【奥多摩】東日原~鷹ノ巣山~石尾根~奥多摩駅 日帰り登山

【奥多摩】東日原~鷹ノ巣山~石尾根~奥多摩駅 日帰り登山

約1か月ぶりの登山は奥多摩の標高1736mの「鷹ノ巣山」。梅雨の雨でずっと延期になってた鷹ノ巣山でしたが、昨日は曇りマークだったので急きょ決行!

急な上り坂が延々と続くうえに、金峰山以来の登山だったので、結構つらかったです。。。

今回選んだコースは、行きは東日原バス停から稲村岩尾根を歩いて頂上、帰りは石尾根縦走路を歩いて奥多摩駅へ帰ってくるロングコース。

【日程】

2011年7月2日

【コースタイム】

JR奥多摩駅(9:15)→バス発(9:35)→東日原バス停(10:05)→稲村岩(11:05)→ヒルメシ食いのタワ(12:40)→鷹ノ巣山山頂(13:05)→→→昼休み→→→下山開始(14:00)→石尾根縦走路をひたすら下る(途中の分岐点は三ノ木方面へ)→JR奥多摩駅(17:15)


毎度おなじみのホリデー快速に乗って、9:15に奥多摩駅到着。梅雨時期のためか、登山客もそこまで多くありません。この時はパラパラと小雨が・・・(どうなることやら。。。)

鷹ノ巣山へは1番バス停の9:35発東日原行きに乗り、終点で降ります。

ここが終点の東日原。降りたのは3,4グループほどで、大半は途中の川乗橋で降りてました。川乗山はやっぱり人気ですね。

天気は曇り空。。ガスがかかっていて山の上の方はよく見えません。ただ、日差しがない分、気温が割と低くてまずまずの登山日和といった感じ。

バス停から登山道までは、住宅街を歩いていきます。真っ直ぐ歩いていけば、約5分ほどで登山道口の看板が見えてくるので、そちらに入っていきます。

↑こちらの看板を目印に

住宅の脇をすり抜けていく感じ。「本当にこの道で合ってるの??」と思いたくなりますが、大丈夫です。すぐに登山道に入ります。

序盤は沢沿いを歩いていきます。水の流れる音が何とも涼しげ。

日差しがなく木の葉も十分に生い茂っているので、道中はご覧のような暗さ。

時期柄なのか、、すれ違う登山客も全くいないため、林道は少し寂しげ。。。そんな中、時たま顔をのぞかせる太陽の光が新緑を美しく照らします。

↑梅雨時期ならではの瑞々しい緑!

沢を抜けると、いよいよ急な上り坂が続きます。この時は知る由もなかったですが、頂上までもう下り坂や平坦な道はありません。。。ただひたすら登るだけ。

気温はそれほど高くないですが、やはり湿度が高いので汗が噴き出ます。それでも登り始めて1時間、何とか稲村岩に到着。

ここまでは何とか元気でしたが、問題はここから。頂上までは稲村岩尾根をひたすら登ることになりますが、広葉樹林帯の道は展望もなく、同じような景色をひたすら登り続けなければなりません。

登山客が全くいない理由がわかった気がします。これはキツイ。。。

ひたすら登り坂が続き、景色も変わらないので、心が萎えてきます。それでもこの日は涼しい風が時折吹いたり、11時ころからは太陽も顔を出し始めました。

日差しが照りつけてたことで、道も明るくなり、ちょっとやる気が出ましたww

いつも以上に休憩をはさみながら、地道に頂上を目指します。この頃には2人とも会話が少なくなり・・・ww

それでも登り始めて3時間。何とか頂上に到達!!

そこには、これまでの木々に囲まれた登山道が嘘のような展望が待っていましたー!

頂上も2,3グループしかおらず、開放感溢れてます!

到着と同時に雲が開け、綺麗な青空~

奥多摩とはいえ、標高1700mを超える鷹ノ巣山。周りを見渡せばどの山も眼下に見えるあたりに、標高の高さを感じます。

展望は申し分ない頂上でちょっと遅め(13時)の昼食。この日は友人がモスコミュールを用意してくれて、山頂で乾杯!

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氷は自分が水筒に入れて持っていきましたが、6時間たってもほとんどとけていませんでした。これからの時期、氷は必須かも・・・

ランチはお手軽サンドウィッチ!シンプルですが、やっぱり山頂で食べると何もかもがうまく感じます。

日差しが出てきたので、結構日焼けしました。あと、この時期になるとやっぱりハエが多いです。。

昼ごはんを食べ終わる頃には山頂にほとんど人もおらず。(自分たちのほか2名ほど。)景色も良く、天気も良かったので時間があれば昼寝でもしたかったぁ~。

時間も迫っているので、1時間ほど休憩したのちに下山開始。帰りは石尾根縦走路方面へ。

行きの道とは打って変わって、この展望の良さ↑。こっちから来ればよかったぁーーと友人と嘆いてましたw

帰りも周りに登山客はまるでいなく、登山道は独占状態!相変わらず展望の良い道が続きます。ホント、こっちの道から来ればよかったです。。

展望を遮る木もなく、綺麗な花や草原が広がっています。登りで疲れ果てた体も一気に回復!

「鷹ノ巣山」だけあって、運よく鷹の姿も見ることができました。頂上の展望といい、きつい登りを制覇した後のご褒美で大満足!

展望のよい道はしばらく続きます。平坦な道もあるので、こちら側から来ていればもう少し楽に登頂できたのかもしれません。

しばらく行くと標識がありますが、六ツ石山方面へ進みます。↑この標識にある「熱海」って・・・?

天気予報はやっぱり当てにならないですね。午後も見事な晴天です。木漏れ日が綺麗に道を照らしています。

ここは本当に奥多摩か!と思えるほどの無人状態。生い茂る葉と木漏れ日・・・景色はもう立派な夏ですね。まだ梅雨明けはしてないですが、いよいよ夏なんだなぁ~と思わせてくれた鷹ノ巣山道中。

しばらく行くと、ガスが出始めます。都会では味わえないマイナスイオンを存分に吸収~

本来の予定では、頂上からは水根山、六ツ石山、とチェックポイントを通過する予定でしたが、道を間違えたのか気づいた時には六ツ石山を過ぎていました。

途中の絹笠と三ノ木の分岐点では、三ノ木方面へ進みましたがこれが果たして正解だったのか・・・。分岐点から下り始めて1時間ほどしてアスファルトの公道に出ましたが、眼下には民家もほとんど見られず、標高はまだ900mほど。ここからまた林道に入ったりと、奥多摩駅が非常に遠く感じられました。

それでもどうにかこうにか、街並みが見えるところまで降りてきました。頂上を出発して3時間、17時過ぎに無事に奥多摩駅に到着。結局、登りと下りの時間が変わりませんでした。

時間も遅くホリデー快速は終わっていましたが、鈍行の電車に座りながらゆっくりと帰途につきました。

奥多摩の登山では、いつも立川で打ち上げをします。この日も立川の「ぎょうざ天国」なる店で打ち上げ~。

普通のアパートの1室にあるようなたたずまいで、意外と見つけづらいです。40席ほどの店内で、結構繁盛してました。

ここの店のルールで、ぎょうざは原則追加注文することができません。最初に食べるだけのぎょうざを注文する必要があるため、にんにく・たこ・えびの3皿を注文。

ぎょうざの前に冷やしトマトとビールで乾杯!登山の後だからなのか、、、ただのトマトがこれほどうまく感じられるとは・・・!疲れた体を冷やしてくれます。

・・・で、これが主役のぎょうざ。左から、エビ・たこ・にんにく。

とにかくでかいです!!まんじゅうかっ!と思えるほどの大きさ!ボリューム満点すぎますw(4皿目のポークをキャンセルして正解でした・・・)

お腹一杯になり、店を出る20時半ごろにはすでに満席状態となってました。隠れた人気店なのかもしれません。

ぎょうざで締めて、鷹ノ巣山登山も無事終了~。

正直、今回は奥多摩ということで舐めてかかってました。標高1700m越えだけあって、これまでの奥多摩の山の中でも一番きつかったです。

この日は奇跡的に普段より気温が低かったので無事に登頂できましたが、夏日だったらどうなっていたことやら・・・。気温に助けられた部分がありましたね。

今回選択した東日原からの登りは、ひたすら急な登り坂が続くので初心者にはあまりオススメできないコースかと思います。体力はあっても展望が面白くないので、精神的に嫌になります(特に夏場はジメジメして不快指数がかなり高め・・・)。すれ違う登山客がいないのもうなずけます。

オススメコースはやっぱり帰りの水根山からの道。水根林道から登れば、東日原より短時間でかつ展望の良い道を歩けるので、こちら側のピストンが良いと思います。1つ学習しましたw

夏場の登山の過酷さを味わった1日となりました。もう秋まで奥多摩はいいやww

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