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屋久島の旅(3日目) 淀川登山口~宮之浦岳 日帰り登山

      2016/06/30

2日目の続き)

3日目はいよいよ標高1936mの宮之浦岳へ。洋上のアルプスと呼ばれる屋久島、その最高峰のお山で日本最南端の百名山でもあります。島のほぼ中央に位置していて、山頂からは海まで見渡せる360℃の展望が待ってるとな…!これは期待するしかない!!

登山口はいくつかありますが、今回は最もベーシックな淀川登山口からピストンすることに。車である程度標高を稼げるので、高低差は600mに満たないくらいですが、やはり距離が長い、、、。往復で10時間はかかります。

前日に続いての長時間ハイク、気合い入れて行ってきやした。

 

屋久島最高峰、宮之浦岳へ―――

 

【日程】

2013年4月27日 快晴

 

【コースタイム】

淀川登山口(6:00)→淀川小屋(6:45)→花之江河(8:15)→投石平(9:20)→宮之浦岳(11:05)→→→お昼休憩→→→下山開始(12:10)→花之江河(14:10)→淀川登山口(16:00)

 

 

~~3日目、淀川登山口から宮之浦岳~~

洋上のアルプス、屋久島。宮之浦岳はそのほぼ中央に位置しているので、山頂を目指すなら山奥まで深く分け入っていく必要があります。今回選んだ淀川登山口からのコースは、おそらく最短で山頂まで行けるので日帰りも可能。ただ、それでも往復10時間は超えますぜ。。縄文杉と同じく、日帰りだと長旅になることを覚悟!

 

では、スタート!!

 

前日と同じく早朝3時半に起床して4時過ぎに宿出発。宮之浦地区から、ここ淀川登山口までは1時間半ほどかかります。道はほぼ舗装されてますが、ヤクスギランドから先がちょいと道幅狭かったかな。

6時に登山口についた時にはすでに駐車場は満車。10台程度しか停められない小さな駐車場で、これからのシーズンはだいたい満車になっていると思った方がいいです。まぁ、これは想定してたことなので、引き返して路駐。(ここは路駐OKです。)

 

ここが淀川登山口。協力金を支払って、ハイク開始!

そういえば登山届けですが、登山口にボックスがありますが、大抵宿泊している宿で受け付けてくれるので、事前に書いておいた方が良いです。今日は前日よりもやや行程は短く、6時スタートの16時半下山予定なり。

 

流石は世界遺産というだけあって、道は整備されてます。急登はあまりなくて、緩やかなに標高を上げていく感じ。

 

この日はGW初日と言うこともあって、ツアー客も多数。小さい子も頑張って登ってました。(ちなみにこの子たち、宮之浦岳までしっかりと登ってました。。子どもはメンタルさえ折れなければ体力は底なしだな、、、すごいよ。)

 

しばらく歩くと淀川小屋に到着。この避難小屋は割と綺麗でした。淀川登山口から登る場合、ここが唯一の山小屋なので前日入りするならここ。シーズン中はかなり混むらしく、外の広場にテント張ってる人もいました。

トイレも登山道中ここにしかなくて、あとは携帯トイレブースになります。

 

屋久杉はもちろん健在。名も付いてない杉でも、やっぱりデカいですな!スケールが違う。

この日は風もほとんどなく、日差しも暖かいので歩いていればちょうど良いくらいの気温。今日も山日和になりそうでよかった、、、

 

しばらく平坦な道。木のトンネルをゆっくり進んでいきます。気持ちいいですぜ~

 

所々、こんな感じで展望スポットがあったりします。写真は高磐岳の豆腐岩。ロールケーキのような切れ目が入った面白い岩。まるで誰かが面白半分で山頂に飾ったように置いてあんね。他の周りの山を見渡しても、こんな感じで山頂が岩場の山が結構あります。屋久島の山の特徴だったな…

それにしても一面青空、素晴らしい!

 

どんどん進む。登山道は白い砂が敷かれていて、燕岳の登山道に似た感じがしました。個人的には靴があんまり汚れなくて済むのがうれしいw

 

またまた展望台。これから目指す山々が見渡せます。山頂に近づくにつれて、巨岩がたくさん散らばっているのがよくわかる。

 

突然開けた場所に出たら、そこが小花之江河。「こはなのえごう」って読みます。貴重な湿原地帯でプチ尾瀬のような雰囲気でした。この先にさらに大きい花之江河があります。

 

湿原脇に建ってた真っ白に輝く樹。守り神みたいですごいカッコ良かった!

 

8時過ぎ、花之江河に到着。スタートして2時間ほどかかりました。ここは日本最南端の高層湿原らしいです。

 

湿原にはシカもたくさんいました。ホント、屋久島はシカが多かったです。関東のシカと比べると、体が少し小さ目だったように感じたけど、、、単に見たのが全部子どもだったのかも。真っ白なおしりが可愛すぎですな。

 

湿原を眺めながら、ここで朝ごはん。前日と同じく弁当を用意してもらいました。ちなみに地図上だとここにトイレマークがあるかもしれないですが、それは携帯トイレブースなので、要注意。淀川小屋以外は全て携帯トイレブースです。

 

宮之浦岳まで、残り3.8km。ここから先は適度な登り坂が出てきて、視界も開けてきます。

 

黒味岳分岐。今回はスルーしたけど、ここから黒味岳へは往復1時間ほどなので、時間に余裕があれば登ってみるといいかも。下からも良くわかる巨大な岩の山頂です。ザックたくさんデポってありました。屋久島は外人さんも多かったけど、こういうの見ると驚くのかな…?

 

ロープも出てきて降りたり登ったり。全然難易度は高くないので問題ないですが、岩場なので雨上がりはちょいと滑るかも。

 

徐々に森林限界が近づいて、展望が一気に開ける!ここら一帯は投石平と呼ばれる場所。ここも湿原で、流石に雨量が多いだけあって水が豊富でした。

 

周りを見渡せば奇岩たくさん。写真は先ほどの分岐であった黒味岳山頂ね。人が登ってるのが下からでもよくわかった。

 

ようやく前方に見えてきた、最高峰の宮之浦岳。まだ結構遠い。

 

宮之浦岳手前には、栗生岳、翁岳、安房岳、投石岳といくつかのピークが控えています。ほとんどはピークを巻いて進むので、道は楽なもんです。

目の前のは確か安房岳、、、かな。ここまで来ればあとは稜線沿いを歩いて行くだけなので、稜線大好きっこにはたまらんよ!

 

稜線歩き開始~!展望最高、天気最高!

 

実際はこんな感じのササ原を歩いて行きます。周りには奇岩が点在していて、景色も面白い。

 

人の半顔に見える巨大な岩。ちなみに岩の奥は霞んでますが、全部海です。

 

翁岳。これだけ巨大な岩が点在する光景は、あんまり見たことがないな。青空も広がって雄大な景色やのぅ。

 

振り返ってみる山々。ピーク横目に脇道を進んでくるのでそこまでアップダウンもきつくはないです。

 

宮之浦岳手前の最後のピーク、栗生岳。ここだけはピークを踏めます。

 

くりお。名前が可愛いなw 岩の隙間の奥に祠がありました。

 

いよいよかと思ったら、またもや偽ピーク。こんな感じの偽物がたくさんありました。宮之浦岳は見えてからが結構長く感じるかもしれませんな。

 

縦に真っ二つに割れた巨大な岩。巨岩、奇岩、たくさんありました。

 

ついに見えた宮之浦岳~!同じような景色が続くので、宮之浦岳が見えてからここに来るまで、割と距離が長く感じます。眺め良いから全然良いけどね。

 

午前11時、山頂に到着~!流石に天気良いだけあって、山頂は賑わってました。スタートして5時間、前日の縄文杉に比べたら楽な道のりでした。

どっしりした三角点も置いてあります。

 

そして、うわさ通り、山頂からの展望が素晴らしかった!!

 

山頂から永田岳方面。アルプスのような山容。こいつはぜひいつか登りたいと思った!

 

右奥へ続く稜線が縄文杉へ続く道。ここもいつかテント担いで歩いてみたい。奥は一面、海~!

 

東の海の果てには、薄っすらと種子島も見えました。

 

歩いてきた稜線~。気持ちのいいササ原の稜線歩きでした。

 

山頂でお昼休憩。前日と同じく、昼食弁当Bの登場!標高2000m近い場所ですが、日差しが暖かいのでそこまで寒くなかったです。

「山が好き、酒が好き」の五竜Tシャツはわっきー。今回のお誘い&プラン立てありがとね!

 

1時間ほど休憩して下山開始。来た道を戻りますが、ここでスタート時に追い抜いた子どもたちご一行が登ってきました。宮之浦岳まで日帰りで来るとは、、、末恐ろしい。。

 

何度でも歩きたくなるような雄大な稜線でした。宮之浦岳、素晴らし過ぎる!!縄文杉は一度見れたらまぁ満足って気持ちになったけど、宮之浦岳は屋久島に来たら絶対に外せない!それくらい気に入った山でした。

 

帰りがけ、湿原近辺ではシカがウロウロ。相変わらずの無関心っぷりが面白いw

 

花も徐々に咲き始めてました。1か月後くらいになるとシャクナゲとかも咲き始めるんだろうね。(ここ屋久島では、シャクナゲが「島の女王」とも呼ばれてるらしい、、)

 

登山口の名前にもなってる淀川。非常にゆったりした流れで、水が透き通ってた。ガイドさんの話を立ち聞きしたけど、あまりに綺麗すぎて魚も住めないんだとさ。

宮之浦岳も縄文杉もそうでしたが、途中に水場がチラホラ点在してます。冷えてて美味いのでぜひ飲んでみてくださいな。

 

淀川小屋まで戻ってきました。前泊者で賑わってて、テントもチラホラ張られてた。この翌日も天気良いみたいなので、今年のGWは当たり日だったなぁ~

 

予定よりも早く16時に下山完了~!10時間ハイク、お疲れ様でした。

下山後は途中で出会ったガイドさんにも薦められて、尾之間温泉へ。

 

尾之間温泉。地物と人で賑わってるアルカリ性強い温泉。激熱のお湯で有名な温泉ですが、ちょい熱い程度でした。ちなみに、月曜日の清掃後が一番お湯が熱いんだとさw

入浴料は200円。屋久島の温泉と言えば、ここ以外ではやっぱり海中温泉かな。見渡す限り海の贅沢な自然の温泉。次回来た時に入れたら入ってみたいです。

 

温泉にも入れてゆったり帰宅~!早めに降りて来れてよかったです。

 

宿で取る最後の夕食。お母さんが気を利かせてくれて、最後は肉が出ました!ありがたやぁ~!

 

それと、宿泊客のおじさん(毎年、屋久島に来てる方)から屋久島産焼酎「三岳」頂きました。いたせりつくせりで感謝!ごちそうさまでした。

 

さて、翌日は最終日と言うことで、当初の予定では往復5時間ほどで登れる太忠岳を登って終わろうということになっていたのですが、、、意外に時間がタイトになるのでちょいとプラン変更。

お母さんやおじさんの話聞いたり、ガイドブックとにらめっこしたりして、初日に訪れたいなか浜のすぐ近くの渓谷に行ってみることにしました。

その名も「横河渓谷」(よっごけいこく)。ここがまた素晴らしい場所だったのさ!!それは次のお話で、、、

 

そんなわけで、2日に渡るトレッキングレポはこれで終わり~。次回はあっという間の最終日へ。

 

屋久島最高峰、宮之浦岳にて―――

 

最終日へ続く、、、

 

 

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