今日という日を忘れずに

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八ヶ岳縦走(編笠山-権現岳-赤岳-横岳-硫黄岳-天狗岳) テント泊登山(1日目)

      2012/06/28

ついに念願のテント泊デビュー!しかも舞台は八ヶ岳。テン泊の初戦は甲武信ヶ岳って思ってたんだけど、この週末は晴れるっていうんで、急きょ憧れの八ヶ岳で決行しちゃいました(しかも久しぶりのソロ)

 

実はこの八ヶ岳縦走は、「今年絶対行きたい夏山登山」の1つとして前々から練っていたもの。1泊2日で編笠山~権現岳~赤岳~横岳~硫黄岳~天狗岳と八ヶ岳主脈を縦走する贅沢コース♪ テント泊に慣れた頃の8月あたりに挑戦する予定でしたが、好奇心勝って行ってきました。結果は、、もう「最高!」の一言!!

 

1年ぶりの南八ヶ岳、そして念願のテント泊デビュー―――

 

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【日程】

2012年6月23日~24日

【コースタイム】

―1日目―

観音平(9:40)→雲海展望台(10:20)→押手川(11:00)→編笠山(12:15)→→→お昼休み(~12:50)→→→青年小屋(13:10)→権現岳(14:25)→キレット小屋(15:40)

 

 

※先にお詫び(?)

思った以上に記事が長くなってしまったので2日に分けてます。2つに分けるのはあまり好きじゃないのですが、、まとめきれませんでしたゴメンナサイ。よろしければぜひ2日目も見てやってください~

 

~1日目~

去年も何度かお世話になった、特急あずさ号に乗ってJR小淵沢駅へ。この駅に降りるのは初かな。

 

思ったよりも多くのハイカーがいました。念のため前日のタクシーを予約しておいたのですが、正解だったかも。心配なら事前にこちらで電話予約を~

 

駅から15分ほどでスタート地点の観音平に到着。9時過ぎの時点で駐車場はすでに満杯で、路肩も大変な状況になってました。。

 

いつもより念入りに準備体操します。何たって荷物がいつもより重いんでね…。

隣にいたおばちゃんたちと色々話したんだけど、やっぱり山に詳しいね。1泊2日で天狗岳まで行くって言ったら、「キレット小屋に泊まるんだ」と読まれた!そう、今日の目的地は「キレット小屋」さ~

 

登山道入り口に登山ポストがあります。用紙もここに一応あるのですが、ここで書くのも面倒なので、事前に家で書いておくべし!登山届を投函して、いよいよスタート。

 

まず最初の山は標高2523mの「編笠山」。観音平がすでに標高1500ほどあるので、標高差としては1000m程度なのですが、これが意外につらかった。。。

最初はゆるやかな道で足慣らしにもちょうどよく、優しい顔で出迎えてくれるのですが、後ほどこれが豹変します・・

 

40分ほど歩いて雲海展望台に到着。

 

う~ん、カメラの性能がいまいちなのでよく撮れてません。。一見ガスっているように見えるんだけど、肉眼では意外にも雲海っぽいのが見えました。スタート時点では晴れてたんだけど、徐々に曇ってきちゃったんだよね。

 

この先からちょっとずつ坂が急になってきます。そして、それ以上に岩がどんどん出てきて歩きづらい。。なるほど、重い荷物を背負っていると、ヒョイヒョイ軽快に飛び越えるわけにはいかないわけね。

 

しばらくして押手川に到着。標高2100m地点を流れる静かな川です。水は・・・あんまり綺麗じゃないです。

そういえば、写真にチラッと写っている7人パーティーのペースがすごい早かった!雲海展望台で余裕で抜かれたのですが、この後も自分の先を歩き続けます。(しかも後々わかるのですが、同じキレット小屋でテント泊組でした)

 

そうそう、今回は久しぶりに相棒の「てるぼう君」を連れてきましたw ずっと行方不明になってたけど、ザックの奥深くから見つけ出し緊急参戦(よろしく、相棒!)

 

押手川から先は、山頂までひたすら急な登り。。これが本当にしんどかった・・・。荷物が重いからなのか、異様に汗が出て水分どんどん持ってかれました。。。

八ヶ岳の静かな緑でも見て気を紛らわしながらゆっくり進みます。どうも単独だとペース上がりがちでダメだね・・・

 

山頂までに1ヶ所ハシゴあり。きつい登りが続きますが、このハシゴが見えるあたりから展望が徐々に開けてきます。

 

疲れが出てきたころ、うれしい看板!山頂まで本当にホントにあとちょっとなんだな?!

 

本当でしたw 突然視界が開けて一気に上が見通せます。励ましてくれた青年小屋で何か買ってあげないとだなw

 

スタートして2時間半ほどで山頂に到着。結構さらっと書いてますが、ここに来るまでが本当にしんどかった。。しんどかったんです。。。完全に舐めてました編笠山……

 

でもまぁ、時間的にはほぼ予定通りだから良し。広々した山頂は気持ちいいです。岩だらけで移動しにくいのが難点ですが・・

 

心配してた天気も回復◎ 綺麗な雲海が広がってます。

 

そして前方にはこれから目指す八ヶ岳の面々!素晴らしい姿じゃないか~。中央が赤岳で一番左が阿弥陀岳。右手前のが次に目指す権現岳かな。

食欲があまりなかったですが、明らかにガス欠だったのでお昼ご飯を取ります。無理やりおにぎりを胃に押し込める。体調は悪くはないんだけど万全ではなかったのかな…

 

山頂で休んでいると徐々に雲が出てきたので、さっさと先へ進みます。まずは先ほど黄色い声援をくれた青年小屋へ。

 

青年小屋まではひたすら下り。下に見える青い屋根がそれです。小屋はいいんだけど、その先の権現岳の道が、またきつそうだな(汗

 

青年小屋に到着。こんな高い所に赤提灯ww 酒よりもジュースが飲みたいので、CCレモンとスポーツドリンクを購入。とにかくこの日は水の減り具合が半端なかった・・・

 

青年小屋のテント場。広くてテント張りやすそう!やっぱり、いざ自分がテントを張る側になると、どうしても見ちゃうね。

今日の行程は2日目に比べたらかなり楽なのですが、ペースを上げて進んでいるのは、キレット小屋のテント場の都合。キレット小屋のテント場はそこまで広くないらしいので、なるべくいい場所を確保するために15時すぎに着きたいなぁ

・・・ということなんで、休憩もそこそこに先へ進みます。

 

ここから先も急坂が待ち構えていますが、その前に振り返って編笠山にお別れを~。この綺麗なおにぎり型。今回の行程で、こいつの名前だけが唯一「岳」じゃなくて「山」となっている理由も、この姿を見ればよくわかりますな~。

 

で、視線を行く先へ戻すと、これから先はこんなゴッツイのばっかり出てきますw これこそが八ヶ岳の姿といった感じ。

ちなみに目の前にあるのが権現岳・・・ではありません。ただの小ピーク。(これがノロシバってやつかな?)

 

小ピークとは言えこの急坂!しかもガレ道なんで歩きにくいですが、明日のキレット越えはもっとハードなので、「この程度で音を上げるんだったら帰りなっ!」って権現岳に言われてる気がしたんだ・・

だから頑張る!

 

大好きな鎖場がようやく登場~♪ 面白くなってきたぜっ!

 

1つピークを越えても、また裏側に次の刺客が待ってます、、

たぶんこれが地図上に乗っている「ギボシ」ってやつ。ギボシって・・・何??w

 

 

この先も鎖場だらけ。当たり前ですが、すれ違いに注意するのと、ガレ道の場合は落石が結構あるので、パーティーで行く場合も距離を開けたほうがよさそうですね。自分も前を歩いている人が落した石にぶつかりそうになった。。。

 

ギボシの脇を通って行くと権現小屋が見えてきました。ということは右の岩がボコってなってるピークが権現岳。逆に小屋の左奥の稜線へ向かう道が赤岳につながっています。

 

14時15分、権現小屋に到着。右のベンチに座っている方たちが押手川でも会ったペース早い7人パーティーさん。ここでようやく追い抜いた・・・(別に競ってたわけじゃないけどねw) 7人組もキレット小屋にテント泊するようです。

 

さっき遠くから見た分岐点に到着。ここから三ッ頭方面へ少し進むと権現岳山頂。往復10分程度ですが、山頂は団体がどっかり腰を下ろしていたのでよい写真撮れずorz

さっさと戻ってきて赤岳方面へ向かいます。

ちなみに、写真に写っている3名もキレット小屋のテント泊。この後しばらく自分の前を歩いていくのですが、今思い返したら翌日も赤岳で会ってたなー

 

今日の登りはここまで。・・・ですが、ある意味ここからが本番!ここから先は八ヶ岳のダイナミックな景色が現れます。この日は時間が遅かったということもあってガスってきてしまいましたが、それでもこの稜線~。これは歩きたい!!

 

・・・んが!!その前に。この先に、本日最大の難所が待っています・・・。

 

・・・なっ、、なんだあれは・・!?!?

 

わー!お花が綺麗だなぁ~(^▽^; ミテナイミテナイ)・・・(現実逃避w)

 

よく見りゃ地図にも書いてあった「長いハシゴ」。これ、上から見ると怖すぎ!登るならまだしも、これを下るってのがまた嫌です。。高所恐怖症の人だと、これ無理なんじゃないかな?ってくらい高度感ありますので要覚悟!

 

こんなの怖がってたらキレット越えなんてできっこない!ってことで下を見ずに何とか攻略。途中、ボルトが外れてるのを見た時は「マジで!?」なんて大声で独り言を言ってしまった・・・

幸か不幸か、このハシゴでこれまでの疲れが吹っ飛んだw

 

ハシゴをすぎれば、ご褒美とばかりに素晴らしい稜線歩きが待ってます!やっぱ八ヶ岳の醍醐味といったら稜線歩きでしょ♪

 

そして先へ進むと、いよいよ本命登場!右が八ヶ岳の最高峰「赤岳」、中央の低いのが「中岳」、左が「阿弥陀岳」。いずれも去年登った懐かしい顔ぶれ達。

今回は赤岳のみ登頂予定ですが、阿弥陀岳もなかなかデンジャラスな山だったので、ぜひぜひ登ってみてください!

 

時間もだいぶ押しているので、先ほどの3人組とさらに重装備の5人組を追い抜いてキレット小屋を目指します。

そもそもこの時点で歩いているのはみんなキレット小屋に泊まる人たち。しかもこの時期、キレット小屋はまだ営業してないので、みんなテント泊なわけです。だから場所取りの意味でも、団体さんはなるべく追い抜いた方が後々ハッピーになれます。

 

15時半過ぎ、本日のゴール地点のキレット小屋に到着!思ったよりも綺麗な山小屋ですが、まだ営業はしてないです。

時間が少し遅かったので、テント場はすでにたくさんのテントが並んでました。しかもこのテント場、傾斜部分にあるので、良い場所を確保しないと斜めにテントを張ることになります・・。

 

幸い比較的平坦な場所にソロスペースを見つけたのでテント設営~。初めての野外設営でしたが、家で何回か組み立ててたので設営は意外とスムーズにできました。こんなとこまで来て、説明書片手にのんびり組み立てるってのも、それはそれで面白い気がしたんだけど、、、流石に一人でそれやったらバカだよな~w

 

とりあえず1日目の無事を祝福して、青年小屋で買っておいたCCレモンで赤岳に乾杯~

 

初テント泊だったので、食事はほぼインスタントで固めました。慣れてきたらもうちょっと凝った食事をしたいね。

 

17時に夕食にして19時前には就寝~。思ったよりもすんなり寝つけましたが、隣のテントのいびきがうるさくて何度が目覚めた…。テントって音はダダ漏れなんだね。

あと、標高2300mくらいだったので夜の寒さが心配でしたが、意外にそんなでもなかったです。結局持ってきたダウンジャケットも使う必要ありませんでした。ただ、ちょっと苦しかったのがマット!空気が途中で抜けたのか、背中が痛くなって途中で目が覚めてしまった。荷物が多少増えてもいいから、次回は快適な睡眠を得るためにもマットを充実させようかな。

 

歩いた時間は6時間程度と、普段の日帰り登山レベルでしたが、とりあえず無事にテントも張れて一安心。久しぶりのソロ登山でしたが楽しい1日でした。

いよいよ明日は、いきなり最高峰の赤岳に始まり横岳、硫黄岳、天狗岳と今日以上のロングコースが待ってます。すでに頭は楽しみで一杯ですが、ここはしっかり身体休めて明日の怒涛の後半戦に備えます。

 

こうして1日目無事終了~

 

怒涛の2日目へ続く――

 

 

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