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妙義山(金洞山) 石門巡りと鎖場・岩場の難関ルートへ挑む日帰り登山

      2016/07/02

今週の舞台は、群馬県の「妙義山」。石門、奇岩、岩稜などなど、日本三大奇勝にも選ばれている岩の殿堂。低山ながらも、コース上のいたるところに鎖場があって、滑落死亡事故も多発している、超クレイジーマウンテン!

一般の人でも歩ける中間道を行けば、危険もなく石門・奇岩巡りが楽しめるのですが、今回はせっかくなので金洞山を登って難所とされる岩稜ルートを少しだけ歩いてみました。

赤城山、榛名山とならんで上毛三山の1つでもある妙義山。これを登れば3つとも制覇だったんですが、、、最後に残していたこの妙義山が間違いなく最高難易度でした。最高にスリリングで、最高に面白いルートでしたよ!

 

鎖場だらけの岩の殿堂、妙義山へ挑む―――

 

【日程】

2013年4月14日 晴れ

【コースタイム】

中之岳大駐車場(9:30)→石門群登山口(9:50)→第1石門(10:00)→第2石門(10:15)→第3石門(10:35)→第4石門(10:40)→中之岳(12:25)→→→お昼休憩(~13:15)→→→東岳(13:40)→大砲岩(14:45)→中之嶽神社(15:45)→中之岳大駐車場(16:00)

※休憩いれたり写真撮ったりしながら進んだので、CTは遅めです

 

 

かなり長くなると思うので、前置きは抜きにして早速レポスタート!

 

朝6時半頃に都内を出発。Top写真のメンバー6名で、いざ群馬県へ。

 

上信越道を走っているとひときわ目につく妙義山。登山をしていない人でも目を奪われる山ではなかろうか。まさに岩の殿堂!

いつか登りたいと思いつつ、これまでスルーしてきた妙義山。ついに登る日がやってきおった!近づくにつれて低山とは思えない威圧感を放ってましたぜ。

 

9時過ぎ、中之岳大駐車場に到着。この駐車場はかなり広くて300台ほど停められるみたい。かなりの混雑を覚悟してたのですが、意外や意外に空いてました。

左の鳥居が中之嶽神社入口。黄金色に薄っすら見える物体は、、、今は無視してくださいw

 

石門群登山口からアタックするため、神社はスルーして来た道を少し戻ります。

この時は、「昼過ぎには降りて来れるっしょ!何なら近くの荒船山も登っちゃう?!」なんて余裕なこと言ってたっけかww

 

数分で登山口に到着。難関ルートを含めた地図があるので、ここで再確認。いたるところに鎖場があるってのがよくわかりました。

 

スタート早々、いきなり鎖場ww

これ以降、鎖場の方が多いんじゃないかってくらい、鎖が登場します。鎖場が好きな人にはたまらんだろうね。自分も鎖場は大好きです。登りだけならね、、、

 

まずは石門巡り。看板に従って歩けばOKで、第1から第4まであります。

 

いきなり目の前に現れた第1石門。大きすぎて縦の写真でも入りきらない。。。

早々に圧倒的なスケールの石門で出迎えてくれる妙義山、やるじゃないかっ!自然にできたとは思えないくらい、立派な門構えでした。

 

下をくぐる時には上を見上げずにはいられない。よくこんな立派な石門ができたもんだね。

 

お次は「かにの横ばい」。横ばいになるほどではないけど、足引っかけないように要注意ね。

あと、この日は問題なかったけど、こういった場所ではすれ違いができないので、混雑時はかなり渋滞してしまうかもしれません。CTは多めに見積もった方が良さそう。

 

かにの横ばいからのたてばり、そしてここが第2石門。ここらはまだ危険度も低く、全く問題なし。

 

第2石門から、妙義山の奇岩たち。どことなくドラゴンボールに出てきそうな風景に感じたのは、、自分だけ??

 

第2石門の裏側はこんな感じ。

・・・と思って撮ったつもりが、同行者のまさきの輝かしいショットになってしまったなw

 

さらに進むと、途中分岐がありますが第3石門へはすぐなので寄ってみることに。

 

こちらが第3石門。門と言うよりは穴といった感じで、穴の先は通行止めになってます。

普通の山でこの岩の穴がでてきたら、「おっ!」って思うのかもしれないけど、ここ妙義山だとこれくらいの奇岩では驚かない。それくらい奇岩に満ち溢れてる山ってことですな。

 

分岐まで戻って、第4石門前の広場に到着。第4石門も、第1に負けないくらい立派な門の形をしてます。

 

第4石門から見えるのが、名物の1つ「大砲岩」。文字通り大砲の形してます。その右に立っている縦長の岩は「ゆるぎ岩」。あちらは帰りに寄ることになります。

 

第4石門からの眺めが最高!乱立した奇岩の数々。これまで登った山とは明らかに異質な雰囲気で、何とも不思議な光景。(…うん、やっぱりドラゴンボールに出てきそう)

風もなく気温も暖かいので、ここらでまったり休憩。ベンチもあって開けているので、休憩するならこの第4石門が良いかと思います。

 

軽く休憩して、いよいよ岩稜へ。滑落事故が多発している鷹返しは避けて、金洞山の岩稜歩きに挑戦!

 

中之嶽神社方面へ少し歩くと、こんな看板が見えます。ここが難関コースとされる岩稜縦走路に入口。ここで年配のハイカーさんと話したけど、「行くなら若いうち!腕の力があれば大丈夫!」とのこと。黄色い声援ありがとうございますっ!

まぁ無理そうだったら引き返すってことで、とりあえず中之岳を目指してみます。

 

ここから岩稜までが割と急坂。登るにつれて岩の壁が立ちはだかってくる。

 

岩の洞窟~!周りの景色に圧倒されて、疲れる暇がないw

 

後半はロープ。急坂が続きますが、時間的にはそんなに長くはないです。ここを登りきれば、素晴らしい絶景が待ってますぜ!!

 

登りきった先に展望デッキ。ここからの眺めがまた最高!

 

妙義山周辺の山々~。ここで1つ面白い形をした山見えません!?

 

こちら、遠くからでもよくわかる荒船山。平らな山容が特徴的で、すぐにわかりますな。

その後ろに薄っすらと見えている雪山が八ヶ岳ね。

 

反対側には裏妙義も。写真では薄っすらとしか写りませんでしたが、谷川連峰も見えました。

 

下を覗けばスタート地点の駐車場が小さく見えました。駐車場はチラホラ空きが見えてて、やっぱりこの日は空いてたみたい。

 

展望台はこんな感じで崖になっているので、間違っても身を乗り出し過ぎないようにね。

 

展望デッキのすぐ真横にあるこちらが中之岳。右の方に鎖が垂れ下がっているのがわかりますかね?登る場合はそこから上へ行きます。高さ20mくらいかな。

 

さて、、どうすっか。。。(僕)

 

行くっきゃないでしょ~!(まさき)

 

ってことで、

とりあえず中之岳山頂を目指すことに。他の人が上り下りしてたのを見て、案外楽に行けそうだったのと、それ以上に登りたいと思ったのがね、、、

 

浅間山がチラチラ見えてたからw

ここからだと手前の山が邪魔してはっきり見えないんで、これはぜひ登って見てやりたい!

 

まずはクライマーけーすけが先行。ちょうど写真のけーすけの位置が、取っ掛かりが少なくてやや難所だったかな。それ以外は特に問題なし。

 

けーすけに続いて登っては見たものの、上からだとこの傾斜、この高度感。下りが苦手の自分にとっては、ちょっと怖い…(若干の高所恐怖症でもあるんでね。。)

 

それでも山頂からの景色はやっぱり最高~!わずかに雪をかぶった浅間山もバッチリ!

山頂は狭く、小さな祠があるだけでした。

 

若干足がすくむけど、開放感抜群!低山とは思えない高度感やね。

 

ちょうどお昼時だったので、ここで昼休憩。山頂は狭かったですが、誰も来なかったのでのびのび休憩できました。

 

お昼休憩後はお隣の東岳へ。ここから先は岩稜伝いに進んでいくのですが、これがまた道幅狭い!この日は空いてて助かりましたが、すれ違い発生するとかなり厄介な場所です。一人しか通れないような狭さなので、譲り合いの精神で切り抜けましょう。

 

落ちたら終わりだけど、鎖をしっかり掴んでおけばとりあえず大丈夫。

 

登ったり下ったり。その先に見えてくるのが

 

ドン!!!お次のピーク、東岳。こちらもなかなかの岩山。

一見、どこから登ればいいのかわからないくらい急坂で難所に見えますが、実際登ってみると割と取っ付きやすく、そこまで危険ではなかったです。

 

ここら辺りでハイカーとすれ違い始めたので、適当に待ちつつ話を聞いてみる。やっぱりこの先の「鷹返し」が洒落にならない岩壁らしい。。。見てみたい気もするけど、やめとこうかw

 

東岳ラストの鎖場へ。足場がしっかりしているので、登りやすかったです。

 

東岳山頂から来た道を振り返る。岩稜が非常に狭く、(激)痩せ尾根というのがわかるかと思います。ひと1人が通れる程度の道幅。こりゃ~確かに危険ですな。風が強い日なんかはかなり危なそう。

 

東岳自体はただの小さい岩場で標識とかは特になかったです。

開放感は相変わらず抜群で、左下に見える岩群が大砲岩のあたり。

 

この先に見える1つの岩壁。あの裏側が「鷹返し」という難所で、60mくらいの鎖場&ハシゴが待っているとか。しかもこちらからだと、それを下らなきゃいけないんで、、、まぁ無理だなw

危険だし時間もそろそろ良い頃合いだし、今回はここまで。

 

鷹返しがどれほどのものか気になる所だったけど、次回のお楽しみってことでね。東岳の先のエスケープルートで下山します。

 

・・・が、まだ鎖場は終わらない。ここが本日最後の難所だったかな。横ばいからの急降下。最後まで気が抜けないね。エスケープするにも一苦労なこった。

 

ロープも使って高度を一気に下げていきます。

 

あっという間に第4石門付近へ降りて来れました。

 

帰る前に、登りでスルーした大砲岩へ。

 

こちらが大砲岩。大砲のアングルで見るなら、やはり第4石門からがベストか。。

ちなみに、この大砲岩に乗っているおじさん、妙義山に何度も来ているようで、いろいろと話聞かせてもらいました。集合写真もたくさん撮ってもらったw

 

大砲岩以外にも周辺は奇岩だらけで、見ごたえありました。

 

大砲岩のすぐ近くにそびえ立つ、直立不動のゆるぎ岩。

 

自然岩の展望台。展望台に固まっているのが自分たちで、写真を撮ってくれたのが先ほどのおじさん。自然体を撮ってくれたので、ブログに使いやすかったですw

 

下を見れば午前中に通った第4石門。あの穴はいったいどうやって開いたんだっ!?

 

見上げれば、今日歩いてきた岩壁。標高差としては大した距離ではないけど、すごい世界だった。。。

 

あちらは今回は行けなかった白雲山。今回登った金洞山と白雲山などは表妙義と呼ばれる山域。この他にもまだ裏妙義も残っているので、今日歩いたルートは妙義山のほんの一部。あと2、3回は来ないと全部は回れないだろうな~……妙義山、奥が深いね。

 

あまりにスリリングなコースだったので、第4石門をくぐった時は何だか現実に戻ってきた感じ。地図上のCTだけを見たらあっさり終わるかと思いきや、いやいや全然歩き応えのあるコースでした。

 

帰りは中之嶽神社へ下山。

 

最初の駐車場からも見えていた黄金色の銅像が、この日本一(らしい)のだいこく様。やる気、元気が出るパワースポットだとさ。パワースポットって、一時期すごい流行ったけど、まだ続いてるのかな??

 

だいぶ遅くなったけど、16時に無事に駐車場に到着。誰だ、13時頃には降りて来ると言ったやつは!w

 

下山後はすぐ近くの「もみじの湯」へ行くことにしたのですが、その前に1つお遊びスポットをご紹介。

 

温泉脇にあるローラー滑り台。これが割と長くて笑ったww

ローラー滑り台を降りたところにシーソーもあったんだけど、まさきと勝負したら一撃で宙に舞った\(^o^)/

 

遊びに遊んで、温泉へ。サクラが1本綺麗に咲いてました。

そういえば、サクラ!今回は桜目当てで妙義山に来たんだけど、麓のさくらの里はあまり咲いてませんでした。聞いたら時期的に悪かったというより、今年は開花自体が少ないみたい。

 

桜は見れなかったけど、登山は想像以上に楽しかったから大満足!思い残すことなく、帰途についたわけですが、、、帰りの車の中で夕食の話になり、、、

 

焼肉食べ放題へ直行ww

登山後に焼肉なんてあんまりなかったけど、黒ウーロン茶片手に米なしでひたすら肉を食ってやった!これが想像以上に厳しい戦いだったなw

 

こんな感じで、登山も飯もお腹いっぱいで終了~!いや、毎度ながら最高の1日でした。山行くと、絶対に充実感得られるからいいよね。実は最近、たまに登山熱が冷めたりする瞬間もあるけど、こうして登ると、やっぱりやめらんないわ~

 

今回歩いたコースですが、一部上級者コースとなっていたりしますが、鷹返しまでだったらそこまで危険度は高くなく、特別な技術がなくても歩けるかと思います。ただ、場所が岩稜なので、当然、足を引っかけたり手を滑らせたりしたら、滑落します。十分ご注意を~

あと、雨の日はもちろん、風が強い日や前日が雨で岩が乾いていない時も避けたほうが良さそうです。もちろん、それは難関コースの話で、石門巡りだけであれば、それこそ普段着でも歩けるコースなので、誰でも楽しむことができます。

日本の名勝にも選ばれている岩の殿堂「妙義山」、ぜひ行ってみてください!自分も今回歩けなかったルートを歩きに、また行くつもりです。

 

以上、岩の殿堂へ挑む旅でした。

 

 

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