【日光】半月山~社山 日帰り登山 シロヤシオとミツバツツジの大群生

【日光】半月山~社山 日帰り登山 シロヤシオとミツバツツジの大群生

日光中禅寺湖ほとりにそびえる半月山~社山へ登ってきました。

5月中旬は日光中禅寺湖周辺はツツジの最盛期を迎え、ここ社山でもたくさんの種類のツツジが花開く季節。特に半月山から社山へかけての稜線は、シロヤシオとミツバツツジの群生が広がっており、紫と白の共演が見事でした。

他にも山頂に残っていたアカヤシオ、これから咲き始めるヤマツツジやシャクナゲなども見ることができて、思いがけない花爛漫の登山となった今回の旅。

稜線からの眺めも良くて、眼前の男体山の雄姿と中禅寺湖の展望が素晴らしかったです。バス利用のアクセスも良く、日帰り登山として誰にでも登れる手軽な山となっています。

 

シロヤシオとミツバツツジの日光社山・半月山へ―――

 


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GW後の1発目の登山は、毎年緩い山行というのが自分の中でお決まりとなりつつあるけど、今年も例によってのんびりハイキングへ行ってきました。

連休が明けて2週間後の5月21日、全国的にツツジのシーズンを迎えて、中でもシロヤシオがいたるところで最盛期を迎える季節。昨年は栃木県の高原山へシロヤシオを見に行ってきましたが、今年は西丹沢の檜洞丸あたりを狙ってました。

……が、この時期の西丹沢は週末ともなれば相当混むらしく、静かな山歩きがしたかったので急きょ予定変更。前から気になっていた日光の社山へ行くことになったのですが、ツツジの状況とかあまり知らないで行ったので、その群生には良い意味で裏切られる結果となりました。

 

~~ 2016年5月21日 半月山・社山 ~~

2年連続シロヤシオは栃木県の山にお世話になることに。

今回登る社山と半月山はバスでのアクセスも容易なので、丹沢に行くのとあまり変わらない手軽さがあります。

 

電車を乗り継いで、8時半に東武日光駅に降り立つ。男体山や奥鬼怒へ行くときに何度か利用している駅なので、もうだいぶ馴染み出てきた駅。週末の早朝ともなれば、電車の中からすでに登山客だらけになります。

バスの列にいち早く並ぶため、電車を降りてから華麗なスタートダッシュを決める人がたくさんおりました。

 

社山~半月山は中禅寺温泉バス停からスタートできるので、この中禅寺温泉行きの列に並べばOK。列も短く平和です。

大半の登山客は男体山目当てなので、隣の湯元温泉行きのほうに長蛇の列ができます。こちらの中禅寺温泉はどちらかというと観光客のほうが多い。さすが世界の日光というだけあって、ほとんどが外国人旅行者でした。

バス料金を少しでも安く済ませたいなら、「中禅寺温泉フリーパス」というのもあって、これを利用すれば300円ほど安くなります。良ければ利用してみてください。

 

40分ほどバスに揺られて、終点の中禅寺温泉バスターミナルに到着。東武日光駅~中禅寺温泉のバスは本数も豊富にあるので、下山時刻を気にしなくて良いのが何より気楽。

今回は社山なのでここからスタートしますが、男体山へ登る場合も、登山口の二荒山神社まではここから徒歩15分ほどで行けてしまうので、このバス停を基点に行動した方が時間に縛られなくていいかもしれません。実際、このバス停から男体山へアタックしている人もいました。

 

バスを降りたら、まずは中禅寺湖方面へ歩いていく。観光地ということで道路も広く、お土産屋さんも豊富です。

 

こちらが二荒山神社の鳥居。この鳥居をくぐって道なりに進めば、男体山の登山口があります。

 

目の前に広がる中禅寺湖。日本で一番標高の高いところにある湖です(標高1269m)。

正面にそびえる尖った山が、今日登る予定の社山。半月山は社山の稜線を左に辿っていって、一番端っこにある山。2つの山を見てもらうとわかるけど、間が大きく窪んでいて登り返すことになるので、感覚としては2つの小さな山を別々に登る感じでいたほうがいいです。

半月山も合わせて登ろうとすると、なかなかの登り応えになります。

 

こちらは中禅寺湖の盟主、男体山。見上げるほど大きくて堂々とした立ち振る舞い、日本百名山に選ばれているだけあってその風格には凄まじい迫力があります。

この標高2484mの山に最初に登ったのは、もう6年前。自分がまだ登山駆け出しの頃で、身体もろくに山登りに慣れていないのに、標高の高さと日本百名山というブランドに惹かれて登った登山初戦とも言える思い出の地。

結果は一応登頂はできたものの、心身ともにボロボロになって下山……。翌日は当然筋肉痛になって、男体山から叱責を受けたような惨めな山行でした。その2年後にリベンジで登った時には、同じ山かというくらいあっさり登れてしまったので、当時はなんとも無知で無茶なことしてたんだろうなと思った。

 

そんな思い出のある男体山に背を向けて、今回は中禅寺湖を南側に進んで行く。

通りを歩いているのはほとんどが海外からの観光の方で、なぜか何度も道を聞かれた。ザック背負って地図ぶら下げてたから、道に詳しいと思われたのかな…?

 

聞かれた場所というのが全部この中禅寺。自分は初めて来た場所だけど、海外のガイドブックに大きく載っていたあたり、有名なんですかね?

 

しばらくは道路沿い歩きが続きます。中禅寺湖を横目に少しずつ近づいてくる社山。

車でアクセスする場合は、中禅寺近くに立木観音という大きい駐車場があるので、序盤の道路歩きをやや短縮できます。

 

中禅寺湖周遊歩道へ行くので、この分岐は右へ。左は中禅寺湖スカイラインで車であれば半月山の山頂付近まで一気に行くことができます。シーズン中は確かバスもあったはずなので、楽に半月山へ登りたいのであればそれを利用するのもあり。

ここから先もしばらくは林道歩きとなりますが、中禅寺湖周遊歩道に入ると楽しみも増えてきます。

 

いきなり出迎えてくれたのがシロヤシオ。序盤で今回のお目当てを発見できました。中禅寺湖のほとりにはシロヤシオがかなり咲いていて、5月中旬はちょうど盛りを迎えてました。

やっぱりこの上品な白は何度見ても綺麗。

 

ヤマツツジ。シロヤシオよりもやや遅れて咲くツツジで、これから満開を迎えるといった感じでした。(現地では見た目が似ているレンゲツツジと間違えてました…)

ヤマツツジについては、ここに来る途中の日光いろは坂あたりでピークを迎えてました。

 

新緑が気持ち良い周遊歩道を進んで行く。日光という世界的にも名の知れた場所なだけあって、ここら辺はヨーロッパ各国の大使館別荘地も点在しています。

 

南岸のほうはビーチのように開けた場所もあって、たくさんの人が釣りを楽しんでました。

 

別荘地を過ぎると観光客もほとんどいなくなって、一転して静かな道になります。

ずっと平坦だけど、感覚としては北アルプスの上高地~徳沢を歩いているときに近くて、気分は悪くない。

 

中禅寺湖越しから見る男体山。見事なまでの三角形ですな~

 

バス停から45分ほど歩いて狸窪に到着。まずは半月山へ登るので、ここから登山道へと入っていきます。

半月山は登らずに社山だけ登るなら、さらに先まで進んで阿世潟という場所から登れば楽に山頂まで行けます。

 

ここから登り。道はかなり整備されているので、歩きやすい。稜線に出るまでは急登と呼べるようなところもなかったです。

 

湖のほとりは苔むす森。夏前のこの時期は、緑が本当に美しい。

 

しばらく登っていくと、ミツバツツジが多くなってきた。ツツジの中では早咲きなので、ここら辺はすでにだいぶ散っていましたが、これから向かう稜線の標高が高いところではちょうどピークを迎えていました。

 

シロヤシオも徐々に多くなってくる。シロヤシオについても稜線上に一番の群生が広がってました。

 

足元にひっそりと咲くスミレ。

 

30分ほど登って半月峠に到着。十字路になっていて右へ行けば社山、左へ行けば半月山。

 

まずは半月山を登るので左へ。笹の稜線を登っていきます。

峠から山頂までは30分程度ですが、急登が続くので結構疲れます……

 

ただ、展望は悪くない。振り返ると目指す社山が見えました。

左奥の端っこに見えているのがおそらく皇海山。

 

笹の登山道。半月山から社山にかけてはこんな感じの道がずっと続きます。

 

こちらは南側の展望。左に見える駐車場が半月山第2駐車場。車であればあそこまで一気に来れちゃいます。

観光客向けの駐車場で、紅葉時期は結構混むらしい。

 

半月山山頂手前に展望台が用意されています。山頂自体は樹林帯に囲まれて展望がないので、ここが山頂の休憩スポット。

この時間は誰もいませんでした。

 

こちらが展望台からの眺め。半月山に登ったのも、この展望がお目当て。

眼前に広がるブルーの中禅寺湖と男体山の雄姿が素晴らしい!男体山のちょうど対岸に位置しているので、ここからの眺めは中禅寺湖の中でも特に有名。雑誌なんかでもここからのアングルが取り上げられることが多いです。

手前にある中禅寺湖の飛び出た半島「八丁出島」が良く見えるのも、この展望台の魅力。

ここからの紅葉風景が絶品と聞くので、秋にも訪れてみたいところ。

 

半月山山頂にはアカヤシオがまだ残ってくれてました。

ヤマツツジ、シロヤシオ、ミツバツツジに続いてアカヤシオ。まさかとは思ったけど、山で見られる代表的なツツジを早くもコンプリートしてしまった(笑)

 

11時15分、半月山山頂に到着。山頂はご覧のとおり展望がなく、それほど広くもないです。

栃木百名山No34。栃木の山もたまに登りに来ているので、20/100くらいは登ってるかもしれない。

それほど登ってきた気がしないけど、標高は意外と高くて1753m。中禅寺湖ですでに標高1200m以上あるので、ここら辺の山は手軽に登れる割に軒並み標高が高い。

 

早々に半月山は後にして、来た道を戻ります。

予想外のアカヤシオも見れたし、展望台からの眺めも壮観だったので、時間があればぜひ半月山も合わせて登ってみてください。

 

急坂をいっきに下って、半月峠へ。社山自体は半月山とそれほど標高は変わらないですが、あそこに至るまでにアップダウンがあるので、ここから先もそれなりの登山になります。

すぐ手前に見える山が中禅寺山。まずはあれを越えていく。

 

半月峠からお次は社山方面へ。

予想はしてたけど、半月山方面は人がほんと少なかったです。

 

稜線上は笹の道が続くので、かなり歩きやすい。何より開放感があって気分良く歩けるのが有難い。

 

峠から数分で中禅寺山に到着。中禅寺というビッグネームがついている割に、地図にも記されていない、少し可哀そうな山。

まぁ確かに標識がなければ気づかずに通り過ぎてしまいそうな、山頂という感じのしない場所でした。

 

それでも、その中禅寺山を越えたあたりからがすごかった。

ここから景色は一変してツツジの大群生が始まります。

 

まずはシロヤシオ。麓で見たものよりも生き生きとしている感じです。

透明感のある白はやっぱり綺麗だ……

 

進むにつれて紫のミツバツツジも目立ってくる。

 

シロヤシオとミツバツツジのセット。白と紫の共演が美しすぎる!!

 

稜線は南側が開けていて、場所によっては崖のようになっている箇所もあったり。

写真だとわかりづらいですが、山のいたるところに紫と白のツツジが点在しているのが見えました。

 

これほどのツツジの山だとは正直思っていなかった。

社山自体にもツツジは少し咲いてましたが、この中禅寺山から先の稜線が一番の群生なので、ここはぜひ歩いてほしいところ。

 

ただでさえ大好きな稜線ハイクなのに、ツツジが加わってさらに楽しさが増す!

ミツバツツジとシロヤシオがこれほど咲いているとは思ってなかったので、これを見た時には本当に嬉しかったな~

あんまり情報なかったけど、半月山~社山はもっとツツジ推しで宣伝していいと思う。

 

シロヤシオツリ~

 

ツツジロードを存分に楽しんだところで、阿世潟峠に到着。結構下ってきたので、ここからまた400mほどの登り返し。

社山だけを登るならここから稜線ハイクのスタートになります。

 

ここから山頂まではひたすら登り坂。急登もいくつかあるけど、全体を通して歩きやすい道が続く。

展望も少し登ればすぐに開けます。

 

こちらの稜線上で咲いていたのがヤマツツジ。麓の中禅寺湖周辺には結構咲いてたけど、稜線上に咲いていたのはここだけでした。

まだ蕾もあったので、これから満開となりそう。

ピンクのアカヤシオ、白のシロヤシオ、紫のミツバツツジ、赤のヤマツツジ、どのカラーを見たいかによって社山は登る時期を決めたらいいかと思います。シロヤシオとミツバツツジの群生については写真に乗せた通り。ヤマツツジも蕾を見るあたりは、稜線上にそこそこ咲きそうでした。

 

遠くから見るとだいぶ登り返しがあるように見えたけど、実際歩くと意外とすぐに山頂が見えた。

ガレ場も出てきて、登山道の変化も楽しめる。展望もどんどんよくなっていきます。

 

こちらにも相変わらずミツバツツジの群生。シロヤシオはこちらに来ると若干少なく感じました。

ピークはやはり中禅寺山から阿世潟峠までの稜線区間。

 

穏やかに続く笹の稜線。

 

再び見えてきた男体山と中禅寺湖。中禅寺温泉バスターミナルからちょうど湖の反対側までやってきた。

突き出た八丁出島が目立ってます。

 

背後には先ほど登った半月山も見える。ここから見ると意外と大きい山というのがわかります。

 

展望が開けてから先はあっという間という感じでした。周りの景色を色々と見ていたら、山頂がもう目の前。

 

山頂に着く手前でどうしても見過ごせなかった山を発見。

男体山の左背後に見える似たような形をした山が太郎山。男体山、女峰山と並んで日光三山を形成する日本三百名山の1つ。男体山が父、女峰山が母、太郎山が長男、とも例えられている日光を代表する山家族。山容を見る限りでは父親似のようですな。(ちなみに、母親はなかなかクレイジーなのでお気を付けください…笑)

今回はあの太郎山と社山で悩んだけど、体調面で不安があったので緩い社山にした。ツツジの群生を見れたあたりでは結果オーライだったけど、太郎山もものすごい登りたい山の1つです。

 

そんな太郎山への思いを馳せながら、13時少し前に社山山頂に到着。半月山から1時間40分ほどでした。

半月山がNo34だから、社山は33か35だと思ったらNo28でした。調べたら栃木百名山は標高順に番号が振られてるみたい。一番高い日光白根山がNo1でした。

 

社山山頂自体も南側の展望が開けていますが、おすすめの休憩ポイントは山頂から少し先へ行ったところ。

ぜひ奥まで足を伸ばしてみてください。

 

こちらが山頂から少し先へ行った芝生の休憩ポイント。みなさんご存知のようで、山頂には誰もいなかったけどこちらでは何人か休憩してました。

 

思わぬ副産物がこのシャクナゲ。社山山頂に至るまでにも登山道から離れたところに咲いているのは見えたのですが、こちらではすぐ近くで綺麗な花を見ることができました。

日光の山はシャクナゲが多いイメージ。社山のシャクナゲもこれからという感じで、おそらく1週間ほどしたら全体的に満開を迎えると思います。ヤマツツジとセットで楽しめそう。

 

枯木が立ち並ぶ荒涼とした風景。開放的な雰囲気ですが、ここに来たのには理由があって、どうしても確認しておきたかったあの稜線。

 

こちらが社山から黒檜岳へと延びる稜線。見たところ樹林帯もなくてなんとも歩きやすそうな道ですが、実際は笹が生い茂る道で、藪漕ぎに近い状態になる箇所も多いんだとか。。。

地図上でもここから先は破線ルートになっているので、今回は見るだけでやめにしました。稜線フリークにはなんともそそられる稜線、いつか歩きたい。

 

もう1つ、こちらがずっと気になっていた北アルプスを思わせる白い山肌の山脈。中倉山~沢入山の稜線らしく、ここも何としても歩きたいと思った。調べてみたらマイナールートではあるけれど、楽しそうな山行記録がいくつかあったので、この山の名前は覚えておこう。

 

こういう現地で登りたい山が見つかるっていうのが、登山の面白いところであり、またやめられないところ。

ツツジやシャクナゲの収穫もあったし、万々歳で下山。帰りは中禅寺湖までストレートに降りるので早いもんです。

 

男体山と中禅寺湖。半月山から社山に至るまで、このセットはずっと見えてたけど、改めて中禅寺湖の標高が1269mっていうのを考えると、そこからさらにこれだけでかい山を多数従える日光ってのはやっぱりすごいと思った。

四季を通じて色々な景色を見せてくれる日光のポテンシャルの高さを改めて感じました。

 

半月山をバックに休憩するお若いハイカーさん。

稜線上には休憩ポイントもいくつかあるので、大人数で登っても楽しめる山だと思います。標高としても2000mに満たない手軽さがあるので、ここは冬の積雪時に登っても楽しめそう。

たぶん社山は季節を変えてまた訪れることになるだろうな。

 

阿世潟峠まで戻ってきた。ここから左の道へ入って、中禅寺湖へおります。

 

稜線から下るとミツバツツジは枯れ落ちているのが目立ってました。標高や風の当たり方が少し違うだけで、開花時期は大きく変わる。

デリケートな山の花は、最盛期を狙うのがやっぱり難しいよ…。天気との兼ね合いもあるし、山登りにはそれなりに運も必要だと思ってる。

 

阿世潟に下山完了。峠からここまでも道が整備されているのであっという間。

山頂から40分ほどで降りてこれました。

 

ここにもあったプライベートビーチ。中禅寺湖でもかなり奥まったところなので、ここら辺は釣り人も少なくて心地よい波の音だけが響いてました。

 

後は再び中禅寺湖周遊歩道を歩いてバスターミナルへ。帰りも湖畔ハイキングを大いに楽しむ。

 

男体山と釣り人。風もなくて穏やかな日だったからなのか、釣りをしている人も多かった気がします。

 

中禅寺湖の森は緑が美しい。中禅寺湖周回だけでもそれなりに綺麗な景色に出会えます。

 

帰りもやっぱりシロヤシオ。

 

行きではスルーしたヨーロッパ各国の大使館別荘地。

 

おしゃれな建物が立ち並んで、中には見学できるものもあります。

海外観光客の多さはもとより、大使館別荘地が立ち並ぶあたり、思っていた以上にグローバルな日光でした。

 

最後に中禅寺湖越しに社山を眺めて本日の登山はおしまい。6時間程度の日帰り登山でしたが、意外と歩き疲れたし、色々と良い景色見させてもらいました。

社山だけならお手軽登山、半月山と合わせて登ればそれなりの歩き応えが得られる日帰り登山になるかと思います。ツツジ目的なら、ぜひ半月山から社山にかけての稜線を歩いてほしいです。あの群生は絶対に裏切らないので!

 

ただいま男体山。男体山自体ももう4年ほどご無沙汰なので、そろそろまた登りたくなってきた山。

山登りの厳しさを教えてくれた師匠でもあるので、こちらもまたいつか登りに来よう。

 

15時過ぎに中禅寺温泉バスターミナルに戻ってきた。

バスは多い時間帯だと20分に1本のペースで出ていますが、確実に座るならこのバス停始発のを選んだ方がいいです。立ちっぱなしでいろは坂を突破するのはやっぱりきついんでね…。

 

登山客もまだ少ない時間帯だったので、難なく最前列確保していろは坂のヘアピンカーブを堪能。ヤマツツジがやっぱり綺麗でした。

 

こうして16時過ぎに東武日光駅に到着。

 

久しぶりに栃木県名物レモン牛乳買ってみた。自分が写真撮っているのを見て、海外観光客の方たちがこぞって買いに行ってしまったけど、あれは良かったんだろうか…。レモンレモン連呼してたけど、香りだけでレモンの味がするわけじゃないからね(笑)

 

思っていたより下山も早かったので、20時前には自宅に到着。

社山・半月山の日帰り登山が終わりました。

 

今回の旅の振り返りとしてはやっぱりツツジの群生、これに尽きる。

 

稜線上を彩る白と紫のツツジの大群生は、他ではなかなか見られない規模でした。

シロヤシオはある程度咲いているのは知っていたけど、ミツバツツジは予想外。他にもヤマツツジやアカヤシオ、シャクナゲなど、時期が少しずれている花も見ることができて、大収穫の登山でした。

シロヤシオのピーク時を狙っていくと、他の花の開花ともある程度重なるので、5月中旬の社山は狙い目なのかもしれません。人もそれほど多くなく、静かな中でツツジ鑑賞と稜線歩きが楽しめるので、混雑が嫌な方にもおすすめです。

 

標高1826mあるので、低山とは言えないですが、スタートの中禅寺湖の標高を考えると、600mほどしか登らないので日帰り登山としては誰にでも登れる初級レベル。大半を展望豊かな稜線歩きが楽しめるので、のんびり山歩きを楽しみたいときにでも登ってみてください。

 

おしまい

 

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【日程】

2016年5月21日 晴れ時々曇り

【コースタイム】

中禅寺温泉バスターミナル(9:30) — 狸窪(10:20) — 半月峠(10:50) — 半月山(11:15) — 半月峠(11:30) — 阿世潟峠(12:00) — 社山(12:55~13:15) — 阿世潟峠(13:45) — 阿世潟(13:55) — 中禅寺温泉バスターミナル(15:05)

 

 

 

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