【東京】杉並区・妙法寺 あじさいの名所へ

東京都内の紫陽花の名所の1つ、杉並区・堀之内妙法寺へ行ってきました。

梅雨に差し掛かる6月上旬に満開を迎える妙法寺のアジサイ。この時期に訪れたのは初めてでしたが、まさにアジサイ寺と呼ぶに相応しい群生が広がっていました。

株数としてはそこまで多くはないものの、ある範囲に密集するように咲いているので、見応えはかなりあります。

 

 

6月と言えば梅雨の季節。

日も一年で一番長くて登山などのアウトドアにはもってこいの時期ですが、なんせ雨続きなので天気との睨めっこが続く日々。。

そんな状況でも楽しめる1つの風物詩が「紫陽花（あじさい）」。街中でも色とりどりに咲いているのを見ると思います。

公園脇とか、はたまた民家脇とか、当たり前のように咲いている花でもあるので、その見た目の華やかさが少し過小評価されている気もします。

私の中で、あじさいの名所と言えばまず思いつくのは「鎌倉」ですが、都内にも探してみると結構ありました。

 

その1つが今回訪れた杉並区・堀之内妙法寺。

 

ここはいつだったかの記事で紹介したことのある寺院。

厄除け祖師として有名で、それなりに敷地面積も広いお寺です。最寄駅は丸の内線の新高円寺駅。

 

ここがまさか紫陽花の名所だったとは、、、お恥ずかしながら知りませんでした。

 

大きな門をくぐって境内へ。

やってきたのは6月12日。晴れていますが、この少し前まで雨降ってました。（だから、山には行けなかった）

 

紫陽花の群生があるのは、奥にある墓地の脇。

本殿などの裏手に回ると、緑美しい空間が広がっています。

紫陽花の前にも花がいろいろ。

 

その中にいらっしゃったのが「子育観音さま」。御覧の通り、子育て真っ最中です。

何事にも動じることなく、落ち着いたたたずまいに貫禄を感じます。

 

この妙法寺のご利益に「家内安全」「安産祈願」などがありますが、こういう観音様がいらっしゃると説得力が増しますね。

 

そして、その奥に続くこちらの恩報の門をくぐった先が紫陽花の群生スポット。

 

 

 

通路脇に広がる紫陽花の綺麗な花々。

ちょうど見頃を迎えていたようで、どの花も満開！

そして想像以上に花の数が多く、ちょっとびっくり。

 

 

 

まさにアジサイロード。

一口に紫陽花といっても、本当に色とりどりの花が咲いています。

花に詳しくないので品種が違うのかなんなのか、全然知らないですが、とにかくカラフル三昧。

 

紫ゾーン

 

ブルーゾーン

 

個人的には、このスカイブルーというのか、白みがかった淡い青色が一番好きですね。

清涼感のあるブルーの花びらが本当に綺麗です。

 

アジサイの数としては約300株だそうです。

他の紫陽花の名所と比べると決して多くはないですが、ある範囲に密集して咲いているのでかなり見応えあります。

 

 

 

梅雨時期の貴重な晴れ間。

急に日差しが照りつけて暑かったですが、アジサイの輝きが一段と増します。

時期柄なのか、アジサイに関しては雨に濡れてしっとりした姿の方が雰囲気あっていいのかもしれませんが、これはこれで綺麗。

 

 

都内にあったアジサイ寺・堀之内妙法寺。

これだけの群生が観れながら、人も大しておらず静かな雰囲気で楽しめるのが何より最高です。

穴場だと思うので、静かに紫陽花鑑賞したければぜひ訪れてみてください。

 

寺院そのものも、入り口の見た目以上に広くて奥行きがあります。

立体的に回廊が敷かれていたりと、お寺の建物だけでもなかなか壮観です。

 

入り口近くにある鐘楼。

新年を迎えるときは除夜の鐘も鳴らされるのでしょうか。

 

厄除け大師・妙法寺の紫陽花散策。

見応え十分だったので、梅雨時期の定番行事として来年もタイミングが合えば来ようかと思います。

 

おまけですが、すぐ近くにある真盛寺も雰囲気が良くて好きなのでおすすめです。

ここは4月に訪れれば入り口の門から桜並木となるので、お花見散策にはうってつけ。

6月のこの時期は新緑が美しいです。

 

妙法寺から徒歩5分と離れていないですが、こちらはいつ来ても静か。

境内を散策してみるとわかりますが、森の中に池があったりとそれなりの広さがあります。

 

石仏がこの寺の特徴の1つ。

探してみると意外なところに佇んでいることもあるので、気ままに探してみてください。

 

 

池のほとりに立つ、厳かな仏像。

（下の踏みつけられているお方、大丈夫でしょうか…？）

 

東京の紫陽花の名所の1つであり、穴場スポットでも杉並区・妙法寺のご紹介でした。

あじさい寺、良ければ行ってみてください。