東京の杉並区荻窪にある紅葉の人気スポット「大田黒公園」。
毎年のように訪れていますが、今年も行ってきました。例年であれば11月下旬から見頃を迎えますが、今年はもみじの色づきがだいぶ遅くて、12月に入ってからが本格的な見頃となっていました。
閑静な住宅街にある落ち着いた雰囲気の日本庭園。何度訪れてもこの公園は好きです。
毎年恒例となっている大田黒公園の紅葉。今年も空いた時間を見つけて行ってきました。
2020年は新型コロナの影響で、夜間のライトアップ時(17時~21時)の入園が初めて有料(300円)になっていました。(日中の入園は変わらず無料)
密対策だとは思いますが、もしかしたらライトアップの有料化は今後も続くのかもしれません。
大田黒公園まではJR荻窪駅から徒歩10分ほど。趣のある入り口の門構えが出迎えてくれます。
まず目に飛び込んでくるのは大田黒公園のメインストリート「イチョウ並木」でございます。
イチョウの色づきはもみじよりも早く、だいたい11月20日頃から見頃を迎えます。この写真を撮ったのも11月24日でしたが、もうだいぶ落ち葉が目立っていました。
こちらが日本庭園の入口。
日本庭園に入って目にする紅葉風景がこちら。
小川が流れる周辺で、樹々が華やかに色づいています。小雨日和だったので、園内はかなり空いていました。
どことなく京都感も感じさせてくれる風景(京都の紅葉、見たことないけど……)
大田黒公園は幼い頃から来ているので、もうそこらの人よりは馴染みあるところだと自負しておりますが、今年の紅葉は色づきにかなりバラツキがある印象でした。
11月に入ってから寒かったかと思えば、夏日に近い日もあったり。紅葉も勇み足だった模様。
こちらが大田黒公園の定番ともいえる景色。雑誌で紹介される「大田黒公園の紅葉風景」と言えば、この池と東屋のアングルです。
池が鏡となって紅葉を映し出す景色は、何度見ても素晴らしい。
ここはライトアップされると特に綺麗な場所で、光の演出と相まって幻想的な空間が広がっています。
こちらがライトアップの紅葉。上の写真は去年のものです。
2020年はライトアップ期間が短くて行くタイミングがありませんでした。
大田黒公園のライトアップの様子はこちらの記事にまとめてあるので良ければどうぞ。年々、人も増えてきています。
茶室からの庭園風景も好きなんだよなぁ~。
子どもの頃から訪れていて、なおかつ園内の雰囲気はずっと変わらず在り続けてくれるってすごくうれしい。
ちなみに今年は桜の時期にもここに来て記事も書きましたが、大田黒公園に来たのはそれ以来。
半年ぶりでした。
この時は新型コロナの影響による外出規制真っただ中だったので、身近な近所を散歩するくらいで登山なんかには全然行けない時期でした。
それだけにこの大田黒公園の存在はものすごく大きかった。
当時は「夏くらいにはコロナも落ち着いていてほしいな」とか漠然と思っていたけど、全然甘かったですね……
それにしても今年の紅葉は本当に遅れてます。上の写真は12月5日時点のものですが、まだ緑の葉も結構ありました。
ライトアップは12月6日で残念ながら終わりですが、ピークはもしかしたらもう少し先かもしれないので、まだ訪れるチャンスはあると思います。
雨上がりはとても空いているとわかったのも大きい収穫。
この東屋周辺もライトアップ時は写真撮影の列でごった返します。
有料化によって、多少混雑は解消されているのかもしれません。東屋も夜間はいい感じの雰囲気醸し出すので、ぜひ一度は見てほしいところです。
東京にありながらも閑静な住宅街に位置しているので、都会の喧騒を忘れさせてくれる空間がここにはあります。
なかなか落ち着かない世の中ではありますが、ここはずっと変わらぬ姿で出迎えてくれるので、来年の紅葉時期もきっと出向いているんだろうな。
2020年の大田黒公園の紅葉レポでした。
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