4年ぶりのテント泊登山に行ってきました。
場所は北アルプス・立山の雷鳥沢キャンプ場。1泊2日で立山三山と奥大日岳をのんびり歩いてきました。
先日運行開始したばかりの東京~立山直通バスを早速利用。
7月中旬ということで夏らしいダイナミックな雲の景観と高山植物が印象的でした。
久しぶりにテント背負って山に登ってきました。
振り返ってみたらテント泊登山は2019年9月の爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳が最後で、実に4年ぶり。そんな経つかぁ~と自分でも少々驚き。
4年も間が空くと準備も色々と手間取るもんで、「何が必要だったっけ?」「こんな重かったっけ?」と計画段階から色々と不安に……。
リハビリも兼ねて、テントをデポって登り歩ける立山連峰・雷鳥沢を基点に回りましたが、復帰戦としてはちょうど良かったです。
案の定、冷蔵庫に入れておいた甘い系お菓子類を全部忘れて行ったし……(現地で凄いテンション下がった)
梅雨の合間の貴重な晴天に恵まれた7月三連休最終日。
立山は文明の利器を使って簡単に標高2000m超えの地点まで行けるから楽です。
登り始めて早々にこの圧倒的なスケール感よ!
みくりが池も久しぶり。
立山を綺麗に映し出す鏡の絶景。何回見てもみくりが池は美しい。
高山植物もちょうど盛りの季節。
テント場周辺は特にチングルマの群生が綺麗でした。
今回は先日運行開始された東京~立山室堂の直通バスを早速利用してみました。
やはり夜行バス評論家としては試さずにはいられないぜ。
片道17000円となかなかのお値段ですが、朝の7時に室堂に立てるっていうのがメリット大きかったです。繁忙期だろうが何だろうが、混雑を気にせず最速でスタートできるのは非常に有難い。時間を金で買うと考えたら、まぁ妥当な金額かもしれません。
4年ぶりのテント設営。
準備が手間取るんだから、当然設営も手間取るわけで、満足のいく仕上がりになるまで30分以上かかりました。
なんかポールのショックコードがよれよれになってしまっていて、組み立てるのに苦労した。。。
ちゃんとメンテナンスしておかないと駄目ですね。ポールの修理が急務。
久しぶりのテント泊登山に雷鳥沢を選んだのは、当然ながらテントをデポって軽身で縦走できるから。
久しぶりのテント装備の重さに「これ、いきなりガッツリ系だと膝壊すな」とビビッて、雷鳥沢をリハビリの舞台に。
結果、登山自体は至極快適に歩き回れました。
別山から眺める剱岳。
雲を纏う姿が神々しかったです。
夏山らしい雲のダイナミックな景観。
雪渓の白さも際立って、2日間通して綺麗な景色が見れました。
テント場からの立山連峰のアーベントロート。
冒頭で語った通り、甘い系のおやつを自宅の冷蔵庫に忘れてきたのが精神的ダメージ大きく、その他洗濯バサミや文庫本など忘れ物いくつか。テント生活は課題ありまくりでしたが、景色は満足のいくものが見れたのでまぁ良かったです。
2日目に登った奥大日岳。
奥大日岳もかなり久しぶり。静かな雰囲気でのんびり歩けました。
下山時にはこれまた久しぶりに黒部ダムの放水も見学。
吹き出す水しぶき以上に立ちはだかるダムの壁が迫力絶大!やっぱり黒部はスケール大きいですね。立山黒部アルペンルートの乗り物も久しぶりだったので面白かったです。
久しぶりの北アルプステント泊登山。
楽しい2日間でした。
コメント
みやっちさん、お久しぶりです。
テント泊の記事、楽しく拝見致しました。
私は富山県の隣りの石川県に住んでいながら、4年ぐらい立山・奥大日に行けていません。
懐かしさも覚えながら、また行ける時を楽しみにしております。
立山の様子をお知らせいただき、ありがとうございました!
ジェームズさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
久しぶりに立山連峰に遊びに行かせてもらいました。お金はかかりますが、スタートからあの雄大な景色が見れるのはやはり凄いですね。剱岳や後立山連峰の眺めも素晴らしかったです。
そんな立山の近くに住まれているとは羨ましい!
コースや季節を変えて、またいつか行きたいと思います。