久しぶりのブログ更新。そして7月唯一の山旅となったのが、この双六岳から笠ヶ岳に至る1泊2日の縦走登山。夏のテント泊登山、第1弾なり!
笠ヶ岳と言えばとにかく形が特徴的。おにぎり型に突き出た形は遠くからでもよくわかります。北アルプス屈指の急登とも言われている笠新道が有名ですが、今回は稜線をなるべく歩きたかったので新穂高温泉から双六経由でアタックしました。
当初の予定では、双六岳~笠ヶ岳を回る予定だったのですが、思いのほか時間が空いたので1日目に三俣蓮華岳まで散歩。結果的にこれが大正解で、あの白馬岳に劣らない雄大な御花畑と稜線歩きを堪能~!
少々無茶しすぎて満身創痍の登山になったりもしましたが、それは後述。。。1泊2日の割にはいろいろあった登山でしたが、個人的には今年ベストとも言える大満足の旅でした。
まずは1日目の双六岳~三俣蓮華岳の記録になります。
新穂高温泉から三俣蓮華へ、御花畑広がる雄大な稜線歩き―――
【日程】
2013年7月20日 晴れ時々曇り
【コースタイム】
新穂高温泉(5:30)→わさび平小屋(6:45)→秩父沢(7:35)→鏡平山荘(9:45)→双六小屋(11:55)→→→お昼休み→→→行動開始(13:30)→三俣蓮華岳(14:50)→双六岳(16:10)→双六小屋(17:10)
6月末の越後駒ヶ岳以来、実に3週間ぶりの登山。これほど間が空いたのはこれまでなかったんじゃなかろうか、、、
7月に入ってからいろいろあって、山に費やす時間があまり取れなかったですが、第3週にようやく時間が取れたので満を持して挑んできました。舞台は北アルプスの笠ヶ岳。標高2897mの名峰です。
テント担いで1泊2日の短期決戦でしたが、2日とも10時間越えの山歩き。昨年の同時期に登った、あの忘れもしない白馬岳に匹敵する素晴らしい絶景に出会えて、1ヶ月分を取り返す勢いで楽しんでやりました!
少々長くなりそうなので、2回に分けてます。
まずは1日目の記録なり~
~~1日目 新穂高温泉―双六岳―三俣蓮華岳 ~~
スタートは7/19(金)の夜。昨年も何度かお世話になった毎日アルペン号で新穂高温泉へ目指します。ダメもとで前日に電話してみたら、運よくバスの座席が取れました。こりゃラッキーだった。しかも座席が一番後ろで、かなり快適に眠れ、、、Zzz。。。
気づいたら新穂高温泉に到着してました。ホント、バスの中での記憶なし。仕事で疲れてたんかな、、、
時刻は早朝5時。気持ちのいい快晴で、朝食食べつつ出発の準備を整える。
早朝5時半にクライムオン!西穂高ロープウェイはスルーして、左俣方面の標識に従って進んでいきます。しばらくは整備されたアスファルト道。久しぶりの登山なんで、気持ちゆっくりめでね。
道なりに進んでいくと登山ゲートに到着。ここに登山届ポストもあるので、事前に届けてない場合はここでしっかり記入すべし!前後にパーティーがたくさんいましたが、ほとんどの方はここで届け出てました。
ゲートを過ぎてからもしばらくはこんな感じの平坦な道。身体を温めるにはちょうど良い道ですな。
道の途中、地図にも載ってる風穴発見!その名の通り、岩の隙間から涼しい風が噴き出てます。天然のクーラー、涼しむならここ!
山の谷間を進んでいく感じになるので、6時ごろにようやく朝日お目見え。日が当たると俄然やる気出るね。ちょうど寒気が流れ込んでいたので、気温もそこまで高くなく歩きやすかったです。
スタートして1時間、見えてきたのが笠新道入口。ここで左の登山道に入ると、地獄の急登と言われる笠新道がスタートしますが、今回はスルーw
直進して双六岳をまずは目指します。(ちなみに笠新道は下山時に通ってみたけど、、、うわさ通りなかなかの坂だったわ)
地図にも書いてあるけど、ここに水場あります。
さらに進むと見えてくるのがわさび平小屋。ここにはテント場もあって、前日入りしてここに泊まってからアタックする人もちらほらいるようです。
ちなみにここにも水場あり。ここに来るまでにすでに3ヶ所ほど水場があったので、水に関してはそこまでシビアに考えなくてもいいかも。
わさび平小屋を越えて少し行くと、ようやく登山口に到着。本格的な登山道が始まるのはここから。標高はこの時点で1500mほど。
鏡平まで3時間半、さらに双六小屋まで2時間20分。CTだけを見ると割ると長く感じるかもしれませんが、、、
序盤から展望のいい道が続くので、気分的にはかなり楽に進めます。ただ、展望が遮られる樹林帯が少ない反面、直射日光が照りつけるので日焼け止めは必須ですぜ。
登山道わきには沢が流れているのですが、まだこの時期でも雪がガッツリ残ってました。
後ろを振り返ると焼岳がどっしり構えてた。忘れもしない、あの山こそが僕のアルプスデビューの地。久しぶりに登ってみたくなったな、焼岳。アルプス入門にも最適な山です。
素晴らしい快晴だけど、天気よりもうれしかったのが、虫が全然いなかったこと。前回の越後駒ヶ岳はブヨにやられて耳が腫れあがったけど、今回は驚くほど虫がいなくて快適すぎました。
そうこうするうちに秩父沢に到着。ここは水量豊富の水場で、涼しむには最高だった。最初の休憩ポイントはここにするといいかも。
新緑綺麗な小池新道。笠新道に比べたら格段に緩やかですが、それなりに登りが続くので地味に疲れる。。。しかも久しぶりの重装備で、全然ペース上がらない…orz
今年の夏山テント泊の最初なだけあって、思った以上にバテたのが情けなかった。。。いつも以上に小休止入れながら進んでます。
こういった雪渓がチラホラ残ってるんだけど、下が空洞になってるのが見えてるので、雪の上を歩くときは足元がいつ崩れるかわからず、ちょいと怖かった。トレースははっきりしているので、道に迷うことはないです。
途中、チラホラ目にしたこの植物はどちら様でしょうか??
目指す鏡平は目の前の尾根に出たとこ。鏡平に到着すれば1つの絶景が待っているのでそこまで頑張りどころ。かなり辛そうに見えたのか、もしくはソロだったからなのか、、、すれ違うおじいちゃん&おばあちゃん達から黄色い声援うけまくったww
登り坂をひたすら進み、このような木道が出てきたらいったん一息つけます。そして、この先にあるのが、、、
鏡平。その名の通り池が鏡のように反射して、槍ヶ岳~穂高連峰の山脈が水面に綺麗に反射してます。槍ヶ岳方面が若干曇っていたので写真で見るとイマイチですが、それでも水面に反射しているのがわかります。今回のルートの見どころの1つ!
こんな感じで用意されている展望デッキ。槍ヶ岳~穂高連峰を見渡す絶好のロケーションですぜ!
ここらでもしばらく休憩~。バテてる割には予定よりも早いペースで進めているので、ここからはゆっくり進みます。見上げれば太陽の周りに虹!天気回復の予兆!?いいことありそうだな!
展望デッキからすぐのところにあるのが鏡平山荘。池のほとりに立っている山小屋、のんびりした雰囲気が漂っていて居心地よかった~。かき氷も売ってましたよ。
木道を渡って先へ。ここから写真左に折れて、稜線までの登りが続きます。ちなみに目の前に見える稜線は、槍ヶ岳へと続く西鎌尾根ね。
ここが最後の頑張りどころかな。(稜線フェチとしては)この先の稜線に出てしまえば、もうこっちのもん!途中1ヶ所、雪のトラバース箇所があってそこだけ若干注意でしたが、それ以外は特に問題なし。
この後も何度か雪の上を歩くシーンがありましたが、アイゼンを使うことはなかったです。・・・ってか、実はチェーンスパイクを忘れてたのはここだけの話w (ザックに入れたはずだったんだが、、)
そして、いよいよここから本格的にお花畑が広がってきます。ここら辺はまだ序の口でこれから先がすんごいことになるので、期待してよし!高山植物の宝庫なだけあって、徐々に本領発揮してきます。
そういえば、この写真のコバイケイソウって毒あるんだってね、、、。味見なんてしないように!
稜線に出たとこが弓折乗越。ここからみんな大好き、稜線ソーンに入ります。
まず稜線に出て正面に見えたのが、白山。冬に西穂高から見た時は真っ白だったけど、まだこの時期でも結構雪残ってる。あの山にも登ってみたいね。
そして、こちらが双六岳。花の百名山に選定されているだけあって、高山植物の宝庫になってます。あとで書くけど、三俣蓮華までの中道はヤバすぎた!w
アングル的にはここからの眺めが一番カッコ良かったかなぁ~
稜線を進みつつ、時折振り返ってみる。明日はこの稜線をず~っと向こうへ歩いて笠ヶ岳を目指すわけだけど、、、この位置からだとまだ笠ヶ岳は見えないな。
双六小屋を目指してひたすら稜線歩き~。ここから高山植物がどんどん出てきます。
ハクサンフウロ。
ニッコウキスゲ。
コバイケイソウと槍ヶ岳。天気もどんどん良くなってきやした。
この稜線歩き、槍ヶ岳~穂高連峰を横目に見ながらずっと歩けるのが素晴らしい!あのシルエットは何度見てもかっこいいね。写真左から伸びているのが西鎌尾根。東鎌尾根は去年歩いたから、次に歩くとすれば西鎌尾根行きたいのぅ
広大な稜線に広がる雪田花見平。ちょうど暑くなってきた頃だったんで、雪の上は湧き上がる冷気がひんやりしてかなり気持ちよかった。
花見平と言われてるだけあって、この先が稜線上の御花畑のピークゾーン。
木道が用意されてその脇に広がるお花畑がとにかくすごい!
広大な御花畑!!チングルマなど色とりどりの花とバックの双六岳が最高!これまで見た御花畑の中では群を抜いて規模がでかかったね。凄すぎ!
稜線と言うよりは高層湿原に近い風景。池もチラホラあって水も豊富。だからこそ、こんだけの花が咲くんだろうね。
ハクサンイチゲやらハクサンチドリなど、本当にいろいろ。ありすぎて全部載せてると進まないので、花はここらへんまで。とにかく種類が多いのでぜひ見に行ってみてくだされ~
途中のくろゆりベンチ。ここからの槍ヶ岳の展望も最高!後ろには御花畑が広がってたけど、クロユリが咲いてたかは、、、ゴメンナサイ。覚えてないw
ここまでくれば双六小屋ももうすぐ。山の合間に見える赤い屋根がそれです。奥には鷲羽岳も見えてきて、これがまた素晴らしい眺めなのさ~!すごいスケール感。
双六小屋への最後の木道。山の合間に広がる平原、開放感抜群でっせ!
双六小屋手前にある双六池。雪解け水が流れ込んでるこの池は、水の透明度がハンパなく綺麗でした。
12時前、双六小屋に到着。時間的に昼前だからか、かなり空いてました。
小屋のテラスから鷲羽岳。カッコ良すぎるシルエット!今回は時間がなくて登れないけど、あの山もできれば今年中に登りたい。
小屋で受付済ませて、テント設営~。まだがら空きだったので場所は選びたい放題でした。池のほとりのテント場はかなり広くて、これまでのテント場の中でもベストに近い快適さでした。
続々と集まってくるハイカーを見ながらボーっと過ごす。。まだ時刻は13時、あまりに早く着いてしまい、やることがないw
双六岳に登ってもいいけど、今登るより夕暮れ時に登った方がいいかなぁ~、、、なんて地図を見ていたら、、、
あれ……?!?!時間的に三俣蓮華まで行けそうじゃね??
ってことで13時半、アタックザックに切り替えて三俣蓮華までのお散歩開始~
標準CTだと往復4時間以上かかるけど、身軽になったし、まぁ大丈夫でしょ。双六岳はいったん置いておき、まずは三俣蓮華を目指します。
ちなみにこの時期、まだ雪渓が残っているので双六岳への直登ルートは通れません。双六岳山頂を最短で目指すのであれば、地図上の中道を行き、途中で春道へ入ることになります。自分は最初に三俣蓮華まで行くことにしたので、中道をひたすら直進して稜線に出ました。
あと、三俣山荘への巻き道ルートも残雪でアイゼン持ってない人はNGっていう看板がありました。夏とは言え、雪はまだ残っているので、ルート状況については事前に山小屋にでも聞いておいた方がいいかもしれません。
鷲羽岳を見ながら中道を行く~!進むにつれて水晶岳も見えてきた。
結果的には、この三俣蓮華への中道が今回最も素晴らしい場所でしたぜ!
双六小屋までの稜線を越える御花畑ゾーン!すんごい規模でした。花の種類でいったら白馬岳の方が多いと思うけど、規模で言ったらこちらの方が上だと思う。メルヘンチックな、本当に天国のような場所だったw
雪解け水が湿原のように平原を潤してた。足元をじっくり見ると、いろいろな植物と出会えますぜ。ここは時間を気にせずゆっくり歩くべきところ。
双六岳への分岐は、こんな感じで簡易的な看板が置いてあります。ただ、ここから春道へ入るのは非常に勿体ないって!中道を最後まで歩いて御花畑を堪能した方が絶対に感動するはず。
これまで歩いてきた道。青空と緑が最高に綺麗!そして何より雄大な平原と御花畑。天国じゃぁー!
前を向いても開放感抜群!ここは標高2700mの世界。でもこれだけ広大な平原だと、山の上にいることすら忘れてしまう…。本当に素晴らしい世界~
広大な平原と言えば、、、まだ行ったことのない日本最後の秘境「雲ノ平」。どれほど素晴らしい場所なのか、、時間さえあればすぐにでも行ってみたいんだが、、、
中道をしばらく歩いて稜線へ。目の前の山は三俣蓮華岳ではなく手前の丸山。三俣蓮華岳はあの裏側にあります。
稜線に出るところで後ろを振り返ってみてくだされ。ずっと歩いてきた中道とその後ろに槍ヶ岳が臨めます。他の登山客とも5,6人すれ違ったくらいで、とても静かな場所。テントでダラダラしないで散歩に繰り出して本当に良かった!これからも山に入ったら、なるべく歩き通すようにしようかのぅ
稜線に出てからも、尾根とは呼べないほどの広々した道が続きます。そして、ここに来て黒部五郎岳もご登場!
三俣蓮華手前の丸山。ここの登りが唯一の頑張りどころかな。大した距離ではないのでサクッと登ってしまえばOK。
この丸山、すんごい立派な山なんだけど、周りの山々がとにかく豪華すぎるので地図上だとただの通過点扱いになってます。。。ちょいとかわいそうな山。場所が悪かったね、、
丸山山頂から歩いてきた稜線を眺める。ここに来て、ようやく笠ヶ岳が綺麗に見えるようになります。右奥のドカッと突き出た山ね。明日はあそこまで歩くんだけど、、、遠いなぁ~。正直、この日の山旅だけで十分感動できたので、この頃になると笠ヶ岳はあんまり興味なくなってた、、、w
ちなみに、この稜線を境に右が岐阜県、左が長野県。
ここで本日初の雷鳥さんとの遭遇。何度見ても、いい感じにぷっくらしたお腹^^
丸山を越えて、三俣蓮華岳へ。あの山の向こう側に、オールスター勢揃いの素晴らしい絶景が待ってます!
足元には相変わらず色とりどりの高山植物。結局最後まで、花が途切れることはなかった。本当に高山植物の宝庫なんだなぁ、、。
そして、、、
15時前に三俣蓮華岳に到着。雲がちょいと出てきましたが、展望は良好~!
すぐそばにある鷲羽岳とその奥が水晶岳。これぞ北アルプスって山脈。最高!
正面は富山県で、鷲羽岳の稜線より右側が長野県。
左に見えるのが薬師岳かな。そして目の前に広がるのが、日本最後の秘境雲ノ平。
小屋もはっきり見えてる!あそこが日本最後の秘境と呼ばれる場所か~。。。これほど近くまで来たのに行けないっていう、、、時間さえあれば間違いなく行ってたけど流石に1泊2日じゃキツイ。。。
この日、何度眺めたかわからない槍ヶ岳。今日は槍ヶ岳が当たりだったみたいで、穂高は午後から雲に隠れちゃってたけど、槍はほぼ1日中顔を出してくれてました。
とにかく展望が豪華すぎる三俣蓮華!!!展望で言えば過去最高の山でした。パノラマ画像を載せておきます。
(※クリックすると拡大されます)
左から黒部五郎岳、薬師岳、水晶岳、鷲羽岳、さらに背後に槍ヶ岳やら穂高岳、笠ヶ岳と、北アルプスの名だたる百名山に囲まれた場所。オールスターを一望!!三俣蓮華、すごいよ!!!
のんびりしてたら、雲が湧き上がってきたので引き返すことに。この山はまた来ることがあると思うけど、想像以上に展望に恵まれてた山頂でした。とにかく名峰揃いの展望、贅沢な眺めを堪能できますぜ!!ここは本当におススメです。
ちなみに三俣蓮華岳というのは、名前からだいたいわかると思うけど、長野県、岐阜県、富山県の3県の境目にある山。大雑把にいうと、写真正面が岐阜県、左が長野県、右が富山県。
夏山は午後になるとやっぱり雲が出やすいね。ここから先、晴れたりガスったりの繰り返しでした。
雷鳥もテンパってたww 登山道をひたすら逃げちゃうから自分が追いかけてる感じになっちゃって、子どもとお母さんがはぐれそうになってた。。ごめんよ~、、、
帰りに双六岳に寄って帰ることに。夕日は無理そうでしたが、青空がずっと見てくれてたのが幸いでした。
ちなみに、三俣蓮華から行く場合は中道通らずに、そのまま稜線コースを行けばOK。
16時すぎ、双六岳に到着。誰もいない静かな山頂。。。岐阜県側の視界はゼロでしたが、、、
長野県側はまだ青空広がってました。相変わらず槍ヶ岳は健在。
ちなみに地図に載ってる”霧の時に道に迷いやすい場所”というのが、目の前の広い尾根道。
ここね。帰りに歩いてみたけど、確かに横に広いのでガスったら迷うかも。。。このまま直進すれば山小屋に着くのですが、夏道は閉鎖されているので、
標識に従って春道へ。「ケルンに従い・・・」なんて書いてあるけど、そのケルンがねぇ~、、、
この規模なんだわww どうか見逃さないように!
中道に合流したら、あとは来た道を戻るだけ。帰りも2,3人出会っただけで、行きも帰りも静かな道でした。
17時過ぎ、双六小屋に無事に帰還。お腹空いてたので、速攻で夕食の準備に取り掛かりました。
戻ってみるとテントがかなり増えてたけど、それでもテント場が広いので全然窮屈じゃなかった。この日は40張くらいだったかな。
西の空に雲がかかっていたので夕日は見れなかったけど、夕暮れ時のこの水色の空が綺麗でしたとさ。1日中歩き通しだったので、19時過ぎにはすでに寝てましたZzz。
こんな感じで怒涛の1日目が終了~!とにかくこれでもかってくらい、高山植物と出会えて最高の1日でした。正直、もうこの1日でお腹いっぱいww
翌日はメインの(予定だった)笠ヶ岳アタックですが、これがどうなることやら~、、、
・・・
・・・
ってのは、実は1日目ではしゃぎ過ぎたからなのか、翌日がかなり大変な目に合ってしまいまして、、2日目は打って変わって過去最高につらい山登りになってしまいました。。。
でも、ちょっと長くなり過ぎたので今日はここまで。2日目はまた別の話。
とりあえず1日目の双六岳~三俣蓮華岳は御花畑に稜線と、雄大な景色を堪能できて、素晴らしい旅でした!
いつか雲ノ平を目指して、、、
波乱の2日目に続く……
コメント
わーい!久しぶりのブログ更新待ってましたぁ^^
最近音沙汰なかったので、ちょっと心配もしてましたf^^;
双六岳~三俣蓮華岳、絶景スポット満載ですね~☆☆☆
広々とした稜線・お花畑の宝庫・緑に染まった山と青空&槍ヶ岳。
なんて贅沢な旅なんでしょう~(*^^*)
日本にもこんな場所があるんですね♪
翌日の笠ヶ岳の内容もすでに超気になるーー(><)
私はちょうど19日-20日で北岳登ってました!(ソロでww)
19~21は珍しくお天気が良かったですよね。
北岳からも槍が見えましたよ~
なつさん
お久しぶりです!大丈夫です、単純に山に行ってなかっただけですのでww
このコースは、白馬に匹敵するくらい高山植物の宝庫でした。本当におススメです!特に双六岳~三俣蓮華岳の御花畑は、広大で開放感も抜群ですよ!晴れてれば槍ヶ岳やら鷲羽岳など、北アルプスの名峰を眺めることもできます。
本当に素晴らしい場所でした!次は仲間引っ張ってでも連れて行こうと思いますw
なつさんは北岳に登られてたんですね。その日程なら天気最高だったのでは??
ソロとは素晴らしいですね!北岳は2年前に登りましたが、日本第2の高峰なだけあってなかなか登り応えありますよね。お疲れ様でした~
次の笠ヶ岳は、、、本当につらかったです。。後ほどアップしますー
いちゃいちゃは冬でもできるので山に行きなさい。
山は逃げないけど、高山植物は逃げていきますよ。
ハクサンイチゲ群生すごいね。
でかい花は目立つね。
三俣蓮華いいね、
ワクワクしてきた。
ねら君
ご存知の通り、仕事といちゃいちゃしてましたよ。確かに冬でもいちゃつけると思ったんで、無理やり行ってやったぜ!
ここの御花畑は本当に規模がハンパなかった!白馬を越えてたよ。
笠ヶ岳はいいからぜひ三俣蓮華へ行くべし!!晴れてる日にね。
こんにちわ、みやっちさん。
待ってました、北アルプス縦走。みやっちさんの山レポを楽しみにしている一人です。
今回は凄いです、画像から今までにない素晴らしさが伝わります。
三俣蓮華の稜線にクマが出るのも分かります。(怖)
先日、12日もみやっちさんのブログを参考に毎日アルペン号に乗って、
燕岳に日帰りで行ってきました。梅雨明けが思いのほか早く、人も少なく、
高山植物もたくさん咲いていました。中房温泉から穂高駅まで乗合タクシーなのに、
僕一人、ずっと運転手さんと、お話をしていました。
いつか、山で偶然、みやっちさんに出会うことを期待してます。
ヒューストンさん
こんばんは、お久しぶりです。コメントありがとうございます!
笠ヶ岳に期待して行ったのですが、1日目の双六~三俣蓮華がとにかく素晴らしすぎました!今年は御花畑も当たり年だったようで、大規模な御花畑は感動しましたね。
三俣蓮華のクマ情報知りませんでした!?あの稜線に出るんですね。。。広いし隠れる場所ないし、周りに誰もいなかったので、危なかったのかもしれません(^^;
ヒューストさんは燕岳に行かれたということですが、高山植物がたくさん見られたようでよかったですね!日帰りにはちょうどよい登り応えで、山頂の花崗岩が綺麗なので、僕も燕岳は好きな1座です。
いつか山で出会えたらよろしくお願いします!
とても参考になる記事ばかりで、夢中になって読んでしまいました!!
鹿島槍のコース、真似させていただきます!!
更新、楽しみにしてます☆
まゆちゃんさん
こんばんわ、コメントありがとうございます!
鹿島槍、、懐かしいですw
本当なら鹿島槍~五竜~唐松と回る予定だったのですが、悪天候で五竜までで終わってしまいました。。まゆちゃんが登る時は晴れるとイイですね!
どうか安全に楽しんできてください~
そして、またコメントお待ちしております!
更新、毎日待っていました。
いつも、仕事、大丈夫?とも思っていましたが、やっぱり更新がないとさみしいです・・。(矛盾しているけど)
お花畑、そして槍の展望、すばらしいですね!今年はコバイケイソウが当たりの年らしく、尾瀬でも八方尾根でも栂池でも目立っていましたが、このボリュームとスケールの大きさは、ほかにはなかなかみられないのでは?ほんと、感動しました。写真でもそうなんだから、実際はすごいんでしょうね。
ライチョウもかわいいです。伴走なんて、うらやましい。
先日大学での講習がやっと終了、今度こそどこの山にいこうかな~とお天気情報を眺める毎日、でも今年はいまいち天候がはっきりしないのですかね?
このレポ、二日目はどうなるんですか?あの五竜のときのようなすごい展開なんでしょうか?どきどき・・・。
くみちゃん
うれしいお言葉ありがとうございます!久しぶりに山に行ってきました。
双六岳は花の百名山なだけあって、御花畑素晴らしかったです!下りてきてから知ったのですが、今年はおっしゃる通り、コバイケイソウの当たり年みたいですね!
かなり規模が大きくて、本当に素晴らしかったです。感動しました。この光景はぜひ間近で見てほしいです~
7月は梅雨が明けてからも天気が安定しないですね。各地で大雨警報とか出てますし、、。8月は安定するとイイですね!
2日目は、、、あまり期待せずにご覧くださいw
久々のコメントです(笑)
せっかくお誘い頂いたのにご一緒出来なくてすいませんでした。てかこれ行くべきやったー!
ずるい!悔しい!(笑)
噂には聞いてましたが、やっぱ高山植物すごいっすねー!
これはいつか絶対行かなくては(・∀・)
それにしても翌日の笠ヶ岳編が気になる(^。^;)
にっしーさん
お久しぶりです!
ホントに勿体なかったですよ!w まぁ、今回は急だったので次回は一緒に行けたらいいですね。
高山植物は本当にすごかったです!まだまだ見ごろだと思うので、時間があればぜひ歩いてみてください。もしくは来年でも!双六岳~三俣蓮華が特におすすめです!
一方笠ヶ岳は、、かなりつらかった。。。
双六岳 ― 三俣蓮華岳 ― 笠ヶ岳 高山植物の宝庫へ
今年の夏山第1弾は北アルプスの笠ヶ岳へ。双六岳経由で登ったのですが、笠ヶ岳よりも双六岳周辺の御花畑に感動しました。これまで登った山の中でも、間違いなく一番規模の大きい御…
はじめてコメントさせていただきます^^
ちょこちょこブログを拝見させていただいていました♪
素敵な写真とアクティブな山旅、いつも楽しく読ませてもらっています。
今回はハラハラしながら読み進めてましたが、無事に下山できてなによりでした!!
先日、会津駒ヶ岳に行って来ましたがコバイケイソウが満開でこちらも素敵でしたよ♪
これからも更新楽しみにしています^^
お膝、お大事にして下さいね^^
ちゅーたさん
初めまして、コメントありがとうございます!それと、何度か見に来ていただいてたようでありがとうございますー
本当はこんなにギリギリの登山になる予定じゃなかったんですけどね、、、w
とりあえず無事に下りれただけでもよかったです。
ちゅーたさんのブログも見させてもらいました!会津駒ヶ岳のコバイケイソウも綺麗ですね!緩やかな木道と高層湿原も良さそうで、行ってみたくなりました。会津駒ヶ岳は初夏の時期に狙っていたんですけど、悪天候で流れたんですよね。。秋にでもリベンジしたいです!
それとブログの書き方やボリュームが僕と似てて面白かったです!w
これからもちょくちょく覗かせてもらいますー
双六から三俣蓮華へ歩くルートは気持ちいいですよねー♪
そして三俣まで行くとその先に行きたくなってしまう気持ちよくわかります!
(実際に2年前そう感じて、今回行ってきちゃいましたw)
やっぱりこの時期がお花いっぱいで良さそうですね!8月中旬だとほとんど終わりかけでしたよー
あづさん
双六~三俣蓮華の御花畑は過去最大規模で、本当に感動しました!
そして、三俣蓮華からの眺めが何とまぁ贅沢なものか、、、引き返すのがもったいなかったです。。
あづさんの旅、うらやましく見させてもらいましたよw
7月はこの山旅だけになってしまいましたが、初夏の高山植物に触れられて楽しかったです!そして、三俣蓮華の先の山々へ、いつか行ってやります!
はじめまして
私も一昨日 昨日と笠ヶ岳登山行ってきました。
昨年は笠新道で登って弓折乗越 鏡平経由で下山しましたが
距離が長く大変な思いをしました。
今年は笠新道で下山しました。やはり 大変な思いをしました。
笠ヶ岳はどこから登っても どこから降りても きつい山ですね。
8月上旬に双六岳に行きましたが 生憎の天候で双六岳までの往復に
なってしまいました。
来年は双六より奥の三俣蓮華岳や鷲羽岳に行ってみたいです。
それにしても みやっちさんのスタミナはスゴイですね
膝 御自愛ください。
鉄鳥さん
こんにちは、コメントありがとうございます!
この週末は天気良かったのではないでしょうか?笠ヶ岳に登ったのはもう2ヶ月前ですが、今でも鮮明に覚えています。とても大変でした(笑)
鉄鳥さんはあの笠新道を登り下りされたことがあるんですね。あの道は下りもつらかったですが、序盤の長い樹林帯の登りもかなり辛そうです。。簡単には登らせてくれない山ですよね。
個人的には1日目の双六岳の御花畑がとても感動しまして、また来年も登りたいと思えた山です。特に双六~三俣蓮華の御花畑の規模が大きく、他ではなかなか味わえない光景が待っています!ぜひ来年歩いてみてください。本当に感動します!
膝はもうほとんど良くなって、登山を再開していますー。
ブログは随時更新中なので、またコメントお待ちしております。
ひさびさにコメントいたします。
仕事再会し、また1日12時間ずつ働く日々・・・。でも今のわたしには山がある!ということで、なんとか暮らしております。もちろんみやっちさんのレポは読ませていただいておりますが、パソコンを開けるのは週一がやっと、コメントまではなかなか・・でした。
この夏には、笠ヶ岳にいきます。なんとか筑波山でトレーニング登山などしてきましたが、だいじょうぶかなあ。不安とお花畑への期待と両方です。このレポを読み返して、イメトレもして、準備を整えます。
くみちゃんさん、お久しぶりです。
コメントありがとうございます!
お仕事大変なようですね。始めたての時期は特に疲労もたまると思うので、あまり無理はなさらずお身体にお気を付けください。
笠ヶ岳は北アルプスの中ではかなり体力を求められた山でしたが、稜線のお花畑は素晴らしいものがありました。展望が開けるまで大変かもしれませんが、上には楽園が待っているので、安全第一で楽しんできてください!