八子ヶ峰(北八ヶ岳) お手軽雪山でスノーシューハイク

八子ヶ峰(北八ヶ岳) お手軽雪山でスノーシューハイク

まずは、新年明けましておめでとうございます!

昨年は一昨年に比べるとだいぶ山登りの回数が減ったけど、今年も登りたいときに登るスタンスで気ままに書いていこうと思います。

今年もどうぞよろしくお願いします。

、、、ということで早速、まずは昨年の登り納めとなった八子ヶ峰の記録を。ここはあまり知られてないけど、北八ヶ岳・蓼科山のちょうど向かい側にある標高1833mの山。登りもそんなにキツくなく、積雪十分なので絶好のスノーシューフィールドです。

ここは本当に穴場だったな。楽なスノーハイクだったけど、誰もいない雪原をモフモフラッセルしたり、山頂で山ご飯を楽しんだりと、2013年ラストにふさわしい濃い1日となりました。

一緒に登ってくれた方々、ありがとうございました。

 

広大な雪原広がる八子ヶ峰、2013年ラスト登山―――

 


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1年の締め、最後は雪と戯れたいな~ということで、今シーズン初のスノーシュー。

場所は北八ヶ岳か上信越かでいろいろ悩んでたんだけど、朝発の日帰りで行けるところってそうなく、、しかも12/29なんて正月の帰省ラッシュに絶対つかまるし、、、モフモフ味わうのは無理かと思っていたところ……

 

参加メンバーのたくみ.Jrが「八子ヶ峰なんてどうっすか?」と。

ほぅ、やちこがみね……とな?! …いや、やしがみねか。

 

初めて聞いた山”やしがみね”。地図上では北八ヶ岳・蓼科山のすぐ近くなんだけど、あんまり目立った表記されてないので気づかなかった。調べてみたら、コースタイム短いし、展望良さそうだし、かなりモフモフ期待できそうなスノーフィールド!

ってことで、八子ヶ峰に決定!仲間集めて5人で今年ラストの雪遊びへ行ってきました。

 

~~2013/12/29  北八ヶ岳・八子ヶ峰 日帰りスノーシュー~~

 

朝6時に都内に集まって出発。この日は今年一番の寒波到来でものすごい寒かった。。朝の談合坂SAですでに氷点下。。。

ここで、見るべきものと言えば……。そうだね、先週の扇山(笑)。立ち寄った際は思い出してあげてください。写真左の扇型の山です。

 

いい意味で予想外だったのが、中央道が全く渋滞してなくて、、、というよりいつも以上に空いていた。予定より早く長野入り。

目の前に広がる八ヶ岳と南アルプスにテンション上がったなぁ

 

10時半にスズラン峠に到着。駐車場はギリギリ残り1つ空いてました。ここは蓼科山の登山口で、蓼科山へ登る人が大半。

 

ここから山頂までは夏場であれば1時間弱で到着してしまう距離。雪道でも2時間あれば登れちゃうのでゆっくり準備。

アイゼン・ピッケルは必要なし。必要なのはスノーシュー!持っていない場合は近くのスキー場でレンタル可能です(要予約)。

 

道路を渡って向かい側に女神茶屋。ここの裏手が八子ヶ峰の登山口。

 

スタート早々ラッセル天国開始~!この日は誰も登ってないようで、フカフカの新雪いただきます。

 

この日、唯一の先行者。シカかな。

 

林間のモフモフ道を縦横無尽に登っていく。ここは稜線に出てしまえばいいんで、適当に前に進めばOK。

あえて5人バラバラに登って、雪かき分けてやったし!

 

この後、雲が出てくるけど、午前中は雲1つない快晴。動いていればちょうどいいくらいで、むしろ朝の談合坂SAが一番寒かった。

樹に乗ってる雪の量はまだ大したことないんだけどね~、、

 

積雪量は十分すぎ。雪が少ないんじゃないかって心配してたけど、全然そんなことなかった。

 

誰にも踏まれていない雪面。ここをなし崩して進んでいくのがスノーシューの魅力ってもんでね!もう最高や。

 

稜線まではラッセル大会だったな。傾斜もちょうどいいくらいの登り応えでした。

 

初スノーシューのあやの。恥ずかしがりながらも、ブログに出れる!っていうでパシャリ。

 

稜線到着。ちなみに夏場であれば、ここまで10分くらいで来れます(笑) それを30分以上かけてきた。

 

展望と言えばやっぱり蓼科山。背後にずっしり構えて、迫力すごいよ!

山頂は真っ白で、まぶしいくらい輝いてたぜ。

 

その隣に北横岳。あの山はロープウェイ―もあって、雪山入門編に最適。初心者でも十分に登れます。

実際に、僕も2年前にアイゼンだけで登れました。スノーシューがあれば、あの山もまた違った楽しさがありそうなんで、、、今シーズン行けたら行こうかな。

 

もう少しだけ登りが続く。正直、ツアーが良く組まれる山って聞いてたので、もっと人がいると思ってたけど。。実際は自分たち以外、誰もいなかった。

 

 

登るにつれて南八ヶ岳方面も少しだけ見えた。

雲が一気に湧いてきたので展望はイマイチ。

 

登っていくと、ポツンと赤屋根発見。

 

ヒュッテアルビレオ。冬季は閉鎖中のようで無人でした。

こんなところに山小屋があっても、、、って思ったけど、これがなかなかのロケーション。

 

小屋の目の前はこんな平原!!夜の星鑑賞とかに良さそう。

天気が良ければ北アルプスも一望できるらしい。

 

目の前に突然開けた雪原。この広々とした世界観、気に入った。素晴らしい!

ここら一帯がもう八子ヶ峰の山頂で、この真っ白な雪原は来る途中のビーナスラインからでもよくわかります。今度通ったら見てみて!

 

すぐ横には蓼科山。ほとんどのハイカーはあちらに流れるので、この八子ヶ峰はかなり穴場かと。

 

時間もあるのでもう少し先へ。ここから先はほぼ平坦な稜線歩き。

広すぎてあんまり稜線って感じがしないけどね。

 

 

ここは、それこそトレースが全くなかったので一人で歩くと少ししんどいかもしれません。流石に5人もいれば楽ちん。

 

稜線の途中に1本の標柱。ここが一応のピーク。

 

まだまだ時間があるので、もう少し先へ。ホント広い山頂だわ。。

 

 

雪をかきわけて、山頂の終点に到着。

 

この先もこんな感じでしばらく稜線が続いています。この先はしらかばスキー場へと続いていて、たまにゲレンデのアナウンスが聞こえるようになる。正面は霧ヶ峰、右奥が美ヶ原。

よく見ると、向こうからのトレースもうっすらとあったので、白樺湖側から登ってみても面白いかもしれない。

 

遠くに見える北アルプス。快晴だったら展望ももっと素晴らしいはず。こりゃ、また登りにくるしかないな!

 

今日のところはここまで。お腹もすいて早く山ご飯に移りたかったので、ここで引き返しました。

結局この日は誰にも会わず、広大な雪原を独占できましたとさ。

 

お腹空いたのでダッシュで戻る―――

 

ズボッ!!

 

風が少し出てきたので、山小屋の裏手に避難。自分たちの頭上にも雲が出てきて、、、流石に太陽が当たらないと寒い。。。

 

この日のお昼ご飯は、、、

 

おでん!!!意外に山でのおでんは初だったり、、

調理工程とかそんなのなし!お湯にだし加えて、事前に仕込んでおいた具材を投入するだけ。

 

極寒の中で食うおでんはうますぎた!

 

気温はマイナス15℃。おぉ、、、かなり低いね。。

持ち寄った具材を適当に投入して、ひたすら食いまくる。おでんは手軽でいいっすな。

 

締めはうどん。

 

七味かけて美味しく頂きました。

 

お昼ご飯に1時間半を費やし、下山。

夕暮れ時の雪原風景がまた良かったな。冬でも人気の北八ヶ岳、それを感じさせない静けさがありました。

 

登りに1時間かかった道。下りは無積雪時であれば15分で着いちゃう距離。

ラッセルするといかに時間かかるかがよくわかった。(遊びすぎたってのもあるけど、、、)

 

帰りは登りで作ったトレース利用してヒップそり。雪山の定番ですな!

翠先生、なかなかのヒップさばき!

 

身軽な女子のほうがやっぱりヒップそり上手い。たくみ.Jrが買ったおもちゃのスキーは今回は不発。。次回リベンジだな!

 

下山はあっという間に降りてこれた。駆け下りれば、たぶん10分くらい(笑)

今回、初スノーシューだった忍も、雪山の楽しさと難しさを知ってくれたようで、よかったよかった。ちなみに彼は、当ブログの有名人まさきの古い友人。

当のまさきは、、、なんと海外遠征中!正月に人生初の海外にして初の海外登山に挑戦しとります。新年早々熱い男。頑張ってくれ!

 

突如始まった雪合戦。標的になる忍。

なっ!雪山って楽しいだろ!!w

 

最後にヘトヘトになってスノーシューハイク終了~。この絵だけ見ると、かなり過酷な雪山登った後に見えるけど、、ハイク自体は楽なもんで、ゆったり笑いながら楽しめる。過酷なことなんて全くないので、そこんとこはご安心を。

 

朝は満車の駐車場もさすがに16時を過ぎるとスッカラカン。

幕営しているハイカーが2組いるだけでした。

 

スノーシュー返却して無事に終了。レンタルのスタッフに「おぉ!無事でしたか!」みたいなこと言われたけど、、、いやいや、全然危険なところ行ってないんで。。

 

帰りの温泉は調べてなかったので、2年前の北横岳の記事を見て思い出した温泉「玉宮温泉望岳の湯」へ。(たまに自分で自分の記事が役立つw)

ここは登山口からだと40分くらい車でかかるけど、400円ってのが安くていい!露天風呂がないのが残念だが、、、

 

 

18時半に長野を後に。帰りも渋滞することなく無事に締めの登山終了!

お疲れ様でした。

 

八子ヶ峰

穴場だった八子ヶ峰。スノーシューハイクの入門にはうってつけの場所でした。 積雪十分、危険箇所も全くなくて行程も短い。それでいて山頂は広大な雪原が広がっていて、常に360℃の展望!!登り慣れてる人には物足りないかもしれないけど、他の八ヶ岳では味わえない面白さがあります。

蓼科山とセットで登ってる人もいるみたいなので、蓼科山登山で時間が余ったら寄るのでもいいかも。

 

また1ついい山見っけました。

 

北八ヶ岳にあったお手軽スノーシューフィールド。初スノーシューって方はぜひ行ってみてくだされ!

 

八子ヶ峰で2013年山旅終了。2014年へ―――

 

 

2014年へ続く、、、

 

 

【日程】

2013年12月29日 晴れのち曇り

【コースタイム】

スズラン峠(11:00) — ヒュッテアルビレオ(12:00) — 八子ヶ峰山頂(12:25) — ヒュッテアルビレオ(13:15~14:50) — スズラン峠(15:30)

 

 

 

 

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