屋久島の旅(3日目) 淀川登山口~宮之浦岳 日帰り登山

登山
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2日目の続き)

3日目はいよいよ標高1936mの宮之浦岳へ。洋上のアルプスと呼ばれる屋久島、その最高峰のお山で日本最南端の百名山でもあります。島のほぼ中央に位置していて、山頂からは海まで見渡せる360℃の展望が待ってるとな…!これは期待するしかない!!

登山口はいくつかありますが、今回は最もベーシックな淀川登山口からピストンすることに。車である程度標高を稼げるので、高低差は600mに満たないくらいですが、やはり距離が長い、、、。往復で10時間はかかります。

前日に続いての長時間ハイク、気合い入れて行ってきやした。

 

屋久島最高峰、宮之浦岳へ―――

 

【日程】

2013年4月27日 快晴

 

【コースタイム】

淀川登山口(6:00)→淀川小屋(6:45)→花之江河(8:15)→投石平(9:20)→宮之浦岳(11:05)→→→お昼休憩→→→下山開始(12:10)→花之江河(14:10)→淀川登山口(16:00)

 

 

~~3日目、淀川登山口から宮之浦岳~~

洋上のアルプス、屋久島。宮之浦岳はそのほぼ中央に位置しているので、山頂を目指すなら山奥まで深く分け入っていく必要があります。今回選んだ淀川登山口からのコースは、おそらく最短で山頂まで行けるので日帰りも可能。ただ、それでも往復10時間は超えますぜ。。縄文杉と同じく、日帰りだと長旅になることを覚悟!

 

では、スタート!!

 

前日と同じく早朝3時半に起床して4時過ぎに宿出発。宮之浦地区から、ここ淀川登山口までは1時間半ほどかかります。道はほぼ舗装されてますが、ヤクスギランドから先がちょいと道幅狭かったかな。

6時に登山口についた時にはすでに駐車場は満車。10台程度しか停められない小さな駐車場で、これからのシーズンはだいたい満車になっていると思った方がいいです。まぁ、これは想定してたことなので、引き返して路駐。(ここは路駐OKです。)

 

ここが淀川登山口。協力金を支払って、ハイク開始!

そういえば登山届けですが、登山口にボックスがありますが、大抵宿泊している宿で受け付けてくれるので、事前に書いておいた方が良いです。今日は前日よりもやや行程は短く、6時スタートの16時半下山予定なり。

 

流石は世界遺産というだけあって、道は整備されてます。急登はあまりなくて、緩やかなに標高を上げていく感じ。

 

この日はGW初日と言うこともあって、ツアー客も多数。小さい子も頑張って登ってました。(ちなみにこの子たち、宮之浦岳までしっかりと登ってました。。子どもはメンタルさえ折れなければ体力は底なしだな、、、すごいよ。)

 

しばらく歩くと淀川小屋に到着。この避難小屋は割と綺麗でした。淀川登山口から登る場合、ここが唯一の山小屋なので前日入りするならここ。シーズン中はかなり混むらしく、外の広場にテント張ってる人もいました。

トイレも登山道中ここにしかなくて、あとは携帯トイレブースになります。

 

屋久杉はもちろん健在。名も付いてない杉でも、やっぱりデカいですな!スケールが違う。

この日は風もほとんどなく、日差しも暖かいので歩いていればちょうど良いくらいの気温。今日も山日和になりそうでよかった、、、

 

しばらく平坦な道。木のトンネルをゆっくり進んでいきます。気持ちいいですぜ~

 

所々、こんな感じで展望スポットがあったりします。写真は高磐岳の豆腐岩。ロールケーキのような切れ目が入った面白い岩。まるで誰かが面白半分で山頂に飾ったように置いてあんね。他の周りの山を見渡しても、こんな感じで山頂が岩場の山が結構あります。屋久島の山の特徴だったな…

それにしても一面青空、素晴らしい!

 

どんどん進む。登山道は白い砂が敷かれていて、燕岳の登山道に似た感じがしました。個人的には靴があんまり汚れなくて済むのがうれしいw

 

またまた展望台。これから目指す山々が見渡せます。山頂に近づくにつれて、巨岩がたくさん散らばっているのがよくわかる。

 

突然開けた場所に出たら、そこが小花之江河。「こはなのえごう」って読みます。貴重な湿原地帯でプチ尾瀬のような雰囲気でした。この先にさらに大きい花之江河があります。

 

湿原脇に建ってた真っ白に輝く樹。守り神みたいですごいカッコ良かった!

 

8時過ぎ、花之江河に到着。スタートして2時間ほどかかりました。ここは日本最南端の高層湿原らしいです。

 

湿原にはシカもたくさんいました。ホント、屋久島はシカが多かったです。関東のシカと比べると、体が少し小さ目だったように感じたけど、、、単に見たのが全部子どもだったのかも。真っ白なおしりが可愛すぎですな。

 

湿原を眺めながら、ここで朝ごはん。前日と同じく弁当を用意してもらいました。ちなみに地図上だとここにトイレマークがあるかもしれないですが、それは携帯トイレブースなので、要注意。淀川小屋以外は全て携帯トイレブースです。

 

宮之浦岳まで、残り3.8km。ここから先は適度な登り坂が出てきて、視界も開けてきます。

 

黒味岳分岐。今回はスルーしたけど、ここから黒味岳へは往復1時間ほどなので、時間に余裕があれば登ってみるといいかも。下からも良くわかる巨大な岩の山頂です。ザックたくさんデポってありました。屋久島は外人さんも多かったけど、こういうの見ると驚くのかな…?

 

ロープも出てきて降りたり登ったり。全然難易度は高くないので問題ないですが、岩場なので雨上がりはちょいと滑るかも。

 

徐々に森林限界が近づいて、展望が一気に開ける!ここら一帯は投石平と呼ばれる場所。ここも湿原で、流石に雨量が多いだけあって水が豊富でした。

 

周りを見渡せば奇岩たくさん。写真は先ほどの分岐であった黒味岳山頂ね。人が登ってるのが下からでもよくわかった。

 

ようやく前方に見えてきた、最高峰の宮之浦岳。まだ結構遠い。

 

宮之浦岳手前には、栗生岳、翁岳、安房岳、投石岳といくつかのピークが控えています。ほとんどはピークを巻いて進むので、道は楽なもんです。

目の前のは確か安房岳、、、かな。ここまで来ればあとは稜線沿いを歩いて行くだけなので、稜線大好きっこにはたまらんよ!

 

稜線歩き開始~!展望最高、天気最高!

 

実際はこんな感じのササ原を歩いて行きます。周りには奇岩が点在していて、景色も面白い。

 

人の半顔に見える巨大な岩。ちなみに岩の奥は霞んでますが、全部海です。

 

翁岳。これだけ巨大な岩が点在する光景は、あんまり見たことがないな。青空も広がって雄大な景色やのぅ。

 

振り返ってみる山々。ピーク横目に脇道を進んでくるのでそこまでアップダウンもきつくはないです。

 

宮之浦岳手前の最後のピーク、栗生岳。ここだけはピークを踏めます。

 

くりお。名前が可愛いなw 岩の隙間の奥に祠がありました。

 

いよいよかと思ったら、またもや偽ピーク。こんな感じの偽物がたくさんありました。宮之浦岳は見えてからが結構長く感じるかもしれませんな。

 

縦に真っ二つに割れた巨大な岩。巨岩、奇岩、たくさんありました。

 

ついに見えた宮之浦岳~!同じような景色が続くので、宮之浦岳が見えてからここに来るまで、割と距離が長く感じます。眺め良いから全然良いけどね。

 

午前11時、山頂に到着~!流石に天気良いだけあって、山頂は賑わってました。スタートして5時間、前日の縄文杉に比べたら楽な道のりでした。

どっしりした三角点も置いてあります。

 

そして、うわさ通り、山頂からの展望が素晴らしかった!!

 

山頂から永田岳方面。アルプスのような山容。こいつはぜひいつか登りたいと思った!

 

右奥へ続く稜線が縄文杉へ続く道。ここもいつかテント担いで歩いてみたい。奥は一面、海~!

 

東の海の果てには、薄っすらと種子島も見えました。

 

歩いてきた稜線~。気持ちのいいササ原の稜線歩きでした。

 

山頂でお昼休憩。前日と同じく、昼食弁当Bの登場!標高2000m近い場所ですが、日差しが暖かいのでそこまで寒くなかったです。

「山が好き、酒が好き」の五竜Tシャツはわっきー。今回のお誘い&プラン立てありがとね!

 

1時間ほど休憩して下山開始。来た道を戻りますが、ここでスタート時に追い抜いた子どもたちご一行が登ってきました。宮之浦岳まで日帰りで来るとは、、、末恐ろしい。。

 

何度でも歩きたくなるような雄大な稜線でした。宮之浦岳、素晴らし過ぎる!!縄文杉は一度見れたらまぁ満足って気持ちになったけど、宮之浦岳は屋久島に来たら絶対に外せない!それくらい気に入った山でした。

 

帰りがけ、湿原近辺ではシカがウロウロ。相変わらずの無関心っぷりが面白いw

 

花も徐々に咲き始めてました。1か月後くらいになるとシャクナゲとかも咲き始めるんだろうね。(ここ屋久島では、シャクナゲが「島の女王」とも呼ばれてるらしい、、)

 

登山口の名前にもなってる淀川。非常にゆったりした流れで、水が透き通ってた。ガイドさんの話を立ち聞きしたけど、あまりに綺麗すぎて魚も住めないんだとさ。

宮之浦岳も縄文杉もそうでしたが、途中に水場がチラホラ点在してます。冷えてて美味いのでぜひ飲んでみてくださいな。

 

淀川小屋まで戻ってきました。前泊者で賑わってて、テントもチラホラ張られてた。この翌日も天気良いみたいなので、今年のGWは当たり日だったなぁ~

 

予定よりも早く16時に下山完了~!10時間ハイク、お疲れ様でした。

下山後は途中で出会ったガイドさんにも薦められて、尾之間温泉へ。

 

尾之間温泉。地物と人で賑わってるアルカリ性強い温泉。激熱のお湯で有名な温泉ですが、ちょい熱い程度でした。ちなみに、月曜日の清掃後が一番お湯が熱いんだとさw

入浴料は200円。屋久島の温泉と言えば、ここ以外ではやっぱり海中温泉かな。見渡す限り海の贅沢な自然の温泉。次回来た時に入れたら入ってみたいです。

 

温泉にも入れてゆったり帰宅~!早めに降りて来れてよかったです。

 

宿で取る最後の夕食。お母さんが気を利かせてくれて、最後は肉が出ました!ありがたやぁ~!

 

それと、宿泊客のおじさん(毎年、屋久島に来てる方)から屋久島産焼酎「三岳」頂きました。いたせりつくせりで感謝!ごちそうさまでした。

 

さて、翌日は最終日と言うことで、当初の予定では往復5時間ほどで登れる太忠岳を登って終わろうということになっていたのですが、、、意外に時間がタイトになるのでちょいとプラン変更。

お母さんやおじさんの話聞いたり、ガイドブックとにらめっこしたりして、初日に訪れたいなか浜のすぐ近くの渓谷に行ってみることにしました。

その名も「横河渓谷」(よっごけいこく)。ここがまた素晴らしい場所だったのさ!!それは次のお話で、、、

 

そんなわけで、2日に渡るトレッキングレポはこれで終わり~。次回はあっという間の最終日へ。

 

屋久島最高峰、宮之浦岳にて―――

 

最終日へ続く、、、

 

 

 

コメント

  1. みず より:

    とうとう行ってしまったか。
    宮之浦岳行って晴れてるなんて流石だね!

    屋久島の鹿はあれが大人だよ。
    まだまだ楽しめるところいっぱいあるから、もう一回行くべき!

    • みやっち より:

      宮之浦岳行っちゃったよ。もう最高だったな!

      あのサイズで大人なのかぁ~。。屋久島のシカはちっちゃいんだね。ホント人間に無関心ってくらい、そこらじゅうにいたよ。

      屋久島は1回じゃ満喫しきれないな。まだまだ行きたいとこややりたいことあるから、絶対また行くわ!

  2. みな より:

    宮之浦は、展望最高だったね♪
    鎖場→稜線→山頂 この流れは私の中で最高の組み合わせだったよ^_^
    そして、今回の日記は私が沢山写っとる笑

    温泉もあっつくて疲れ吹っ飛ぶし、鹿もお尻がキュートで
    本当に良かったよね^_^
    今度はテント担いで、縦走したいね!

    宮之浦岳はほんとーに、また行きたい山リストにランクインする山になった!

    • みやっち より:

      宮之浦岳は本当に素晴らしかったね!近くにほしいよ、この山。
      稜線大好きっこにはたまらんな。

      写真見返してみて、やっぱり永田岳に興味魅かれた!カッコ良すぎだよ。次回は宮之浦岳と合わせて縦走したな。
      あとね、個人的に4日目の横河渓谷が大ヒットだったのさ!次回屋久島行くときは、横河渓谷もはずせないよ。

      4日間お疲れ様~。また機会があればよろしゅう!

  3. ゆみた より:

    みやっちさんへ

    雄大な稜線や、巨岩など素晴らしい光景ですね!
    愛らしい鹿にも、癒されます(*^ー^)ノ♪
    なによりすごいのが、快晴続き!!
    三岳のお味はどうでしたか?
    辛口?甘口?か気になります笑
    富山には、立山という辛口のお酒が有ります
    辛口好きには、たまらないようですよ(余談笑)
    山から望む、海の素晴らしさ
    感動しました!!

    • みやっち より:

      ゆみたさん

      毎度コメントありがとうございます!
      宮之浦岳は本当に気に入ってしまいました。雄大な稜線に点在する巨大な岩は不思議な光景でした。山頂からの永田岳も素晴らしかったし、やっぱり海が見れるってのが一番でしたね。天気も最高でした!

      三岳は甘口でしたね。焼酎あまり好きではないんですが、あっさりしていて自分でもおいしく感じました。屋久島に行ったらぜひ飲んでみてください。スーパーで大量に売られてますw

      立山と言うお酒!何という偶然!GW後半は立山に行ってきましたw
      お酒知らなかったので、夏に行ったときに要チェックですな。

  4. くみちゃん より:

    緑したたる森もいいけど、展望ひらける雄大な山もいいですね。それにしても、天気よすぎる!

    石割山で会ったおじさんが、「百名山で踏破していないのは宮之浦岳だけ」といってましたが、絶対行ってください!!とおすすめしたくなる光景です。なんといってもこんなに海が近いのがすごい。

    登山道、とても整備されているんですね。ひとりでいっても迷いそうもない?

    • みやっち より:

      くみちゃん

      もののけの森からの縄文杉も楽しかったですが、自分はこの宮之浦岳の方がヒットでしたね!道がとにかく面白く、海を眺めながらの稜線歩きは最高でした!
      宮之浦岳をラストに残してる石割山のおじさん、なかなかオツですね!良い場所残すなぁ~

      宮之浦岳は道がしっかりしているので、迷う心配は全くありません。一人で登っても問題ないですよ!

  5. 屋久島の旅、3日目。最高峰の宮之浦岳へ。近くにあれば月1でも登りたいと思える、素晴らしい山でした。海と稜線の展望がとにかく最高!
    http://t.co/fXX0g17pE6

  6. _ より:

    3:30に起きて10時間行動×2日の体力に脱帽です☆
    晴れまくって良かったね!
    (日頃の行いはアレなのに´_ゝ`)

    • みやっち より:

      ねらさんよ

      縄文杉の方がハードだったなぁ~。あの長い道をテント泊装備で歩けるかわからんw
      天気良いだろ、羨ましいやろ~!(日頃の行い…?何のことやら…)

      最近一緒に登ってないから、そろそろどこか行くか!?

  7. ゆみた より:

    みやっちさん!!
    ご一緒したかったです(。>д<)
    ううう~ぅ泣
    シーズン中は、あの辺をルートを変えながら
    何度もうろちょろしています笑
    立山は、何処まで行かれましたか?
    立山編、楽しみ過ぎます(*^ー^)ノ♪

    • みやっち より:

      ゆみたさん

      今回はバックカントリーだったので、登山はほとんどしてないんですよ。。。あと、致命的なことにカメラの設定ミスで白光した写真ばかりが取れてしまい、、orz
      立山編はあまり期待せずに見てくださいw

      立山は剱岳と合わせて夏に絶対にリベンジします!!

  8. Muuu.b より:

    お疲れ様でした~。
    屋久島に行ってたんですね!さすがです!
    レベルがまだまだだし、連休が取れないので、
    私の登りたいリストには入っていませんでした(泣)。

    屋久島って面白いですね!
    なかでも高磐岳の豆腐岩は不思議~♪
    素敵な写真とともに楽しませていただきました。

    最終日のレポも楽しみにしています!

    • みやっち より:

      Muuu.bさん

      こんばんわ。実は屋久島に繰り出してました!宮之浦岳は距離が多少長いだけで、高低差は大したことはなかったです。何より、湿原や稜線など展望が素晴らしいので、疲れを忘れてハイクできるので気分最高です!

      豆腐岩もそうでしたが、山頂付近には巨大な岩が点々とあって、何とも不思議な光景でした。誰かが面白半分で置いたとも思えるような感じでしたね。

      確かに屋久島は連休を取らないとなかなか行けない場所ですね。。もし行く機会があれば、ぜひ宮之浦岳は登ってください!最高の景色に巡り合えますよ~

      最終日は内容が短いと思いますが、後日アップしますね!

  9. えいちゃん より:

    二回目の宮之浦岳好天のリベンジ.良く雑誌等で目にする奇岩を目の当たりにし.なんて素晴らしい景色かと.登頂する前に再登山を決意.宮之浦岳は
    素晴らしい屋久島は第二の故郷です。

    • みやっち より:

      宮之浦岳のリベンジ達成、おめでとうございます!
      屋久島は雨が多いと言われるだけあって、晴天に恵まれると喜びもひとしおですね。
      宮之浦岳から見た永田岳が素晴らしかったので、次はあちらに登ってみたいと思ってます。

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