小仏〜景信山〜高尾山 瓶ラムネを求めて夏のハイキング

登山
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小仏~景信山~城山~高尾山というルートで登山に行ってきました。

7月の3連休でしたが、山の上は割と涼しくて山頂からは富士山や都心の高層ビル群を一望!空気も澄んでいてスカイツリーも見渡せました。

真夏だろうと関係なく、高尾山はいつ登っても賑わってますね。

城山山頂で懐かしき瓶ラムネもゲットできて楽しいハイキングでした。

夏の城山登山でラムネ瓶

2025年7月19日 小仏~景信山~高尾山 日帰り登山

7月の3連休。

梅雨も明けて全国的に天気も良好。時間が取れればアルプス登山でもしたかったのですが、土曜日の日中しか動けなかったので遠征は断念。

そうなったら行くしかないでしょ、東京のオアシスこと高尾山

修行に向かう面持ちで灼熱登山も覚悟してましたが、山の上は思っていたよりも涼しかったのが幸い。

高尾駅から小仏行きのバス行列

朝ゆっくり出発して8時半に高尾駅に到着。

今日はここから小仏行きのバスに乗車しますが、さすが人気の高尾山。真夏でも賑わってます。すでに列が伸びていましたが2台出してくれたので全員座って行けました。

ちなみに左奥の列は陣馬高原行きのバス。こちらはもっと混んでましたよ。

小仏バス停

15分ほどの乗車時間で小仏バス停に到着。バス停脇にトイレあります。

終点の小仏まで乗っている乗客というのは意外と少なくて、途中途中にハイキングコース入口があるので、最後まで乗っていたのは10人程度でした。

小仏バス停から景信山登山口へ

小仏バス停から景信山登山開始。

しばらくは道なりに進んで行きます。こういう真夏の登山は、出だしのアスファルトロードが一番暑かったりする。

照り返しがまぶしいので山の上以上にこういうところでサングラスが活躍します。

小仏〜景信山 登山口

10分くらい歩くと右手にこちらの標識が現れるので、ここから登山道へ。

林道をさらに先に行くと別の登山口もありますが、自分はいつもここから登ってます。

小仏〜景信山〜高尾山 電車とバスで行く夏のハイキング

このルートは全体的に良く整備されていて迷うようなポイントも一切ありません。

序盤は急登と呼べる箇所も少なくて淡々とした登り坂が続きます。

とはいえ、真夏のハイキングなので少し歩くだけで汗びっしょり。先ほど塗った日焼け止め全部流れたんじゃないかってくらい、自分の体から水分という水分が絞り出されます。

小仏〜景信山〜高尾山 木下沢分岐

この瞬間はきっと身体が引き締まって絶好調な状態でしょうが、帰ってからビールやら何やらを飲み食いするので結局は変わらない。登山で痩せるなんて幻想なんだ……。

そんなことを考えながら登って行くと尾根道に出て木下沢との分岐に到着。

ベンチがあるのでここを休憩ポイントにするのが良いかと思います。

小仏〜景信山〜高尾山 夏の登山

ここから景信山までの区間が急登ポイント。

距離はそこまで長くないですが、途中緩やかになるところもあまりないので頑張りましょう。

小仏〜景信山〜高尾山 電車とバスで行く夏のハイキング

階段状の道になると山頂ももうすぐ。

樹林帯を抜けて空が開けてきます。直射日光が当たって暑いかと思いきや、意外と涼しい風が吹いて気分は悪くなかったです。

景信山山頂のベンチ

景信山山頂の標識

こうして本日最初のピーク、景信山に到着。

今年登りに来たのはこれが初めてですが、もう人生で何度登ったかわかりません。

そして、今後もたくさん登るであろう山だと思います。

景信山山頂から都心方面の展望

景信山山頂から眺めるスカイツリーと新宿の高層ビル群

山頂からは都心方面が開けていて、関東平野を一望できます。

特に雨上がりというわけではないですが、空気が割と澄んでいて夏にしては遠くまで見渡せました。

新宿の高層ビル群からスカイツリーまではっきりと見えてます。

景信山は時透無一郎(鬼滅の刃)の出身地

山頂では相変わらず鬼滅推し。

この景信山が時透無一郎の出身地だそうで、このポスターは数年前からずっと貼られています。

無限城編も公開されたし、次に来るときは刷新されてもいいんじゃないか。

景信山の茶屋とベンチ

まだ朝の10時ということで景信山の山頂は比較的空いてました。

売店もありますが、飲み食いするのであればこの先の城山の方が茶屋も多くておすすめです。

景信山から眺める裏高尾縦走コースと丹沢・相模湖の展望

これから歩く城山~高尾山の尾根を一望。裏高尾縦走路と呼ばれるコースで、全体的にアップダウンも少なく非常に歩きやすいところです。

右奥に見えるのが丹沢の山々と相模湖。

景信山から高尾山へ

小仏〜景信山〜高尾山 電車とバスで行く夏のハイキング

高尾山まで4.2kmの道のり。

出だしは下り坂ですが、すぐに道も平坦になって歩きやすい道になります。

【登山】小仏〜景信山〜高尾山 裏高尾縦走コース

このフラットさが裏高尾縦走コースの魅力よ。

進むにつれてすれ違うことも多くなり、相変わらずトレラン勢もたくさん走ってました。

小仏峠

小仏峠のタヌキ

緩やかな道を歩き続けて小仏峠に到着。こちらのタヌキの置物が有名。

この小仏峠の少し手前に、あの悪名高い中央道の渋滞名所である小仏トンネルが通っています。

小仏〜景信山〜高尾山 電車とバスで行く夏のハイキング

ここから城山までは登り坂。

と言っても急登というわけでもなく、合間には平坦な道もあるので身体に優しいルート設計です。

裏高尾縦走コースはもう何度歩いたかわからないですが、適度なアップダウンがあるので毎回飽きずに歩けてます。

小仏城山のベンチ

小仏城山の山頂標識

こうして小仏城山に到着。

景信山と同じように山頂は広くてベンチも多数用意されています。高尾山と並んで人気の山ですが、十分すぎるほどのキャパシティ。

どこぞのイベント会場かってくらいベンチが用意されているので、ここが全部埋まることは早々ないと思います。

城山茶屋名物・かき氷

山頂からの展望も良いですが、城山と言えば茶屋(売店)が有名。

特に夏の時期は写真にも映っているかき氷。特大サイズの城山盛り(600円)を頼んでいる人がたくさんいました。

おでん、なめこ汁の幟もありますが、さすがのこの暑さの中で頼んでいる人はいなかったです。

夏の城山登山でラムネ瓶

そんな自分はこれ一択。

夏の城山登山では、ここでラムネを飲むのが定番スタイル。知覚過敏な自分はかき氷よりもこっちよ。

懐かしき子どもの頃の夏の記憶が蘇る。瓶を見ているだけでも清涼感味わえます。

城山の木彫りの天狗

城山と言えば、忘れてはならないのがこちらの木彫りの天狗様。

以前は山頂標識の横に置かれていましたが老朽化で崩れてしまい、新調されたものがベンチ中央に置かれています。お見逃しなきよう。

小仏〜景信山〜高尾山 裏高尾縦走コース登山

城山でしばらく休憩したのち、高尾山へ引き続き縦走路を進みます。

ここか先も非常に歩きやすい道。時刻も11時を過ぎて高尾山方面から歩いてくる人も増えてきました。

高尾山はもう観光地と化しているのですれ違っての挨拶なんてないですが、ここら辺はまだハイカー勢力多めなのであいさつ文化健在。この日何度こんにちはと言ったことか。

小仏〜景信山〜高尾山 夏に咲くヤマユリ

ここら辺の登山脇にたくさん咲いているのがヤマユリ。

夏の花の定番の1つで、花が大きいので存在感が際立ってます。

小仏〜景信山〜高尾山 電車とバスで行く夏のハイキング

高尾山 一丁平園地(展望台)

一丁平園地(展望台)に到着。

晴れていれば右奥に富士山を望める絶好の展望デッキですが、この時間帯は雲が邪魔をして富士山は拝めず。

この日は富士山無理かと思ってましたが、高尾山でその姿を現してくれました。

高尾山~城山 一丁平

少し行った先が一丁平

ベンチがたくさん用意されているほか、公衆トイレもあります。

高尾山~城山ハイキング もみじ台

さらに進んだところがもみじ台

ここには細田屋という茶屋が1軒あったのですが、なんと先月で閉店してしまったそうです。

閉店の理由はわからないですが、茶屋がなくなったからなのか何となくいつもより物寂しい感じがしました。

高尾山山頂までの最後の階段

高尾山山頂への階段。

毎回、この階段が地味にしんどいですが、最後の登りなので頑張ります。

高尾山山頂

高尾山山頂の標識

こうして先月に続いて今年2回目の高尾山に登頂。

いつ来ても賑わってますが、3連休にわざわざ高尾山に登ろうという人も多くはないのか、いつもよりは空いている印象でした。

高尾山山頂から富士山を眺める展望デッキ

高尾山山頂からの富士山

そして展望台からは富士山の頭がしっかりと見えました。

景信山、城山でも少しだけ富士山の頭頂部は見えていたのですが、はっきりと三角形の姿を見せてくれたのはこの時が初めて。雲がどいてくれて良かったです。

「FUJI!FUJI!」と声を上げる海外勢も多数。日本人の方が少ないんじゃないかってくらい。

高尾山 おそうじ小僧

毎度定番のおそうじ小僧もパシャリ。光り輝くツルピカ頭は健在です。

今月もこうして登らせていただきました。来月も登りに来ると思うのでよろしくお願いします。

高尾山は稲荷山コース通行止めで6号路が登り専用の一方通行

今年の高尾山で注意なのが稲荷山コース封鎖によって6号路が登り専用になっていること。開通の目途は今のところ未定だそうです。

下山する場合はルートが限られているのでご注意ください。

高尾山 1号路で下山

前回のように登山道が渋滞するのは避けたかったので、無難に1号路を下ることにしました。

いつも通り薬王院経由で行きます。

高尾山 薬王院

高尾山 薬王院 夏の登山

高尾山 薬王院 夏のハイキング

高尾山薬王院。人生何度目かの参拝を済ませます。

御本尊は飯縄大権現というそうで、神様からは「また来たのかよ」と思われそうですが東京に住んでいるうちは今後も足を運ばせていただきます。

高尾山 薬王院の山門

薬王院で大好きなのがこちらの山門。

大きい建造物はいつだって心躍るぜ。

高尾山 仏舎利塔

参道の途中で寄り道したのが仏舎利塔

男坂と女坂の分岐にある階段を登った先にあったのですが、お恥ずかしいことに過去何十回と高尾山に登っていながらここは初めて来ました。

タイから寄贈されたものらしいです。

小仏〜景信山〜高尾山 あじさい咲く夏の登山

小仏〜景信山〜高尾山 アジサイが満開の夏のハイキング

再び参道に戻って進んで行くとアジサイが綺麗に咲いていました。

ここら辺は先月の登山でもあじさいロードとなっていましたが、7月でも残っているもんですね。

ブルーの透き通った色が素敵でした。

高尾山 さる園

高尾山のさる園。

ここは毎回スルー。一度も中に入ったことはありません。

登山中に猿はあまり出会いたくはないですが、上高地あたりに行けば毎回天然の猿を見れるしお金払ってまではいいかな。

高尾山 かすみ台展望台

高尾山 かすみ台展望台からの都心方面の展望

高尾山の山頂以上に都心方面を見渡せるのが、こちらのかすみ台展望台。

ケーブルカー乗り場のすぐ近くで、ここからもスカイツリーや新宿の高層ビル群などが見渡せます。

高尾山 1号路コースで下山

その後はケーブルカーやリフトは素通りして1号路のアスファルト道をひたすら下って行きます。

登山道としての面白さはほとんどないですが、道が広いので渋滞はまず発生しないのが良いところ。惰性に身を任せて無心で下る。

高尾山ケーブルカー乗り場

こうして麓のケーブルカー乗り場まで下山完了。

夏の高尾山と言えばビアマウント。10月26日まで絶賛開催中です。

高尾山口駅

高尾山口駅まで歩いてこの日の登山が終了となりました。

小仏バス停~景信山~城山~高尾山~高尾山口駅という縦走コース。全体的に良く整備されて歩きやすく、合間には売店やトイレも多数あるので登山初心者にとっても歩きやすいと思います。

真夏は灼熱登山となりかねないので熱中症は要注意ですが、良ければ行ってみてください。

【日程】
2025年7月19日

【コースタイム】
8:50 小仏バス停
9:50 景信山
10:40 城山
11:45 高尾山
13:00 高尾山口駅

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