今日という日を忘れずに

日帰りハイキング、テント泊縦走、冬の雪山登山など、山登りメインのみやっちの登山ブログです

冬の木曽駒ヶ岳(中央アルプス) 雪山登山 ~~壮大な千畳敷カールと宝剣岳~~

   

2015年最後の登山は標高2956mの中央アルプス・木曽駒ヶ岳へ。

通年営業しているロープウェイを利用して日帰りで登ってきました。登山行程はそれほど長くはないですが、12月の年末ともなれば、そこは3000m級の雪の世界。たっぷり積もった雪と猛烈な突風に身体を飛ばされそうになりながらの厳しい山行となりました。

今シーズン初の雪山というのもあって不安も少しありましたが、久しぶりの雪景色にひたすら感動!圧倒的スケールの千畳敷カール、雪の稜線に南アルプスと富士山の展望。そして特に圧巻だったのが、雪をまとった宝剣岳の雄姿。夏場とはけた違いの迫力がありました。

雪山はやっぱり素敵です。最後も青空で締めくくれて、2015年の総括に相応しい山旅となりました。

 

2015年の山納め、冬の木曽駒ヶ岳へ―――

 

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明けましておめでとうございます。

2016年、めでたい新年の幕開けですが、まずは2015年最後の登山記録を。登ってきたのは中央アルプスの盟主、木曽駒ヶ岳

長らく続いた紅葉登山も終わって、季節は一気に雪山へ。

 

木曽駒ヶ岳はゴールデンウィークにも登っているので、今年2回目。(GWの残雪登山の記録はこちら

もともとGWの木曽駒ヶ岳が厳冬期の登山への下見的な意味合いがあったから、今回がむしろ本番。満を持して挑んできました。

ロープウェイ使えて行程も短いし、最初の足慣らしにはちょうどいいかと思ってたけど、、、やはり雪山はそう簡単ではなかったです。なめてたわけじゃないけど、雪山の厳しさをしっかりと味わった1日となりました。

 

これで2015年山納め。ただ、最後とは言っても今シーズン初の雪山登山。まともな登山も久しぶり。自分の中では気持ちも新たに、冬山へのスタートと言える山行でした。

今年は前年よりも山に登れる回数は減りそうだけど、やっぱり山は好きです。久しぶりの雪景色に触れて素直にそう思えました。

 

2016年もブログは粛々と更新していくつもりなので、今年もどうぞよろしくお願いしますm(__)m

 

~~ 2015年12月29日 木曽駒ヶ岳 雪山登山 ~~

クリスマスも終わって、年の瀬が迫る12月28日深夜。一人の男のお誘いを受けて、中央アルプスの木曽駒ヶ岳へ。

振り返ってみれば、昨年の山納めもこの男とでした。

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そうです、まさきです。

2年連続一緒に山納めしているうえに、2015年は初登りの金峰山もまさきとだったな。一緒に登るのは割と久しぶりだけど、何だかんだスタートとラストをご一緒することになるのは、、、これも何かの縁か。

 

正直なところ、体調不良もあって急に雪山というのも不安があったけど、木曽駒ヶ岳なら行けるだろうと思って今年もラストをご一緒させてもらいました。

 

深夜に都内を出発して、3時過ぎに菅ノ台バスセンター駐車場に到着。木曽駒ヶ岳ロープウェイまではマイカー規制がかかっているので、ここでバスに乗り換え。バスの始発まで仮眠します。

久しぶりの登山なので、実はかつてないほど緊張してて、あんまり眠れなかった……。

 

冬季のバス始発は8時15分。陽もすっかり登って明るくなった頃にようやく動き出せます。ここからバスに乗って、さらにロープウェイに乗り換えないといけないので登山開始は最速でも10時近くになります。もう少し早く登りたいと思う反面、木曽駒ヶ岳だけなら10時スタートでも十分間に合うので、なんとも言えない……

この日は登山者が多かったからなのか、8時頃に臨時バスを出してくれました。

 

そんなわけで、予定よりも15分くらい早く、8時半過ぎにしらび平に到着。この時点で標高1662m。明け方まで雪が降ったようで路面には雪が薄っすらと積もってました。

 

ロープウェイも通常なら始発が9時5分なのに、臨時で8時40分頃に1発目を動かしてくれました。ありがたや~!

毎度目にするモンベルのウェアを着たロープウェイガールさん。年末なのにお仕事お疲れ様ですm(__)m

 

こうして予定より早く9時前に千畳敷に到着。標高はすでに2640m。森林限界も難なく超えて、あっという間に銀世界に突入。

文明の利器は偉大です。

写真の茶色い建物は通年営業のホテル千畳敷

 

いきなり飛び込んでくるのは千畳敷カール。木曽駒ヶ岳の代名詞にして日本を代表する壮大な岩壁!

写真では青空が広がっているけど、これはいいタイミングで撮れただけで、まだこの時はガスったり晴れたりの状態。ホテル前の展望台からも南アルプスなんて全く見えませんでした。準備しつつ、好天を願って少し様子見。

2015年は天気に関しては大当たりが続いたので、最後もきっちり青空で締めたかった。どうかお願いします!

 

下を見ると早速登山開始している人もいました。明け方まで雪が降っていたみたいだけど、下を見るとばっちりトレースついてた。

ホテルに泊まってた人が早朝に登ってトレースつけておいてくれたんでしょうね。これなら割と簡単に登れちゃいそう。

 

駒ヶ岳神社で安全祈願して出発。いつになく緊張しているけど、どうか無事に登って降りてこれますように……

そして、どうか周りのしつこい雲が取れますように……

 

こうして9時30分、今シーズン最初の雪山登山開始。久しぶりの雪山登山靴にアイゼン、ピッケル。不安だけども懐かしい感覚。

先を行く赤い2人はまさき。3人で登るのは、今年2月の宝永山以来か。あの時と同様の暴風に見舞われるとはこの時は思ってもみなかった……。

スタート時は無風で、寒さはそれほどでもなかったです。

 

目の前に広がる千畳敷カールの雪壁。ロープウェイで一気に壮大な雪の世界へ来ることができる木曽駒ヶ岳。雪山の初戦にはこれくらいがちょうどいい。

本当なら木曽駒ヶ岳は昨シーズン中に登る予定だったんだけど、去年はロープウェイの故障で千畳敷まで来ることができずに持ち越しとなった山行。そのせいか、ヤマレコとかTwitter見ても、今シーズン木曽駒ヶ岳に入っている人は多い気がします。

 

思った以上に新雪フカフカで、足が埋まる埋まる。

人がたくさんいるのを見て、スノーシューは下に置いてきたけど、トレースなかったら間違いなく必要な積雪量。

モフモフ~~♪

 

久しぶりの雪景色に徐々に気持ちが高ぶってくる!今年は例年になく雪が少なくてスキー場もピンチみたいだけど、3000m級の世界には雪がたっぷり積もってました。

 

徐々に近づいてくる千畳敷カールの雪壁。GWに一度歩いているのでどれほどの斜面かはわかってはいたけど、あの時とは雪の量、付き方がまるで違う。

本当ならノートレースでバフバフ道を開拓していくのが木曽駒雪山登山の醍醐味なんだろうけど、予想以上の埋まり具合なので、先行隊がいてくれるのは有難かった。

 

いつかは自分でラッセルして登りたいと思いつつ、今回は誰がつけてくれたかもわからないトレースを有難く頂戴します。

 

道を外すとズボッと踏み抜く。序盤ですでに太もも近くまで埋まります。これ、最初にラッセルした人は相当大変だったんじゃなかろうか……。

序盤はストックのほうが歩きやすいんだろうけど、途中で持ち変えるのも面倒だったので最初からピッケル携帯して登りました。

 

登っている間は終始、横に見える雪の岩壁に見惚れてた。

ただでさえ夏の岩場が苦手なので、積雪時に岩山なんて登れる気がしないけど、見てる分には美しい。

 

山を前にしたら人間なんてどんだけちっぽけなものかがよくわかる。特に雪がつくと、山も一層険しく見えるから、その場にいると山の威圧感は半端ない。

木曽駒ヶ岳はこれで3回目だけど、かつてないくらい千畳敷カールに迫力がありました。

 

徐々にきつくなってくる斜面。写真ではずっと青空が広がっているように見えるけど、青空が映った写真を使っているだけで、まだガスったり晴れたりの繰り返し。

というか、この段階ではガスに覆われる時間のほうが増えてきて、幸先不安だった。雪の急斜面よりも天気のほうが心配っていうね……

 

上から見下ろすをこんな具合。なかなかの斜面でしょ~( ̄▽ ̄)

トレースついてなかったらスノーシュー履いて登ってたと思うけど、スノーシューだとこの斜面はかなりきつい気もする。千畳敷カールの踏破はコンディション次第でかなり難しくなりそう。

 

千畳敷カールの岩の門。ここを通過するあたりが傾斜が一番きつい。

ここらへんで雪崩とか滑落ってそんなに聞いたことはないけど、列を成して登っているときは、ステップの拍子に小さい雪のブロックが落ちてきたりもするのでやや注意。

 

先ほどまで見上げていた岩壁も、同じくらいの高さになってきた。

 

雪の斜面を一部トラバース。短いけど、雪が結構崩れやすかったので慎重に行く。

 

ラストは岩と雪のミックス。夏道の階段が一部露出していたりもして、歩きづらかったです。ここら辺は降りるときにピッケルが不可欠。

 

10時10分、とりあえず無事に千畳敷カールを登り切って、乗越浄土に到着。

たったの40分だったけど、体感的には結構長く感じました。

 

そして、ご覧ください!完全にガスりました(笑)

見事なまでに真っ白な世界。2015年最後の最後でこれかよ……

 

稜線に出た途端にものすごい風が吹き付けてきたので、山小屋の陰で防寒対策。

ここから先、さらに風が強くなる。

冬季は山小屋は完全に閉まっている上に、幸か不幸かスタートから森林限界を超えているので樹林帯もなく、小屋の陰くらいしか風よけとなる場所がない。

 

ガスっているけど、これはこれで幻想的なシーン。太陽の光がぼんやりと見えるあたり、意外とすぐに晴れそうなパターンでもあったので、実際はそこまで悲観もしてなかった。(天気予報、日中は晴れマークだったし)

 

木曽駒ヶ岳は手軽に登れるイメージがあるけど、稜線に上がってからは道が広いのでホワイトアウトすると結構怖い。この日は人も多かったので道迷いの心配はなかったけど、ガスに包まれると方向感覚がなくなるって言うので気を付けてください。

雪の中でガスに包まれると、なんか急に体感温度も下がって心細くもなるしね。

 

強風によってできた巨大なエビのしっぽ。

樹氷とか霧氷とか、冬は天気が崩れても楽しめるものがあるってのが良いところ。

 

動き出して間もなく、待望の青空が見えるようになってきた。厄介な強風も、このときばかりは雲をどんどん流してくれてるから頼もしい存在。

 

霧が晴れていく中で、太陽に照らされて姿を現した宝剣岳。この瞬間は、あの奥穂高岳に立った時に姿を現したジャンダルムに匹敵する名シーンだったと思う。

この日の宝剣岳は千畳敷カールをも超える神々しい姿を見せてくれました。後で写真バンバン載せてやります!

 

前方のガスも取れてきた。目の前に見えるのは木曽駒ヶ岳手前の中岳

迂回ルートはこの時期通れないので、中岳を越えていくしかないです。

 

中岳に近づくにつれて風がさらに強くなってきた。強風を越えて暴風並みの風速。

 

晴れてきても、強風で雪煙が舞って、まるで吹雪みたいな天候。。。想像以上に過酷な山行となった木曽駒ヶ岳。写真だと強風が伝わりづらいのがもどかしいけど、本当に暴風でした。

今シーズン最初の雪山として比較的手軽な山を選んでみたけど、全然違った。寒すぎるし、真っすぐ歩けないっ!

 

(そして、このときすでにパーティー内で限界を迎えつつあるものがいた……)

 

どうにか中岳山頂に到着。この山頂の風がまたひどくて、吹っ飛ばされそうにもなった。岩陰に隠れてお茶でも飲もうかと思ったら、カチンコチンに凍ってたぜ……

 

強風吹き荒れているけど、展望は素晴らしい!スタートからしつこかったガスもようやく抜けてくれて、遠くの山脈も徐々に見えてきました。

今年の後半に何度もあったけど、ガスってから晴れる展開っていうのは、テンションが最高に上がるタイミング!気持ちの面でも元気が出てくる。

 

正面に見えた木曽駒ヶ岳山頂。中岳山頂の風があまりに強くて、留まっているほうが危なかったのでさっさとピークを目指します。

下に見える頂上山荘まで下って登り返す。

 

風を遮ってくれるものがないので常に強風が吹きつけるけど、見事な青空が広がってきました。

 

木曽駒ヶ岳と中岳の鞍部に建つ駒ヶ岳頂上山荘。木曽駒界隈で唯一のキャンプ場も雪ですっかり埋もれてました。

ここも風の通り道なのでまっすぐ歩くのがしんどい。

 

猛烈な風と巻き上がる雪煙。このワンシーンだけ見たら木曽駒にいるとはとても思えない、極地さながらの厳しい環境。

 

凍てつく風、久しぶりの雪山登山。

そして、ここにきてついに「もう、無理!!」と限界を迎えたものがおりました……。

 

山頂手前でバッテリーが機能せずに、自分の相棒のカメラが死亡……(チーン)

 

言われてみれば自分の身体だけじゃなくてカメラも久しぶりの雪山だったか。。。寒さに慣れていなかったようで、悪いことをした(笑)

昨シーズンの雪山ではこんなことなかったけど、あまりに風が強くてキンキンに冷えたんでしょうね。無念のリタイアとなりました。

 

そんなわけで、ここからはまさきの写真を拝借。偶然にも同じカメラを使っているのに、まさきのバッテリーだけ無事なのは……おそらく雪山慣れさせてなかったからに違いない!カメラを冷蔵庫にでも入れて寒さ慣れさせておきます。

 

暴風に悩まされたりもしたけど、とりあえず11時15分、無事に木曽駒ヶ岳山頂に到着。

 

山頂神社の社は雪で半分以上埋まってました。これでも例年に比べたら格段に雪は少ないんでしょうね。標識もほとんどが出てました。

山頂へ着いたと同時に感じられる空の青さ。宇宙さえ感じさせる深いブルーが広がってました。

 

木曽駒ヶ岳山頂に着いて、いつも気になるのがこの馬の背の稜線。 雪がいい具合に乗っかってました。

歩いてみたいとも思うけど、この先へ行ってしまうとどこに行きつくかわからないので、歩く日が来るかどうかはわからない。

木曽駒に最初に登った時に、この稜線上に猿が悠々と居座っているのを見たので、そんなに歩かれてる道ではないんでしょうかね。

 

ここに来てようやくはっきりと見えたのが南アルプス。木曽駒ヶ岳からの展望と言えば、まずはこの南アルプスですな。

3000m級の山が連なる山はもはや壁。その壁の向こうから富士山も見えました。

 

やや残念だったのは御嶽山が雲に隠れて見えなかったことか。しばらく山頂にはいたけど、御嶽山の雲は取れませんでした。

 

晴れていればこんな間近に御嶽山を望めます↓

2015年4月26日 残雪の木曽駒ヶ岳より)

 

山頂の神社。ひとまず無事に登頂できて感謝です。

風は相変わらず強くて、かなり寒い……。風を遮る場所がないのが苦しいところ。

 

それでも展望が素晴らしかったので、30分くらい居座ってやりましたよ。

とりあえず登頂記念に1枚。3人ともウェアの色が赤という人がいるけど、とんでもない。自分のはオレンジですよ(キリッ!)

 

まさき、岳、ありがとさん!前回3人で登った宝永山も暴風だったけど、今回もなかなかの風でしたな。

思った以上に登り応えあったけど、簡単に登れたらそれこそあっという間に終わってたから、この過酷さはちょうど良かったのかもしれない。

 

登り初めに心配していた天気も、すっかり晴れ渡って見事な雪景色!久しぶりの雪山はやっぱり感動させられます。

この起死回生の天気回復は、2015年を象徴する展開だったと思う。本当に天気には恵まれた年でした。

2016年もこんな登山が続くことを願うばかり。

 

記念に1枚。自分のカメラは冬眠中なので、まさき先生に撮ってもらいました。

空木岳方面へと延びるこの中央アルプスの稜線がまた素晴らしい!こういう景色が見れるから雪山はやめられない。

 

ちなみに……

 

カメラの設定ミスで偶然取れたNGな1枚。どうやって撮ったんだろ、これ……?

まさきのカメラも瀕死寸前だったんでしょうかね( ̄▽ ̄)

 

暴風の中でも景色が素晴らしかったので30分ほど居座って下山。とにかく寒かったけど、見えた景色は見事な絶景でした。

 

帰りはすっきりとした青空が広がっていたので、同じ道でもまた違った絶景を見ることができました。

ただ、風は強い……。木曽駒ヶ岳はロープウェイで手軽に来れる反面、最初から森林限界を超えているので、途中に逃げ場所がないのが怖いところか。

 

カメラのほうはバッテリー暖めて、数秒復帰するという繰り返し。。去年はこんなことなかったけど、何か対策考えないとダメだなこりゃ。。。

しばらくはまさきからカメラ借りてパシャパシャ撮ってました。

 

中岳を過ぎてから息をのんだこの景色!!宝剣岳が最高にカッコよすぎる!

ゴールデンウィークに来たときはここまで感動した覚えはないから、雪の力なんでしょうね。これもいわゆるゲレンデマジックってやつだな(`・ω・´)

 

この迫力!宝剣岳がいつも以上に大きく見える。

近づいていくにつれてその迫力が増していきました。

 

中岳から見る富士山と南アルプス。こちらも見ごたえあり。朝とは打って変わって鮮明に見えました。

このアングルからの眺めで思い出したのが、ゴールデンウィークに出くわした映画の撮影隊。

 

手前の伊那前岳の稜線で、岡田准一主演の映画「エヴェレスト 神々の山嶺」の撮影がちょうど行われていた日でした。 緑のシートが何なのかはわからなかった……。あと、肝心の岡田准一はいなかったと思う。

 

これぞ雪の宝剣岳!宝剣岳がこれほどカッコよく見えたのは今回が初めて。本当に迫力あるので、ぜひ見てほしい。

木曽駒ヶ岳自体は中岳から見ると丸い丘というイメージなので、余計にこの宝剣岳の鋭利な姿が際立つ。北アルプスの槍ヶ岳に匹敵する尖がり具合じゃなかろうか。

ただただカッコよかったです。

 

宝剣岳には登れそうになかったし風も強かったので、このまま帰ることにしました。一通り見たい景色は見れたし、まだ下から見上げる千畳敷カールの絶景が待っているんでね。

 

千畳敷カールは下りがやや怖い。上のほうは岩場と雪のミックスだし、この時間でも登りに来る人がいたので、ゆっくり下りました。

 

朝とは違って澄んだ青空に映える岩壁。陽も高くなって影の付き方1つで景色も違って見える。

 

滑走したら気持ちよさそうな雪の斜面。モフモフなので、雪をバフバフ踏んづけながら下山。

GWのときは、ある程度下ったところからシリセードで一気に下りれたけど、この時期は雪の量が多すぎるので無理でした。

 

振り返ってみる千畳敷カール。これが見たかった!上のほうでは暴風で雪煙が舞っているけど、千畳敷カールまで降りてしまえばほぼ無風。ここら辺まで来ると、汗かくくらい暖かかったです。

カメラもここにきて復活してくれました。

 

 

明け方は見れなかった南アルプスの山たち。そして、その奥で頑張って顔を出す富士山。

ここから見ると、本当に壁にしか見えない3000m級の山々。甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、塩見岳、赤石岳、さらに南には聖岳まで全部見渡せました。

 

ここにきてようやくお昼休憩。稜線上は風が強すぎて、ご飯を食べる隙もありませんでしたが、ここまで来れば無風なので休憩には最適。

 

休憩には絶好のロケーション!無風って素晴らしい。

雪の千畳敷カールはずっと見たかった景色。ゴールデンウィークにも雪は残っていたけど、雪の量はまるで違うので、ひときわ綺麗に見えました。

 

雪山には濃いブルーの空がよく合う。アルプスの壮観な世界観に浸れて、締めの登山としては言うことなしの内容でした。

降りてくる人、みんなはしゃいでたな(笑)

 

 

こうして13時40分、ホテル千畳敷に帰還。冬季はロープウェイが1時間に1本、毎時55分発だったのでちょうど良いタイミングでした。

 

何度も眺めてしまう雪の千畳敷カール。これが見たいがために来たようなものもあるので、無事に見れて本当によかった。

2015年の見納めがこの景色というもの、1年間の山の充実っぷりを象徴している気もする。出発にお願いした好天祈願が実って、今回も青空で終わることができました。

 

1時間に1本しかないので、ロープウェイはこんな感じで満車状態。木曽駒ガールさん、年末までお仕事ありがとうございました。

ロープウェイに降りてからのバスはちゃんと接続していてくれるので、駐車場には15時前に戻ってこれました。

 

降りてきてからの南アルプスがまた格別。冬に南アルプスに入れる力はまだないけど、仙丈ヶ岳あたりは雪の時期にいつか登ってみたいと思ってる。

今年は去年に比べたら年末から正月にかけての天気は良かったんじゃないかな。北アルプスでもそれなりに晴れたみたいだし、南アルプス・八ヶ岳に限ってはほぼ全日快晴だったはず。

天気に関しては恵まれた正月休みだったと思います。

 

下山後の温泉はこぶしの湯。もう3,4回くらい来たことがある温泉です。ロープウェイの券を買うときにここの温泉の割引券をもらえるので、それを利用するのがお得。

 

帰りは駒ヶ根名物ソースカツ丼を食べようと思ったら、年末なので営業している店が全然なく、、、。仕方なく最寄りの小黒川PAでソースカツ丼食べました。これがなかなかのクオリティーで旨かったし、シャキシャキの玉ねぎ食べ放題に箸が止まらなかった。

小黒川PA、あまり寄られない場所かもしれないけど推しておきます!

 

こうして、年末ということで特に渋滞することもなく東京へと帰りましたとさ。

 

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こんな感じの2015年締め登山。年明けにこの記事を書いているので、新年1発目という感じがしてしまうけど、今シーズンの雪山としてはこれが始まりなので、ある意味ではスタートともいうべき登山でした。

久しぶりの登山だっただけに緊張したけど、難易度としてはちょうど良かったかなと思ってます。

 

最初は天気にやや不安もあったけど、なんだかんだ今回もすっきりと晴れてくれて、山頂では素晴らしい雪景色を見せてくれました。空も冬らしく濃いブルーで、太陽とそれに照らされた雪山がまぶしく輝いてた。

夏とはまた違う景色を見せてくれるから、雪山登山もやめられない。空木岳へと続く中央アルプスの稜線もきれいでした。

 

暴風で予想よりも過酷な山行にはなったけども(カメラ壊れたし…)、過酷な雪の世界で見た宝剣岳がこの旅一番の収穫でした。この雄姿は素晴らしすぎるよ!「俺が中央アルプスのシンボル!」って主張しているくらい、堂々とした風格。

冬の宝剣岳のカッコよさをまざまざと見せつけられました。

 

あとは千畳敷カールか。昨年はロープウェイの運休もあって、雪山登山の積み残しになってしまっていた木曽駒ヶ岳。この山に登りたかったのも雪の千畳敷を見たいという思いが強かったからで、ようやく念願叶いました。

この絶景はロープウェイを降りた瞬間に飛び込んでくる風景なので、誰にでも見ることができるものです。山頂まで登らずとも十分に満足できると思うので、冬の千畳敷カール、その世界観に浸るだけでもおすすめしておきます。

 

2015年があまりに充実した内容だったので、それに比べると2016年は見劣りするとは思うけど、今後も山に登ったらブログは更新すると思うので、気楽に読みに来ていただけたら幸いです。

 

そんなわけで、今年もどうぞよろしくお願いしますm(__)m

 

冬の木曽駒ヶ岳山頂より―――

 

おしまい

 

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【日程】

2015年12月29日 曇りのち晴れ

【コースタイム】

千畳敷(9:15) --- 乗越浄土(10:10) --- 中岳(10:45) --- 木曽駒ヶ岳(11:10~11:45) --- 千畳敷(13:40)

 

 

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