【東北】西吾妻山 夜行スキーバス利用の雪山登山(樹氷・スノーモンスターの世界)

【東北】西吾妻山 夜行スキーバス利用の雪山登山(樹氷・スノーモンスターの世界)

今年初の東北進出!向かったのは山形県と福島県の県境に位置する西吾妻山(標高2035m)。吾妻連峰の最高峰で、今回は福島県側のグランデコスキー場からアタックしました。

目的は何と言っても厳冬期だけに見ることのできるスノーモンスター!!3月に入って気温の高い日が続いたので、もう消えてしまっているかと思いましたが、幸運にも立派なモンスターたちが残っていました。時期的にも、本当にギリギリだった…。

今年に入って雪山は何度も登ってるけど、ここまで立派なスノーモンスターは初めて。これでもピークを越えて終わりかけの状態だってんだから、ピーク時は大変なことになってるんだろうね。(ちょっと想像できんわ、、、)

スノーモンスターだらけの山頂、圧倒的な世界観でした!

 

Snow Monster @Mt.Nishiazuma―――

 


【日程】

2013年3月17日 晴れ

【コースタイム】

グランデコスキーセンター・ゴンドラ(8:10)→第4クワッドリフト(8:25)→登山開始(8:50)→西大巓(9:55)→西吾妻山(11:00)→→→お昼休み・山頂散策→→→下山開始(12:00)→西吾妻小屋(12:10)→西大巓(12:40)→第4クワッドリフト(13:35)

 

 

スノーモンスターとは、、、

樹木に雪や氷がついたものが樹氷。それをさらに越え、樹木全体が雪で覆われたものを俗に「スノーモンスター」なんて呼んだりします。蔵王のそれなんかはライトアップもされて特に有名ですね。

その名の通り、まさに見た目モンスターと化した樹氷。こんな感じ↓

写真でも十分綺麗ですが、実際に目の当たりにすると、その感動はものすごいものです。立派なものだと3m越えもあって、ただただ圧巻。。。

ぜひ一度は見てほしい雪景色の1つです。

 

、、、な~んて偉そうなこと言っておりますが、今日まで実はスノーモンスターを見たことがなく、なんとしても今年中に見ておきたいとずっと思っておりました。

それもあって、「行きたい雪山リスト」に蔵王とこの西吾妻山を抑えていたのですが、、、

 

蔵王は2月中に空いた連休がなかったので断念。西吾妻山についてはとにかく晴天率の悪さが有名で、2月に1回、そして先週と悪天候で断念しました。

時期ももう3月中旬。先週なんて初夏の陽気の中、梅鑑賞に浸っていたので、今年中にスノーモンスターを拝むのは無理かと諦めていたのですが、、、頭の中に今流行りのあのフレーズが飛び交う。。。

 

「(スノーモンスター)いつ見るか?今でしょ!」

 

ってことで、西吾妻山決行!いざ、東北へ!!

 

 

交通手段がいろいろ悩みましたが、一番安上がりだったスキーバスツアーを利用しました。アタックのスタートをグランデコスキー場にすればこれを利用できます。新宿―グランデコスキー場の往復バス代+リフト代で7千円程度なので、かなりお得♪

それにしても、今年初のスキーバスツアー。まさか登山で利用するとは思わなかったw シーズン終わりに近いのに、バスツアーはまだこんなに混んでるのね。。

 

深夜高速バスは昨年の夏にもかなり利用したので慣れてると思ってたんだけど、久しぶりだったからか?全然寝れんかった。。。

ウトウトしていたら、いつの間にか福島県入りしてて、よくわからないうちにグランデコスキー場に到着。

バスを降ろされたのが朝6時、ゴンドラが動き出すのが8時からですが、無料の休憩所が開放されているので、そこでゆっくり休憩&準備できます。これは有難かった!

 

まだリフトも止まったグランデコスキー場。今日もいい天気。風も全くない、絶好のコンディション!

最近の天気の良さは異常すぎる。。そろそろ痛い目見そう……

 

土日は朝8時にゴンドラが動き出します。特に行列もできてなくて、待ち時間なく乗車。いきなり目の前に見えてきたのが、西吾妻山手前の西大巓(にしだいてん)!山頂付近は真っ白に覆われてて、樹氷が残っててくれそうな雰囲気!なんせこの時は、スノーモンスターがあるかどうかもわからないもんだから、溶けちゃわないかと気持ち早まったぜ!

 

ゴンドラを降りたら、お次は第4クワッドリフトへ。ゴンドラ降り場から右へ少しだけ滑り降ります。遠くに見えるのが安達太良山ね。

 

せっかくリフト券もついているのでボード持ってきました。今回の同行者のみず君はスキー派。「ボードなんてチャラいのはやってられん!」とねw

 

第4クワッドリフトは8時半から開始のはずでしたが、5分前に行ったらすでに動いてました。

ゲレンデ情報が続きますが(もう少しご辛抱を…)、このグランデコスキー場、全リフトに風よけカバーがついてるのがうれしい。それだけ吹雪くってことなんだろうね。

 

第4クワッドリフト降りたとこ。ここから登山開始ですが、明確な登山口はないので、トレース頼りに各自樹林帯へ突入!って感じです。実際他にもハイカーがいたのですが、みんなバラバラに散って行きました。

ちなみにこの第4クワッドリフト、下りとして乗ることはできないそう。なので、スキーorボードを持ってない人は帰りはゴンドラまで歩く必要があるので要注意。

 

木陰にちょいと入ったところで、自分たちはスキー・ボードをデポ。西大巓は一応バックカントリーコースで、周りではスキー板を担いで登っている人が何名かいたのですが、どうも樹林帯多めでボードには不向きなコースらしい。なので、今日はハイクに専念。ボードは下山後のお楽しみってことで。

 

スノーシューに履き替えてクライムオン!

先行者が何名かいたのですが、なんせ林間を縫うように進むので、あっという間に見失ったw どうも前日の夜に雪が降ったみたいで、トレースもほとんどなかったです。

なので、方向だけしっかり間違えないようにして適当に進む。歩いた感じ、基本的に北に向かって進めばOKでした。

 

スタートしてすぐのところに、なんとテント発見!!しかも2,3張ではなくて10張り近くありました。隠れテント場なのかね?

 

しばらく続く林間コース。林間を縫って行くあたりは、先月末に登った四阿山に近いかな?

ちなみにその四阿山(あずまやさん)と今回の吾妻山(あずまやま)、名前も見てるけど、全体的なコース感もすごい似てました。広大な林間を自分の思いのままに歩いて行くところなんかはそっくりで、スノーシューハイクにはまさにピッタリのフィールド。(道が広い分、迷いやすいってのもあるけど。。)

 

標高を上げていくにつれて樹木の背丈が低くなって、どんどん展望が開けてきます。標高1800mを越えたあたりから東側に目指す西吾妻山が!山頂付近はまだ白い!

 

拡大!良く見てみると、この時点でスノーモンスターが生きていることが判明~!一気にテンション上がりつつホッとする。どうにか間に合ったようだ、、、

 

早る気持ちを抑えて、まずは西大巓へ。山頂手前に差し掛かると、広い尾根道に出ます。こっからの眺めがまた最高!

 

何がすごいって、やっぱり磐梯山!!昨年10月に登ったけど、「こんなカッコ良かったっけ??」ってくらいの立派なシルエット。東北のマッターホルンなんて呼んじゃえるくらい、尖った穂先でした。

 

さらに見事だったのが、飯豊山。日本でも屈指の豪雪地帯なだけあって、真っ白でした。ホント真っ白!アルプスでもあの白さはそうそうないよね。

 

山頂に近づくと、スノーモンスターが徐々に登場。流石に3月だったので、ここら辺りは所々剥げてますが、それでも立派!大きいものだと3m以上にもなります。

 

スノーモンスターと太陽~

 

10時前に西大巓に到着。ちびモンスターがチョコチョコいました。写真の黒いのは三角点じゃなくて標識ね。積雪でほとんど埋まってますw

 

展望に関して言えば西吾妻山よりもこの西大巓の方が素晴らしいです!夏場はどうか知らないですが、冬場は360℃の展望!

 

まずあちらに見えますのが、雪山入門としても名高い安達太良山。今年の冬に行きそびれた山ですな。南東方向に綺麗に見えました。

 

んで、あちらが東北のマッターホルンこと磐梯山。シルエットがカッコよす!

ちょいと注目してほしいのがその背後、

磐梯山の背後に薄っすらと雪山が連なって見えました。最初見た時は谷川岳かな?なんて思ったけど、ちょいと方向が違うよね。那須岳とか尾瀬の山々かな?よぅわからんから、後でタクミ博士に聞いておこう。

 

西側に見えるのが、先ほど見た飯豊山。西穂高から見えた白山にどことなく似ている雰囲気。少し調べてみたけど、高山植物が豊富で稜線もすごい雄大だったので、かなり気に入った!今年の行きたい山リストに追加~

ただ、晴天率が低いのかな?ヤマレコで見ても曇りの写真が多かったので、晴れの日を狙って行きたいね。

 

北の方角に見えたのが蔵王。この日、磐梯山を一緒に登ったひでさんがあちらに登ってたみたい。あちらの天気も最高だったみたいだね。

 

んで、東側にこれからアタックする西吾妻山。ゆったりした山容で、急登と呼ばれるような場所はほぼなし。この時期は凍結箇所はまだないので、ピッケルはもちろん、アイゼンも不要でした。その代り、後ほど触れますがスノーシューorワカンは絶対に必須!!これがないと登りづらい、とかいうレベルではなく、持ってないと危険な目に合います。

 

西大巓で360℃のパノラマを満喫~。風もほとんどなく穏やかで、歩いている間は半袖でも十分でした。荷物をケチってバーナーを持ってこなかったのを激しく後悔。。。コーヒーでも一杯やりたかったぜ。。。

ちなみに写真には写ってないですが、他のハイカーもチラホラいました。会った人の半分以上はスキー板履いて登ってたね。

 

つまり、、、

 

西大巓から西吾妻山まではいったん下るのですが、こんな斜面なんかは…

 

颯爽と滑り降りてた!う、、羨ましい。。。

 

まぁいいさ・・・。丸腰のうちらには尻セードという技がある。

 

尻セードの力を見せてやれっ!!

 

みず君:「無理っす・・・orz」

 

ヒップソリ忘れたのも痛かったけど、意外に地面が非圧雪のモフモフで全然滑れんかった。。ヒップソリあればなんとか行けそうな傾斜ではあったんだけどね~

※あと、尻セードって本来はピッケルを使っての雪山下降技術なんですが、そこはご愛嬌ってことでw

 

広大な稜線(と言っていいのかな?)を突っ切って行く!ここ、事前に調べて知っていたんだけど、ホワイトアウトしたら本当に危険な場所です。緩やかで滑落の危険はないけど、こういう広い場所は道迷いが怖いよね。。

最悪、天候悪ければここで引き返そうとも思ったけど、今日は全く問題なしだったので、そのまま突き進む!晴れていればこれ以上ないくらい気持ちのいいコース。

 

風が吹かないと本当に静かな世界。飛行機雲がこれまたオシャンティ~

 

歩いてきた道を振り返る。本当に広い雪原!こんな広大な稜線は滅多にないでしょ。すごい景観です。

ちなみに、みず君が何を撮っているかと言うと、西大巓の山頂をよく見ると、、、

 

人がチラホラ登ってくるのが見えます。ちょっと遠目すぎるけど、よくこういう人のシルエットって雑誌で見かけたりするよね?

登ってる人たち、気づいてないけどカッコいいよw

 

山頂手前から、いよいよモンスターゾーンへ!まるでブロックのような樹氷。噂には聞いてたけど、本当に不思議な形がいろいろ。すごい光景だよ!!

 

樹氷の門!?神聖な場所の入口みたいで、神秘的だ~。

 

何この世界ww 雪と青空と樹氷、ただそれだけの世界なんだけど、その場にいると本当に静かで不思議な感じ。

この神聖な雰囲気、素晴らし過ぎる!ド派手なオレンジで踏み込んでゴメンナサイ。。

 

雄大な景色の中にも危険な場所が潜んでます。それがこのナイフリッジ!、、、(??)

 

踏み外さないように慎重に!

これ、半分冗談で半分本気。雪山やバッカンやってる人なら知ってると思うけど、樹木の付近(へこんでる箇所)は踏み抜き危険地帯で、足を踏み入れて地面が崩れると簡単に顔まで埋まります。顔までね。

自分も3,4回ほどこの落とし穴にハマっちゃったけど、足元崩れて背中から逝ったときはちょっと焦った。。下手すると脱出できなかったり、怪我したりするので、歩く場所は要注意。スノーシューorワカンが必須って言ったのもこれで、つぼ足だとどうなるか想像つかない。。。

こんな感じで危険も潜んでいるので、(雪山はどこでもそうですが、、)できればグループで行った方がよいかと思います。一人で行って、落とし穴にハマって、動けなくなったら、、、(ry

 

その後も、不思議な雪のモニュメントの数々。大きさ、形、いろいろなモンスターたち。

 

これぞまさにスノーブリッジ!橋の下から遠くに見えるのが磐梯山w

 

ダメだ、全然進まない!とにかく楽し過ぎる!!こんなところでかくれんぼなんてしたら楽しいだろうなぁ~なんて、誰もが思うだろうよ(落とし穴あるから危険だけどw)

 

何度も言うけど、こういった樹氷が密集している箇所が一番危険。いつ足元が崩れるかわかったもんじゃないんでね。

 

歩くならこういった少しでも広い箇所が安全。標識なんて親切なものはないんで(あってもこれじゃ埋まってるw)、自分なりにルートファイティングして頑張ってください。

 

登りきると、ただっ広いところにポコポコとちっこいスノーモンスターがたくさん。

え、、、っと、、山頂はどこだ??標識埋まってて全然わからんw

 

キョドってると横から親切なおじさんが「GPSで確認するとここら辺みたいだよ」と、指してくれた。おぉ!!ナイス情報!ありがとうございます!

・・・ということで

 

ゴール!登りにかかった時間、わずか2時間半。感動しっぱなしの密な時間過ごせたわ。

 

 

それにしても、西吾妻山の広大な山頂。ちびモンスターの雨あられ。

地図には山頂からの展望はないって書いてあるけど、積雪時はものすごい開放感!展望良すぎ、広すぎです!冬場だけ味わえる感動。

 

適当に荷物デポってお昼休憩&周辺散策。

 

まず、早速誰もがしたくなるかくれんぼw どこにいるか・・・、、ってわかりすぎだな、これ。。。

 

かくれんぼに夢中になって、落ちた穴がこれ。。。自分の身長以上に踏み抜いて、脱出するのに苦労した。こりゃ焦った、、、ちと反省…

スノーシュー履いててこれなんで、つぼ足じゃ下手したら脱出できないかも。。。これで天気悪くて、周りに誰もいなくって、抜け出せなくなったら、、、おぉ~こえぇ!

 

この頃になると、こういう合間の道は絶対通ろうとは思えなくなります。絶対崩れるって、こういうとこ。

 

慎重に登れば、モンスターの上にも立てます。木の上に立ってると考えりゃ、何とも不思議な感じ。よくこれだけしっかりとした樹氷になるもんだよね。

 

山頂からの展望は西大巓でほとんど紹介したので、ここでは1つだけ。

自分たちが登ってきたちょうど逆側の斜面。こちらは山形県側からのルートで、来た道よりもさらに広い尾根道。ホワイトアウトしたら間違いなく迷う自信あります。

こちら側にも天元台高原スキー場というのが麓にあって、そこから登るのルートが西吾妻山までの最短コースになります。

 

山頂散策も十分に楽しんで下山。来た道をそのまま戻るのですが、来るときにスルーした避難小屋へ寄ってみることに。写真右奥に小さく写ってるやつです。

 

油断するとズボッとな!ここでもスキーヤーがスイスイ降りてて、羨ましかったぜ。

ただ、彼らは埋まるスリル&楽しさを知らない(キリッ!!)

 

ホント不思議な世界観。もはや芸術品だな、これ。本来の地面より3m以上高い場所を歩いているわけだから、夏場とはまるで違う感じだろうね。

 

西吾妻小屋。広い尾根の真ん中にポツンと建っている無人の避難小屋。広大な尾根道で迷った時の目印にもなっているそうで。。

 

何度も振り返っては西吾妻山のスノーモンスターを目に焼き付けて、西大巓へ。本当に帰るのがもったいないくらいの場所だった。。。時期も限られてるし、いつでも来れるような場所でもないから余計にね。

 

西大巓の南東斜面を見ると、何本も滑った跡がありました。よく見るとボーダーたちが滑っては登ってを繰り返してました。

 

西大巓までの登り返し。今日のルートに関して言えば、体力的には全然余裕です。CTも短いので、よっぽど道に間違えたりしなければ帰りのゴンドラの時間には十分間に合うはず。

 

西大巓を越えてグランデコスキー場へ。今日も一日、最高に良い天気でした。

 

帰りは所々、必殺尻セードで。

モフモフでも割とコツをつかんできて、多少の傾斜でも滑れるようになったのですが、、、ちょっと調子に乗りすぎて……

 

”ビリっ!!”

「うん??何かケツが冷たいけど・・・」

「みやっち、アウター破れてるっ!」

 

チーン、、マムート終了のお知らせ。。。

ここ最近、尻セードを多用しすぎたからか、派手に逝った。。。良い子は尻セードの乱用はやめましょう。

 

一人で来なくてよかった。。一人だったら破れたのに気付かずに歩き続けるところだったわ。。

もちろん、ズボンは2枚重ね着してたので、別に尻丸出しで降りたわけじゃないので、、(念のため)

 

上のマムートオレンジもボロボロだし、そろそろ買い換えるかな。。。次はオレンジやめっか、、、

なんて下を向いて考え事してたら、みず君が発見!写真じゃあまりはっきり写ってないけど、太陽の周りに虹。これ、何て言うんだっけ??

良くわからないけど何かいいことありそう!(ズボン逝ったけど、、、)

 

結局、途中からトレース見失って迷いつつ下山。登り初めとはだいぶずれたところに下りてきましたが、第4クワッドリフト前に無事に帰還!

短い時間だったけど、すごい不思議な世界を味わえました!ゲレンデのにぎやかな雰囲気で現実に戻った感じ。

 

ボード・スキー回収して、下まで滑走!イッーヤッホゥ~!

このゲレンデ、コース数は少ないですが、結構距離が長くて横に広い!ゆったり滑るには最適やね。初級者向けの緩やかな斜面をのんびり滑走!これ気持ちよかったなぁ~

いいもん見れたし、気分爽快や!

 

ロングランを終えて降りてきたのが14時前。予定より全然時間に余裕あり、せっかくリフト券があるので、その後も何本か滑ることに。

 

最初、時間もないだろうってことで持ってくるつもりもなかったんだけど、、、やっぱり持っててよかったボード一式。

アイスバーンも全然なくて、滑りやすいコンディションでした。

 

15時過ぎに切り上げて、ゲレンデ脇のホテルにある「ぶなの湯」に入浴。(スキーツアーだと、大抵割引チケットついてくるはず)

 

帰りのバスに乗車して東京へ。

最後、スキー場の雪もだいぶ溶けていたので、スノーモンスターは本当にギリギリだったのかも。「今でしょ!」を信じて来てよかったw

天気も良かったし、言うことなしの東北遠征でしたとさ。

 

雪山登山、まだ行きたい山はいくつか残っているのですが、もしかしたら今シーズンはこれが最後になってしまうかも、、?(とか言って、来週もまた登ってたりするかもですが、、)

シーズン終わりかけのラストにいいもの見させてもらいました。初めて見たスノーモンスター、とにかく不思議空間満載でCGの世界にいるようだった。落とし穴だけが要注意で、それさえ気を付ければルートもきつくはないので、体力的には楽に登れる山かと思います。(何度も言うけどスノーシューorワカンは必須ですぜ!)

それと、スノーモンスターとはこれから毎年会うことに決めてやった!来年は八甲田山あたりのスノーモンスターを見てみたいね。

 

壮大なスケールの世界観、やっぱり東北の山は素晴らしいわ!去年は1回しか東北遠征できなかったけど、今年は春夏秋冬、全て攻めてみたいね。今回登ってて気になったのが飯豊山!こいつは要チェックやー

 

次の山旅ではどんな世界が待っているのか、、、また新しい山に出会うのが楽しみだ!

 

2013年スノーモンスターに会う旅、 完 ―――

 

 

 

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