今日という日を忘れずに

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岩木山 百沢・岩木山神社~嶽温泉 日帰り紅葉登山(バス利用)

      2016/10/24

青森県の最高峰にして本州最北の日本百名山、岩木山(標高1625m)へ登ってきました。

独立峰として津軽平野にどっしりと聳える岩木山。古くから山岳信仰の対象として修行の場にもなっている山ですが、現在は八合目まで津軽岩木スカイラインが通っているので、山頂付近まで一気に車で行くことができます。さらにそこからリフトも用意されているので、誰でも手軽に登頂が可能。観光気分で登れる山です。

今回はせっかく遥々青森まで行くことになったので、これらは利用せず、麓の岩木山神社(百沢コース)から登って、嶽温泉へ下山するルートで歩いてきました。

これだとしっかりとした山登りになるのでそれなりに大変ではありますが、山頂付近は紅葉も始まっていて、火山の溶岩帯を越えて目の前に飛び込んできた日本海は素晴らしい絶景!

久しぶりの東北遠征を楽しんできました。

 

津軽の名峰、紅葉の岩木山へ―――

 

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年に数回慣行している東北遠征登山。アルプスほどの標高はないものの、寒冷地ということで少し登るだけで高山帯の雄大な景色に触れられるのは東北の最大の魅力。

険しい岩場も少なく、どちらかというと穏やかな稜線広がる山が多いので、そこら辺も自分の好みに合っていてたまに登りに行きたくなります。

そんな東北の中で、これまで足を踏み入れたことがなかったのが青森県。登山に限らず、旅行でも仕事でも一度も訪れたことがなかったけど、今回うまい具合に休みを取れて生まれて初めて行く機会ができました。

まずは津軽の名峰「岩木山」。最北の日本百名山として都内からだとその距離は相当なものだけども、公共交通を利用してしまえばアクセスは実に簡単です。

 

正直なところ、東北の山に期待しすぎたということもあって、「あれっ?」って思うところもあったけど、まぁそれなりに楽しめた山でした。(※ただし、もう二度と同じルートを歩くことはない!笑)

 

~~ 2016年9月30日 岩木山 日帰り登山 ~~

東北遠征登山としては定番になっている夜行バス。登山ツアーバスは一切ないので、一般の高速バスを利用することになりますが、青森への直通バスはかなり豊富に用意されています。

今回は金・土曜日と休みが取れたので、出発は9月29日木曜日の夜。

 

今回利用したのはこの可愛い名前の「パンダ号」。弘前までの直行便です。このパンダ号については、出発場所が新宿・上野・横浜など色々ある上に、他にも弘前経由のバスはたくさんあるので、直前でもチケット取るのは簡単でした。

 

新宿を21時30分に出発して、弘前バスターミナルに到着したのが翌朝6時40分。9時間の夜行バス移動も慣れている身だと全部を睡眠時間に充てられるので、万全の状態で登山に挑めます。

ただ、走行距離700km以上にも関わらず片道5000円という破格の安さには流石に不安を覚える。。北アルプスの上高地や扇沢に行くのよりも安上がりって、、、こんな料金設定で本当に大丈夫なのだろうか…?

往復夜行バス利用すれば1万円で青森の旅を楽しめちゃいます。

 

この弘前バスターミナルから7時10分に岩木山方面の路線バスが出ているので乗り継ぎ時間もちょうどいい。周辺にコンビニもいくつかあるので、買い出しもこの間に済ませられます。

 

7時10分始発の枯木平行きのバスに乗車。車窓から見えた岩木山がまたすごい迫力!

津軽平野にただ1つ立派に聳える独立峰。近隣に山が全くないだけに、標高以上に高く感じられます。その山容から「津軽富士」とも呼ばれている岩木山ですが、この姿を見たら納得。写真で見たけど、雪景色の岩木山も壮観な姿でした。(先に書いてしまうと、この山は登るよりも麓から眺める山だなぁ~というのが登った後の正直な感想)

手前に広がっているのは青森ならではのりんご畑。このりんご畑と岩木山のセットは、弘前の観光雑誌なんかで良く目にする光景です。

 

7時50分、岩木山神社前に到着。岩木山八合目から登るのであれば、ここで降りずにこの先の嶽温泉で下車して、スカイラインシャトルバスに乗り換えてください。そうすると、最速で8時50分に八合目に立てます。

今回は時間もあるし、せっかくなのでここから登る。自分の他に4,5人がここで降りました。

 

岩木山神社入口の鳥居。中央奥に見えているのが岩木山山頂。

まだ山にすら入っていないので、目指す山頂ははるか先。ここから登るとなると、それなりに時間はかかります。

 

長い参道を歩いて奥へと進んで行く。岩木山神社から登らないにせよ、登山前の参拝としてこの神社は立ち寄ってほしいところ。

もう死語にもなるつつある”パワースポット”として、弘前の観光名所の1つにもなっています。

 

本殿で登山の無事を祈願。登山道入り口はこの本殿の左脇にあります。

 

 

岩木山神社脇から登山開始。

まだ標高は200mにも満たない場所。山頂が標高1625mなので、麓から登り始めると単純標高差でも1500mほどになります。時間も4時間15分と、それなりにかかる。。。

ここ最近は高低差1500mほどの登山が連続していたので、これくらいの標高に対して免疫ができていたのは良かったかもしれない。…でないと、おそらく麓から登ろうとは考えなかったと思う。

 

しばらくは平坦な道。神苑桜ヶ丘の桜並木をくぐっていく。

ここはキャンプ場にもなっているようです。

 

熊注意の看板。登りも下りもリアルに熊が出そうな雰囲気だったので、熊鈴はガンガン鳴らしていったほうがいいです。

実際のところ、東北の山はヤマレコとか見ても熊の報告を結構見にする。(というか、そういう記事を引き当ててしまうことが多い、、、)

なおかつこの日は平日だったので、熊にやたらビビりながらの登山となりました。

 

百沢スキー場のゲレンデ脇を通っていく。目に前に岩木山を捉えたけど、まだその懐にさえ入っていない。先は長いです。

ゲレンデ脇を歩くのは数分で、すぐに登山道に入っていきます。

 

こちらが登山道。ここから先、しばらくは展望なしの樹林帯が続きます。

この入口にも熊注意の看板。何回も促されるので、どうしたって不安が掻き立てられる……

 

ようやく本格的な登りが始まる。道幅は基本的にこれくらいがずっと続きます。

最初は先行する人を抜かしたりして、「あぁ、平日でも結構歩いてるんだな~、安心安心♪」とか思ってたけど、30分もすると一人っきりになって森の静けさが心地よくもあり、やや心細くもあった。

何が怖いって、実際に歩いてみるとわかるけど熊の形跡がやたら多いんだよ、このルート……

 

七曲という場所に到着。全体的に道がぬかるんでいるので、座って休憩できるようなところは少なかったです。

 

序盤は栗やらドングリといった木の実がたくさん。これを食べた主の存在が気になって仕方なかった……

熊さんの糞、爪痕も多数発見。

 

落ち葉敷き詰められた道は登山道を明るく彩る。こういうところは歩いていても気持ちがいいです。

岩木山自体には紅葉は期待してなかったけども、山頂付近では予想外に色づきが始まってて、意外と紅葉の山でもありました。

 

神社を出発して1時間ほどで姥石に到着。ここだけ展望が一時開けますが、またすぐに樹林帯に戻ります。

休憩するならここがおすすめ。

 

姥石から背伸びをして捉えた山頂。ズームして写真を撮っているだけで、実際のところはまだ結構な距離感があります。

 

この後も基本的には藪に覆われた狭い道を進んで行く。

脇で「ガサッ!」とか物音すると、本当に心臓に悪い。。。熊の糞が数メートル間隔で見つけた時は、流石に鈴を手持ちでジャリンジャリン鳴らしながら足早に進んだ。

こういう精神状態が序盤は続いてたので、自然とペースが上がって気づいたら標高を瞬く間に上げていた、そんな感じ。

 

登るにつれて葉っぱも色づいてくる。

 

ノコンギクかな?登山道わきにたくさん咲いてました。

 

9時45分、焼止まりヒュッテに到着。何となく中を確認するのは憚られたので、スルーしました。

この小屋を過ぎると、沢が流れる場所に出て、その脇の岩場をひたすら登っていく感じになります。

所により崩落したような箇所もあるけど、ここから先は徐々に展望も良くなってくるので楽しさが増すところ。

 

避難小屋から30分ほど登れば空も開けて稜線も見えてきます。

 

登山道唯一の水場の錫杖清水に到着。ここはいい休憩スペースになってました。

 

水量豊富な水場。キンキンに冷えてて美味しかったです。

事前の情報でここの水場は十分当てにできるとのことだったので、水も少なめで登りました。

まぁ最悪水が足りなくなっても、スカイライン八合目に売店と自販機があるので、それを当てにすればどうにでもなります。

 

水場から振り返って見る展望。弘前市方面が見事に開けています。

下にはスタート地点の百沢スキー場ゲレンデも見えました。

 

ヘリが飛び交っていたけど、どこかに荷揚げでもしてたんだろうか……?

空には薄っすらと虹の輪っかもできてた。

 

ここまで来てしまえば山頂もすぐ近く。ピークはここからだとまだ見えないけど山の稜線は目の前に迫ってます。

岩木山は富士に似た姿からもわかるように成層火山。岩手山、鳥海山、浅間山も同じ成層火山だけど、岩木山だけは山頂付近まで草木が多いので、他とは少し雰囲気が異なります。

山頂付近の岩場を見てようやく火山の面影を感じられる、そんな山。

 

火山特有の溶岩帯も出てくる。気づけばいつの間にか高山帯の景色で、辺りは一面草紅葉が広がってました。

 

登ってくる途中、遠くからも見えていた槍のように尖った岩、御倉石

岩木山の1つのシンボルにもなっている由緒ある岩。この槍のようなシルエットはこちらの百沢コースからでないと見れない姿です。

 

種薪苗代に到着。ここを少し登ればリフト組のルートに合流します。

 

小さな御池。周りの草紅葉と相まってなんとも穏やかな雰囲気の場所でした。

 

10時50分、鳳鳴ヒュッテに到着。ここでリフト側からのルートと合流します。一気に人も増えるポイント。

ヒュッテと名がついてますが、見た目からもわかるように緊急時に利用する避難小屋です。注目すべきはこの「鳳鳴」という名称。これは秋田県立大館鳳鳴高校から名付けられたもの。その昔、この付近で同校の山岳部員4名が遭難死してしまったのを偲んで建てられたそうです。

小屋の前の標識にその旨が書かれてました。

 

リフト乗り場も見えた。岩木山九合目地点なので、確かにあそこまでリフトで来れれば、30分もあれば山頂まで登れてしまう。

実際、街中スタイルのラフな格好で登っている人を何人も見ました。

ゼーハー言いながら麓から登ってくる神社組は、若干アウェイ感を感じてしまうかもしれない。「なんでこの人、こんな疲れているんだろうか」と。。。

そう思われないためにも、手前の御池あたりでゆっくり休憩して澄ました顔でリフト組と合流するのが得策です( ̄▽ ̄)

 

ここまで登ってきて初めて西側の景色が開けます。

 

目の前に広がるのは日本海!岩木山の一番の展望と言えば、やっぱり海。鳥海山と同じく海に近い所に聳えている上に、独立峰として近隣に高い山がないので、視界を遮るものがない。

山頂まで行くと津軽半島の先まで見渡せます。

 

山頂までは割と急な岩場。渋滞回避のために、基本的に右側通行になっていました。

 

少し登ったところから見下ろしてみる。もっと火山特有の岩々しい姿なのかと思ったら意外とそうでもなく、草木が多い山肌でした。

 

八合目駐車場も見えた。駐車場付近の紅葉はなかなかの色づきでした。

 

この横に広い山は鳥海山。岩木山の外輪山の1つ。

ここからは見えないけど、かつての噴火口が御倉石の裏側にあります。

 

ようやく見えた山頂。もっと火山っぽいガレ場に満ちた登山道を想像してたんだけど、全然そんなことはない歩きやすい道でした。

 

派手な紅葉とはいかないまでも、草木が色づき始めていて思わぬ紅葉登山となった岩木山。

今回のメインは翌日登る予定の八甲田山だったので、ここで紅葉を見れたのは思わぬ収穫。

 

こうして11時過ぎ、岩木山山頂に到着。

岩木山神社バス停から3時間ほど。正直にほぼ一直線に登りが続くので、高低差ほど時間はかからない印象でした。

 

山頂はこんな感じでゴロゴロ岩が転がっている場所。なかなか広いです。

 

山頂に立っているのは山頂避難小屋。岩木山の避難小屋の中では一番最近建てられたので、割と綺麗でした。

 

そしてこちらが日本海の大展望!湾曲した海岸線が綺麗に見える。

山頂から海が見える、それだけで1つのアドバンテージ。太平洋側に住んでいる身としては、それが普段見れない日本海ならなおさら。

 

写真ではあまり見えないけど、津軽半島の先端のほうまで見えました。雲海のように雲が敷かれていたけど、それがなくて視界もクリアなら北海道も見えるらしい。

 

こちらは登ってきた方面。奥に見える山並みは世界遺産にもなっている白神山地

今回の遠征登山の候補に白神岳も上がったんだけど、ネットで検索したらいきなり熊との格闘記事を引き当ててビビってしまったので、今回はあえなく見送った山。

無難に日本百名山にしとけば道もそれなりに整備されて人もいるだろうと思ったけども、平日だからなのか、そもそも神社から登る人は少ないのか、、、このルートも結構ヒヤヒヤものの登山でした。

 

弘前市街地方面の展望。

 

眼下に見えているのがスタート地点の百沢スキー場ゲレンデ。こうして見るとなかなか登ってきたけども、時間的には3時間程度だったので、それほど長丁場という感じでもなかったです。

 

平野を挟んで奥に見えるのが翌日登る予定の八甲田山。高曇りではあったけども遠くまで山影は見えていたので、この日の東北エリアはまぁまぁの登山日和だったようです。

 

山頂にも岩木山神社の社。崖っぷちに鳥居も建てられていました。

 

北側は見渡す限りの平野。本当にこの山1つが平野にズドンと聳えてるんだなぁ~と実感。山頂からの展望もいいけど、麓の町から眺める独立峰の凛々しい姿が岩木山の一番の魅力だと思いました。

名前が似てるけど、岩手山もそんな印象を受けた山。成層火山は存在感のインパクト絶大です。

 

海を見ながらまったり休憩。平日とはいえリフトは動いているので、結構たくさんの人が登ってきます。

休憩中、無意識に周りの人の会話が耳に入ってくるけど、方言が強くて何を言っているのか良くわからないことも。こういう一幕も、遥々遠くまでやってきたんだなぁ~と実感するところ。

 

山頂から見る岩木山の紅葉。山頂付近は草紅葉、中腹辺りに木々の色づきを見ることができます。

中腹辺りの紅葉のピークはもう1週間ほど先という感じでした。

 

9月末の青森ともなると、山頂で風に吹かれると結構寒い。

汗冷えする前に温泉を求めて下山開始。

 

岩木山山頂。麓から見る限りだともう少し色々と歩き回れると思ってたんだけど、登山道自体は意外とこじんまりとしたものでした。

 

山頂直下の岩場は割と急斜面。週末だと渋滞ポイントになるかもしれません。

 

帰りは神社へとは下らず、リフト方面へ。いったんスカイライン八合目駐車場へ向かいます。

登ってくるときに槍のように見えた御倉石も、こちらから見ると全然違う形をしている。

 

リフトに向かう途中にあった噴火口。大小様々な岩が噴火口に堆積してました。

火山の面影を垣間見える場所。

 

リフトから降りると、こんな感じで山頂までの道が見えます。確かにこの距離なら、悪天候でもない限り普段着でも十分登れちゃいますね。

 

山肌の紅葉はなかなかのもんでした。八合目までリフトを使って降りてもよかったけど、大した距離じゃないので歩きました。

ただ、八合目駐車場までの道は狭い上にぬかるんで展望もないので、割り切ってリスト使うのもありだと思います。

 

八合目駐車場に到着。平日なので車の入りもまばら。

ここからでも見事なオーシャンビューを堪能できます。

 

津軽岩木スカイライン八合目、標高1247mの地点。

麓の嶽温泉からシャトルバスも出てますが、本数が少ないので乗るつもりなら事前に調べておきましょう。(個人的にはシャトルバス利用を猛烈におすすめしておきます)

 

こんな感じで八合目から九合目までリフトが設置されています。登山の恰好をしていないなら、間違いなくリフトを利用すべき。距離は短いけど、ぬかるみが激しいので九合目まで登ろうとすると確実に汚れるから。

 

ここからは嶽登山道で下山。登山道入り口はリフト乗り場の裏手にあります。

 

こちらも紅葉が始まってた。

こっちのルートはどんな道だろうと思ってたけど、、、もう二度と歩くことはないであろう、すっぱりと嫌いになることができた道でした(笑)

 

部分的に藪漕ぎに近い所もある道の狭さ。

でも、これはまだいい。

 

ブナの原生林が立ち並ぶ緑豊かな登山道。自分が思い描く白神山地に近しい雰囲気が感じられて、ここら辺は気持ちよく歩けた。

これも全然OK。

 

問題は中盤から終盤にかけて。粘土質の土が物凄い滑りやすくて、これがとにかく厄介だった……

どこかの職人さんがご丁寧にコーティングしたかのような見事なツルッツル具合で、滑らないで下りきるのに必死でした。部分的ならまだしも、これが終盤までひたすら続いたので、神経使ってやたら疲れた下山だったぜ。。。

 

一人でブツブツ文句を言いながらも、何とか転ぶことなく稲荷神社に下山完了。転ぶと衣服が悲惨なことになるので、本当にここの道を歩くときはお気を付けくだされ。

 

13時30分、嶽温泉に到着。お恥ずかしいながら、ここに来るまでずっと「がくおんせん」って読んでたけども、正しくは「だけおんせん」なんですね……

 

温泉宿はいくつかあったのでどこでも良かったけど、登山口の一番近くにあったこちらの「山のホテル」にしました。

大半の宿の日帰り入浴は15時受付終了だったので、そこだけご注意を。

 

日帰り者用のお風呂はそんなに広くなかったけど運よく貸し切りでした。

お湯加減がちょうど良くて、昔ながらの風情ある雰囲気がまた良かったです。今回は登りよりも下りのほうでやたら汗かいたので、本当に気持ちよかった。

 

入浴後は近くを散策。小さな温泉街になっていて、昔ながらの商店もいくつかあるので暇つぶしには最適。嶽きみの焼きトウモロコシが名物として売られてました。

焼きトウモロコシ一本をここで食べてしまうと、この後の食い倒れに支障をきたしそうだったので自重したけど、商店の方との会話だけでも十分楽しめました。

 

予定よりだいぶ早く降りてこれたので、1本早い14時台のバスに乗って嶽温泉を後に。

弘前駅へ到着し、そのままJR奥羽本線に乗って青森駅へ移動します。

 

そんなわけで明るいうちにやってきた青森駅。

青森まで遥々やって来たんだなぁ~と改めて実感した瞬間。

 

駅前にあった「ねぶたの家 ワ・ラッセ」。近代的な建物もありつつ、メイン通りの商店街は隠れ家的なお店もあったり、青森駅前は散策しがいがありました。

 

青森と言えば何よりもまず海鮮が食べたかったので、老舗の寿司名店「一八寿し」へ。夕食にはだいぶ早い時刻にやってきたので、並ぶことなく入れました。

 

近隣の陸奥湾ホタテの産地。やわらかくて肉厚なホタテがとにかく美味しかった。

ホタテ専門店もあって、全体的にホタテ推しの青森駅でした。翌日は大間のマグロも食したけど、今回の旅ではホタテが圧倒的な旨さで感動させられました。

 

魚介が豊富な青森ならではの煮干しダシを使った津軽ラーメン。有名店の「長尾中華そば」。

朝ラーメン推しだったので翌日の朝に食べても良かったけど、寿司を食べるタイミングが早すぎたので、街を散策したのちハシゴで来店。デブ活が大いに捗った。

 

ごく煮干し(700円)

ご飯が欲しくなる濃厚煮干しの出汁が効いたスープ。さすがにお腹いっぱいだったのでライスは食べなかったけど、無料でライス盛り放題でした。

 

こうして1日目の岩木山登山が終了。

最後は青森の食い倒れ日記になりそうだったのであまり書かなかったけど、この日は登山7割、食・観光3割と、それなりに旅を満喫できた1日でした。

 

岩木山に至っては最初にも書いた通り、登るよりも麓から見てその存在感を慈しむ山だと思いました。今回は岩木山神社から登って嶽温泉へと下るルートで歩きましたが、ここまで無理して登る山でもないと思う。

岩木山神社からのルートは、徐々に迫ってくる岩木山を目の当たりにして本来の修行の山をやや体現できた気もしますが、下山路の嶽温泉までの道は本当に悪路。東北の山は軒並み自分が歩いたコースを人に薦めてるけど、今回に限っては人に薦めようとは思えないです……。

八合目以降の展望の良さが岩木山の魅力でもあるので、素直に津軽岩木スカイラインを使って八合目からアタックで全然良いと思う。東北の山はこれまで期待以上の景色と感動を与えてくれたせいか、今回の岩木山はやや物足りない気もしました。

 

もし同じルートを歩くのであれば、くれぐれも熊鈴はお忘れなく。警告の看板のとおり、そこら中に熊の痕跡があったので、意外と怖かったです。

 

それでも最初の登頂で岩木山のメインルートの百沢コースと嶽温泉コースを抑えられたのは良かった。麓から登るとそれなりに時間はかかりますが、今回の僕のように路線バスを利用しても十分日帰りが可能なので、もし機会があれば登ってみてください。

 

こんな感じで青森遠征登山の1日目が終了。2日目はいよいよメインとなる八甲田山へ。

 

続く……

 

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【日程】

2016年9月30日 晴れ時々曇り

【コースタイム】

岩木山神社(7:50) --- 七曲(8:35) --- 姥石(9:00) --- 焼止まり避難小屋(9:45) --- 岩木山(11:00) --- 津軽岩木スカイライン八合目(12:10) --- 嶽温泉(13:30)

 

 

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