【北アルプス】薬師岳~黒部五郎岳 花満開!1泊2日縦走登山

登山
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夏の北アルプス縦走登山。8月1日~2日に1泊2日で薬師岳~黒部五郎岳を歩いてきました。

1日目に折立から薬師岳まで登って太郎平小屋泊。2日目はまだ暗いうちから黒部五郎岳を目指しました。登頂後にそのまま折立まで下山するという、やや長丁場の行程でしたが、北ノ俣岳周辺の雄大な稜線と凄まじいほどのお花畑!

自分好みの風景てんこ盛りのルートでした。

 

【北アルプス】薬師岳~黒部五郎岳 1泊2日縦走登山

 

1日目からの続き

2020年夏の北アルプス登山。折立から入山して薬師岳に登り、太郎平小屋に泊まったところまでが1日目。朝から夕暮れ時までみっちり歩いた1日でしたが、行程としては2日目の方が長め。

今日は太郎平小屋から黒部五郎岳を登り、そのまま来た道を戻って折立まで一気に下山します。

薬師岳の高山植物も凄かったですが、黒部五郎岳の方もすさまじかった。

特に北ノ俣岳!自分好みの雄大な稜線と合わせて、お気に入りの山となりました。

 

2020年8月1日~2日 黒部五郎岳~折立 山小屋泊登山

1泊2日の北アルプス登山。ただいまの場所は太郎平小屋

今日は一応下山日になりますが、黒部五郎岳までを往復しての折立下山になるので、標準タイムとしては12時間超えの行程。

小屋泊についてはこちらの記事でも語った通り、宿泊人数限定しているだけあってすこぶる快適。

布団に入ってから即爆睡でした。

太郎平小屋

長丁場になるので、暗いうちに出発。3時に目覚ましかけて朝食を取り、4時過ぎにスタートとなりました。

黒部五郎岳まで登ってまたここに戻ってくるので、小屋のスタッフさんに相談して不要な荷物を入り口横のスペースに置かせてもらいました。(ありがとうございました)

 

太郎平の夜明けの湿原

気温は何℃かわからないけど、全然寒くない。歩き出して早々、半袖に切り替えるほどの暖かい朝でした。

ヘッドライトを付けて湿原の木道を歩いて行く最中、空が白み始めると同時に周囲の山並みが見えてきました。周りにたくさんある池塘が光り輝くのは、素朴ながらもどこか神秘的。

 

太郎平~北ノ俣岳の木道路

しばらくは緩やかな木道歩きが続くので、ここら辺は身体の眠気覚ましもかねてじっくり登っていく。

風もなく晴れ渡った朝でしたが、目指す黒部五郎岳はだいぶ先。この日は昼頃から天気が下り坂との予報だったので、できれば9時までには黒部五郎岳に着きたかった。帰りも6時間以上かかるし。

 

太郎平から眺める北ノ俣岳

小屋から1時間ほど歩くと、小高いピークに到着します。

特に名前のない山ですが、ここから先の稜線を一望できる絶景ポイント。

まず目指す北ノ俣岳が前方に見えてきました。そして、このほぼフラットに近い稜線を見てニンマリ。

なんとも歩きやすそうな道ではないかっ!

 

北アルプス・薬師岳

振り返れば朝焼けの中に聳える薬師岳

薬師岳と黒部五郎岳。どちらも日本百名山にして花の百名山に選定されている富山の名峰。

その中間地点くらいにおります。

 

太郎平~北ノ俣岳稜線からご来光

そして、良いタイミングで東の空からご来光。

8月上旬のこの時期、日の出のタイミングはまだ4時台ですが、東側に北アルプスの山々が連なるので、こちらに太陽の光が届いたのは5時を過ぎてからでした。

 

北ノ俣岳の稜線

太陽の陽を浴びると気持ちも高まる。

加えて、目の前に広がるこの雄大な稜線よ!稜線フリークとしては、もうたまらないシチュエーション。

スキップでもしたくなるような気分で進んで行く。

 

槍ヶ岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳の展望

目指す黒部五郎岳も見えました。中央右の高いピークです。

右奥の三角形は笠ヶ岳。ややわかりづらいですが、左奥には槍ヶ岳の尖がりもしっかりと見えてます。

ここら辺を歩いていると、もう四方八方に日本百名山の連中だらけ。

 

朝日を浴びる北ノ俣岳の湿原

 

朝日に咲く花

朝日を浴びる湿原風景、そこに咲く花も美しい。

辺りが明るくなって、ようやく1日の始まりを実感します。

 

北ノ俣岳の稜線

北ノ俣岳までの稜線区間が、実はこのルート最大のお花畑ポイントになっています。

この区間は6年前の雲ノ平縦走時に一度歩いたことがあるのですが、時期が9月だったので花が咲いてる記憶なんてほとんどなかった。

それが今回は……

 

イワカガミ

 

北ノ俣岳の稜線 ハクサンイチゲの群生

見渡す限り一面のお花畑。

イワカガミハクサンイチゲなど、平らな稜線に所狭しと咲き誇っています。

「高山植物の畑か!」ってくらい凄まじい群生。これはぜひ見てほしい。

 

北アルプス・北ノ俣岳登山

 

朝日に咲くハクサンイチゲ

緩やかな北ノ俣岳までの稜線。

この両側が全部お花畑。

 

北ノ俣岳の残雪と黒部五郎岳

豪雪山域なだけに8月に入っても残雪が点在しています。

これらの雪は黒部川の水源となって、黒部ダムへと流れていくんでしょうね。

北アルプスの中では割と水が豊富なエリアですが、今回の太郎平小屋から黒部五郎岳までの区間においては水場が存在しないので、そこだけご注意を。太郎平小屋で十分に汲んでおきましょう。

自分は1.5リットルほど持って行ったのですが、日中の暑さを考えたら2Lは持って行くべきだったと少し後悔しました。

 

北ノ俣岳の稜線から眺める剱岳

後ろを振り返ると、剱岳の姿も見えてきました。

位置的に薬師岳と重なるので、剱岳が見えるポイントというのは限られていますが、北ノ俣岳付近であれば剱岳の雄姿もしっかりと見ることができます。

 

ハクサンイチゲ

足元のハクサンイチゲの群生が素晴らしい。足を止めて何度も撮ってしまう。

足元に咲く高山植物って、写真を撮ろうとすると屈伸運動になって地味に疲れるけど、今は不要な荷物を小屋に置かせてもらっているので、まぁ大丈夫。

最近、重量級のザックを背負ってないけど、テント泊の重さに耐えられる身体なのだろうか……

 

北ノ俣岳の木道

北ノ俣岳が近づいてくると再び木道路。

この縦走路、多少のアップダウンはあれど、緩やかでいいですね。

6年前の縦走では、唯一この区間だけガスってしまったので、ここら辺は全然記憶にないところでした。

 

北ノ俣岳の雄大な湿原風景

稜線も雄大ですが、その横に広がる山の斜面も緩やかで開放的。ここら辺の広い台地と言えば、日本最後の秘境と謳われる雲ノ平が有名ですが、雲ノ平に近しい雰囲気がここにはあると思う。

こういうだだっ広いところ、大好きなんです。

 

北ノ俣岳のハクサンイチゲ

前日の薬師岳と合わせて、ハクサンイチゲに囲まれた縦走路が続く。

 

北ノ俣岳山頂

 

北ノ俣岳山頂標識

こうして6時少し前に北ノ俣岳に到着。

ここからの景色がまた最高なのよ。

 

北ノ俣岳~黒部五郎岳 雄大な稜線を行く夏の縦走登山

これから向かう黒部五郎岳の稜線。

ここから先は、これまでの生易しいような道とは少し変わって、細かいアップダウンが出てきます。それでも全般的には緩やかな方ですが、黒部五郎岳直下までは下りメインなので、ここら辺はむしろ帰りが大変。

往復ルートだと「ここ、帰り大変だなぁ~」とか、どうしても考えちゃう。

 

北ノ俣岳の湿原と薬師岳

振り返って見る薬師岳。

陽もだいぶ上がって、緑豊かな夏山らしい景色になってきました。

 

薬師岳~黒部五郎岳 1泊2日の縦走登山

北ノ俣岳で少し休憩して先へ。

すぐ目の前に見える丘が赤木岳。左奥のでかい山が黒部五郎岳になります。

標準タイムではまだ2時間以上かかる道のり。

 

北アルプス・赤木岳

赤木岳の山頂にはこんな看板が。

ライチョウが多いとのことでしたが、この日は残念ながらライチョウとは会えませんでした。

 

北アルプス・黒部五郎岳 夏の縦走登山

目指す黒部五郎岳まで、いったん下り道。

あぁ、せっかく稼いだ標高が失われていく……

 

北アルプス・赤木岳

赤木岳、北ノ俣岳側からだと大した山に見えなかったですが、黒部五郎岳側から見るとなかなかのピーク感あります。

北ノ俣岳と違って、山頂付近は花崗岩が点在しているのも特徴。

 

北アルプス・北ノ俣岳~黒部五郎岳の稜線登山

まだ時刻は7時前ですが、すでに陽が昇って徐々に暑さが増してくる時間帯。

水分補給をしつつ、前に進む。

 

北アルプス・薬師岳

薬師岳や赤牛岳、その奥には立山連峰、後立山連峰の山々も薄っすらと見えてます。

下山後に知ったことですが、ちょうどこの日に北陸地方でも梅雨明けしたと気象庁から発表があったそうで。

確かに明け方は北アルプス全域で晴れ渡っていました。

 

北アルプス・黒部五郎岳登山

黒部五郎岳までの鞍部(中俣乗越)に到着。

ここまで来るとようやく黒部五郎岳が目の前に現れるわけですが、ここからの登りがなかなか辛そう。

結構な急斜面を最後に登らないといけない。

 

黒部五郎岳の急登

見上げるほど巨大な黒部五郎岳の懐。

地道に1歩1歩登っていきます。

直射日光も浴びてとにかく暑かった……。折立のコカ・コーラの自販機が頭に浮かびました。

 

黒部五郎岳~北ノ俣岳~薬師岳の稜線風景

急登に疲れたら、ぜひ箸休めに後ろを振り返って見てほしい。これまで歩いてきた雄大な景色が待っているから。

東北の飯豊山を彷彿させる稜線だな~、とか思った。

写真ではわからないですが、スタート地点の太郎平小屋もここからしっかりと見えてます。

 

黒部五郎の肩

急登を制した先に待っているのが、黒部五郎の肩

ここが黒部五郎小舎側からのルートとの合流地点になります。自分も6年前はこの稜線の向こう側から登ってきました。

で、この稜線の向こうに何が待っているのかというと……

 

黒部五郎岳のカール

この広大なカール風景よ。

カールの中央に流れる一筋の川。底には巨岩が点在する不思議空間で、薬師岳のカールとはまた違った世界観が広がっています。

周りを見渡せば槍ヶ岳や鷲羽岳などの名峰もしっかりと見えてる。ここも間違いなく山の上の楽園。

 

黒部五郎岳最後の登り

黒部五郎の肩から山頂まではすぐ。この坂を登って行けば着きます。

この黒部五郎の肩にザックをデポして登っていくハイカーも多いです。

 

北アルプス・黒部五郎岳山頂

こうして8時30分、黒部五郎岳に到着。

太郎平小屋から4時間半ほどでしたが、結構疲れました。暑さにやられた感じ。

それでも、青空が広がっているうちに登頂できたので達成感もひとしお。

 

北アルプス・黒部五郎岳のカールと雲ノ平~水晶岳の展望

鷲羽岳や水晶岳、雲ノ平など北アルプスの中核を成す山々が見れたのは感動ものですが、一番目を引くのはやっぱりすぐ真下に広がる黒部五郎のカール。火口のように壁となって立ちはだかってる。

ここに至るまでの道もそうですが、黒部五郎岳周辺は稜線も山もとにかくスケールがでかい。

 

黒部五郎岳から槍ヶ岳~穂高連峰~笠ヶ岳の展望

南側の風景。

左の尖がった山はご紹介するまでもなく槍ヶ岳。大キレットの大きな窪みも見えて穂高連峰の岩峰もバッチリ見えてます。

右の三角形の山は笠ヶ岳。自分の中ではやや天敵とも言える存在になってますが、あの山も一度登ってからだいぶ経つので、そろそろ再訪したいところです。

 

黒部五郎岳から眺める薬師岳

こちらは北側の歩いてきた稜線風景。

これからまた太郎平小屋まで戻らないといけませんが、太郎平小屋~黒部五郎岳の区間はかなり気に入った道だったので、ここの往復だったら全然許せる。

6年前はガスっていて気付かなかったけど、こんな素晴らしい道だったんだなぁ~と。

 

黒部五郎岳山頂

 

黒部五郎岳のカール風景と北アルプスの名峰群

まだ天気が持ちそうなので、黒部五郎岳の山頂でしばらく休憩。

真っ白な薬師岳のカールと違って、緑豊かで巨岩が点在する黒部五郎岳のカール。

同じカール風景ながらも両者の世界観はまるで違う。そこが面白い。

 

黒部五郎岳のカール

写真だとわかりにくいですが、右奥には黒部五郎小舎の小屋が小さく見えてました。

6年前はあちらから歩いてきたのですが、巨大な岩が点在するカールの底を歩けて、なおかつそこから見上げる黒部五郎岳も大迫力。

三俣蓮華岳を経てあちら側から歩いてくるのもお勧めです。

黒部五郎岳で有名なコバイケイソウの群生地もカールの底にあります。

 

黒部五郎岳のカール稜線と薬師岳

黒部五郎岳のカールと北アルプスの名峰群。

本当にどこぞの火山の火口壁みたいでした。

 

黒部五郎岳から北ノ俣岳へ

小一時間休憩して黒部五郎岳を後に。

歩いてきた道をそのまま戻ります。

こうして俯瞰する分には緩やかな稜線に見えますが、実際歩くとなると所々にまぁまぁなアップダウンがあります。

 

黒部五郎岳~北ノ俣岳の稜線登山

 

黒部五郎岳~北ノ俣岳の稜線登山

帰りは特に目新しいものはないですが、やはりこの広々とした稜線はまさに自分好み。

疲れていても気分的には全然嫌にならない。この手の稜線を求めて、まだまだ色々な山に繰り出したい。

 

黒部五郎岳~北ノ俣岳~薬師岳の稜線

 

シャクナゲ

ハイマツ帯の樹々が密集したところでは、8月にも関わらずシャクナゲの花も咲いていました。

この2日間でだいぶたくさんの花を見れた気がします。

 

赤木岳から眺める北ノ俣岳

 

北ノ俣岳の湿原と薬師岳

ただひたすら稜線を逆戻り。

薬師岳が近づいてくると、山頂部の白さがどんどん際立ってました。やっぱり薬師岳は女性的な山だな。

黒部五郎岳は名前からして完全に男だ。

 

北ノ俣岳~薬師岳の稜線登山

 

広大な湿原と水晶岳、鷲羽岳の展望

水晶岳と鷲羽岳。

その手前に広がる広大なフィールド。雲ノ平じゃないですが、やはり雲ノ平に匹敵する山の上の楽園という感じがします。

木道造って「〇〇庭園」とか名付ければ、第2の雲ノ平の出来上がりよ。

 

北アルプス・黒部五郎岳~薬師岳の稜線登山

 

太郎平小屋手前の木道路

北ノ俣岳を過ぎて木道が出てくると、ようやく太郎平小屋も近づいてきたという感じがします。

予報の通り、12時を過ぎると雲が出てきて長野側の山から見えなくなっていきました。やはり夏山は午前中が勝負ですね。

 

太郎平湿原に広がる木道路

湿原の一本道。

ここも割と好き。

 

ヨツバシオガマ

序盤の真っ暗な中で歩いた湿原地帯に出てくると、再び高山植物が豊富に。

ヨツバシオガマがニッコウキスゲ、リンドウの花などがたくさん咲いてました。

 

太郎平小屋

こうして13時に太郎平小屋に戻ってきました。

水はギリギリだったし腹もペコペコ。

 

太郎平小屋のうどん

ここで昼休憩。太郎平小屋の昼メニューの3択(カレー、ラーメン、うどん)から本日はうどんをチョイス。

売店で買ったキリンレモンと合わせて、最高に美味しかったです。

 

太郎平小屋

置かせてもらった荷物も回収して太郎平小屋ともこれでお別れ。

売店の女性スタッフさんがとても可愛くて親切で、かなり居心地の良い山小屋でした。

お世話になりました。

 

太郎平小屋から折立への遊歩道

ここからまだ3時間ほどかけて折立へ下山。

ひたすら下るだけですが、この遊歩道に敷き詰められた石の反発が凄くて、膝に響いたわ……。

登るときはそんなに気にならなかったけど、下山は苦行。

 

太郎平小屋から折立へ下山

遊歩道中盤では前日にも荷揚げしていた登山道修復の資材がたくさん置かれていました。

左奥に見えるのは有峰湖。6年前の雲ノ平縦走でも、最終日にこの道を歩いて折立まで下山したわけですが、おそらくこの時に人生で初めて富山市内に足を踏み入れたので、この下山路も当時はワクワクしたもんです。

我ながら初々しさ全開だったわ。

 

折立登山口

今ではすっかり富山側からの入山、下山にも慣れてしまったので下山路は省略。

16時前に折立に下りて来れました。

コカ・コーラの自販機がここのオアシスよ。

 

折立駐車場

駐車場は相変わらずたくさんの車が停まっていました。

位置的に東京と大阪からの距離がほとんど変わらないので、車のナンバーを見る限りでは全国各地から押し寄せている感じでした。

 

亀谷温泉・白樺ハイツ

下山後の温泉は有峰林道の料金所を出たすぐ先にある「亀谷温泉・白樺ハイツ」へ。

日帰り入浴620円。小さいですが露天風呂もあって、割と空いていたので快適に入れました。

 

富山・すしだるま

温泉後は富山市内の「すしだるま」で寿司を食って締め。

北陸に来たらやっぱり海鮮食いたいということで、下山後のご褒美でございましたとさ。

 

こうして1日目の薬師岳と合わせて、1泊2日の夏の北アルプス縦走登山が終了。

お疲れさまでした。

薬師岳と黒部五郎岳、どちらも花の名峰なだけあって稜線上の高山植物がとにかく凄かったです。

 

北アルプス・薬師岳~黒部五郎岳 1泊2日山小屋泊縦走登山

道中には湿原もあって気軽に散策できる木道路も用意されていたりと、穂高連峰や剱岳のような岩場が全くないので、全体的に安心して歩けるルートだと思います。

特に北ノ俣岳周辺の稜線ね。稜線フリークの方にはぜひともお勧めしたい区間です。

過去に一度歩いたルートでしたが、その時見れなかった景色も色々と見れたので、充実した2日間でしたとさ。

 

おしまい。

 

【日程】
2020年8月1日~2日

【コースタイム】
4:05 太郎平小屋
5:55 北ノ俣岳
6:40 赤木岳
8:30 黒部五郎岳
11:35 北ノ俣岳
13:00 太郎平小屋
15:45 折立

コメント

  1. ろっぴ より:

    こんにちは。
    黒部五郎のお花畑凄いですね!
    2年前の7月の連休に歩いた時にはそんなにイワカガミ咲いてたかなぁと思うほどです。
    太郎平~黒部五郎は本当に長いですけど、また行きたくなりました。

    • みやっち より:

      ろっぴさん、こんにちは。

      黒部五郎岳に向かうまでの稜線は本当に花の楽園で、特に北ノ俣岳周辺が凄まじいことになってました。
      本来であれば7月の方が高山植物のピークだとは思うのですが、今年は梅雨の長雨の影響なのか、8月に入ってからもハクサンイチゲが綺麗に花咲かせていましたね。
      今年の花を愛でる登山は、この1本でだいぶ満足してしまいました。

  2. ゆかぽん より:

    みやっちさん、こんばんは。
    一日で太郎平小屋から黒部五郎岳を往復、そのまま折立に下山だなんて、驚きました。
    そんなことできるのですね(^^;)さすがです。
    私は3年前にここを歩きました。
    雨が降ったり止んだりで、ガスってて、折角の黒部五郎岳からの展望も真っ白で何も見えなかったので、こんな感じだったのか~と知れてうれしい限りです。
    晴れてたら、ホント気持ちの良い稜線ですね!
    私は薬師岳には行かなかったので、薬師岳の様子も知れて良かったです(^.^)
    やっぱり山は天気が良いのが一番ですね!
    また次の記事も楽しみにしております。

    • みやっち より:

      ゆかぽんさん、こんにちは。

      2日目はやや強行の行程でしたが、明け方同じ時間帯にスタートした人たちは同じような考えだったようで、黒部五郎岳を往復する人は結構いました。

      私も6年前にこの稜線を歩いた時はガスってしまったので、これほど雄大な景色が広がっているとは思いもしませんでした。
      加えて花も満開だったので、1泊2日の登山としては文句なしの内容だったと思います。かなり疲れましたけど……

      北アルプスの中でも富山側に位置するエリアなので、なかなか訪れる機会がないですが、北ノ俣岳の稜線はまたいつか歩きに行きたいですね。緩やかで広い道に湿原の木道とか、最高でした。

      薬師岳と黒部五郎岳はどちらも雄大なカールを持っている山ですが、その世界観はまるで違うので、ゆかぽんさんも機会があれば薬師岳もぜひ登ってみてください!女性的な山、という意味が良くわかるかと思います。

  3. なつや より:

    最初に「一泊二日」と目にしたときには「無茶な」と思いましたが、ブログを追いながら読みましたが、すごい行程ですね。おもわず目を丸くしてしまいました。すごいです。
    「一泊二日」にコンパクトにした行程を読んだのははじめてでした。
    ところでカメラは何を使っていらっしゃいますか?参考にさせていただけたら幸いです。

    • みやっち より:

      なつやさん、こんにちは。

      1泊2日の行程としては確かに長めでしたね。特に2日目は長丁場でした。
      山小屋泊で不要な荷物を置かせてもらえたので助かりましたが、テント泊の重装備であれば間違いなく無理でした……。天気が持ってくれたのも幸いです。

      カメラはRICOHのGRⅢというカメラを使っています。コンパクトで軽量ですが、なかなか良い画質なので気に入ってます(ただしバッテリーが貧弱ですが)
      https://bluesky.rash.jp/blog/hiking/gr3.html
      カメラの記事も書いてあるので、良ければ参考にしてください。

  4. なか より:

    同じタイミングで折立から上がってました(多分三回くらいすれ違った)が太郎平小屋のスタッフさん確かにかわいかった。。。

    • みやっち より:

      なかさん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      同じタイミングで登られていたんですね。太郎平小屋の売店のスタッフさんやっぱりそうですよね!あの笑顔には心底癒されました。また行きたい……

  5. ゆみた より:

    みやっちさん、こんにちは
    富山在住 ゆみたです。RICOHのGRⅢでの写真と合わせて拝見しながら、一緒に同行させていただいてるような気持ちになりました!^^ すごく雰囲気のある写真たちが更に花を添えて、山のすばらしさが一層 伝わってきます。心が、歩きたいな、歩きたいなって、なってきた^^

    • みやっち より:

      ゆみたさん、こんばんは。
      お久しぶりですね!

      富山遠征登山、楽しかったです。薬師岳も黒部五郎岳も花の名峰なだけあって高山植物の規模が凄まじかったですが、個人的には北ノ俣岳あたりの稜線が一番でした。ああいうのんびりと歩ける広い道が好きなんですよね。
      今年チャンスがあれば立山~剱岳あたりにも繰り出したいところです。

  6. ねも より:

    相変わらずやりますね! 普通の人なら2泊か3泊の行程では? まあみやっちさんなら当然ですか……(お連れさんもいたの? その方もすごい!)
    ホントの山好きには今季はかえって歩きやすかったかもというご指摘はそのとおりと思います。私も冷池山荘、尾瀬の山小屋、木曽殿山荘とお世話になりましたが、こんなに快適で良いの!?と感じました。
    話したような気もしますが、昨年8月下旬、折立→立山を歩きました。大展望で楽しい縦走でしたが、もっと早いと花がこれほど凄いんですね。ちょっと嫉妬します(笑)

    • みやっち より:

      天気的にも限られていたので、やや強行の1泊2日で歩いてきました。過去に一度歩いたことのあるコースでしたが、時期が違ったので高山植物の豊富さには心底驚かされました。
      やはり同じ山でも時期を変えて歩いてみるもんですね。新しい発見が色々とあって面白かったです。
      今年は山荘の予約さえ確保してしまえば、本当に快適に過ごせますね。テント担いで登る気がなくなるくらい。秋にもどこか泊りで登りに行きたいところです。

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