿島槍ヶ岳で右が五竜岳

 

冬の遠見尾根から眺める鹿島槍ヶ岳と五竜岳

冬の遠見尾根は前々から登りたいと思っていたのですが、それもこの小遠見山からの展望がとにかく見たかったから。もう感無量でございます!

コンディション次第では最悪ここまででもいいと思ってました。スキー場からノートレースのラッセル登山ともなれば、この小遠見山まで登るだけでも相当の達成感だろうし。

 

遠見尾根から眺める五竜岳~唐松岳~白馬岳

右手には唐松岳白馬三山の姿も。

唐松岳~五竜岳は直近では2年前の夏に1泊2日で縦走したルート。季節は違えど、過去に歩いた道を眺めては感傷に浸るのも登山の面白さの1つ。

 

遠見尾根から眺める爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳

左手には鹿島槍ヶ岳爺ヶ岳。この2つは直近では去年の夏にテント泊で縦走しました。考えてみたら、後立山連峰はここ数年は毎年のように訪れてましたね。

小遠見山で一番良く見ておくべきは左奥の爺ヶ岳かもしれない。位置的に、この小遠見山からが一番はっきりと見ることができます。

 

遠見尾根から眺める槍ヶ岳

そして、その爺ヶ岳の遥か後方には、北アルプスの角・槍ヶ岳の姿も見えました。遠目から見ても、よく尖がってます。

 

冬の遠見尾根 ナイフリッジの雪の稜線

まだまだ時間はあるので先へ進む。

次に目指すのは中遠見山。無積雪期の標準タイムであれば小遠見山から30分程度の距離です。

 

小遠見山から中遠見山へ

尾根伝いにひたすら直進。

片側雪庇、斜面を横切るように進んで行く箇所もあるので、見た目以上に歩ける幅が限られている遠見尾根。多少のアップダウンもあるので、トレースなければここら辺も結構奮闘することになりそうな道です。

 

冬の遠見尾根 雪の稜線

中遠見山までのストレート道。

正面奥にはいつでも五竜岳の武田菱。

 

中遠見山山頂のテント泊跡

小遠見山から20分ほどで中遠見山に到着。

標識などは雪に埋まっていたのか見つけられませんでしたが、目印のようにテント泊跡が残ってました。贅沢なロケーションのワンルームですね。

 

冬の中遠見山から眺める五竜岳

小遠見山からさらに近づいて五竜岳を堪能。

どんどんその姿が大きくなって威圧感が増してきますが、個人的には五竜岳よりもカッコ良く見えたのが鹿島槍ヶ岳。

 

冬の爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳

位置的にも五竜よりも近距離で見える鹿島槍ヶ岳。

その山頂直下に見えている雪渓がカクネ里雪渓なのですが、ここが数年前に地質調査で氷河に認定された場所。国内で4番目に氷河認定された雪渓だそうで、こうしてまじまじと氷河を眺めるのってたぶん初めて。

氷河って聞くだけで、壮大さが3割増し。東京から夜行バスに乗って少し登っただけで氷河が見れるとは、日本の山ってすごいわ。

 

冬の鹿島槍ヶ岳と五竜岳

中遠見山からはいったん下って大遠見山まで登り返し。

写真で見ると大した傾斜に見えませんが、実際に雪の上を歩くとなると、まぁまぁな歩き応えになります。

 

雪の遠見尾根スノーハイク

鞍部まで下りて再び遠見尾根のやせ尾根ストレート道へ。

気持ちトレースが薄くなってきた感じもありますが、踏み抜くようなことはないので引き続きアイゼンだけで歩けてます。

ここら辺まで来たら、後はどれだけ五竜岳に近づきたいか。冬の遠見尾根スノーハイクに明確なゴールはないので、小遠見山、中遠見山、大遠見山、西遠見山、好きなところで引き返しましょう。

 

中遠見山から大遠見山へ 稜線の雪庇

大遠見山までの登り。

ここら辺も片側の雪庇が見事に育ってました。

 

雪の中遠見山

振り返ってみる中遠見山。

樹々の影がなんかエモかった。

 

雪の遠見尾根登山

 

雪の遠見尾根

登り返しが終わると、再び平坦な尾根道へ。

横幅の広さではここら辺が最大で、残雪期のテント泊によく利用されるのがこのあたり。

 

雪の鹿島槍ヶ岳

ロケーションとしてはもう最高で、鹿島槍ヶ岳がすぐ真横に見えます。

爺ヶ岳は見えなくなりますが、その代わり鹿島槍ヶ岳の南峰も見えてきて、双耳峰のウサギ型がここに来て初めてお目にかかれる。

やはり鹿島槍ヶ岳の山頂と言えばあのウサギの耳。

 

冬の唐松岳と八方尾根

右手側には唐松岳とそこに至る八方尾根の稜線。

冬の北アルプス登山として人気の唐松岳、あの八方尾根は自分も何度も歩いたルートですが、遠見尾根も負けず劣らず素晴らしい雪景色を見れる道でした。

というか、遠見尾根の方が好きになったかもしれん。

 

3月の北アルプス・遠見尾根 日帰り雪山登山(高速バス利用)

 

五竜岳と武田菱

どんどん近づいてくる五竜岳。

思えば、遠見尾根はいつも下山時にしか利用してなかったから、こんな感じで五竜岳に向かって前進することなんてなかった。

景色の代わり映えはそんなにないけど、やっぱり北アルプスの雪景色に浸れているっていうのはそれだけで満足感あります。

 

3月の北アルプス・遠見尾根 日帰りスノーハイク

 

3月の五竜岳と唐松岳

大遠見山を越えたあたり。標識は雪に埋まっていたので見つけられなかったです。

中遠見山からだいたい50分くらいでした。

 

大遠見山から眺める五竜岳

大遠見山を越えて次にあるのは西遠見山ですが、もうすでにお腹いっぱい。

この日は終日快晴予報だったので天気の心配は特になかったですが、まぁ見たいもの見れたので満足です。

 

雪の遠見尾根登山 日帰りスノーハイク

というわけで、今回はここまで。

予定通り大遠見山をゴールとして、しばらく昼休憩してから下山します。

 

大遠見山のテント泊跡

大遠見山付近にも、こんな感じでテント泊跡がいくつか残っていました。

ゴールデンウィークあたりは五竜岳の残雪登山として、ここら辺一体にテント村が出来上がるようですね。

風を遮るものが何もないので強風時は要注意ですが、この日は無風。いくらでも停滞できるくらい気温も暖かかったです。

 

冬の鹿島槍ヶ岳

 

大遠見山から下山開始

下山開始。来た道をそのまま戻ります。

中遠見山、小遠見山と登り返しがありますが、全体的には高低差もそこまでなくて楽な行程でした。

トレースなければえらい違いだったんだろうけど…

 

遠見尾根の雪庇

登山脇の雪庇

 

冬の中遠見山

 

遠見尾根へ日帰り雪山登山

何度も振り返ってしまうこの景色。

平日でしたが、すれ違う人も結構いました。始発のゴンドラで登りに来た自分はだいぶ先発組だったようです。

 

中遠見山から眺める五竜岳と唐松岳

中遠見山からの五竜岳と唐松岳。

眺めで言ったら、この中遠見山あたりが一番良かったかな。五竜岳から近すぎず、離れすぎず、という感じで。

 

雪の鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳

 

雪の五竜岳

 

中遠見山から小遠見山へ

小遠見山が近づくにつれて、再び北信五岳の山々も見えてきた。

右奥に見えるなだらかな山は根子岳~四阿山かな。今年の冬は、飯縄山、根子岳、鉢伏山、四阿山と北アルプス展望の山にも多く登ったシーズン。いつも羨望のまなざしで北アルプスを見ていたので、雪山登山の最後にこうして北アルプスに足を踏み入れられたと思うと、そりゃ~もう感慨深い。

 

雪の遠見尾根

 

雪の小遠見山

小遠見山まで戻ってきた。

山頂は広く、数名の方が休憩中でした。

 

冬の小遠見山からの唐松岳と白馬三山

唐松岳と白馬三山

 

雪の小遠見山からの鹿島槍ヶ岳と五竜岳

鹿島槍ヶ岳と五竜岳

 

雪の小遠見山からの爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳

爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳

 

冬の遠見尾根・小遠見山山頂

冬の遠見尾根、素晴らしい景色でした。

こうして大満足の後に平穏に終了かと思ったのですが、ここで小休憩しているとゲレンデ方面から、ありえない格好のおじさん(60~70歳くらい)が登ってきて驚愕しました。

普段着、普段靴、雪山装備らしきものは何1つないというね。

 

この件については、事の顛末をTwitterに少し書いたので、良ければ読んでください。テント泊装備のガチスタイルの方にお説教されてました。

 

 

(4月25日追記)

Twitterに上記のことを書いたところ、実際にお説教してくれたテント泊の方からもコメントもらいました。

 

興味あったのでYamap探してみたらこの記事でした。こちらも良ければ読んでみてください。

こういうふざけた格好の人は困りますね。。。

 

小遠見山からスキー場へ下山

普段着おじさんのことは少し心配でしたが、それ以上に深く関わりたくなかったので、そそくさと下山。

ここら辺も上から見ると良くわかりますが、結構巨大な雪庇が育ってました。

 

小遠見山と雪庇

普段着おじさん、まだ小遠見山にいる模様。

テント泊の方の忠告(説教)通り、先に行かないことを祈るばかり。

 

冬の遠見尾根から眺める北信五岳

 

遠見尾根から眺める五竜岳

名残惜しい遠見尾根。

こんな絶好のコンディションを狙って、また登りに来たいと思います。

 

冬の遠見尾根登山・地蔵の頭

帰りに立ち寄った地蔵の頭

スキー場のリフトを下りてから5分程度で登れてしまう小高い丘です。

眺めがいいので、スキー客の方も登りに来てました。

 

冬の遠見尾根登山 ゲレンデを歩いてゴンドラ乗り場へ

ゲレンデまで戻ってきてゴンドラ乗り場まで歩いていく。

下山時のリフト利用は禁止されているので、帰りはゴンドラ乗り場までは歩かないといけません。ゲレンデを横切ることになるので、スキーヤー、スノーボーダーと衝突しないように注意。

 

エイブル白馬五竜スキー場ゴンドラ乗り場(アルプス平)

ゴンドラ乗り場まで下山完了。

スキー場スタートだと、こんな感じでレストランやトイレが待っていてくれるので本当に楽ですな。

 

エイブル白馬五竜スキー場ゴンドラ

帰りもゴンドラを利用して一気に麓へ。

そういえば、コロナウィルスの影響で1つのゴンドラの利用人数が制限されていました。下山時に利用するのは登山者だけなので待たずに一人で乗れましたが。

 

エイブル白馬五竜スキー場・竜神の湯

下山後はいつも通り温泉へ。

予定では白馬五竜バス停近くの「白馬龍神温泉・なごみの湯」にしようと思っていたのですが、ゲレンデ併設の竜神の湯が今だったら誰もいないとスタッフに教えてもらったのでここで済ませました。

 

エイブル白馬五竜スキー場・竜神の湯

日帰り入浴650円、露天風呂はないですが一応温泉のようです。

確かに誰もいなかったのですが、この後すぐに学生の団体が入ってきたので、さっさと浸かって出ました。(やはりなごみの湯にすれば良かったかもしれん……)

 

白馬五竜バス停

帰りもスキー場の無料シャトルバスを利用して白馬五竜バス停まで送ってもらいました。

もう何度目かの白馬五竜バス停。

 

道の駅白馬

バスの時間まで少しあったので、徒歩5分ほどのところにある道の駅白馬まで来て時間つぶしました。

白馬五竜からバスで帰るなら、ここが良い暇つぶしになると思います。

 

誰も乗っていなかった白馬~新宿高速バス

こうして白馬五竜から高速バスに乗って新宿へ。

そしてバスに乗って驚いた、乗客が自分一人って言うね…(笑)

長年高速バスに乗ってますが、こんな独占経験は初めてでした。自分だけのために新宿まで走らせてくれる運転手の心情が気になるところでしたが、渋滞もなく快適なバスの旅で終了。

 

冬休み1発目の日帰り登山がこうしておしまい。そして新型コロナの影響で遠出自粛モードになったので、結局これで冬休みの登山もおしまいとなりました。

だからこそ、この翌日以降も近所の善福寺川の桜へやたらと何度も繰り出したわけです。

 

【北アルプス】冬の遠見尾根 五竜岳・鹿島槍ヶ岳の絶景へ 雪山登山

東京から往復高速バスを利用しての北アルプス遠見尾根スノーハイク。

これ以降、現在まで登山には行けていないわけですが、最後としては十分楽しめた内容でした。雪山の締めとしても、ずいぶん派手な景色見れたし。

唐松岳の八方尾根と同様、冬の時期でもスキー場のゴンドラ使えて、公共交通のアクセスも良いので、機会があればまた登りに来ようと思います。

 

【日程】
2020年3月26日

【コースタイム】
8:35 アルプス平
8:50 登山口
9:50 小遠見山
11:00 大遠見山
11:50 小遠見山
12:40 地蔵の頭
13:00 アルプス平

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