練馬区の「清水山の森」。
ここには東京23区唯一の大規模なカタクリ群生地があり、3月になると公園一帯で紫色の花が咲き乱れます。
ちょうど見頃を迎えていて、広範囲に自生するカタクリがとても綺麗でした。ニリンソウなども咲いていて、近くの川沿いの桜も満開!春の散歩を楽しめました。
入園無料で気軽に散策できます。
2024年3月31日【練馬】清水山の森 カタクリの群生
東京23区にも実はあったカタクリの群生地。
都内に20年以上住んでいながら、今の今まで知りませんでした。
カタクリの群生地があるのは練馬区の「清水山の森」。
自転車を走らせてやってきました。入口の案内図に書かれていましたが、東京の名湧水57選にも選定されているそうです。
入口に書かれていたカタクリの文字。
ごく普通の街中にある公園なので、無料で出入り自由です。(ただし、カタクリ群生地は開花シーズンのみ開放されるようです)
カタクリシーズンなので多少混んでいるかと思いましたが、全然人がいない。あまり知られていない、隠れた名所なのかもしれません。
公園内は傾斜地になっていて、ここら辺一帯がすべてカタクリの群生地になっています。
すぐにカタクリ発見。
ポツポツと紫色の花が綺麗に咲いていました。
今シーズン最初のカタクリは登山ではなく、街中で出会うことになりました。
透き通った姿がとても綺麗。
ひしめき合うように密集して咲いているわけではなかったですが、かなり広範囲に渡って咲いていて、東京にもこんな場所があったんだなと驚きました。
10万株ものカタクリが自生しているそうです。
公園内には歩道が敷かれているので、グルっと1周散策。
人が少ないので、非常に静かな環境でのんびり見れるのはうれしい。
こんな感じで何ヶ所か生育観測地があって、開花状況を練馬区のホームページで配信してくれています。
3月31日時点で見ごろ。満開に近い状態だったと思います。
カタクリ以外にも花がたくさん咲いているので、それらもゆっくり見て回る。
色とりどりの春の花。
カタクリ以外では、特に印象的だったのがニリンソウ。
昨年、南高尾登山で見たニリンソウの大群生を思い出しました。今年もタイミングが合えば見に行きたい、高尾のニリンソウ。
入口にも書かれていた湧き水。
カタクリが自生できるのも、この綺麗な湧き水のおかげなのかな。
この日は東京で25℃超えの夏日。3月とは思えない暑さで、園内の小川が涼しげでした。
羽を広げて大きく咲くカタクリも。
1つ1つ形が違うから面白い。
公園脇には川が流れていて、川沿いの桜も綺麗に咲いていました。
来週あたりは山の方でも桜が咲くだろうし、お花見ハイキングがしたくなる季節です。
実は都内にもあったカタクリの隠れた名所。
東京23区唯一の大規模群生地、練馬区・清水山の森でした。
初めてだったので、今回の開花状態が凄いのかイマイチなのかわからないですが、思っていたよりも広い範囲に咲いていて見ごたえありました。
静かな雰囲気の中でカタクリ鑑賞が楽しめるので、良ければ行ってみてください。
毎年3月から4月中旬まで群生地の歩道が開放されるそうです。(詳細は練馬区のホームページ参照)
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