8月1日~2日に北アルプスの薬師岳~黒部五郎岳を1泊2日の山小屋泊(太郎平小屋)で登ってきました。
1日目は折立をスタートして薬師岳へ。午後から天気も回復傾向で、山頂からはアルプスの素晴らしい山岳風景を望むことができました。
花の百名山なだけあって、湿原や稜線上のお花畑も凄まじいことに!
夏の縦走登山の前半戦。
紆余曲折あっての、前日に強行となったのが今回の北アルプス登山。
梅雨明け早々の晴れ予報も出た土日でしたが、運よく飛び入りで山小屋も予約できて、深夜にひたすら車を走らせ富山入り。
薬師岳~黒部五郎岳を登る上では最寄となる、折立駐車場から今回の登山はスタートとなりました。
この山域も振り返って見れば6年ぶり。懐かしさありました。
2020年8月1日~2日 折立~薬師岳 山小屋泊登山
都内を深夜に出発してひたすら車を走らせて、富山入りしたのがもう空が明るくなった頃。
折立駐車場は有峰林道の先にあるのですが、この有峰林道は朝の6時に開通となるので、深夜入りというのができません。ハイシーズンは朝6時の開通に合わせて料金所ゲート前に車の列ができるそうですが、この日もヤマップやヤマレコの記事を見た感じでは、かなりの列ができていたようです。
有峰林道の通行料金1900円を支払い、折立駐車場に到着したのは朝の7時半頃。
始発組とは一歩遅れたので、あいにく駐車場は満車。。。少し離れたところにある臨時駐車場に停めたのですが、そこも8割がた埋まっていて大盛況でした。
7月の長い梅雨から解放されて、ようやく晴れ予報が出た8月最初の週末。みんな解き放っているようで。
着替えやら何やら準備をして出発したのは8時過ぎ。薬師岳登山口と書いてある通り、1日目の今日はここから薬師岳を目指します。
この登山口に初めて来たのは、2014年の雲ノ平縦走時。雲ノ平周辺の名峰群を3泊4日で歩き周ってこの折立に下りてきたわけですが、それももう6年も前のことでした。(当時はまだ北陸新幹線もなく、新潟経由で東京に帰ったんだっけか)
登山口にあるトイレとコカ・コーラの自販機。これも懐かしい景色で6年前と変わらずそこにありました。
折立の1つのシンボルと言えばこの自販機かもしれない。下山後にすぐ炭酸を補給できるという意味では助かるし、コカ・コーラ社もここに設置するとは非常に賢いではないか。
ちなみに、この登山口には水道(水場)があるのですが、生水なので飲料不可と書いてありました。水はあらかじめ街中で買っておいた方が良さそうです。
登山口に入ってしばらくは単調な樹林帯が続きます。
写真はスタートして1時間以上登って、森林限界が近づいてきた地点。すぐ真上に雲が流れていますが、この日は午後から天気回復予報だったので、焦らず進みます。
前向きにとらえるなら、日差しが遮られている分、暑くなくて歩きやすかったってところか。
1時間半ほど登って湿原の木道路に到着。
ここまで来れば折立登山コースの前半終了という感じ。ここからは展望も開けてきて、周りにも高山植物がちらほら現れてきます。
途中にあった縞々のポール。
冬の積雪量を測るためのものらしい。
展望が開けてくると、合間合間にベンチが用意された休憩ポイントがいくつかあります。
駐車場にたくさん車が停まっていた割には、登山道はそこまで混雑していませんでした。
むしろ、団体ツアー客がいなかったので、10人規模とかのパーティーとすれ違うことが全くなくて、全体を通して歩きやすかった印象。
折立から太郎平までの登山コース。中盤以降は、こんな感じの遊歩道のような道がひたすら続くことになります。
森林限界を迎えて展望も一気に開ける。
緑豊かな草原風景。北アルプスでは少し珍しい風景かもしれない。
梅雨の長雨から解放された最初の晴天だったからか、荷揚げの飛行機が何往復もして登山道に資材を運んでいました。
実は折立に来る前に、有峰林道近くのガソリンスタンドに寄ったのですが、そこの店員さんが荷揚げ担当者だったらしく「あとでヘリで何往復も荷揚げするから」とおっしゃってました。
操縦しているの、さっきのガソスタのおっちゃんだったのかもしれない。
ひたすら続く遊歩道。
一見するとよく整備されているように見えますが、足元が岩を敷き詰めた道なもんで、これが下山時には少し応えます。膝に響いて足がガクガクになった……
チングルマの穂の群生。
まだ8月に入ったばかりですが、山の高山植物はそろそろ終盤に差し掛かろうかという時期で、チングルマも大半が穂の姿に変わっていました。
単調な登山道。
傾斜は全然きつくないのですが、このゆったりとした道に翻弄されたのか、ここら辺は全然ペースが上がらなかった。
緩い道なだけに逆に疲れるというか、山小屋も見えてからたどり着くまでがやたら長く感じました。
11時50分、太郎平小屋に到着。
小屋前は広場のように開けた場所で、たくさんのハイカーが休憩していました。
この周辺を取り巻くベースキャンプ的な存在で、ここから黒部五郎岳、雲ノ平、薬師岳、と様々な方面に散っていきます。
懐かしの太郎平の標柱。6年前に訪れた時は、ここら辺の山域なんて憧れの場所でしかなかったから、これ見ただけでも感動したっけか。
これから登る薬師岳も黒部五郎岳も、6年前の雲ノ平縦走以来、久しぶりです。
太郎平の高山植物は絶賛満開中!
特にニッコウキスゲの群生が凄かったです。
ヨツバシオガマ
まだ昼過ぎですが、荷物を置かせてもらうために太郎平小屋にチェックイン。
ここで受付とコロナ対策に関する注意事項の説明を受けます。
こちらは寝室。1番乗りだったのか、まだ誰も中にはいませんでした。
布団が3枚敷かれていますが、真ん中は空きで両サイドを2人で使えました。ソーシャルディスタンス十分確保してくれて、北アルプスでこれほど快適な山小屋ライフは初めてでした。
今年の山小屋は新型コロナの影響で予約必須&宿泊人数を絞っているので、予約を取るのがそもそも大変ですが、予約さえ取れてしまえばすごく快適に過ごせると思います。
(参考記事:太郎平小屋泊 テント場・山小屋は蜜だったのか?)
続々と登ってくる登山者たち。
雲と草原とハイカー、これぞThe・夏山という素晴らしい景色じゃないか~
太郎平で昼休憩。ここの昼食メニューは、カレー、ラーメン、うどんの3択。
山で食うカレーは旨し!
太郎平小屋は水も豊富で、水場もしっかり用意されています。
ここからどの方角に進むにせよ、この先水場は限られているので、ここの水はかなり重宝するはず。
太郎平小屋から北ノ俣岳~黒部五郎岳方面の稜線。
この稜線は6年前の縦走時に唯一ガスった区間。明日の2日目に歩くことになるのですが、それはそれはもう素晴らしい道でした。
正面に見える平らな台地は、「日本最後の秘境」とも言われている雲ノ平。
この太郎平から薬師沢まで下って登り返すと、あの秘境へ行くことができます。今回は眺めるだけでパスしましたが、雲ノ平もまたいつか再訪したい。
これから我々が向かうのがこっち。
目の前に見える山が標高2926mの薬師岳。白い山肌が美しい花の名峰です。
昼ごはんのカレー食ってたら、ちょうど良いタイミングで晴れてきてくれました。
この太郎平の木道から眺める薬師岳が素晴らしい。
岩山が多めな北アルプスの中では比較的穏やかな山容をした薬師岳。女性的な山という印象で、何となく自分の中では南アルプスの仙丈ヶ岳に対して、北アルプスの薬師岳、という感じ。
足元にも花がたくさん咲いていました。
ミヤマリンドウの群生も見事。
北アルプス・太郎平の湿原と木道路
10分ほど木道を歩くと、眼下にテント場が見えてきます。
あそこまでいったん下る。
薬師峠キャンプ場に到着。6年前の3泊4日の縦走で最後に泊まったのがこのテント場でした。ここも懐かしい場所です。
13時の時点で結構な数が張られてましたが、まだ若干の空きはありました。ここのテント場は先ほどの太郎平小屋で受付を済ませる必要があります。
新型コロナの影響でテント場も予約必須な場所が増えている中で、このテント場は珍しく予約不要。早いもの勝ちなので、場所取り合戦に勝ちたい場合はなるべく早めに登ってきましょう。
小屋から少し離れていますが、トイレと水場はここにもあります。
テント場を通り抜けて、薬師岳登山道へ。
すぐ隣を沢が流れる道を登っていきます。黒部源流もそう遠くないし、ここら辺は水が豊富。
大した距離でもないですが、一ヶ所だけ渡渉ポイントあり。
ここを過ぎて沢の音も聞こえなくなってくると、再び樹林帯を抜けて展望の良い場所に出ます。
登り切った先は再び木道敷かれた湿原地帯。
ここら辺が薬師岳登山では高山植物のピークポイントで、特にハクサンイチゲのお花畑が凄いことになってました。
ハクサンイチゲって6月に満開を迎えるイメージだけど、標高3000m近い北アルプスでは8月に入ってもまだまだ見頃でした。
湿原を超えて目の前に現れるのが薬師岳の山頂稜線。
アルプスらしい美しい白さよ。
すでに見事な山岳風景を見せてくれていますが、薬師岳の本当の魅力はあの稜線の裏側にあります。
山頂目指してひたすら登っていく。
時刻は14時過ぎ、この時間ともなれば自分たちみたいに登っている人より、下山してくる人の方が多かったです。
(6年前に来た時は、確かここら辺に熊除けの鐘があった気がしたんだが、撤去されたのかな……?)
それにしても登山脇にお花畑が本当にすごい。
北アルプス・薬師岳、日本百名山にして花の百名山というのは伊達じゃないです。前回訪れた時は9月だったので、この高山植物の咲きっぷりに出会えたのは今回が初めてでした。
登っている間に顔を見せてくれたのが、アルプスの角・槍ヶ岳。雲を纏ってる様が逆に風格あってカッコいい。
ここからだとまぁまぁ距離は離れてますが、その尖がり具合ははっきりとわかりました。
写真だとわかりづらいですが、右下の稜線上には小さく太郎平小屋も見えてます。
薬師岳山頂直下に建つ、薬師岳山荘に到着。
ロケーション抜群の綺麗な山小屋ですが、ここには水場がないのでご注意を。
最初、この小屋に泊まろうと思って電話したのですが、あいにく満室だったので太郎平小屋にした経緯があります。
結果的に太郎平小屋に泊まったことで、翌日黒部五郎岳にも行こうという気になったので、まぁそれはそれで悪くない選択だったと思ってます。
薬師岳の白き稜線が目の前。
ここに泊まれば、さぞ綺麗な朝日や夕日が見れるんでしょうね。
薬師岳山荘から山頂まではそう遠くありません。正面中央の丘は手前のピークで、本当の山頂は左奥の少し雲がかかっているところ。
一見するとすぐ近くに感じたのですが、この最後の登りが地味に時間かかった……。
このガレた道が妙に足を取られて思ったように前に進まない。
「テントなし?荷物軽いし余裕っしょ!」ってことでストックさえ持ってきていない今回の登山。
牛歩ペースで進んでいく。
15時20分、薬師岳山頂手前のピークに到着。
石造りの祠のようなものがある小高い丘ですが、この裏側に素晴らしい景色が待っておるのです。
それがこちらのカール。薬師岳と言えばこの広大なカール地形がシンボルともいえる、この山特有の景観です。
とにかく横に広くてダイナミックな曲線。これこそ、国の天然記念物にも指定されている薬師岳圏谷群(カール)です。
空模様も夏らしいダイナミックな雲の動き。
登り始めてここまで、晴れたり曇ったりの繰り返しでしたが、ここに来てようやくはっきりと青空が顔を出してくれました。
山頂までは稜線を伝ったすぐ先。
牛歩ペースが功を奏したのか、もうすぐ時刻は16時になりますが、どうにか晴れのピークを踏めそうです。
こうして15時50分、6年ぶりの薬師岳山頂に到着。
標高2926m、日本国内には”薬師岳”と名乗る山が数多くありますが、その薬師岳ファミリーの最高峰がこの山です。
山頂に着いてまず目を奪われるのが、稜線の先に聳える北薬師岳。白い山肌と尖がったシルエットが最高にクールじゃないかっ!
あの北薬師岳を超えて、稜線をひたすら北上すると五色ヶ原~立山につながるのですが、この区間はまだ歩いたことがありません。いつか歩きたいと思いつつもなかなかタイミングがない。
北薬師岳との間に広がるのが薬師岳を形成するカール群の1つ、金作谷カール。雪がほんのり残っているのもいいっすね。(そうえいば少し離れた残雪の上にライチョウの親子がいました)
立山はあいにく雲に隠れて見えなかったですが、後立山連峰の山々がチラッと見えました。
南側には水晶岳など、北アルプスの中心部に位置する名峰群。
正面右奥には小さいですが、槍ヶ岳もしっかりと見えてます。
深い谷を挟んだ正面には赤牛岳や野口五郎岳。
この界隈では、赤牛岳が未踏峰。読売新道を歩く気にはあまりなれず、水晶岳からピストンしようかと思ってますが、ルートを組むとどうしても2泊以上の行程になってしまうので、なかなか実現できていません。
赤牛岳、いつの日か登って、あちらから薬師岳の姿を見てみたい。
もう後は小屋まで下山するだけなので、のんびりと山頂で休憩。日没迎えてもいいようにヘッドライトも持ってきてるし、小屋は素泊まりだし。
沸き立つ真っ白な雲を見て、やっと長い梅雨が明けて夏山シーズンインしたんだと実感しました。
どこかの記事で書いたけど、自分は冬より断然夏派。短い夏山シーズンが大好きです。
16時半にもなるといつの間にか山頂には誰もいなくなり、静かな中で展望を満喫。標高3000m近いですが、風もなく半そででも全然寒くなかったです。
陽も西に傾き始めて山の印象も少しずつ変わっていく。
薬師岳山頂より、北アルプスの核心部を望む。
雲ノ平と水晶岳がバッチリ見えました。
北アルプスの中でも富山側に位置する薬師岳。
東京からは早々来れる場所でもないので、雄大なカール風景もしっかりと目に焼き付けておく。
果たして次にこの山に登るのは何年後になるのだろうか……
17時近くになって下山開始。
標高3000m近い場所なのに、高原のように開けた景色。この山は本当に広大で、薬師岳単体でも相当なスケール感があります。
夕方に差し掛かると、雲もどんどん取れてきて、ついに正面左奥には翌日登る予定の黒部五郎岳が顔を出してくれました。
明日はあの山までを往復してそのまま折立に下山することになるけど、なかなか長丁場になりそうだ。
何度も振り返っては薬師岳の美しい山容を眺める。
北アルプスの中でもアクセスしづらい山域なだけに、下山するのが非常に惜しかった。
下山は来た道を戻るだけですが、陽が西に傾いて登ってきた時とは全然違う表情を見せてくれます。
途中の湿原も哀愁漂う全くの別世界。
湿原からの黒部五郎岳。
こうしてみるとかなり遠い。あそこまで往復するのを考えると気が滅入りそうになるけど、何となく黒部五郎岳から「逃げるなよ」って言われてる気がした。
夕日に咲く花というのも乙なもので。
こういった時間まで山で遊べるというのが、山泊ならではの楽しみでもありますね。夜明けや夕暮れ、空の模様が刻々と変化する時間帯の景色は何度見ても美しい。
樹林帯に入ってからも絶景が。
夕日の淡い光が差し込む霧がかる森の風景。なんて神々しいのか、しばらく立ち止まって見入ってしまった。
薬師峠のテント場に戻ってきたのは18時半過ぎ。
テントの数は増えていましたが、駐車場の混雑っぷりを考えたら「こんなもんか」という感じでした。
思っていたよりもスペースがあって、これだったら例年のテント場とあまり変わらないと思います。
今回の我々は小屋泊なので、もう20分ほど歩いて太郎平小屋まで戻ります。
太郎平小屋に戻ってきたのは19時近く。
雲が再び沸き立ってきたので小屋周辺はガスっていましたが、結局ヘッドライトを使う必要なく戻ってくることができました。
小屋ではもう夕食も終わっていたようで、食堂や自炊場も静かなもんでしたよ。
自炊場で夕食の準備していたら、急に外が晴れだしたのでしばし夕焼け鑑賞。
雲が多い1日でしたが、要所要所ではしっかり晴れてくれたし、良いもの見せてくれました。
太郎平小屋のテレビの天気予報では、翌日は午前中だけ晴れるそうなので、明日はいかに早く黒部五郎岳まで登れるかが勝負になりそう。
明日歩く北ノ俣岳~黒部五郎岳の稜線は6年前に唯一ガスった区間なだけに、何としても晴れてほしいと夜月にお祈りして就寝となりました。
こうして1日目の折立から薬師岳登山が終了。
北アルプスでは珍しくテント泊ではなく小屋泊を選択した今回の登山。荷物が軽いというのはやはり最高ですね。気分的にはかなりゆとりを持って歩けました。
行程で言うと2日目の方が長丁場になるので、明日も気合を入れて頑張ります。
そんなわけで2日目へ続く……
【日程】
2020年8月1日
【コースタイム】
8:10 折立登山口
10:50 五光岩ベンチ
11:50 太郎平小屋(~12:50 昼休憩)
13:10 薬師峠キャンプ場
14:40 薬師岳山荘
15:50 薬師岳(~16:40)
18:35 薬師峠キャンプ場
18:55 太郎平小屋
コメント
まさかと思いましたが、折立出発と太郎平到着の写真に私や我々のパーティーが写り込んでおりました。折立からの長い長い登りで知らずのうちにデッドヒートを繰り広げていたようですね。
あの日はそれまでの梅雨空が嘘のようにカラッと腫れ上がりとても気持ちの良い日でした。
我々は露営だったのですが、折立の臨時駐車場が8割方埋まっており、登山道の道普請をしていた方からも、皆さん続々と登られています。小屋は密ですよ。と脅かされていたので、小屋はさぞ混雑しているのだろうと思っていたのですが、それ程でもなかったようですね。
宿泊制限があると宿泊客としては過ごす分には快適だと思いますが、その分小屋の売上も減るでしょうから山小屋経営という観点ではなかなか苦しそうですね。そんな中でも、コロナ対策をして登山者を迎え続けている山小屋には頭が下がります。
やまもさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
おぉ、写真に映っていましたか。登山口と太郎平にいたということは、まさに我々と同じ時間に同じようなスピードで登っていたんですね。
折立の駐車場は確かに混んでいましたね。私もあの駐車場の混雑を見て心配になったのですが、山小屋はこれまで経験したことのないほど空いていました。予約さえ取れてしまえばかなり快適に過ごせることがわかりましたが、確かに同一料金で宿泊者数を絞って営業してくれる山小屋には感謝しかないです。
今回は事情もあって小屋泊にしましたが、次はテント泊でどこか縦走したいですね。
初めまして いつも楽しく拝見しています。
みやっちさんにお聞きしたいのですが
黒部五郎岳には不要な荷物を太郎平にデポして
いかれましたか?
参考にお聞かせください。
かずさん、初めまして。
コメントありがとうございます。
黒部五郎岳へは不要な荷物をデポしていきました。小屋の方に相談したら、入り口横のスペースに置いておいて良いと言って下さったので、一言かければデポっていけると思います。
こんにちは。
素晴らしい景色とお花畑ですね。
今月上旬の段階で立山の浄土山でもハクサンイチゲが咲き誇っていましたよ。
次の黒部五郎の記事も楽しみにしています。
ろっぴさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
立山行かれたんですね。ハクサンイチゲはすっかり終わっているかと思いましたが、まだまだ見頃で素晴らしい群生を見せてくれました。
薬師岳も凄かったのですが、実は黒部五郎岳の方がさらに凄くて、花の楽園という感じがしました。2日目の方も追って記事にしたいと思います。
雲ノ平は遠景の写真で見ると、あのような地形なのですね。地図上では理解していましたが写真で遠景を全体的に見たのははじめてでした。
『黒部の山賊』を親しんで読んでいるので、なんだか感慨深かったです。私も一度は行きたいと願っていますが、「経済的」に行くのが難しそうです。貧しい暮らしをしているもので……。
薬師岳、かぎりなく美しいですね。スケールの大きさが全然違います。
夏也さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
雲ノ平は日本最後の秘境と言われているだけあって、なかなか行くのが難しいですよね。時間もお金もかかります。
今回の薬師岳と黒部五郎岳も都心からだとかなりアクセス難ですが、やや強行の1泊2日で周りました。どちらの山も、北アルプスに属していながら単独峰のように大きくて存在感があります。
6年ぶりでしたが、やはりそのスケール感には圧倒されました。
みやっちさん、こんばんは。
薬師岳からの展望、素晴らしいですね。
6年前に登ったことを振り返りながら楽しみました、
次の日は黒部五郎岳とは、満喫してますね。
ジェームスさん、こんばんは。
私も薬師岳は6年ぶりだったんですよ。なので懐かしさもありつつの登山でしたね。
2日目の黒部五郎岳の往復はさすがに疲れました。ここ最近、これほどの長距離をそもそも歩いていなかったので、少し無茶だったかもしれません。
両日とも天気に恵まれて、花の最盛期に訪れることができたのは良かったです。
こんにちは、今月薬師岳に登る予定をしているので、参考に読ませていただきました。登る道がイメージできて、とても良かったです。みやっちさんは寒くなかったそうですが、やはりフリースとか厚手の服は入りますよね?どうでしたか?
きいちゃんさん、こんばんは。
この日は確か気温も高めだったのと、風もそこまでなくて寒さはあまり感じませんでした。
ただ、夏でも冷え込むことは十分あり得るので、防寒着はしっかりと持って行った方がいいかと思います。
ありがとうございます♪薬師岳の山小屋泊まりなので、7時間も歩けるか不安です。長時間歩くコツがあれば教えてください!
私も体調の良し悪しで長く歩けるときと歩けないときがありますが、やはりストックはあった方がいいかと思います。また、折立からしばらくは単調な登り坂が続くので、出だしはゆっくり登るのがお勧めです。
ありがとうございます♪明日から登山開始です。頑張ります!