日光白根山(奥白根山) 日帰り登山 丸沼高原~弥陀ヶ原~山頂

日光白根山(奥白根山) 日帰り登山 丸沼高原~弥陀ヶ原~山頂

仕事から一時的に解放されて、両神山以来の平日登山。場所は日本百名山の1つ「日光白根山」(標高2578m)。関東以北の最高峰で、ここから北と東をいくら探しても、この日光白根山より高い山はありません。

まさに日本列島北東の番人的存在とも言える山。そして、その背後には自身の登山デビュー戦を飾ったともいえる憎き相手の姿も……

 


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【日程】

2011年9月29日

【コースタイム】

丸沼高原スキー場駐車場(9:25)→ロープウェイ山頂駅(10:00)→アタック開始(10:10)→大日如来(10:35)→日光白根山山頂(12:00)→→→昼休み→→→下山開始(13:00)→弥陀ヶ池(13:50)→避難小屋(14:25)→山頂駅(15:00)

 

 

今回のメンバーは3名。まだ肌寒い6:15に東京を出発して、関越自動車道で沼田ICへ。スノボーでは頻繁に訪れた丸沼、夏に来るとやっぱり印象が少し違いました。

 

平日なので渋滞に巻き込まれることもなく、9:25にロープウェイ山麓駅に到着。駐車場も空いています。そして事前の天気予報では曇り時々晴れのはずだったのに、空は雲1つない快晴!気温も初夏の陽気で、半袖でも問題なし。まさに理想の登山日和となりました。

 

↑今回のメンバー。右に見える丸沼高原スキー場は、本来であれば夏スキー場として開放しているのですが、29,30日は臨時休業とのこと。雪がないとはいえ、芝生の斜面を見ると、去年のスノボーを思い出しますw

 

ロープウェイ往復+温泉のお得チケットを購入(2100円)。その際に強力な助っ人を入手!「てるぼう」君。今後の登山の好天を祈って、これからよろしく相棒!!

 

ロープウェイに乗って山頂駅に到着。この時点ですでに標高は2000m。遊歩道が整備されていて、いい雰囲気。無料で利用できる「天空の足湯」もあります。足湯は下山後利用することに。

 

ここで山頂もお披露目。何とも特徴的な姿をしてますが、頂上付近はなかなかの急斜面。

 

準備体操をしていざ出発。先ほど加わった相棒のてるぼうを装備するも、いきなり紐が切れて戦線離脱。。。(おぃおぃ・・・orz)

 

離脱したてるぼうは家で修復するとして、登山道へ向かいます。(同行者のリュックにもしっかりてるぼう↑)。

なお、この二荒山神社で安全祈願するのがタシナミってやつなのでしょうが、自分たちはすっかり忘れてスルー。結局、下山後に参拝することになります。

 

登山道へと続く門。「ここをくぐると、もう引き返すことはできない・・・」と思わせるほど、開けるときにいい感じの音が鳴り響くのでお試しあれ。

 

今回のコースは、大日如来を経て、日光白根山ルートを取ることに。1つ注意したいのが、目印となりそうな避難小屋。実は分岐点の奥に位置しているので、行きのコースからその姿を見ることはできません。なので、避難小屋が見つからないからと言って慌てず焦らず~

 

スタート序盤は散策コースも兼ねているので、そこまで急な斜面はなし。

 

平坦な道が続きますが、大日如来を超えたあたりから徐々に登り坂が出てくるので、ここらで体を温めておくべし。

 

距離はそこまででもないですが、しばらく急な登りが続きます。一時間足らずで視界が開けるのでここは踏ん張りどころ。

ここ最近の肌寒い日々とは打って変わって初夏の陽気に、登山客もみんな半そで姿に。

 

スタートして1時間ほどで、景色は面白いように一変します。木が一瞬で消えて、山頂を捉えることができます。

 

南西の方角を見ると、アルプス山脈と合わせて肉眼ではかすかに富士山の姿も捉えることができました。

 

頂上に近づくにつれて、足場は悪くなってきます。こういった場所の下りは、自分は大の苦手。。。

 

上からの眺め。結構登ってきましたが、頂上はまだ先。

 

頂上付近の開けた場所。火口部なのか、何だか広場みたいな感じです。

 

頂上まではもうすぐ。思ったより人がいたのに驚き。

 

スタートして2時間弱。12時ちょうどに日光白根山山頂に到着。関東以北の最高峰。

 

 

頂上から、うっすらとですが富士山の姿を捉えることができました。ここ最近の登山では、頻繁に顔を出してくれる富士山。何度見てもイイですね!

 

【動画1:山頂からの景色】

 

日光白根山のピークは、いくつかの峰に分かれていますが結構広いです。平日なのにそこそこ人もいて、みんな思い思いの場所で昼ご飯を食べてました。

 

期待を裏切らないトン汁を用意。思ったよりも暖かい陽気でしたが、やっぱり身に染みてうまい!

 

昼ご飯を食べ終えて、辺りを見回すと相変わらずの雲1つない青空!丸沼や中禅寺湖が綺麗に見えるなかに、やたら目につく山が目の前に、、、もしや奴は!?

 

忘れたくても忘れられない、、、今なお仲間内で語られる俺らの登山第1章ともいえる「男体山」の姿が。昨年の晩夏……

「暇だから登山でもやるか」

「日帰りで行けるとこがいいな。電車とバスで」

「2000m越える山じゃないとやっぱ張り合いないよな」

「どうせなら百名山というブランドがある山にしようぜ」

男体山

……という、自分たちの登山を舐めた思考で選ばれた男体山。あの頃は、今思えば丸腰ともいえる装備で何とか辛勝はしたものの、山頂で十分に時間を取ることもできずに下山を迫られた屈辱は今も忘れない。。。あいつにはいつかリベンジしない思っていたんだ。

 

男体山にひっそりと再戦を誓いつつ下山開始。帰りは弥陀ヶ池経由のルートを選択。

 

こっちはこっちで、また道が険しい。。序盤は手を使って半クライミングな感じで下り、中盤は滑る急な砂利道に足を取られそうになります。こちら側からの登りは一段ときつそう。

 

そういえば、紅葉はまだ先のよう。日光白根山が綺麗な紅葉を見せるのかは知りませんが、色づくまでにはまだ1,2週間といったところ。

 

崖のような道を下るときからずっと見えていた「弥陀ヶ池」に到着。エメラルドブルーの水面が何とも綺麗。これは一見の価値ありです!

 

初夏の陽気、紅葉はまだ、とはいえ景色はもうすっかり秋。夏の登山もいよいよ終わりかぁ~

 

弥陀ヶ池を過ぎると、来た時と同じく景観は林道に戻ります。途中にクネクネした木がたくさんあったので、思わず撮ってみた。

 

地図上で気になっていた「七色平」に到着。これのどこが七色なのか…?看板があったので見てみると、

 

どうも推測しか書かれていないよう。。結局よくわからないってことね…。

 

登りの道では見ることのできなかった避難小屋。古びた怖い雰囲気で、中に入る気を無くしました。

 

15:00、無事に登山道入り口に到着。安全祈願を忘れていた二荒山神社に、下山の報告を兼ねた参拝。

 

ロープウェイ山頂駅に来たら、ぜひ立ち寄っておきたい「天空の足湯」。前には八ヶ岳・アルプス山脈、後ろには日光白根山、という絶好の景観!

 

温度もちょうど良くて快適。とは言え、足湯なので5分くらい浸かれば満足。ロープウェイを使って下山し、温泉へ。

 

ロープウェイ券販売の建物にある座禅温泉。内風呂のみですが、空いていたので満足!そして、やっぱり下山後のソフトクリームは欠かせない。

 

結局この後、丸沼ICに入る前に焼肉屋で夕食。登山後に焼肉なんてなかなかないですが、おなかいっぱい食べて大満足。登山で運動した分がチャラだ、、なんてことは気にしない。

 

帰りも渋滞に巻き込まれずに無事に東京に戻る。

 

ロープウェイ利用で登山行程自体はそこまで長い時間ではなかったですが、日帰りにはちょうどよいコースだったと思います。何だかんだ変化にとんだコースで十分楽しめました。

 

行き帰りの運転をしてくれたゆうやさん、誘ってくれたともみさん、ありがとうございました!!

 

以上、お疲れ様でした~

 

 

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