佐渡島の旅 有名観光巡り(二ッ亀、大野亀、遺跡、佐渡金山、トキの森)

佐渡島の旅 有名観光巡り(二ッ亀、大野亀、遺跡、佐渡金山、トキの森)

ゴールデンウィーク後半は佐渡ヶ島へ2泊3日の観光・登山の旅。

1日目はゆっくり島を周回して観光名所を巡りました。1日だけだったので島の上半分しか巡れませんでしたが、二ッ亀、大野亀、尖閣湾、北沢浮遊選鉱場跡、佐渡金山、トキの森、と主要な有名スポットはしっかり抑えたつもり。姫津漁港で食べた海鮮丼も美味しかったです。

観光に関しては、産業遺跡の北沢地区工場跡地がかなり衝撃を受けた場所でした。ラピュタの世界を彷彿させる廃墟と化した工場群は廃墟マニアでなくとも必見!佐渡の歴史を垣間見ることのできる貴重な遺跡です。

2日目からの登山に向けて、まずは旅行気分で佐渡巡り。

 

GW後半、島旅・佐渡ヶ島へ―――

 


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GW前半の大杉渓谷~大台ヶ原大峰山からの続きのお話し。

5月1日に大峰山を下山していったん東京へ帰宅。その翌日の深夜、次なる旅の目的地である佐渡ヶ島目指して、仲間とともにJR新宿駅へ。

旅の始まりは、先月オープンしたあのバスターミナルです。

 

そう、「バスタ新宿」。この場所はずっと良くわからぬ工事をしていて、いったいいつ何ができるだ?ってモヤモヤしてたけど、気が付いたらこうして立派なバスターミナルに生まれ変わってた。

高速バスヘビーユーザーの自分としては嬉しい限りだけど、建物内を少し探検した限りでは、通路が少し狭くてでかいザック背負うと行き来しづらいのと、1フロアをタクシーで占領するのはややもったいないと思った。

それでも綺麗な待合室ができたのは嬉しいし、上高地なんかに行く登山バスもここから出るみたいなので、今後も大いに利用させてもらおうと思います。

 

そんな、バスタ新宿デビューをこの佐渡ヶ島旅行で果たすことになりました。

バスターミナルが変わろうとも、バスでの即寝体質は絶好調で、乗った途端に就寝(笑)

このバス慣れは登山をする上では大いに役立ってるから、今後も錆びずに技を磨いていきたいところ。

 

日付が変わった頃に新宿を出発し、目覚めたらJR新潟駅に着いておりました。

新潟方面の山は何度か登りに来てるけど、新潟駅に降り立ったのは記憶がある限りではこれが初。ここを起点にいくつか登りたい山もあるので駅前を軽く偵察したけど、普通にホテルも飲食店も充実してますね。

 

JR新潟駅から佐渡ヶ島へのフェリー乗り場までは、バスかタクシーで行くことになります。

まだ早朝だったのでバスが動いていなく、自分たちはタクシーを使うしかなかったけど、10分程度なので割り勘すれば料金はバスと大して変わらなかったです。

 

いよいよこれから海を越えて、人生初の佐渡ヶ島へ。島に行くっていうのは、それだけでワクワクするな!

この「佐渡を世界遺産に」というスローガンはあちこちで見れました。海、金山、トキ、などなど色々あるけど、個人的には産業遺跡をもっと推せばいいのにと思った。あとで書くけど、佐渡ヶ島にはすごい遺跡が眠ってます。

 

佐渡ヶ島までのアクセスにはカーフェリーとジェットフォイルがあって、所要時間はそれぞれカーフェリーが2時間半、ジェットフォイルが1時間となっています。

マイカーを佐渡ヶ島まで持っていく場合はカーフェリーになりますが、カーフェリーのほうが予約がすぐ埋まるので、計画は早めにしておいた方が良さそうです。

 

自分たちはジェットフォイルでゆく。ゴールデンウィーク期間中は第1便が7時なので、早朝に佐渡ヶ島への上陸が可能になります。

 

ジェットフォイルは高速船なので早く佐渡ヶ島へ着ける反面、外に出れないのはやや残念。。

それでも船の車窓からは広大な海、そして徐々に佐渡ヶ島の姿が見えてきたときには眠気も一気にさめた。

 

船から見る佐渡ヶ島。佐渡ヶ島にも山はたくさんあって、北に大佐渡山地、南に小佐渡山地と2つの山脈があります。最高峰は標高1172mの金北山で、大佐渡山地のほぼ中央に位置している山。この山はもちろん今回登ることになるけど、この山に登る場合、ルートによっては少し注意が必要なので、そのあたりは後述しておきます。

 

1時間の船旅を楽しんで、8時過ぎに佐渡ヶ島・両津港へ無事に到着。

振り返ってみたら島旅は3年前の屋久島以来か……。島は独特の雰囲気があって、上陸しただけで何となく本土とは違う感覚になる。

そして予報に反して天気が快晴なのがうれしい。幸先良いスタート。

 

トキやら金山やら、色々とおもてなしPRを受けながら上陸。

佐渡ヶ島を登山目的で行く人ってどれくらいいるのかわからなかったけど、自分たちの乗車したジェットフォイルではザック背負った人はそれほど見かけませんでした。

ちなみに今回のメンバーは、俗にいう飯豊山メンバー、たくみとあつし。最近だと昨年秋に谷川主脈日帰り縦走をしたのもこのお二人と。確かその主脈を歩いているあたりで、佐渡ヶ島へ行きたいねって話になった気がする。

それが無事に実現できたわけだから島に入っただけで感慨深いものがある。

 

こちらが佐渡ヶ島・両津港のフェリー乗り場ターミナル。今回の旅でバスには乗らなかったけど、この両津港を起点に東西南北に色々と路線バスも出ています。

 

佐渡ヶ島でまずは朝食。まだ朝ということで店はどこもやっていなかったので、仕方なくコンビニへ。佐渡ヶ島のコンビニはセーブオン一択になります。一度は飲みたいと思っていた佐渡牛乳もコンビニで売っていたので難なくゲット。

 

両津港でレンタカーを借りて1日目はドライブ。山登りは抜きにして島旅をのんびり満喫します。

屋久島と似たように海沿いに周回道路があるので、それに沿って両津港から北上~

フェリー第1便で島入りしたせいか、GWなのに道はガラガラでした。

 

翌日に登ることになる大佐渡山地が見えた。

佐渡ヶ島といえば、野生のトキ。こういう田園にいることが多いので、田んぼがあるときはどうしても鳥の姿を探してしまう。(結局野生のトキには会えなかったけど……)

それにしても、山に登りたくなるような青空!もともとのプランとしては1日目と2日目に登山で、3日目に観光の予定だったんだけど、週間天気予報を見た限りだと3日目が一番良さそうだったので、1日目に観光を持ってきたわけで……

この天気なら十分登れたな~と。山登りが絡むと、天気の少しの変化にも翻弄されますね(^^;

 

30分ほど車を走らせて、まずは一気に佐渡の最北端へ。二ッ亀ビューホテルに到着。ここに泊まるというわけではなく、このホテルの裏手に佐渡の有名観光スポットがあります。

 

(裏話として……)

ここに来る途中で、この佐渡ヶ島の旅の成功を決定づける嬉しい情報が入ったので、それは次の登山編にでも書いておきます。この二ッ亀に到着した時に、心配事が解消されて心から観光を楽しめる気分になりました( ̄ー ̄)ニヤリ

 

それがこちら佐渡の観光名所の1つ、二ッ亀。2匹の亀がうずくまっているように見えるからその名がついたとされる島ですが、ここからだとアングルが良くないので、あまり亀には見えない。

2匹の亀は次に行く大野亀からその姿を見ることができます。

 

ここら一帯は佐渡弥彦米山国定公園となっており、観光客向けの遊歩道もしっかり整備されています。

奥の芝生はキャンプ場にもなっていてテントの設営も可能。テント場としては最高級のロケーション!夜は波の音を聞きながら星空を眺めて、明け方に海から日の出とか、、、相当贅沢な時間が過ごせそう。

 

山登りの前に、まずはその海の綺麗さに感動する!島旅といえば、いくら山好きであっても海は外せない。

ここには二ッ亀海水浴場という、佐渡随一の透明度を誇るビーチがあって、「日本の海水浴場100選」にもなっているだとか。

日本百名山もそうだけど、何にでも100選っていう括りがあるんだね。

 

面白い標識発見。ウラジオストクを入れているあたりにユーモアを感じるけど、こういうのは嫌いじゃない。

海を渡ってきた割に東京まで311kmというのを見ると、思ったよりも近く感じました。

 

海岸へ。まだ5月ということで流石に泳いでいる人はいなかったけど、真夏ともなればこの狭い海岸にビーチパラソルが立ち並ぶようです。

 

海水浴場からの景色でひときわ目を引いたのが、このお山。

あちらは「大野亀」という、佐渡ヶ島では二ッ亀に並んで観光スポットとなっている岩。山、もしくは島に見えるけど、巨大な岩という扱いになってます。あちらはこの後行きます。

 

しばし海辺を散策。佐渡随一の透明度というだけあって、水が本当に綺麗でした。

この日は気温も5月にしては高かったので、泳げるなら泳ぎたいくらいだった。

 

二ッ亀は潮が引いた時は陸とつながり、潮が満ちると離れ島になります。訪れたときは陸とつながっていたので、二ッ亀のすぐそばまで行けました。

登ることはできなかったので、適当に散策して撤収。

1つ目の観光スポットにして佐渡ヶ島の自然の真骨頂を見せられた感じでした。

 

二ッ亀に咲いていた遅咲きの八重桜。ドライブ中も街中のいたるところでこの桜が満開になってました。

花については山で大いに見ることになるのでここでは割愛。海辺には他にも花がたくさん咲いていたので、ぜひ見てみてください。

 

二ッ亀を後にしてお次は大野亀へ。一見すると小さい山に見えますが、これは一つの巨大な岩の塊。

二ッ亀以上に取り上げられている人気スポットで、この大野亀のハイシーズンとなるのが初夏の季節。

 

このトビシマカンゾウの大群生が有名で、佐渡ヶ島の案内やパンフレットには必ずと言っていいほど紹介されている観光名所。花が咲くのは5月下旬ごろなのでゴールデンウィークではまだ残念ながら見ることはできないです。

GWは山では花が盛りを迎える反面、平地ではまだ時期尚早。そこらへんが難しいですな~

 

ここにも大野亀自然歩道という遊歩道が整備されているのでしばし散策。山に登らずとも雄大な自然を堪能できるのが島の魅力。

 

大野亀から見る二ッ亀。こちらから見ると文字通り2匹の亀に見えます。

左の亀なんかは、いかにも登りやすそうなこんもりとしたおにぎり型してますね~

 

これだけ見ると東北のどこぞの山の雰囲気に近い。大野亀、山好きにはそそられるものがあるはず。

 

気温がどんどん上昇して夏日となったこの日。都会に入れば暑いの一言だけど、ここでは海風が何とも心地よい。のんびり島巡りするには持って来いの陽気でした。

ただ最初に言ってしまうと、3日間を通して一番登山日和だったのもこの初日。2日目、3日目も晴れはしたんだけど、暴風との激しい戦いとなりました。この後、登山編もアップする予定なので良ければ読んでくださいm(__)m

天気はやっぱりわからんもんですな。

 

二ッ亀のような穏やかなビーチとは違い、こちらはサスペンスドラマでも登場しそうな断崖絶壁。迫力ありました。

対して遠くを見渡せば、どこまでも広がる穏やかな日本海。地球が丸いというのを実感させてくれる水平線が広がってました。

 

大野亀はもちろん登ろうとしたんだけど、あいにく崩落の危険で途中までしか立ち入ることができませんでした。

 

鳥居のゲートをくぐってあえなく撤退。。。

いつかトビシマカンゾウが満開のハイシーズンに再訪してみたいものです。

 

隣接する大野亀ロッジにはレストランもあります。ソフトクリームも売ってるので小腹が空いたらここで。

 

引き続き島の周回続行。早くも最北端まで来たので、島の西側を今度は南下していきます。

ここら辺はコンビニはもちろん、飲食店もほとんどなく、小さい離れ島を横目に見ながら静かな海岸線を走っていく。

 

途中、観光地っぽいところがあったので立ち寄ってみました。

外海府の千本鼻という岬。2つの巨大な岩が縄で結ばれて、神が宿っているような風格が出てました。

 

岬の裏手には岩を伝って波打ち際まで降りれます。波が高いときは要注意。

釣りをするのに適してそうな場所でした。

 

そこから少し先へ行くと、有名な尖閣湾に到着。ちょうど団体さんが到着して混んでいたので入園はしませんでしたが、観光名所の1つなので良ければ立ち寄ってみてください。

入園料がいくらか忘れたけど、思っていたより高かった記憶あり。

 

駐車場の陰からでも尖閣湾の岩礁をのぞき見できたので、まぁ満足(笑)

正直なところ、ここに来るまでに道路わきに迫力ある岩礁が何度も登場するので、尖閣湾に着いた時にはやや見慣れたものになってしまってました。

それでもここの岩礁は他とは違う迫力、スケールがあるそうなので、時間があれば遊覧船にも乗って海からその景色を眺めてみてください。

 

お腹が空いたので少し遅いお昼休憩。尖閣湾からさらに先へ行ったところにちょうど姫津漁港のお食事処がありました。

姫津漁港『新龍館』。

 

漁港の海鮮丼がうまくないわけがない!お店も海鮮丼をお勧めしている通り、豊富な海鮮味わえて大満足の逸品でした。

あまり生のイカは好きではないんだけど、イカの甘みが美味しくて新鮮な魚介はこうも美味しいのかと思った。

 

相川まで来たところで、島の周回はおしまい。今回は島の上半分だけを半周しました。島1周は1日だけだとさすがに時間が足りなかった……。

相川からは有名な佐渡金山へ行きますが、その前に資料館みたいなところがあったので立ち寄ってみた。この日の観光で一番衝撃を受けたのが、まさにここ。

相川技能伝承展示館。すごかったのは、この展示館ではなくその裏手。

『北沢浮遊選鉱場跡』

これぞ佐渡が誇る産業遺跡。昭和の世界にタイムスリップしたかのような、昔の工場の荒れ果てた姿がそこにはありました。

 

 

こちらは50mシックナー。古代ローマのコロッセオを思い出させる、神殿のような遺跡。

すごい迫力……。

突然現れた歴史的建造物の前に言葉が出なかった。

 

ラピュタのような世界観。廃墟マニアにはきっとたまらない観光スポットだと思う。パンフレットに載ってないこともあるけど、これはもっと推していいと思うの。この遺跡推しで世界遺産狙えるんじゃないかな、っていうくらい心に響くものがありました。

この産業遺跡だけで記事1つ書けるほど、魅力を感じた場所。

来ようと思って来た場所ではなかっただけに、目の当たりにした時には本当にここを外さないで良かったと思った。ぜひ行ってみてください!

 

工場跡地には資料館があるので、そこで当時の写真やここがどんな場所だったのかも知ることができます。

 

お次は佐渡金山へ。佐渡でもおそらく1番有名な観光スポット。

 

佐渡金山には2つのコースがあって「宗太夫坑ルート」と「道遊抗ルート」。両方見学するセットもありますが、この後にトキの森公園にも行きたかったので、自分たちは片方だけにしました。受付でおすすめされた宗太夫坑ルートへ。

宗太夫坑は坑道内から採掘場を直に見学できます。

 

坑道内はかなり寒いので、夏でも厚着していったほうがいいです。半袖で8℃の坑道は寒かった……

 

採掘の様子。当時の採掘場を忠実に再現してあるようで、穴が奥深くまで掘られていたり、水が流れてたりと、なかなか興味深く見れました。

作業者の模型も精巧に作られていて、それぞれが何の役割を担っているのかも説明が詳しく書いてあるので、良く理解できます。

 

模型の完成度が高すぎて、若干怖い(笑)

人形1つ1つが動くので、子どもにもなかなかウケてました。

 

展示室に展示されていた佐渡小判と佐渡一分金。これは鑑定書付の本物で、歴史的価値が非常に高いらしい。

以前、TOKIOの鉄腕ダッシュという番組で金の採掘をやっていたんだけど、かなりの労力をかけて小粒程度のほんの少しの金しか取れないのを見て、金の価値を改めて思い知った。手に簡単に収まる程度の小判にすごい価値があるっていうのも今では大いに納得しております。(TOKIO、ありがとう~!)

 

佐渡の金山を後にして、お次はトキの森公園へ。佐渡ヶ島といえば朱鷺を見ずには帰れない。

本当なら野生のトキを見たいんだけど、確実に見るためにはここはやはり外せない。

 

本物のトキの前に、佐渡のゆるキャラ「サドッキー」がお出迎え。

男性とのこと。

 

めでたいことに、今年の春にヒナが誕生したようです。ゆうた君14歳とすみれちゃん6歳の年の差カップル、おめでとうございます!

 

こちらがゆうた君すみれちゃん夫妻。愛の巣が見上げる位置にあるので、ヒナの姿はチラッとしか見れませんでした。

 

こちらはお父さんでしょうか、お母さんでしょうか?

見ていたら運よく近寄ってきてくれました。こうしてよく見ると、羽がなんともお美しい!

 

観客にアピールするかのように、目の前で獲物をゲットしてヒナに分け与えてた。

なかなか貴重なシーンを見れました。

 

珍しい黒いトキもいました。

トキはかなり繊細な鳥なので、あまり近づくことができず離れたところからしか見学できません。大声で話すのはもちろん、フラッシュも厳禁。

写真撮るなら望遠レンズを持っていくことをお勧めします。

 

レンタカー返却までもう少し時間があったので、最後に両津港近くの灯台へやってきました。

 

姫崎灯台。あまり目立たないところに立っている灯台ですが、鉄造りの灯台としては日本最古のもので歴史的価値が非常に高いとのこと。日本の灯台50選に選ばれており、さらに世界灯台100選にも選定されている、実はブランド力ある灯台です。

世界灯台100選に選ばれている日本の灯台は5つしかないそうで、その1つを「ついで」感覚で見に来てしまった、、、

なんか申し訳ない。。

 

灯台の前には姫崎キャンプ場もあります。当初の予定では、佐渡ヶ島ではテント泊するつもりでもいましたが、暴風警報が出たのでやめにしました。

それがなければもしかしたら泊まっていたかもしれないテント場。海を見渡せ、ロケーションとしては抜群です。

 

結局1日目は天気が崩れることもなく、登山をしても何ら問題なかった陽気。海も終始穏やかで、島の長閑な雰囲気を大いに味わえた1日でした。

翌日の暴風を考えると、これが嵐の前の静けさだったってわけか……

 

この日は両津港近くの旅館「金沢屋」に宿泊。昔ながらの旅館で哀愁漂う居心地良い宿でした。

出発の3日くらい前にギリギリで予約できたのは運が良かった。登山が絡む旅行は、天気に応じて山を優先したいので、なかなか観光のプランニングがしづらいのが難点。。前日どころか当日までドタバタしたけど、とりあえず楽しい1日目を過ごせました。

 

今回、観光として周ったルートは佐渡の北側半分。佐渡の有名なたらい舟などは南側にあるので、次に佐渡を巡ることがあれば南側を旅してみたいです。

 

とりあえず1日目の観光編を書いてみました。佐渡ヶ島に限らず島旅というのは、海辺をドライブしているだけでも島ののどかな雰囲気味わえて楽しいものがあります。

観光に関しては記事内でも書いたけど、北沢浮遊選鉱場跡が個人的にはかなり衝撃を受けた場所でした。

産業遺跡恐るべし。廃墟マニアの気持ちが理解できた瞬間でもありました。

よくよく調べてみると、島にはこういう廃墟というか手つかずで残っている歴史的建造物が数多くあるようなので、島旅の魅力も大いに感じられた1日でした。

佐渡ヶ島にお越しの際は、ぜひこの産業遺跡も見てやってください。独特の世界観が広がっていて不思議な気持ちにさせられるはずなので…。

 

さてさて、一応このブログは登山メインとして書いているので、次からがいよいよ本題。2日目からは佐渡の山へ入って、2日間に渡る大佐渡山脈縦走が始まります。

近々、その登山の模様もアップすると思うので、良ければ見に来てください。

 

登山編に続く……

 

 

 

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