【秀麗富嶽十二景】高畑山・倉岳山 初心者向け入門雪山登山

【秀麗富嶽十二景】高畑山・倉岳山 初心者向け入門雪山登山

2か月前に登った高畑山・倉岳山に、また懲りずに行ってきました。やっぱり、大月周辺の山最高だわ~!何気に奥多摩より近いし、駅から登れるし、富士山近いし…etc

 

今回は一応、前回の高畑山・倉岳山イベントに参加できなかった人のリベンジ編、という形です。前回参加できなかった2名と他2名加わっていただき、計5人で登ってきました。人数も前回と一緒だね。

 

降りたての雪が舞う、幻想的な姿の高畑山・倉岳山へ―――

 


【日程】

2012年2月18日

【コースタイム】

JR鳥沢駅(9:00)→登山口(9:40)→仙人小屋跡(11:25)→高畑山(12:05)→→→お昼休み→→→行動開始(12:50)→天神山(13:25)→倉岳山(14:10)→立野峠(15:15)→倉岳山登山口(17:00)→JR梁川駅(17:15)

 

コースは前回と全く同じ。逆ルートも考えたのですが、自分以外の方は初めて登るので、まぁ一番定番のルートでいいかな、と。そんなわけで、2か月前の登山計画をそのまま持ってきましたb

 

JR中央本線からの景色。前日に偶然雪が降ったので、想像以上に綺麗な景色でした。思わず電車の中からシャッター。

 

そうそう、前回は人身事故に巻き込まれて、スタートが大幅に遅れたんだっけね。この日も中央線が地味に遅れていて、結局高尾駅での乗り換えがギリギリになってしまいました。八王子で合流してたふみさんとダッシュでどうにか乗り込む。。。(あぶねぇ・・)

みんな乗れたのかなと思ったら、どうやら同じ車両に全員いたようです。鳥沢駅で降りるときに気づきました。

 

2か月ぶりのJR鳥沢駅。雪がある以外は、前回と全く変わってない姿に何だかホッとする(笑

今回はどうにか9時に全員集合できて、時間通りに出発。前回よりも大幅に時間があるので、かなりスローペースで行けそう。

 

最初は一般道をしばらく歩いて登山口まで。結構長くて、地味に入り組んでいるので間違わないように注意。(詳しくは前回の記録を参考に)

 

高畑山登山口到着。この扉をあけたら最期、もう引き返すことはできない。。。(※入口は右の小さい扉。真ん中のでかい扉を開けようとしないようにw)

 

前回のブログで

> 「扉を抜けるとそこは雪景色」、、、なんてことは当然ないですが……

みたいな冗談言ってましたが、今回は何と・・・

 

それが現実のものとなってた!冗談も言ってみるもんだな。

 

前日に降り積もった分が残っている程度なんで、積雪量はそれほど多くないです。

風が吹くと木に積もった雪が落ちてきますが、高川山の時と違い、降りたてのサラサラな雪なんで、ビショビショにはならないです。

 

↑今回の参加メンバー(高川山に続いての雪山参加”タキさん”、3、4ヶ月ぶりに会ったレアキャラ”ひぃさん”、アイゼンを試したくてしょうがない常連”ふみさん”、初参加のベテラン”けんさん”)

なかなかカラフルな彩り。

 

序盤は沢沿い。この時期でもギンギンに冷えた水が流れています。

 

しばらくは平坦な道が続きます。一人だったら、間違いなく駆け抜けていただろうなぁ。

 

雪の量はまだ大したことないので、アイゼンは不要。降りたてなので、高水三山みたいな凍結した部分もほとんどなし。

 

沢沿いが終わると、しばらくジグザグの登り道。この登りに差し掛かる手前で、ザックにつけていた「てるぼう君」が離脱。。。ついに糸切れた。

 

何か雲出てきたし・・・

 

天気は回復を祈るとして、、、所々道幅が狭くなっているので、そこだけ要注意。

 

前回よりスタートが早いので、ゆっくりのんびり進みます。でも、今見返してみたら、このあたりで前回のコースタイムに抜かれていたっぽい。

 

林道に入ると、風で舞う雪に太陽の光が差し込み、何とも幻想的な景色が!!神々しくて、美しすぎる。(トップ画像に決定)

 

高畑山山頂付近は、多少急な斜面が。この日はフカフカだったので大丈夫ですが、凍結していると結構登りにくそう。

 

尾根沿いに出れば、高畑山はもうすぐ。ここら辺りでようやく、他の登山客とすれ違いました。

 

結局、前回より10分遅れで高畑山山頂に到着。自分たち以外は3,4人くらいしかいなくて、空いてました。

 

肝心の富士山は・・・・・・

 

若干雲がかかっていますが、まぁ綺麗に見えました。思った以上に雲が出てきたので焦りましたが、よかったよかった。

 

山頂でしばしお昼休憩。

 

ここ最近、カップラーメン恐怖症なんで、家で作った豚の角煮を持参。やっぱりシャトルシェフは便利だね。毎日のように使ってるけど、角煮が一番おいしくできる気がする。前日に3~4時間くらい煮こんで(保温して)トロットロにしてやった。

 

この日は平地でも最高気温2℃だったらしい。止まっていると寒いので、さっさと出発。

 

次に目指すのは倉岳山。高畑山よりも20mほど高い山です。アイゼンが必要かと思ったけど、思いのほか雪がなかったので、しばらくそのまま進みます。

 

ただ、少しすると雪道が復活。日当たり最高なので、結構まぶしかったです。

 

倉岳山と高畑山の途中にある天神山頂。名前は立派ですが、山頂と呼ぶには寂し過ぎる場所。ここでメンバー3人はアイゼン装着。

 

ちょっとだけ休憩。思ったよりも雲が多いね。

 

距離的には大したことないですが、倉岳山まではいったんガツンと下ってまた登るので、気を抜かないように。「持ち上げて落とす」パターンは、何であれ心が折れそうになりますな。

 

14時過ぎに倉岳山に到着。標識の「9」ってのは、大月周辺で富士山が綺麗に見える12つの山域(秀麗富嶽十二景)の9番山頂という意味。

 

倉岳山からも富士山はバッチリ。しかも雲が取れてほぼ全体が見えました。たった2回だけど、高畑山・倉岳山とは相性が良さそうだ。

 

せっかく山梨に来たんだから、富士山はしっかり撮っておかないとね!誰もいない山頂を独占。

 

ここでもしばらく休憩~。タキさんが生チョコを持ってきてくれました。市販のかと思ったら、なんと手作り。すごい美味しかった!高水三山で自分が持っていた大量の刻みチョコとはわけが違うね。

 

この時期にハーフパンツのひぃさんはカッコ良すぎです。あと、ここでけんさんの幸せサプライズニュースもありましたね。おめでとうございます!

 

「山に登るのはいい人ばかり」ってのは信じたいけど、こういう落書きはあかんね。。。

 

倉岳山を過ぎたらあとは、梁川方面へ降りるだけ。出だし直前は急な坂道です。こちらから登ると結構疲れそうだな。

 

もうほとんど雪がないので、途中でアイゼンを外すことに。この休憩中にけんさんからもらったクエン酸飴が、めちゃくちゃ酸っぱくて撃沈した。。フミさん、ひぃさんは全然平気だったみたね。

 

ところが、この立野峠分岐を忘れていました。前回の登山で、「えっ、この暗い道行くの・・・」って躊躇した道です。案の定、雪がガッツリ残っていそうだったので、またアイゼンを付けてもらうことに。

2か月前のことすらすっかり忘れてるって、、、ちょっとマズイな。

 

ここはやっぱり雪が大量に残ってました。

 

登った時と同様に、沢をいくつか渡りながら進みます。トレースがしっかりされているので、道に迷うことはないので大丈夫です。

 

なぜかいい感じにアーチ状になっている木。こんなのをくぐっては・・・

 

沢を渡り・・・

 

木をくぐる。。。(こっちは都合よくアーチ状になってないけど)

立野峠から登山口までは、ダラダラ長い道が続くので要辛抱。特に時間的にも眠くなってくる頃なので。グミやチョコレートで気を紛らわしましょう。

 

アイゼンの着脱やら休憩で時間を食ったのか、予定よりだいぶ遅くに登山口に到着。

 

時刻は17時。・・・とは思えないくらい明るい。もうだいぶ陽が長くなったんだなぁ~

 

あとは道なりに歩いてJR梁川駅へ。駅に着くころにようやく暗くなり始めました。予定より時間かかったけど、ちょうどよかったね。(そう考えると、前回のコースタイムはなかなか早かったんだなぁ)

 

結局、帰りも人身事故で電車が遅れてました。高畑山・倉岳山、天気の相性はいいんだけど、電車の相性が最悪だな・・・。3度目はどうなることやら。。。

 

 

そんなこんなで、高畑山・倉岳山(リベンジ編)無事に終了~。ひぃさん、タキさん、ふみさん、けんさん、お付き合いいただきありがとうございました!

 

思えば土曜日の登山は久々でした。翌日ゆっくり休めるってのはいいね!先週の赤城山に比べたら平和な登山でしたが、最近はこういった低山軽登山が何だか好きだな。

ただ、ここ最近体力ってか脚力落ち気味なんで、このまま春を迎えるのはちょっと心配。ケガから復帰するであろうカメラマンささっきーを連れてどっか行くかな。

 

来週は、久々の平日登山(奥多摩・川苔山)も予定してるんで、まずはそっちを楽しもう。川苔山で2月の登山は4座目、良いペースだ。

 

 

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