双六岳~三俣蓮華岳~笠ヶ岳(北アルプス) テント泊縦走登山(1日目)

双六岳~三俣蓮華岳~笠ヶ岳(北アルプス) テント泊縦走登山(1日目)

久しぶりのブログ更新。そして7月唯一の山旅となったのが、この双六岳から笠ヶ岳に至る1泊2日の縦走登山。夏のテント泊登山、第1弾なり!

笠ヶ岳と言えばとにかく形が特徴的。おにぎり型に突き出た形は遠くからでもよくわかります。北アルプス屈指の急登とも言われている笠新道が有名ですが、今回は稜線をなるべく歩きたかったので新穂高温泉から双六経由でアタックしました。

当初の予定では、双六岳~笠ヶ岳を回る予定だったのですが、思いのほか時間が空いたので1日目に三俣蓮華岳まで散歩。結果的にこれが大正解で、あの白馬岳に劣らない雄大な御花畑と稜線歩きを堪能~!

少々無茶しすぎて満身創痍の登山になったりもしましたが、それは後述。。。1泊2日の割にはいろいろあった登山でしたが、個人的には今年ベストとも言える大満足の旅でした。

まずは1日目の双六岳~三俣蓮華岳の記録になります。

 

新穂高温泉から三俣蓮華へ、御花畑広がる雄大な稜線歩き―――

 


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【日程】

2013年7月20日 晴れ時々曇り

【コースタイム】

新穂高温泉(5:30)→わさび平小屋(6:45)→秩父沢(7:35)→鏡平山荘(9:45)→双六小屋(11:55)→→→お昼休み→→→行動開始(13:30)→三俣蓮華岳(14:50)→双六岳(16:10)→双六小屋(17:10)

 

 

6月末の越後駒ヶ岳以来、実に3週間ぶりの登山。これほど間が空いたのはこれまでなかったんじゃなかろうか、、、

7月に入ってからいろいろあって、山に費やす時間があまり取れなかったですが、第3週にようやく時間が取れたので満を持して挑んできました。舞台は北アルプスの笠ヶ岳。標高2897mの名峰です。

テント担いで1泊2日の短期決戦でしたが、2日とも10時間越えの山歩き。昨年の同時期に登った、あの忘れもしない白馬岳に匹敵する素晴らしい絶景に出会えて、1ヶ月分を取り返す勢いで楽しんでやりました!

少々長くなりそうなので、2回に分けてます。

まずは1日目の記録なり~

 

~~1日目 新穂高温泉―双六岳―三俣蓮華岳 ~~

 

スタートは7/19(金)の夜。昨年も何度かお世話になった毎日アルペン号で新穂高温泉へ目指します。ダメもとで前日に電話してみたら、運よくバスの座席が取れました。こりゃラッキーだった。しかも座席が一番後ろで、かなり快適に眠れ、、、Zzz。。。

 

気づいたら新穂高温泉に到着してました。ホント、バスの中での記憶なし。仕事で疲れてたんかな、、、

時刻は早朝5時。気持ちのいい快晴で、朝食食べつつ出発の準備を整える。

 

早朝5時半にクライムオン!西穂高ロープウェイはスルーして、左俣方面の標識に従って進んでいきます。しばらくは整備されたアスファルト道。久しぶりの登山なんで、気持ちゆっくりめでね。

 

道なりに進んでいくと登山ゲートに到着。ここに登山届ポストもあるので、事前に届けてない場合はここでしっかり記入すべし!前後にパーティーがたくさんいましたが、ほとんどの方はここで届け出てました。

 

ゲートを過ぎてからもしばらくはこんな感じの平坦な道。身体を温めるにはちょうど良い道ですな。

 

道の途中、地図にも載ってる風穴発見!その名の通り、岩の隙間から涼しい風が噴き出てます。天然のクーラー、涼しむならここ!

 

山の谷間を進んでいく感じになるので、6時ごろにようやく朝日お目見え。日が当たると俄然やる気出るね。ちょうど寒気が流れ込んでいたので、気温もそこまで高くなく歩きやすかったです。

 

スタートして1時間、見えてきたのが笠新道入口。ここで左の登山道に入ると、地獄の急登と言われる笠新道がスタートしますが、今回はスルーw

直進して双六岳をまずは目指します。(ちなみに笠新道は下山時に通ってみたけど、、、うわさ通りなかなかの坂だったわ)

地図にも書いてあるけど、ここに水場あります。

 

さらに進むと見えてくるのがわさび平小屋。ここにはテント場もあって、前日入りしてここに泊まってからアタックする人もちらほらいるようです。

ちなみにここにも水場あり。ここに来るまでにすでに3ヶ所ほど水場があったので、水に関してはそこまでシビアに考えなくてもいいかも。

 

わさび平小屋を越えて少し行くと、ようやく登山口に到着。本格的な登山道が始まるのはここから。標高はこの時点で1500mほど。

 

鏡平まで3時間半、さらに双六小屋まで2時間20分。CTだけを見ると割ると長く感じるかもしれませんが、、、

 

序盤から展望のいい道が続くので、気分的にはかなり楽に進めます。ただ、展望が遮られる樹林帯が少ない反面、直射日光が照りつけるので日焼け止めは必須ですぜ。

 

登山道わきには沢が流れているのですが、まだこの時期でも雪がガッツリ残ってました。

 

後ろを振り返ると焼岳がどっしり構えてた。忘れもしない、あの山こそが僕のアルプスデビューの地。久しぶりに登ってみたくなったな、焼岳。アルプス入門にも最適な山です。

 

素晴らしい快晴だけど、天気よりもうれしかったのが、虫が全然いなかったこと。前回の越後駒ヶ岳はブヨにやられて耳が腫れあがったけど、今回は驚くほど虫がいなくて快適すぎました。

 

そうこうするうちに秩父沢に到着。ここは水量豊富の水場で、涼しむには最高だった。最初の休憩ポイントはここにするといいかも。

 

新緑綺麗な小池新道。笠新道に比べたら格段に緩やかですが、それなりに登りが続くので地味に疲れる。。。しかも久しぶりの重装備で、全然ペース上がらない…orz

 

今年の夏山テント泊の最初なだけあって、思った以上にバテたのが情けなかった。。。いつも以上に小休止入れながら進んでます。

 

こういった雪渓がチラホラ残ってるんだけど、下が空洞になってるのが見えてるので、雪の上を歩くときは足元がいつ崩れるかわからず、ちょいと怖かった。トレースははっきりしているので、道に迷うことはないです。

 

途中、チラホラ目にしたこの植物はどちら様でしょうか??

 

目指す鏡平は目の前の尾根に出たとこ。鏡平に到着すれば1つの絶景が待っているのでそこまで頑張りどころ。かなり辛そうに見えたのか、もしくはソロだったからなのか、、、すれ違うおじいちゃん&おばあちゃん達から黄色い声援うけまくったww

 

登り坂をひたすら進み、このような木道が出てきたらいったん一息つけます。そして、この先にあるのが、、、

 

鏡平。その名の通り池が鏡のように反射して、槍ヶ岳~穂高連峰の山脈が水面に綺麗に反射してます。槍ヶ岳方面が若干曇っていたので写真で見るとイマイチですが、それでも水面に反射しているのがわかります。今回のルートの見どころの1つ!

 

こんな感じで用意されている展望デッキ。槍ヶ岳~穂高連峰を見渡す絶好のロケーションですぜ!

 

ここらでもしばらく休憩~。バテてる割には予定よりも早いペースで進めているので、ここからはゆっくり進みます。見上げれば太陽の周りに虹!天気回復の予兆!?いいことありそうだな!

 

展望デッキからすぐのところにあるのが鏡平山荘。池のほとりに立っている山小屋、のんびりした雰囲気が漂っていて居心地よかった~。かき氷も売ってましたよ。

 

木道を渡って先へ。ここから写真左に折れて、稜線までの登りが続きます。ちなみに目の前に見える稜線は、槍ヶ岳へと続く西鎌尾根ね。

 

ここが最後の頑張りどころかな。(稜線フェチとしては)この先の稜線に出てしまえば、もうこっちのもん!途中1ヶ所、雪のトラバース箇所があってそこだけ若干注意でしたが、それ以外は特に問題なし。

この後も何度か雪の上を歩くシーンがありましたが、アイゼンを使うことはなかったです。・・・ってか、実はチェーンスパイクを忘れてたのはここだけの話w (ザックに入れたはずだったんだが、、)

 

そして、いよいよここから本格的にお花畑が広がってきます。ここら辺はまだ序の口でこれから先がすんごいことになるので、期待してよし!高山植物の宝庫なだけあって、徐々に本領発揮してきます。

そういえば、この写真のコバイケイソウって毒あるんだってね、、、。味見なんてしないように!

 

稜線に出たとこが弓折乗越。ここからみんな大好き、稜線ソーンに入ります。

 

まず稜線に出て正面に見えたのが、白山。冬に西穂高から見た時は真っ白だったけど、まだこの時期でも結構雪残ってる。あの山にも登ってみたいね。

 

そして、こちらが双六岳。花の百名山に選定されているだけあって、高山植物の宝庫になってます。あとで書くけど、三俣蓮華までの中道はヤバすぎた!w

アングル的にはここからの眺めが一番カッコ良かったかなぁ~

 

稜線を進みつつ、時折振り返ってみる。明日はこの稜線をず~っと向こうへ歩いて笠ヶ岳を目指すわけだけど、、、この位置からだとまだ笠ヶ岳は見えないな。

 

双六小屋を目指してひたすら稜線歩き~。ここから高山植物がどんどん出てきます。

 

ハクサンフウロ。

 

ニッコウキスゲ。

 

コバイケイソウと槍ヶ岳。天気もどんどん良くなってきやした。

 

この稜線歩き、槍ヶ岳~穂高連峰を横目に見ながらずっと歩けるのが素晴らしい!あのシルエットは何度見てもかっこいいね。写真左から伸びているのが西鎌尾根。東鎌尾根は去年歩いたから、次に歩くとすれば西鎌尾根行きたいのぅ

 

広大な稜線に広がる雪田花見平。ちょうど暑くなってきた頃だったんで、雪の上は湧き上がる冷気がひんやりしてかなり気持ちよかった。

花見平と言われてるだけあって、この先が稜線上の御花畑のピークゾーン。

 

木道が用意されてその脇に広がるお花畑がとにかくすごい!

 

広大な御花畑!!チングルマなど色とりどりの花とバックの双六岳が最高!これまで見た御花畑の中では群を抜いて規模がでかかったね。凄すぎ!

 

稜線と言うよりは高層湿原に近い風景。池もチラホラあって水も豊富。だからこそ、こんだけの花が咲くんだろうね。

 

ハクサンイチゲやらハクサンチドリなど、本当にいろいろ。ありすぎて全部載せてると進まないので、花はここらへんまで。とにかく種類が多いのでぜひ見に行ってみてくだされ~

 

途中のくろゆりベンチ。ここからの槍ヶ岳の展望も最高!後ろには御花畑が広がってたけど、クロユリが咲いてたかは、、、ゴメンナサイ。覚えてないw

 

ここまでくれば双六小屋ももうすぐ。山の合間に見える赤い屋根がそれです。奥には鷲羽岳も見えてきて、これがまた素晴らしい眺めなのさ~!すごいスケール感。

 

双六小屋への最後の木道。山の合間に広がる平原、開放感抜群でっせ!

 

双六小屋手前にある双六池。雪解け水が流れ込んでるこの池は、水の透明度がハンパなく綺麗でした。

 

12時前、双六小屋に到着。時間的に昼前だからか、かなり空いてました。

 

小屋のテラスから鷲羽岳。カッコ良すぎるシルエット!今回は時間がなくて登れないけど、あの山もできれば今年中に登りたい。

 

小屋で受付済ませて、テント設営~。まだがら空きだったので場所は選びたい放題でした。池のほとりのテント場はかなり広くて、これまでのテント場の中でもベストに近い快適さでした。

 

続々と集まってくるハイカーを見ながらボーっと過ごす。。まだ時刻は13時、あまりに早く着いてしまい、やることがないw

 

双六岳に登ってもいいけど、今登るより夕暮れ時に登った方がいいかなぁ~、、、なんて地図を見ていたら、、、

あれ……?!?!時間的に三俣蓮華まで行けそうじゃね??

 

ってことで13時半、アタックザックに切り替えて三俣蓮華までのお散歩開始~

標準CTだと往復4時間以上かかるけど、身軽になったし、まぁ大丈夫でしょ。双六岳はいったん置いておき、まずは三俣蓮華を目指します。

 

ちなみにこの時期、まだ雪渓が残っているので双六岳への直登ルートは通れません。双六岳山頂を最短で目指すのであれば、地図上の中道を行き、途中で春道へ入ることになります。自分は最初に三俣蓮華まで行くことにしたので、中道をひたすら直進して稜線に出ました。

あと、三俣山荘への巻き道ルートも残雪でアイゼン持ってない人はNGっていう看板がありました。夏とは言え、雪はまだ残っているので、ルート状況については事前に山小屋にでも聞いておいた方がいいかもしれません。

 

鷲羽岳を見ながら中道を行く~!進むにつれて水晶岳も見えてきた。

結果的には、この三俣蓮華への中道が今回最も素晴らしい場所でしたぜ!

 

双六小屋までの稜線を越える御花畑ゾーン!すんごい規模でした。花の種類でいったら白馬岳の方が多いと思うけど、規模で言ったらこちらの方が上だと思う。メルヘンチックな、本当に天国のような場所だったw

 

雪解け水が湿原のように平原を潤してた。足元をじっくり見ると、いろいろな植物と出会えますぜ。ここは時間を気にせずゆっくり歩くべきところ。

 

双六岳への分岐は、こんな感じで簡易的な看板が置いてあります。ただ、ここから春道へ入るのは非常に勿体ないって!中道を最後まで歩いて御花畑を堪能した方が絶対に感動するはず。

 

これまで歩いてきた道。青空と緑が最高に綺麗!そして何より雄大な平原と御花畑。天国じゃぁー!

 

前を向いても開放感抜群!ここは標高2700mの世界。でもこれだけ広大な平原だと、山の上にいることすら忘れてしまう…。本当に素晴らしい世界~

広大な平原と言えば、、、まだ行ったことのない日本最後の秘境「雲ノ平」。どれほど素晴らしい場所なのか、、時間さえあればすぐにでも行ってみたいんだが、、、

 

中道をしばらく歩いて稜線へ。目の前の山は三俣蓮華岳ではなく手前の丸山。三俣蓮華岳はあの裏側にあります。

 

稜線に出るところで後ろを振り返ってみてくだされ。ずっと歩いてきた中道とその後ろに槍ヶ岳が臨めます。他の登山客とも5,6人すれ違ったくらいで、とても静かな場所。テントでダラダラしないで散歩に繰り出して本当に良かった!これからも山に入ったら、なるべく歩き通すようにしようかのぅ

 

稜線に出てからも、尾根とは呼べないほどの広々した道が続きます。そして、ここに来て黒部五郎岳もご登場!

 

三俣蓮華手前の丸山。ここの登りが唯一の頑張りどころかな。大した距離ではないのでサクッと登ってしまえばOK。

この丸山、すんごい立派な山なんだけど、周りの山々がとにかく豪華すぎるので地図上だとただの通過点扱いになってます。。。ちょいとかわいそうな山。場所が悪かったね、、

 

丸山山頂から歩いてきた稜線を眺める。ここに来て、ようやく笠ヶ岳が綺麗に見えるようになります。右奥のドカッと突き出た山ね。明日はあそこまで歩くんだけど、、、遠いなぁ~。正直、この日の山旅だけで十分感動できたので、この頃になると笠ヶ岳はあんまり興味なくなってた、、、w

ちなみに、この稜線を境に右が岐阜県、左が長野県。

 

ここで本日初の雷鳥さんとの遭遇。何度見ても、いい感じにぷっくらしたお腹^^

 

丸山を越えて、三俣蓮華岳へ。あの山の向こう側に、オールスター勢揃いの素晴らしい絶景が待ってます!

 

足元には相変わらず色とりどりの高山植物。結局最後まで、花が途切れることはなかった。本当に高山植物の宝庫なんだなぁ、、。

 

そして、、、

 

15時前に三俣蓮華岳に到着。雲がちょいと出てきましたが、展望は良好~!

 

すぐそばにある鷲羽岳とその奥が水晶岳。これぞ北アルプスって山脈。最高!

正面は富山県で、鷲羽岳の稜線より右側が長野県。

 

左に見えるのが薬師岳かな。そして目の前に広がるのが、日本最後の秘境雲ノ平。

 

小屋もはっきり見えてる!あそこが日本最後の秘境と呼ばれる場所か~。。。これほど近くまで来たのに行けないっていう、、、時間さえあれば間違いなく行ってたけど流石に1泊2日じゃキツイ。。。

 

この日、何度眺めたかわからない槍ヶ岳。今日は槍ヶ岳が当たりだったみたいで、穂高は午後から雲に隠れちゃってたけど、槍はほぼ1日中顔を出してくれてました。

 

とにかく展望が豪華すぎる三俣蓮華!!!展望で言えば過去最高の山でした。パノラマ画像を載せておきます。

(※クリックすると拡大されます)

左から黒部五郎岳、薬師岳、水晶岳、鷲羽岳、さらに背後に槍ヶ岳やら穂高岳、笠ヶ岳と、北アルプスの名だたる百名山に囲まれた場所。オールスターを一望!!三俣蓮華、すごいよ!!!

 

のんびりしてたら、雲が湧き上がってきたので引き返すことに。この山はまた来ることがあると思うけど、想像以上に展望に恵まれてた山頂でした。とにかく名峰揃いの展望、贅沢な眺めを堪能できますぜ!!ここは本当におススメです。

ちなみに三俣蓮華岳というのは、名前からだいたいわかると思うけど、長野県、岐阜県、富山県の3県の境目にある山。大雑把にいうと、写真正面が岐阜県、左が長野県、右が富山県。

 

夏山は午後になるとやっぱり雲が出やすいね。ここから先、晴れたりガスったりの繰り返しでした。

 

雷鳥もテンパってたww 登山道をひたすら逃げちゃうから自分が追いかけてる感じになっちゃって、子どもとお母さんがはぐれそうになってた。。ごめんよ~、、、

 

帰りに双六岳に寄って帰ることに。夕日は無理そうでしたが、青空がずっと見てくれてたのが幸いでした。

ちなみに、三俣蓮華から行く場合は中道通らずに、そのまま稜線コースを行けばOK。

 

16時すぎ、双六岳に到着。誰もいない静かな山頂。。。岐阜県側の視界はゼロでしたが、、、

 

長野県側はまだ青空広がってました。相変わらず槍ヶ岳は健在。

ちなみに地図に載ってる”霧の時に道に迷いやすい場所”というのが、目の前の広い尾根道。

 

ここね。帰りに歩いてみたけど、確かに横に広いのでガスったら迷うかも。。。このまま直進すれば山小屋に着くのですが、夏道は閉鎖されているので、

 

標識に従って春道へ。「ケルンに従い・・・」なんて書いてあるけど、そのケルンがねぇ~、、、

 

この規模なんだわww どうか見逃さないように!

 

中道に合流したら、あとは来た道を戻るだけ。帰りも2,3人出会っただけで、行きも帰りも静かな道でした。

 

17時過ぎ、双六小屋に無事に帰還。お腹空いてたので、速攻で夕食の準備に取り掛かりました。

 

戻ってみるとテントがかなり増えてたけど、それでもテント場が広いので全然窮屈じゃなかった。この日は40張くらいだったかな。

 

西の空に雲がかかっていたので夕日は見れなかったけど、夕暮れ時のこの水色の空が綺麗でしたとさ。1日中歩き通しだったので、19時過ぎにはすでに寝てましたZzz。

 

 

こんな感じで怒涛の1日目が終了~!とにかくこれでもかってくらい、高山植物と出会えて最高の1日でした。正直、もうこの1日でお腹いっぱいww

翌日はメインの(予定だった)笠ヶ岳アタックですが、これがどうなることやら~、、、

・・・

・・・

ってのは、実は1日目ではしゃぎ過ぎたからなのか、翌日がかなり大変な目に合ってしまいまして、、2日目は打って変わって過去最高につらい山登りになってしまいました。。。

でも、ちょっと長くなり過ぎたので今日はここまで。2日目はまた別の話。

 

とりあえず1日目の双六岳~三俣蓮華岳は御花畑に稜線と、雄大な景色を堪能できて、素晴らしい旅でした!

 

いつか雲ノ平を目指して、、、

波乱の2日目に続く……

 

 

 

 

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