【日光鬼怒川】秘湯の宿「手白澤温泉」 ~~ハイキングと温泉の旅~~

温泉旅行
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5月14日~15日に1泊2日で日光の「手白澤温泉」に行ってきました。奥鬼怒温泉郷の1つで、源泉かけ流しの湯量豊富な素敵な宿です。

詳しくはこちらから→『手白澤温泉

北千住に集合し、きぬ103号で鬼怒川温泉駅へと向かいます。参加者は総勢10名。

天気はご覧のとおり快晴!幸先の良い旅の始まりです。

鬼怒川温泉駅からは市営バスで女夫渕温泉を目指すのですが、駅の前でマイクロバスを運行しているおっちゃんに出会いました。定員もちょうど10人だったので、市営バスではなくこちらを利用することに。

バス内で楽しいガイド話を聞きつつ、途中おっちゃんの計らいで観光百選にもなっているという瀬戸合峡に立ち寄ってもらうことになりました。

切り立った岸壁で見晴らしがよく、ここから川俣ダムを一望することもできます。(工事中なのがちょっと気になりますが、、)

ついでにこれが乗せてもらったマイクロバス(店員10名です)。そういえば、バスの車内でおっちゃんが、自分たちの泊まる宿の食事は大したことないと言ってました。いや、楽しみにしてるのにガイドのあんたがそれを言っちゃまずいだろww

途中寄り道したこともあり、鬼怒川温泉駅から2時間ほどかかって女夫渕温泉に到着。

ここからがいよいよ本番です。手白澤温泉までは徒歩2時間ほどの道のり。地図を確認しつつ準備運動をして、正午過ぎに出発。

歩道入口には傘やステッキ代わりの木の棒も置いてあります。

地図もここで再確認できます。鬼怒川沿いに歩を進めつつ、途中八丁の湯を経由します。

天気もよく、気持ちの良いハイキングです。道も比較的緩やか。

川沿いを進むため、途中に写真のような橋がいくつか登場します。

森の中や川沿いの道が繰り返されます。ハイキング気分で非常に気持ちの良い登行です。

比較的皆さん登山に慣れているようで、装備もしっかりしていました。非常に心強いです!

途中いくつかの滝も見ました。前日まで雨だったせいか、川の水量が少し多めだったようです。

しばらく進んだところで、開けた川辺でお昼休憩~

この日のランチは前回の御前山に続き、インスタントラーメン。今回はとんこつ味です。

さらに、一緒に行った方々にきのこやエビのオリーブオイル煮を作っていただきました!

フランスパンも出てきてビックリ!オリーブオイル煮と合わせてとてもおいしかったです。本当にご馳走様でした!

しばし休憩をしたのち、目的地の手白澤温泉に向けて出発します。昼を過ぎたあたりから日が陰ってきて、若干肌寒くなりました。

標高も1500mくらいなので、気温もまだまだ低め。途中には桜も咲いていました。

昼ご飯を食べた場所からしばらく行くと、地図にも載っていた八丁の湯に到着します。山小屋が数軒ある静かな場所です。

八丁の湯を過ぎた途端、冷たい雨が降り始めました。午前中の快晴が嘘のようです。

雲行きが怪しくなってきたと思いきや、数分後にはまた晴れ間がのぞきます。やっぱり山の天気は変わりやすいですね。

晴れたり雨が降ったりと、温度調節に苦労しましたが雨上がりの新緑がまたきれいでした。

そんなこんなで、16時頃に無事に手白澤温泉に到着。道は緩やかでしたが、早朝からの旅とあってだいぶ疲れました。

宿は山奥とは思えないほど、とてもきれいでした。

全6部屋ほどの小さい宿でしたが、1つ1つの部屋が大きく、5人でも申し分ない広さです。

疲れを取るため、早速温泉に入ることに。宿泊客も少ないため、誰もいませんでした。独占状態~

体を洗うところも源泉かけ流しです。これは贅沢!

内湯と露天風呂の2つがあります。露天風呂はこんな感じです↓

露天風呂の湯温は若干ヌル目で、長く入るにはちょうどよいです。20~30分くらい浸かっていました~

17時ごろ風呂から上がって、夕食前にビールで乾杯!長旅の疲れと風呂上りで、最高の1杯です!

夕食は和食中心のコース料理。バスのおっちゃんは期待しないようになんて言ってましたが、どれもとても美味しかったです。たぶん、おっちゃんの口に合わなかっただけなんでしょうね。(もしくは本当は宿の食事を食べたことがなかったのかも・・・)

ワインも3,4本ほど頼み、楽しい夕食会でした~

携帯の電波も通じず、テレビもないので、夜はひたすら飲んで語るか温泉に入るかでした。都会のデジタル生活とはかけ離れた、まったりした時間を過ごすことができました。

就寝前にもう一度温泉に行きました。なんと雪(みぞれ?)が降っていましたが、合間から星も見ることができました。晴れていたら、きっと綺麗な星空が見えたんでしょうね。

こうして一日目は終了~~

前日の曇り空が心配でしたが、翌日は雲一つない晴天!朝の露天風呂はまぶしいくらいの日差しでした。高所のため、周りの山々を見渡せば雪が積もっています。

当初の予定では標高2000m越えの鬼怒沼まで行く予定でしたが、まだこの時期は雪が積もっていて危険ということで、近場の滝を見て回ることに。鬼怒沼に行けなかったのは残念ですが、その分ゆったりしたスケジュールに。

宿を10時にチェックアウトし、日光澤温泉に向かいます。日光澤温泉にはかわいい柴犬が2匹いました。

そして手白澤温泉のホームページにも載っていた、クロもここにいました。放し飼いにされていましたが、人への警戒心が全くなく、自由気ままに歩いていました。

鬼怒沼への登山道に入り、まずはノシ滝を目指します。天気も快晴で、雨の降る心配も全くありません。前日のハイキングロードとは違って、少しずつ登山道っぽくなってきます。

しばらく歩いてノシ滝に到着。滝のそばまで近づくことができます。マイナスイオンを吸収~

ノシ滝を過ぎると、いよいよ雪道になってきます。5月ですが、まだかなりの雪が残っています。

アイゼンなどは必要ないですが、結構滑るので注意して進みます。

次の目的地、ヒナタオソロシの滝展望台に到着。遠くにヒナタオソロシの滝が見えます。

ここからさらに歩みを進め、今度はオロオソロシの滝へと向かいます。こちらも展望台からの眺め。う~ん、遠目なのでヒナタオソロシとの違いがよくわかりません。。。

帰りのバスが15:35最終のため、少し急ぎ足で来た道を戻ります。時間ギリギリかと思いましたが、15時頃に無事に女夫渕温泉に到着。バスがすでにいました。

バスに1時間40分ほど乗り、17:10に鬼怒川温泉駅に到着。17:13のきぬ136号に乗るため、ダッシュで改札口に向かいます。何とか無事に間に合い、19時に北千住に帰ってきました。

こうして1泊2日の旅は終了。お疲れ様でした~

今回の旅行は友人のS君に誘われていったのですが、実はS君以外は初対面の方たちでした。多少不安でしたが、みないい人たちでとても楽しい旅になりました。

ほとんどが登山慣れしたメンバーだっため、道中もかなりスムーズでした。初日のお昼をご馳走になったり、登山行程を任せっきりだったりと、大変お世話になりました。

手白澤温泉は2時間ほど歩かないとたどり着けない温泉宿ですが、その分、自然のど真ん中にあるため、非常にゆったりした時間を過ごすことができます。宿もきれいで料理もおいしく、温泉も最高なので、いうことなしの温泉宿です!部屋数が少なく、土日は満室になることが多いようですが、ハイキングも楽しめる穴場の温泉です。

ぜひ一度足を運んでみてください~

コメント

  1. tomio より:

    お疲れさまでした!
    (自分勝手に主に先頭を歩いていた者です)
    すばらしいレポートありがとうございます。
    自分で日記を書く必要ないですね。写真つきだし。
    ちょくちょく覗かせてもらいまーす。

  2. tencho より:

    > tomioさん
    2日間、お疲れ様でした~

    緩やかなロングコース、楽しませてもらいました。
    まだまだ自分は登山経験が浅いので、これからもいろいろ登って行こうと思います。

    また機会があれば、ぜひ一緒に登りましょう!

  3. mittion より:

    行きの特急で向かいに座っていた者(男・SE・29歳)です。

    私は知り合いが一人もいない完全アウェイ状態でしたが、
    楽しく話しができてよかったです。

    普段は平地マラソンで汗を流してますが、使う筋肉が違うのか
    翌日昼過ぎからお尻の後ろ辺りに筋肉痛が・・・。
    皆さん大丈夫でしたか~?

    またお会いしたときには、よろしくお願いします!

  4. tencho より:

    >mittionさん
    2日間お疲れ様でした!私もほどんど知っている人がいない中での参加でしたが、非常に打ち解けやすい雰囲気でとても楽しむことができました。ありがとうございました~

    登山もだいぶ慣れたせいか、自分は筋肉痛は大丈夫でしたね。逆にマラソンをしたらかなりの筋肉痛になりそうです。。。

    また機会がありましたら、ぜひ一緒に登りに行きましょう!!

  5. My Roadshow より:

    【奥鬼怒温泉郷】手白澤温泉へハイキング – こんな秘境が栃木にあったなんて

    週末、栃木県の奥鬼怒温泉郷にある手白澤温泉(てしろさわおんせん)に行ってきました。 奥鬼怒は栃木県の日光よりさらに北に位置している自然豊かな秘境です。 利根川を辿っていく…

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