今日という日を忘れずに

日帰りハイキング、テント泊縦走、冬の雪山登山など、山登りメインのみやっちの登山ブログです

荒島岳(日本百名山) 勝原駅から電車利用の日帰り登山

      2015/09/02

白山~別山テント泊縦走登山の続き。

北陸遠征登山3日目は、白山にほど近い福井県大野市の荒島岳へ。北陸地域では白山と並んで日本百名山に選定されている標高1523mの山。

日本百名山というのに加えて、標高がそれほど高くないが故に冬の時期でも比較的登りやすく、年間を通じて人気がある山です。雑誌でも雪山特集の中で良く名前が登場します。

実際、僕も冬の時期に狙っていた荒島岳だったのですが、今回白山に登るために遥々北陸へ足を運んだので、下見の意味も込めてどんなものか登ってきました。

結果としては……、まぁ、白山のあとだったので華やかさも雄大さも白山と比べると全然だったけど、冬山への妄想も膨らんだし、何より今回は電車の旅だったので、勝原のローカルな町なみにゆっくり触れられたのが良かったです。

標高が低いので、夏場に登るのであれば早朝に登ってしまうのが吉。途中、水場も一切ないので熱中症には要注意です。

 

ブナの原生林が美しい荒島岳―――

 

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

 

前回の山旅の続き。

次の日―――、、、とかではなく、本当に下山後からの続きです。白山~別山~三ノ峰テント泊縦走を終えて、下りてきたのが上小池駐車場。軽く熱中症になりながらなんとか下り切って、呼んでいたタクシーに乗り込み、向かった先がJR勝原駅。

 

上小池駐車場からの最寄り駅がここ勝原駅。トイレと待合室だけがある小さな駅舎。一般的にイメージする田舎のローカル駅そのまんまです。

通っているのはJR越美北線。別名「九頭竜線(くずりゅうせん)」。なんともカッコいい名前で、某剣客の飛天ナンタラ流を思い出さずにはいられない( ̄▽ ̄)

 

駅前にはもちろん何もない。不幸中の幸いが駅の隣に公民館があって、そこにコカ・コーラの自販機がありました。

下山後でヘトヘトだったので、この自販機には助けられたわ…。

 

駅前には何もなく、誰もいない本当にローカルな勝原駅。こういう場所に降り立つと、自分の全く知らない土地に来たんだって感覚がすごいして、旅の雰囲気を一層盛り上げてくれる。スタンドバイミーの世界。

 

で、JR勝原駅と聞いてピンときた方もいるかもしれないけど、ここは荒島岳の登山口にもなっている駅。

もともとの話を少しすると、荒島岳は北陸の観光と合わせて冬に登る予定で単体でプランを練っていた山。その時も電車・バスを利用するつもりだったので、この勝原駅についてはアクセス網から周辺の情報(何もないってこと)はある程度知ってた。

それで今回白山のプランを練った際に、せっかく憧れの白山に行くんだから縦に一気に縦走したいよなと別山から三ノ峰まで歩き通すルートを計画。で、三ノ峰からの帰り方を調べていたら、下山口からの最寄り駅がまさかの勝原駅だったので、休みをもう1日プラスして荒島岳登山が決まった。

こんな感じ。

勝原駅までが唯一タクシー利用するけど、電車・バス利用で白山と荒島岳を一挙両得したいなら、三ノ峰登山口の上小池駐車場へ降りると便利です。さらに節約したいなら、上小池駐車場からさらに下の鳩ヶ湯ってところまで行けば、勝原駅までのバスもあります。

 

こういう形でJR勝原駅に来ることになるとは思ってなかったけど、調べれば案外どうにでもなるもん。特に山は下山口を変えるだけで、全く別の県に降り立つこともあるわけだから。こういうプランを自前で立てるときが、最高に楽しかったりもする。

 

こちらはJR勝原駅の周辺マップ。登山口のカドハラスキー場までは徒歩15分。駅のすぐ近くに「林湊」という唯一の民宿があります。ここは荒島岳登山者用の民宿と言ってもいいくらい登山者しか泊まらない宿。最初はここに泊まろうと思ったんだけど、日曜なのにあいにく満室……。荒島岳の人気っぷりを少しなめてた。

それでも今回はテントを持っているので、それほど困らない。これまたいい具合に駅近くにキャンプ場があります。

写真の左上にある「勝原園地」というのが無料のキャンプ場。

 

そんなわけで、キャンプ場を目指す。山は暑かったけど、下界はもっと暑い……。 下山してもなお汗だくになり、風呂も入れず体力はみるみる奪われていく。

民宿に泊まれないのはやっぱり痛かったかな、、、とも思いかけてたけど、勝原キャンプ場がまさに癒しの場所だったってのをこの後すぐに知ることになる。

 

こちらが勝原キャンプ場。このキャンプ場は情報が少なくて、もしかして廃れているのかと思ったけど、全然そんなことはなく、広くて良く整備されていました。車も何台か停まっていて、家族連れがBBQしていたりと賑やかだったのにはかなり驚いた。

駅の静寂が嘘みたい。

 

とりあえずテント設営。この移動型マイホームさえあれば、お金も節約できる。今回の3日間の旅も宿泊費に関しては南竜山荘のテント場300円だけだったからね。

 

で、設営している最中に、願ってもないものを目にしてしまった……

 

今回の灼熱登山を救ってくれたのが、キャンプ場の裏手に流れていた九頭竜川。こんな広かったんや~!!ってくらい流れも穏やかで泳ぐのに適した川でした。

キャンプ場の近くに川が流れているのは知ってたけど、こうして遊べるほど広いものとは思わず、、、ウヒョヒョ~!って感じで身体を冷やすためにドボンですよ。

 

最高に気持ちよかった九頭竜川!これで気分的にも体力的にも一気に回復した。いや~!まさかここ勝原で山だけじゃなくて川遊びもできるとは思ってなかった。

少し勝原キャンプ場を下に見すぎていた。BBQエリアもあったし、普通に1日キャンプを楽しめるパフォーマンスを秘めてました。

 

陽が陰る18時くらいまで川で遊んでたかな。結局テント泊は自分たちだけで、他の人たちは19時過ぎには帰っちゃいました。

 

白山~別山での灼熱登山直後、荒島岳はさらに標高が低くて熱中症の危険も高いので、まだ真っ暗な3時を目途に登りはじめることにして、20時には就寝。山の上じゃないので、シュラフいらず。逆に暑くて寝れないんじゃないかって思ったけど、夜は意外と涼しくてパンツ1枚で快適に寝れました。

 

そしてここから荒島岳登山編。

 

~~ 2015年7月27日 荒島岳日帰り登山(勝原コース) ~~

早朝、、、というか深夜2時に起床して、テントしまっていったん勝原駅まで戻る。

前日に公民館の職員の方がたまたまいて、登るときは公民館前にザックを置いて行って良いと言ってくださったので、重いザックは公民館にデポ。必要なものだけ持ってアタックザックで荒島岳を目指す!

途中に水場は全くないので水は十分持って行ったほうがいいです。公民館の前に飲料用の水道があります。

 

真っ暗な中、ヘッドライトをつけて勝原スキー場登山口へ。勝原駅からは15分ほどかかりました。

スキー場の入口がわかりづらくて少し迷ったので、下山後に少しだけ補足しておきます。

今回は写真にもあるように勝原コースのピストン。荒島岳の登山ルートはいくつかあるけど、最も一般的で一番登られているルートです。山頂までは標準タイムで登り3時間半、下り2時間半ほど。

 

夜間見るとちょっと不気味な電話ボックスに登山届の用紙とポストがあります。低山とはいえ何があるかはわからないので、ちゃんと提出しておく。

 

ちなみにこちらが勝原スキー場の駐車場。登りは真っ暗だったので下山後に撮った写真を載せておきます。

日本百名山というブランド力は相当なもんで、月曜日なのに結構車の台数多かったです。駐車場は広いので、埋まることはほとんどなさそう。トイレはあるけど、水場はなし。トイレの水道は飲み水には適さないよって、下山後に会った清掃のおばあちゃんが言ってました。

 

3時過ぎに登山開始。真っ暗で写真も撮ってないので、こちらも下山時のもの。

最初はこのスキー場跡地に敷かれたアスファルトの坂を一直線に登っていく。真っ暗だったのでどれくらい長いのか登っているときには見えなかったけど、そこそこ登らされた。

そして、ここを暗闇の中登っているときに、右の茂みで獣がガサッと!動くのを聞いた瞬間に焦った……。姿は見えなかったけど、音がかなり大きくてもしかしたら熊だったかもしれない。暗い上に熊の危険とかマジで勘弁してほしい……

 

熊鈴を鳴らしつつ、話し声やらなんやらで声立てながら進む。あいにく時間が早すぎるので、他に登山者もいないのがかなり心細かった。

アスファルトの道が終わると、おそらく旧スキー場のコース跡地と思われる斜面を登って行きます。

 

こんな感じで整備されているので歩きやすい。狙い通り早朝はずいぶん涼しくて、ここら辺は熊にビビりながらも割と快適に歩けました。

 

斜面を登り切ったところが旧リフト終点の跡地。

リフトの支柱の残骸のようなものが1つ残っていました。それがいい感じのベンチになっていて、平地で休めるポイントになっています。まだまだこの時点では真っ暗なので、軽く休んでさっさと先を行く。

 

ここが本当の登山口。ここから先、シャクナゲ平までは平坦なところはほとんどなく、基本的に登りが続きます。(しかも中盤は階段が多い)

 

真っ暗な道をひたすら登っていく。途中、白山ベンチという展望台があって、そこから見えた朝焼け。事前の天気予報ではこの日が一番天気良いはずだったけど、割と雲多めでした。やっぱり山の天気は行ってみないとわからんね…

それでも淡い紫色に染まっていた朝焼けは綺麗でした。

 

白山ベンチを過ぎたのが4時45分ごろ。5時を過ぎると登山道もだいぶ明るくなってきてヘッデンも不要になりました。

この荒島岳は8割樹林帯だけど、序盤のブナの原生林が1つの魅力。下山後にそれを目の当たりにするけど、白山のような華やかさはなくとも、里山の安心感ある風景というか、何となく心落ち着く雰囲気の森でした。

急登の階段には少し辟易したけどもね……

 

5時20分、シャクナゲ平に到着。自分は勝原コースを登ってきたけども、ここは他の中出コースと佐開コースとの合流地点でもあって、大抵の登山客なら一息つくポイント。

 

展望はあまり効かない中でも、ここから朝日が見れました。

早朝の涼しい中登ってこれたので、そこまで汗もかかずにここまで来れた。山頂まで残り1.5km。水は2.5L持ってきたけど、余裕で余りそう。

 

シャクナゲ平からはいったん下って登り返し。ここら辺は陽の光も感じられて、ようやく暗闇と熊の緊張感もなく歩けた。

 

地図上でも危険マークもついているもちが壁というポイントに入っていきます。

 

荒れた階段やハシゴもあって確かに急登ではあったけど、大して危険な感じはしなかったです。登りもそこまで長くはないし、あまり構える必要はないかと思う。

鎖場も「そんなところあったっけ?」って言うほど印象に残らない程度でした。

ただ、これが冬場ならなかなかの斜面になりそう。アイゼン・ピッケルかまして登っているシーンを想像すると、雪の時期にやっぱり登りに来たい。ブナの原生林も、いい感じの樹氷になる気がする。

 

もちが壁に入ると次第に展望も良くなってきます。低山でありながらも麓の街まで見渡せるので開放感は抜群。

 

もちが壁を登ったところが前荒島。 標高1523mの山なので割と楽に感じられるけど、勝原駅からだと標高300mからのスタート。標高差1200mって考えると、そこそこの登り応えにはなります。

 

見えてきた荒島岳山頂。真上は青空なんだけど、山頂の方にだけ雲がかかっている嫌らしいパターン。

 

登山道中、花も結構見れたけど、白山でこれでもかという程見れたので省略。

これは白山でも咲いていたシモツケソウかな?

 

前荒島から先のこのポイント、これこそが冬に思い描いていた荒島岳の稜線部!

雪の時期になると展望も一気に開けて白山も一望できる場所。

荒島岳を雪山にこだわっていたのは、真っ白い白山を間近で見たかったから。これに尽きる。

2年前の冬に西穂高独標から見た白い白山。それ以降白山への憧れは強まって、実際に登ってみたいと思っていたし、もっと近くで雪の白山を見てみたいとも思った。

すぐ近くの荒島岳は白山の絶好の展望台って言われていたし、雪の荒島岳に拍車をかけたのがFacebookの登山グループの投稿。ちょうど僕が今年の3月に鳥取の伯耆大山に登っていた日、ここ荒島岳では見事な雲海が見れて、その果てに白山がラピュタ城のように浮かんで佇んでいたとか。何人もその写真をアップしていて、これは冬に登るしかないと思った。

 

そういう思いもあっての今回の下見。チャンスがあれば大山の前後で登りに行こうとしてたんだけど、冬の北陸は本当に晴れないね…。天気見てたけどずっとダメでした。

狙い目は天気が比較的安定し始める3月初旬かな。あんまり遅いと今度は雪がなくなるから難しい。

 

6時すぎ、中荒島岳に到着。山頂まで残り412m。412mって、、、一ケタの単位まで距離を出してるのは初めて見たわ(笑)

大雑把なのが許せなかったんでしょうね。

 

ここからは白山の絶好の展望が得られるはずだったんだけど、あいにくこの日は雲の中。雲の位置が低いので、白山山頂からはもしかしたら雲海が広がっていたのかもしれない。

 

こちらも相変わらず薄らとしたガスが覆ったり晴れたりの山頂。いずれにせよ山頂からの展望はそれほど得られそうになかったので、 この稜線ハイクをじっくり楽しむ。

 

後を振り返れば見事な展望!右手前が中荒島岳、左手前が小荒島岳。はるか奥に見える街並み勝山市。山に囲まれた街というのがよくわかる。

 

取れそうで取れないガス。。。 標高はもう少し高ければ間違いなく雲の上に立てたんだろうけど、標高1523mしかないので雲の直撃をもろに受けてました。

 

そういうわけで、6時20分。真っ白い中で山頂に到着。

まだ時刻は日の出間もない早朝。当然ながら誰もいなかったです。

 

日本百名山、荒島岳山頂。真っ白いけど、陽の光が差しているのはよくわかって、何とも焦らされる状態。一瞬だけ青空が見えたりもしました。

 

予想外だったのが、山頂に広がっていたお花畑。まるで家庭菜園のように色とりどりの花が咲いていて、とても綺麗でした。

 

夏の花の時期に登りに来るということは、イコール灼熱登山のリスクがあるわけだけど、山頂には一面お花畑が広がるので登りに来る価値はあると思います。

 

それでもやっぱり憧れるのが冬の時期。山頂の案内図でも冬の白山が紹介されていたので、これは間違いなく冬に登りに来いって言われてるな!

この絵の風景を自分の目で見たい。

 

時間もあるので、山頂で少し粘ってみることに。

登る前は熱中症が心配だったけども、早朝から登りはじめたのと、薄曇りのおかげで直射日光浴びることも少なく、快適な山登りができました。

 

山頂にあった荒島神社。白山同様、ここ荒島岳も地域に根づく信仰の山です。

 

待つにつれて霧も薄くなっているように感じるけど、この後も取れそうで取れない雲。。チラッと展望が見えたりしたけど、長くは続かず。。。

帰りの電車の時間もあるので、7時に下山することにしました。「冬にまた来なさい」って言われてる気がしたので、いつになるかはわからないけど荒島岳はまた冬に再訪したいと思います。

 

勝原コースのピストン。登ってきた道と同じ道を下るけど、最初は真っ暗で何のこっちゃわからなかったので、楽しみは残っている。

 

下りてきてすぐに視界は晴れたけど、山頂付近を覆うガスは大きくなってた。日差しは照り付けているので天気がいいのか悪いのかはよくわからなかった。

 

雲の位置が物凄い近い。標高3000m級の山なら間違いなく雲海が見れる天候だったと思います。ここでは少し背が足りなかったか……。

冬に期待したいです。

 

長くはないけど、街を見渡せる展望いい稜線。序盤の展望が効かない分、中荒島岳以降の稜線は気分よく歩けます。

 

もちが壁の急坂。階段で整備されているけど、足元は不安定だったりもするから要注意。

 

足元にいて危うく踏みそうになったクワガタ。

クワガタと言えば、小学生の頃、夏休み中にラジオ体操を毎朝欠かさず行って皆勤賞を取ると、最終日にクワガタをもらえた思い出がある。あと、何故か文房具屋でクワガタやカブトムシが売られていた記憶あり。

 

登ってきたときとは打って変わって明るい登山道。徐々に暑くなってくる時間帯で、登りより下りのほうが断然汗かきました。

 

シャクナゲ平に戻ってきた。天気が良ければ少し先の小荒島岳まで登るつもりだったけど、この天気では展望もあまり期待できなかったのでこのままおります。

 

長く続く階段。写真には写ってないけど、下山中にすれ違う人がたくさんいて、皆さん一様に暑さが辛そうでした。。。

「もう登ってきたの!?何時ごろ登りはじめたの?」

「3時すぎです!(キリッ!)」

「ひぇ~~~!!」

というやり取りを何度したことか。ただ、7月8月の真夏に登るのなら、本当に3時とか早朝に登りはじめたほうがいいです。日中は暑くて相当難易度高い修行になると思います。

 

下山中、印象に残った花がこちら。この特徴的な花は何でしょうか…??

(コメントでホトトギスという花だと教えて頂ました。ゆかぽんさん、ありがとうござました!)

 

荒島岳に魅力の1つがブナの原生林。

写真に写っているのは「トトロの木」。ブナの森は緑豊かで、白山とはまた違った魅力を備えています。「気持ちい森林浴」とか書きたいけど、実際は蒸し暑くて仕方ない……

 

登りで朝焼けを見た白山ベンチ。ベンチとはいっても丸太が置いてい有るだけの簡易的な場所です。

 

白山ベンチからの展望。あいくにこの日は白山を眺めることはできなかったけど、冬場であればさらに視界が開けて綺麗な白山を臨めるってわけか。

 

8時50分、登山口に到着。

9時前にして、下り道を歩いているだけなのに汗びっしょり……。雲1つない快晴だったら、それはそれで危なかったかもしれない。

 

来た時と同じくスキー場脇を下りていくと、白いオオバギボシがたくさん咲いてました。登ってきたときには暗いので全く気付かなかった。

 

最後はこの長いアスファルトの坂を下っていく。左の茂みが、登ってくるときに何かがいたところ。

この坂が何とも歩きづらくて、下りは特に足に優しくなかった。。

 

9時半に登山口駐車場に到着。山ガールさん3人組がこれから登りはじめようってところでした。

すれ違った中にも若い人が結構いて、荒島岳の意外な人気っぷりを知りました。

 

清掃中のおばあちゃんから水道使って良いよと言われたので、ありがたく備品洗わせてもらいました。

飲み水としては適さないらしいので、水を汲むなら勝原駅前の公民館の水道が良いです。

 

ここからさらに15分ほど歩いて駅まで戻る。

この勝原スキー場の入口が少しわかりづらいです。駅からだと写っている国道158号線を左から歩いてくるんだけど、カーブに差し掛かったあたりで鋭角に入っていく感じ。

標識も特にないし、途中にダミーの脇道が何ヶ所かあるから迷いました。暗かったしね……

 

10時前に勝原駅に戻ってきた。たった1日しか過ごしていないのに、ここに戻ってくると妙な安心感がした(笑)

 

公民館でザック回収。電車が来るまで1時間ほどあったので、ゆっくり帰り支度。こんな感じで公民館前にはコカ・コーラ自販機、あと右下に見切れているけど、飲料水用の水道もあります。

前日に会った職員さんの「お疲れさま」という一声がとてもうれしかった。

 

11時、公民館の方にお礼とお別れを言って、帰ることに。

「また会いましょう」と掲げられた駅舎のメッセージ。荒島岳は冬に登りに来たい思いがなお強いので、雪の時期にまた来ます!

 

九頭竜線。山に登ることがなければまず乗らなかったであろうローカル線。

この勝原駅はこれまで訪れた駅の中でも一番田舎感出てました。都会に帰るのが少し寂しくもある。

九頭竜線はとにかく本数が少ないので要注意。自分たちが早朝に登りはじめたのも暑さが心配だったのと、この11時8分の電車に乗りたかったから。これを逃すと次は14時45分。3時間半以上待つことになります。

 

こちらが九頭竜線。1車両編成で、ドアも手動で押して開けるタイプ。

車両デザインがなかなか派手。恐竜が描かれているのは、隣の勝山市に恐竜博物館なるものがあるから。剣心なんかが描かれていたらどうしようかと思ったが、さすがにそれはなかった。

九頭竜線内から写真でも撮ろうかと思ったけど、何人もの本格的な鉄ちゃんがバシバシ撮っていて、ミラーレスカメラでは混ざれませんでした…。

 

九頭竜線に1時間ほど乗って、福井駅に到着。 ようやく街中に帰ってきた感じがした。

金沢駅並に大きい駅を想像していたけど、全然小さくて店もあまりなかった。

 

福井駅からほど近い極楽湯という温泉に寄りました。ここは福井駅からえちぜん鉄道に乗って2駅で来れるけど、ちょうど電車が行ってしまった後だったのでタクシー使いました。タクシー代は900円ほど。

荒島岳の下山後に温泉に入るなら、こんな感じで福井まで戻ってくるか、もしくは途中の越前大野駅で降りてバスで「あっ宝んど」という温泉に行くか。電車とバスの乗り換えが面倒なので結局こちらに落ち着きました。

 

福井では特に観光することもなく、電車に乗って金沢駅へ移動。ほんの2日前に金沢駅からスタートしたはずなのに、白山のテント泊から勝原でのキャンプと濃い時間を過ごしたので、降り立った時には久しぶりな感じがした。

ここで予てより決めていた海鮮を食す!

 

金沢駅構内にある「すし玉」というお寿司屋さん。 北陸で獲れた海鮮を安く食べれます。

 

朝から行動食しか食べていなかったので最高にウマかった!写真は「富山盛り」(カニ、ホタルイカ、白エビ)。他に朝どれ3種もおすすめ。平日であれば味噌汁飲み放題。

 

昼間はかなり混むみたいだけど、15時という中途半端な時間に行ったので空いてました。駅構内にあるので、電車利用には打ってつけのお寿司屋さんです。

 

帰りは今年3月から開業した北陸新幹線。東京まで2時間ちょっとで帰れる魔法の乗り物。

進行方向右側が北アルプス側だけど、この日の午後から天気が崩れてきたのであいにく雲に隠れて見えませんでした。

 

こうして3日間の北陸の山旅が終わり。

白山~別山~三ノ峰の稜線・お花畑登山と比べてしまうと、当然荒島岳は見劣りするけど、逆に里山感がすごい出てて、のんびり登れたのは良かった。冬に向けてのイメージもついたし、何より勝原駅で過ごした1日が田舎のゆったりした雰囲気に浸れて、ものすごいリフレッシュできた。九頭竜線に乗ったあたりは、これぞ旅っていう感覚を得られました。

勝原キャンプ場が意外に遊べる場所だったのは良い収穫。下山後に川に飛び込むという欲求も満たせて、勝原のオアシスでした。

 

白山と荒島岳は距離としてはかなり近くて、電車・バスの公共交通利用でも登山口と下山口を考えれば無駄な移動も少なく登ることができます。九頭竜線の本数の少なさは、福井~越前大野~勝原のバスの乗り継ぎでカバーできたりもするので、調べればまだまだ色々とプランニングはできそう。

 

荒島岳については冬にまた登ると思うので、その時に今回お預けとなった景色を楽しめたらと思ってます。

 

3日間の北陸遠征登山、おしまい

 

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ(←ランキング参加中!)

 

 

【日程】

2015年7月27日 晴れのち曇り

【コースタイム】

勝原キャンプ場(2:50) --- 勝原スキー場登山口駐車場(3:20) --- シャクナゲ平(5:20) --- 荒島岳(6:20~7:00) --- シャクナゲ平(7:40) --- 勝原スキー場登山口駐車場(9:30) --- 勝原駅(9:50)

 

 

 ■この記事を読んだ人は以下の記事も読んでいます:

 - 登山 , , ,