ゴールデンウィークは久しぶりに北アルプスへ雪山登山。
3000m級の山はまだまだ雪が残って冬山装備が必要でしたが、天気にも恵まれて充実した山歩きができました。
飛び込みで見ることのできたアカヤシオ登山も良かったです。
前週の天気予報では今年のゴールデンウィークも天気がイマイチという予報でしたが、直前になって好転。
連休終盤こそ雨マークが付いたものの、久しぶりに天気に恵まれたゴールデンウィークだった気がします。
前半は群馬・栃木にまたがる日本三百名山の袈裟丸山へ。
ツツジの群生で有名な山で、アカヤシオを見に行ってきました。
例年ではGW明けに見頃を迎えるはずですが、今年は全国的に開花が早いようで4月下旬ですでに満開。素晴らしい景色が広がっていました。
アカヤシオが咲く山にはこれまでも何度か登りに行ったことがありますが、この規模の群生はちょっと記憶にない。それくらいの咲きっぷりでした。
位置的には皇海山のすぐそば。日本百名山の中でも玄人向けというか、渋い存在の皇海山。袈裟丸山きっかけで、久しぶりにその存在を思い出しました(笑)
皇海山エリアの山と高原地図を広げたのも久しぶり。ここら辺はやっぱり山深いですね。山頂からの展望は周りが山だらけでした。(携帯の電波も全然入らなかったです)
ただ、それがいい。この界隈の山の醍醐味ですね。アカヤシオの華やかさがありつつも静かな雰囲気があって、とても楽しい山でした。
後半はガラリとジャンルを変えて北アルプスの白馬岳へ。
ここは以前にも残雪時期に狙っていたのですが、天気とタイミング合わず延期延期となってしまっていて……。
2023年の今年、ようやく行くことができました。
詳細は後ほど記すとして、もう最高の一言!
1日目は暴風にさらされて真冬並みの寒さを味わいましたが、稜線からの風景はこの上なく素晴らしいものでした。
白馬岳は個人的にもご贔屓にしている山の1つ。「北アルプスの中で一番好きな山は?」って聞かれたら、やっぱり「白馬岳!」って答えます。夏の景色が目に焼き付いているからこそ、その景色との対比も面白かったです。全面凍結した白馬大池なんか、初めて見ました。
山小屋泊だったので夕日や朝日も見れて大満足の2日間。
ここ数年はコロナの影響で以前の登山スタイルが通用しなくなっている部分もありますが、久しぶりに山小屋で他の登山者と談笑できたりして嬉しかったです。かつての登山雰囲気が戻ってきた感じ。
そして久しぶりに雷鳥にも出会えました。ぷっくらとしたお腹、相変わらずのわがままボディですね。
ゴールデンウィークが終わると、いよいよ山は夏まっしぐら。
ここ最近は山熱も高まってきているので、しばらくは休息しつつ色々と妄想を繰り広げたいと思います。
(しかし、山小屋の宿泊料金、高けぇ……)
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