新潟の日向倉山(標高1430m)へ登ってきました。
正規の登山ルートが開拓されておらず、雪のある時期にしか登ることのできない”残雪期限定の山”になります。奥只見シルバーライン開通後から雪が残るわずかな期間でしか登れない山ですが、ロケーションが恵まれているので稜線に上がってからの展望がとにかく抜群!
荒沢岳や越後駒ヶ岳などを間近に見れるほか、尾瀬、会津方面の展望、さらには日本海まで一望することができます。
雪の状況によっては一部藪漕ぎ箇所があったり、雪庇やクラックもあったり、危険個所が全くないわけではないですが、広く穏やかな稜線は開放感があって、春の青空の下で気持ちの良い山登りができました。
3月に入ると厳冬期の雪山登山は終了となり、いわゆる残雪期に突入。
日本の山の中には、無雪期にはルートがなくて立ち入ることができず、逆に雪が積もった時期にのみ登れるというちょっと特殊なものも存在していて、今回登った日向倉山(ひなたくらやま)もその1つ。”残雪期限定”という肩書を持っており、新潟の越後駒ヶ岳、荒沢岳の近くに聳える標高1430mの山です。
一般的な登山ルートが開拓されていないので、夏場に登ることは不可能。ヤマレコを見ても残雪期にあたる3月~5月までの記録しかありません。
特に新潟県にはこんな感じの積雪期にのみ登れる山というのがいくつかあって、こういう期間限定の山というのもいつか登ってみたいと思っていた。
雪のある時期だけ道が開けるというのも、なんかロマンチックじゃないか!
ということで、残雪期限定の日向倉山へ。
2018年3月31日 日向倉山 日帰り残雪登山
少し山行の順番は前後するけど、つい先日登ってきた日向倉山の記録を。
おそらく今シーズン、雪山装備を携えて登りに行くのはこれで最後になるかと思います。
日付は年度末の3月31日、東京から始発列車を乗り継いで新潟県のJR小出駅に降り立つ。
雪国列車として有名な只見線がちょうど入線していたのでパシャリ。1日4便しかない、ちょっとレアな列車です。(※これに乗ってきたわけではない)
小出駅からはタクシーを利用して日向倉山の登山口へと向かいます。
小出駅の駅舎は結構綺麗ですが、駅前には特にお店などはなかったです。
タクシー運転手に話を聞いたところ、やはり今年は2月までの積雪量は多かったものの、3月に入って雪が全然降らなくて雪解けがかなり早いらしい。
正規の登山ルートがないため、日向倉山の明確な登山口というのはないですが、一般的に登り始めるところがこの写真のところ。
奥只見シルバーラインで銀山平方面にトンネルを抜けてすぐのところです。思っていたよりもたくさん車が停まっていたのでわかりやすかったです。
奥只見シルバーラインについては真冬は閉鎖となるのでここまで来ることができません。それもあって、日向倉山は春先の残雪期限定というのがあります。また、この時期の奥只見シルバーラインは6時から18時までしか通行できないのでご注意ください。登山開始は早くても6時以降になります。
トンネルを抜けてすぐにこの日光橋が見えますが、登山口となるのはこの橋の手前なのでお間違いなく。
トイレは橋を渡った先にありました。登山ポストはないので、登山届は事前に新潟県警察にメールで出しておきました(こちらから出せます)
小出駅からここまで、時間にして約40分、タクシー代は7800円ほど。
記録によってはまず最初にこの雪の壁を乗り越えるところから始まるものもありましたが、この日は綺麗に入口の坂が作られていました。
雪の上に立って、ここから登山開始。
ルートとしてはこんな感じで手前から2つ目の尾根に取り付いて登って行きます。先行者が割と入っているようで、トレースが残されていました。
尾根に取り付く。適度に雪も締まっていたので、特にアイゼンもワカンもつけずに登り始めました。
9時に登山開始となったので、この日の最後発だったと思います。
最後尾から満を持しての登場!(=トレース泥棒)
この尾根から稜線に出るまでが急登。ひたすら登りが続きます。
朝の9時を回っていて、しかもこの日は快晴無風で気温も高い日だったので、いきなり汗が吹き出る。
久しぶりの雪山用の靴も、なんか妙に重たく感じた……
それでも、展望に関しては序盤の序盤でこの景色!
見ているのは越後駒ヶ岳と中ノ岳。しばらく暖かい日が続いていたので、「果てして雪が残っているのか?」、正直なところそれが一番心配でしたが、越後の積雪量は伊達じゃなく、まだたっぷりと雪が残っていました。
見事なまでの雪景色!
そしてそれ以上に間近に見えたのが、こちらの荒沢岳。越後駒ヶ岳や中ノ岳と違ってこちらは岩峰なので、露出した岩肌からものすごい迫力を感じます。
道路を挟んでちょうど反対側にそびえ立っているので、振り返れば眼前に迫る感じで見える。
この越後駒ヶ岳、中ノ岳、荒沢岳を「裏越後三山」と呼んだりもしますが、この三山を間近で眺められるのが日向倉山の最大の魅力。特に荒沢岳をこの距離で拝められる山は他にない。
上の稜線に立てば更なる絶景が待っているということで、しばらくは我慢の時間。
後々聞いたら3月なのに4月下旬並みの気温だったらしく、とにかく暑い!日差しも強烈で日焼け止めも瞬く間に汗で流れて、こんがり日焼けした1日となりました。
1時間ほど尾根をひたすら登って稜線に到着。
稜線の先に見える一番高いところが、日向倉山の山頂になります。
こちらは日向倉山からさらに稜線を行った先にある未丈ヶ岳。
健脚の方であれば、朝一でアタックしてあの未丈ヶ岳までを日帰りで往復する人もいます。自分たちはスタートが遅かったのもあって、あちらまでは行きませんでした。
こちらは先ほどから見えていた越後駒ヶ岳。そしてその背後から黒い影が見えてきましたが、あれは八海山の岩峰の一部。
この先登って行けば、もっとはっきりと見ることができるようになります。
尾根の急登が終わってひと段落。ここからは比較的緩やかな稜線を歩いていきます。
よく見れば雪庇も大きいものが育っています。
一見すると片側が切れ落ちた狭い稜線に見えますが……
この日向倉山への稜線は意外と広い。
場所によっては雪原のような広さで、新雪があれば絶好のスノーシューフィールドにさえなりそうなところも。
何度も振り返ってみてしまうこの景色。ブランド力としては日本百名山の越後駒ヶ岳が一番かもしれないけど、雪を被ればその隣の中ノ岳(左奥)も素敵な見栄え。特に中ノ岳は2年前にきつい思いをして日帰り縦走をしたので、思い入れもあるから余計に。
麓に見える集落のようなところは銀山平温泉。冬季は閉ざされた場所ですが、4月以降に営業開始になるようです。
未丈ヶ岳への縦走路。
そそられる稜線が続いています。
横に広々した開放的な稜線を歩いていく。
積雪も思っていた以上に残ってくれていて、しっかり締まってもいたので、ここら辺はとても快適でした。
日向倉山は見えているけど、あそこまでが意外と長い。
細かいアップダウンもありますが、今日は時間もあるし天気も崩れる心配が全くないのでゆっくり歩く。
雲1つない青空は本当に嬉しいんだけど、奇跡的なまでの無風のため、稜線に出てからも直射日光が強烈でやたら暑い……。
横を見れば荒沢岳の雄姿。
距離が本当に近くて、岩の壁が差し迫ってくるような強烈な威圧感があります。日向倉山の最大の醍醐味とも言える景色が、まさにこれだと思う。
遠くに見えていた真っ白い雪山。位置的に米山かな。
標高は1000mにも満たない山ですが、とてもそうとは思えない白さ。
どこもかしこも雪景色。
山の向こうは日本海が広がっているのですが、その奥に薄っすらと雪山が見えていて、おそらく佐渡ヶ島だと思います。
この日は春霞もあまりなかったので、遠くの景色まで見渡すことができました。
日向倉山までの稜線は、まさに自分好み!
この手の広くて緩やかな道はいつでも大歓迎。ヤマレコの記録を見ると、降雪直後だと周りの樹々が樹氷になってさらに綺麗な景色になることも。
序盤の尾根の急登はややきついけど、登ってしまえばそこは雪の楽園じゃよ。
10時を過ぎると、早くも下山者とすれ違うようになってきました。
みんな一様に「暑い!」と言ってましたが、雲1つない貴重な青空ということでまんざらでもない笑顔で(笑)
広い稜線でも谷側は雪庇になっているので近づかないように。
特にここは夏ルートも存在しない未開の地。明確な登山道なんてないところ。
ここ最近の暖かな陽気で雪庇もこんな感じで崩壊箇所が見られました。
落ちれば藪のとげとげが待ち構えています。
登山道がない場所なので、雪が解けた箇所はこんな感じで樹の枝や藪が露出してきます。
この日は最初から最後まで雪の上を歩けましたが、これ以上溶けてくると、部分的に藪漕ぎをしないといけない箇所も出てきそう。
こういった場所は飛び越えたり迂回したり。
下の藪を見る限り、確かに無雪期はとても登れたもんじゃないな。
クラックも多数。
大きく踏み抜くことはありませんでしたが、落とし穴のように踏み抜いた跡も結構ありました。
残雪期はこういうのが怖い所。
ここら辺まで来ると越後駒ヶ岳の後ろの八海山も良く見えるようになってきました。
すぐ近くなのに、八海山は驚くほどの黒さ。鋭利な岩峰なので雪の崩落も激しいんですかね。
あの八海山と越後駒ヶ岳と中ノ岳を合わせて越後三山。ここからだと越後駒ヶ岳と八海山がやや重なる形になるので、位置的には荒沢岳を含めた裏越後三山の方が展望としては良く見えます。
北側には毛猛山塊、その奥には守門岳もチラッと見えているようです。
3月の残雪登山といえば、大雪庇で有名な守門岳は猛烈におすすめ。去年登りに行きましたが、樹氷に雪庇に稜線と、雪山の魅力を全て詰め込んだような景色が広がっていました。
最後の急登を登って山頂へ。
結局、最初から最後までアイゼンいらず、ストックだけで登り切ることができました。
装備は雪のコンディションによって大きく変わってくるところかと思います。
特に標識とかはないですが、日向倉山山頂に到着。数グループが山頂で休憩中でした。
ちなみに、去年の12月から始まった今シーズンの雪山登山ですが、これまで過去に登った山ばかりだったので、初登頂となるこの日向倉山がすごい新鮮でもありました。
日向倉山山頂から、まずは荒沢岳~中ノ岳~越後駒ヶ岳~八海山の展望。
表と裏の越後三山を一堂に見れるのも日向倉山ならでは。絶好のロケーションです。
南東の方角に見えていたのは燧ヶ岳。
尾瀬の盟主とも言える名峰、双耳峰なのでわかりやすいです。越後の山に比べると、ずいぶん雪が減ってますな。
未丈ヶ岳への稜線。
他の登山者に聞いたところでは、この日は5人ほど未丈ヶ岳まで目指したそうです。この時期は奥只見シルバーラインが18時で閉鎖されてしまうので、日帰りで往復するとなると時間との勝負にもなりそう。
こちらは会津方面の展望。正面に見えているのは会津駒ヶ岳とか会津朝日岳かな。
手前の緩やかな雪の稜線がそそられましたが、トレースは全くなかったです。
ちなみにこの奥には奥只見丸山スキー場があるのですが、あまりの豪雪地帯ということで例年4月オープンという異例のスキー場。雪がありすぎて真冬の間はオープンできないって、何たるスキー場ですか…
北にはさらなる豪雪山域、飯豊山の姿もありました。
4月になろうかという時期でも、まだまだ際立った白さをしています。
日向倉山の山頂は意外と広い。
雪がない時期はどうなっているのかわからないですが、山頂部には木もなく360℃の大パノラマを見渡せる場所になっていました。
独立峰の燧ヶ岳が結構目立ってた。
もう少し雪が解けて花の時期に差し掛かったら、尾瀬にも行ってみたい。
未丈ヶ岳までの稜線を良く見ると、思いの外アップダウンがあって、さらに雪庇も連なってました。
雰囲気としては北アルプスの爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳を目指すところに近い印象を感じた。ここを往復するのは結構大変そう……
今回はここまでなので、山頂でのんびり休憩。
残雪期はその年によって雪の量が大きく変わるので一概には言えないですが、登山口から日向倉山山頂までは3時間ほど見積もっておいた方が良さそうです。距離としてはそこまで長くはないので、早い人なら2時間で登頂も可能かと。
写真じゃイマイチ伝わらないけど、日本海まで見渡す展望も見事なもんでした。
アップで見る荒沢岳は迫力絶大。
越後駒ヶ岳、中ノ岳、八海山にはすでに登りましたが、荒沢岳にはまだ登ったことがないので、いつか登りたい。できれば紅葉時期に。
風がないので、山頂に居座っていても半袖で過ごせました。
快適な山頂に40分ほど滞在して下山開始。最後尾から先人たちのトレースを奪って登ってきたので、ワカンもアイゼンもピッケルお荷物のままでした。
日向倉山は下山時こそ、この抜群のロケーションを発揮するところかもしれない。
登りでは振り返ってみていた越後の山々を、帰りは正面に捉えることができます。
大きくえぐれた雪庇。
登りでは素通りした景色もあったり。
雪庇崩壊現場をのぞき見。
これから先、どんどん雪解けが進んで崩落も進んでいくので、藪漕ぎが必要になってくる箇所も出てくるかと思います。雪が残っていれば藪漕ぎは防げるけど、雪がありすぎると今度はラッセルを強いられるので、ここら辺が難しい所。
ビックウェーブのような雪壁を発見。
雪の上で波乗り~~
手つかずの自然が残されている場所だけに、色々と面白いものも転がっている。
帰りも快適な稜線ハイク。
山頂付近では一部トラバース箇所もあったりしますが、ここら辺は本当に歩きやすい道が続いています。
眼前に迫る越後駒ヶ岳と中ノ岳。(久しぶりの眼前シリーズ)
越後の山々の展望こそ日向倉山の真骨頂。
間近に迫る荒沢岳を望む
登山者も少ないので、稜線はほとんど貸し切り状態。
標高1500mに満たない場所とは思えない、雪の楽園が広がっています。
越後駒ヶ岳がいつも以上に大きく感じられた。
この時期としては北アルプスにさえ引けを取らない残雪量。真っ白な越後駒ヶ岳にもそそられるものがありました。
下山するのが惜しいくらいの展望、日向倉山は今回がお初の山でしたが、一目惚れしてしまったぞ!
ここならまた登りに来ても良いと思った。
越後駒ヶ岳~中ノ岳に迫っていく感じが、非常に絵になる景色。
そもそも雪の越後三山を眺めるのが初めてなので、何枚も写真に収めてしまう。
快晴無風の登山日和でも、冬場の過酷な環境は眼下の尾根を見ただけでもよくわかる。
波打つようにどの尾根にも雪庇が作られていて、少し不思議な景観でもありました。
日向倉山の登山ルートで見つけたピンクテープ。
2,3個しか見つけられなかったので、ピンクテープはあまり期待しない方がいいです。
稜線上から登ってきた尾根も一望できて、よく見たら先行者がシリセードで楽しそうに下っているところでした(笑)
アップダウンがあったり広い雪原があったり、短い稜線ながらも変化に富んでいて楽しい道でしたよ。
尾根に入ったら一気に下山。
急登だった分、下りは本当にあっという間でした。
14時過ぎに下山完了。
春の陽気でも銀山平の積雪はまだ背丈以上はありました。
こちらがスタート時に軽く触れた日光橋を渡った所にあるトイレ。
帰りのタクシーを呼ぶまでの間、銀山平周辺を散策。
綺麗に除雪されていて雪の回廊になっていました。
まだ本格的な登山シーズン前なので、行き交う車は多くはないですが、警察車両が巡回していたので安易なところに路上駐車しない方がいいかと。
帰りの温泉は駅までの途中にある「薬師温泉・ゆ~パーク薬師」へ。日帰り入浴は650円。
露天風呂は男女どちらか片方だけで日替わりのようですが、この日は運よく男湯が露天風呂でした。食事ができるほか、4000冊以上のコミックコーナーもあるので、ここだけでも長居できてしまう場所です。
家の近くにこんな施設があればいいんだけどな~
こうして小出駅まで戻ってきてこの日の登山は終了。
結局、最初から最後まで雲1つない快晴が続く登山日和な1日でした。
日向倉山については、残雪期限定という少し特殊な山でもあるので安易に勧められるわけじゃないけど、雪山にそれなりに慣れ親しんでいて、真っ白で広大な稜線や越後三山の展望にピン!と来た方なら絶対に楽しめる場所だと思います。
何より、この展望は早々拝めたもんじゃない景色。周囲に名峰がひしめく日向倉山のロケーションならではの絶景がここにはあります。
限られた時期にしか登れないという、どこか秘境的な響きもあってロマンを感じる日向倉山、今シーズン最後の雪山としては大いに満足の行く山登りができました。
おしまい
【日程】
2018年3月31日
【コースタイム】
9:00 日向倉山登山口
9:50 赤崩山~日向倉山稜線
11:20 日向倉山(~12:00)
14:00 日向倉山登山口
コメント
こんばんは。
残雪期限定でしか登れない山、そういう山があるんですね~、初めて知りました。面白い。
展望も素晴らしいですね!
3月末でもまだ全然雪があるんですね。
ゆかぽんさん、こんにちは。
真冬は道路が通行止めなので、3月の開通後から雪が残る間までしか登るチャンスがありません。ここはまさしく残雪期限定の山ですね。
標高2000mにも満たない山ですが、越後の雪の量は物凄くて、これだけ暖かい日が続いてもまだ雪がたっぷりと残っていました!
みやっちさんこんばんは。
残雪期しか行けない山、かっこいいですね!まさに自然に迫るって感じですね〜。
荒沢岳は迫力ありますね〜、割と序盤から見応えある景色ですね。
荒沢岳の手前の道路や銀山平温泉もそうですが、山深さを感じさせつつ、人の営みも感じられる山ですね。
気温は春だったようで、半袖だとかなり日焼けしそうですね笑
私も2〜3月は割と山行きましたが、自分じゃ分かりませんが顔がけっこう焼けてたみたいです(^_^;)
越後三山の眺めが抜群で、稜線も広々していて良い山ですね。
登山コースがない山なのに雪を利用してまで登られているのは、それだけ見応えのある景色があるからなんでしょうね。
今回もありがとうございました^_^
someiさん、こんばんは。
ずっと雪の上を歩いていましたが、季節は紛れもなく春の陽気でした。しっかりと日焼けして、今でも半袖の跡がくっきりと残ってしまっています(笑)
雪の越後はなかなか立ち入れない領域だけに、滅多に見れない雪景色を見れた気分でした。特に目の前に聳える荒沢岳と越後駒ヶ岳の姿は壮観で見応えありましたねー
道路は開通されていたのですが、銀山平温泉などはまだ営業開始前だったのでまだ人の気配もなく、眠っている感じでした。
静かな中で登れたのも良かったです!
こういう期間限定の山はあまり有名でないことが多いですが、そのぶん周囲を名峰に囲まれていて侮れない景色を隠し持っているので、来年も色々と探して登りにいきたいところです。