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八海山 日帰り登山  ―― 無数の鎖場と断崖絶壁の岩稜、八ッ峰縦走 ――

      2013/11/06

霊峰「八海山」―――

新潟県南魚沼市にそびえたつ標高1778mの岩の殿堂。山頂は岩峰群となっていて、古くから修行の山としても崇められてきた霊山です。

山は知らなくとも、日本酒でその名が知れ渡っているので、かなり馴染みのある名前じゃなかろうか。標高もそこまで高くないし、ロープウェイも通って観光地にもなっている山ですが、これがいざ登るとなると、なかなか険しくて危険に満ちているのよ。

今回はロープウェイを利用して”八ッ峰”と呼ばれる山頂の岩峰群を歩いたのですが、、、

結構怖かったよ。。。ほぼ垂直の岩場に鎖が1本垂らしてあるだけ、というシーンが何度もあって、岩場苦手の自分にはちょっと辛かった。

これまで登った山の中では一番の怖さを持っていた山でした。この山もなかなかのクレイジー度合だよ。。

 

8つの岩峰と無数の鎖場、霊峰・八海山へ―――

 

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8月の終わり、確か北海道遠征から帰ってきたころに「今年の紅葉登山はどこ行こうかね、、」なんて考えていて、真っ先に出たのがこの八海山。割と有名だし、そこそこの険しさもあって楽しそうだし、、、何よりこの山は6月の越後駒ヶ岳山頂から眺めているからね。どこか執着のある山だったのよ。

で、紅葉と合わせて10月中旬から狙ってたわけなんだけども……、2週連続の台風でお流れ。。今週も3連休の3日、4日で仲間さんたちと平ヶ岳と合わせて狙うつもりだったのですが、どうにも天気が悪くて中止に。悪天の八海山は流石に厳しそうだったんで、スカッと晴れそうな日を狙ってたら、、、3連休初日の2日が何とか晴れそうやん!

 

そんなわけで、今回も一人で強行の八海山日帰り登山してきました。

 

面白かったけど、それ以上に怖かった。。そんなビビり山レポです。

 

~~11月2日 八海山日帰り登山~~

例によって、山に行くことを決めたのが前日夜の仕事終わり。

 

八海山も頑張れば公共交通手段で日帰りで行けます。新幹線で越後湯沢駅まで行って、そこから上越線に乗り換え。5駅隣の「六日町」まで向かいます。

※日帰りの新幹線利用はもったいないと思うので、もし公共交通で行くなら現地で1泊して、谷川岳平標山・仙ノ倉山あたりとセットで登るのがいいかと思います。自分は白毛門と一緒に登ろうかと考えていたんだけど、この日に帰らなきゃいけなかったんでね。。

 

朝の上越線、地元の人が数人乗っているだけの静かな車内。ゆったりした雰囲気ですごい良かったです。

外をぼーっと眺めていると、六日町方面の街が一面霧に覆われてた。朝もやだろうけど、街中だけがすっぽり霧に包まれてるのは不思議な光景でした。電車もガスに入ると一面真っ白だったよ。

 

 

朝8:20に六日町駅に到着。東京朝発なら、最速で着けるのがこの時間。うまい具合に八海山行きのバス(8:30発)と接続してくれているのでそれに乗車。靄も取れて、快晴でした。

 

バスに30分ほど乗って終点の八海山スキー場へ。ここから少し登ったところにロープウェイ山麓駅があります。

 

下から見上げる八海山。デコボコしているのが八ッ峰と呼ばれる危険な岩峰群。あそこがね、もう本当にクレイジーだったのよw

 

紅葉時期のロープウェイは行列覚悟。団体ツアーもたくさんあるので、かなり並びます。自分はギリギリ2本目に乗れましたが、タイミングが悪いと1時間以上待つこともあるみたい。9割がたは観光客です。

 

11月に入ってしまったので、紅葉は山の中腹まで下りてきていたけど、ロープウェイから見る紅葉はすごい綺麗だったよ!

 

10分ほどで山頂駅に到着。ここに登山カードが用意されているので、登山者は記入。帰りのロープウェイ最終は17時で、八ッ峰の岩稜通過にどれくらい時間かかるのかがわからなかったので、場合によっては全部登らずに適当なところで引き返そうと思ってました。

 

展望台からの眺め。山の向こうは日本海ですが、霞んでて少し見えづらい。。

というのも、実はこの日、異常なくらい気温が高くて朝っぱらから半袖でいられました。

 

こちらが噂の八ッ峰。迂回路も用意されてるけど、この迂回路もなかなかのもんですよ。後で書くけど、この図で見るほど平坦ではないです。

ちなみに八海山主峰は一番右の大日岳ですが、最高峰はそのさらに奥の入道岳という山になります。

※入道岳は八海山に含めずに、大日岳が最高峰って紹介されていることもあるみたい。ややこしいので、時間あればどっちも登っちゃってくださいな。

 

9:30、ハイク開始。ロープウェイ利用で四合目からのスタート。観光客が大半なので、登山道に入ると人も一気に減ります。

 

しばらくは緩やかな道のりで、紅葉も思ったよりまだ残っていて綺麗でした。ただ、ロープウェイのアナウンスでもあったけど、朝はぬかるみが相当激しいので転ばないように。観光客っぽい人が何人かいましたが、みんなこのぬかるみで引き返してました。

 

序盤は特に変わり映えのない道。六合目の手前あたりで梯子が出てくるくらいかな。道がそんなに広くないので、たまにこんな感じで前が詰まることもある。

 

しばらく登って六合目の女人堂に到着。ここが最初の休憩ポイントで、結構な混み具合。八海山ってやっぱり知名度は高いから、かなり人気なんかな??山ガールさんやちびっこもチラホラいて、年齢層が意外と若かった。

 

まず目指すは薬師岳。目の前の山がそれで、標高差はこれくらい。あの山の奥に、八ッ峰の岩場が待ってますぜ。

 

距離的にも大したことないので、一気に進む。地図上だとロープウェイ山頂駅から六合目まで1時間半になってるけど、これ観光客用なのかな?普通に歩いていれば絶対にそんなにかからないです。八海山のコースタイムは全体的に甘め。

 

紅葉スポットとしても有名な八海山。時期は少しずれたけど、まだまだ場所によっては綺麗でした。落ち葉がフカフカだったね。

 

登山道からの展望は北側が開けていて、ぼんやりと地平線が見えた。もう少しはっきり見えてくれたらよかったんだけど、幸か不幸か、、、この時期では稀な高温だったんで、夏場のように霞んじまったみたい。それともこれって、例のPM2.5ってやつ…?

 

薬師岳山頂に出る手前に長い鎖場。これが今回のルート上では最初の鎖場だけど、ここは降りるほうが大変そうでした。朝だったし岩がぬれて滑りやすそうで、、子供が降りるのをヒヤヒヤしながら見てたっけな。

 

鎖場を登れば、薬師岳山頂に到着。登り終わったら、ここの鐘をカンカーンと2回叩くのが今流行りのスタイル。

 

太陽にほえる仏像様。霊山なだけあって、この先もお地蔵さんや仏像がたくさん備えられていて、、、この手の銅像が結構好きなことに最近気づいた。かっこえぇよな~!無事に登った暁には、戦利品として家に1つくらいほしかったです。

 

で、いよいよここからが本番。薬師岳に登ると景色が一変しますぜ!!

 

尾根に出たとたんにこの眺め!

いきなり目の前に立ちはだかった岩峰。これが八ッ峰1つ目のピーク、地蔵岳。手前にあるのが八海山避難小屋。

 

山頂に人がいるのがよく見えた。あの地蔵岳へは裏側から回り込む形で登れます。

 

とりあえず八海山避難小屋で休憩。周りの人の話を聞いてると、、、一度八ッ峰に入ると、エスケープするポイントが限られてるから気をつけな、、的な会話が。。。しかも鎖場では必ず渋滞待ちがあるから降りるのに時間かかるぜ、とも。。マジかぁ~。。

 

ここからは屏風道コースとも合流して、さらに人が増えます。ちなみに、今回八海山を登るにあたって、僕が一番歩きたかったのがこの屏風道コース。

ただこれだと明らかにタイムオーバーなので今回はやめた。かなりの急坂で、鎖場たくさんできついらしい。そのための下山禁止勧告ね。

 

混むのも嫌なんで、とりあえず先へ。近づけば近づくほど威圧感増す地蔵岳。この時は裏側から登るなんて知らなかったから、「この岩、どうやって登るの??」状態だったわ。

 

真下から見上げる地蔵岳。「あり?通り過ぎちまうぜ、、」って思ったときに分岐発見。

 

ここね。標識がわかりづらいから見逃さないように。(下山中にすれ違ったご夫婦は、この取付きがわからなかったようで、通り過ぎてしまったようです。人が少ない時間帯は見逃すこともあるっぽい)

 

いよいよ八ッ峰へ。地蔵岳に出るまでの鎖場は余裕。……そうね、この時は「聞くほど大したことないんじゃね?」なんて思ったのさ。。。

 

まずは1つ目の地蔵岳。八ッ峰縦走のスタート地点。

お地蔵さまもちゃんとおわれるので、安全を祈願。

 

先ほど、薬師岳から見えた位置に立ってみる。素晴らしい展望!!ここに立つと、みんなこっちを見るから面白いよw

 

これから向かう道のり。次の不動岳まではすぐだけど、その背後に何かヤバそうなのが立ちはだかってるが、、、

とりあえず行けるところまで行ってみることに。10:50、八ッ峰縦走スタート。

 

まずは軽い鎖場をほんの少しだけ登る。

 

あっという間に2つ目のピーク、不動岳。

 

狭い山頂に立派な仏壇。八海大神様がおられました。

お気づきかもしれんし興味ないかもしれんけど、トップの写真はこの大神様。勇ましくてカッチョよかったんでね。

 

本格的に険しくなってくるのはここから。文字通り断崖絶壁の岩場で、よく見ると先行する人たちがその絶壁を歩いてるのがわかる。。。見てるほうが怖かった……。

先を歩いてくれると良いんだか、悪いんだか、、、よくわからんな。

 

次の岩峰に登るため、いったん下る。この下りが本当に怖い。上から見ると垂直に近くて下が見えないのよ。前の人の「どうぞ~」が聞こえたら進む感じ。

 

左右が切れ落ちているから、展望だけは抜群。西の方に見えた尾根が歩きたかった屏風道。かなり危険らしいけど、上から見ても紅葉はまだかなり色づいてました。

 

下り終わったらすぐさま登る。これが第3のピーク、七曜岳。

 

先ほど下った鎖場はこんな感じ。岩場に鎖が1本垂らしてあるだけです。

 

第3のピーク、七曜岳。標識は五大岳になってるけど、別名(?)のようです。

 

不動岳を振り返ってみると、向こうの山頂は混み始めてました。少し時間をずらせてよかったかも。左の岩稜が歩いてきたルートになります。

それにしても、、この不動岳1つでも立派な山に見えるんだから、八海山ってすごいわ。

 

お次が白河岳。超えても越えても似たような岩峰が出てくるけど、あの裏側にもまだ控えてますぜ。

そういえばこの岩の光景、どことなく秩父の二子山に似てると思った。あの山もなかなかだったけど、八海山のほうが断然エグいわ。二子山や妙義山が好きな方だったら、この山はかなり楽しめると思う。

 

まずは下る。この繰り返しね。ピークに着いて一息入れて、、そしてこの下り。弱高所恐怖症なんで、下りは応えるんだよな。こんな垂直に近いとは正直思ってなかった…

 

岩場のトラバース。垂直に登るのより、こっちのほうが危険。特にこういう場所ですれ違いが起こると、結構厄介です。なるべく前方に人がいないのを確認してから一気に通過すべし!

 

剱岳のカニノタテバイを思い出させる直登。剱岳と違って、親切な足場のボルトもないので、、もしかしたらこっちのほうが難易度高いんじゃなかろうか、、、。高度感も全然引けを取らない。ってか、たけぇぇよ。。なんで前のおばちゃん、スイスイ登ってくんだ??地元の人?もしくはプロかっ!?

 

いったん登り終わってピークに出た。心落ち着かせられる瞬間。皆さんが見ておられる方向に、、、

 

八ッ峰の最高峰で終点の大日岳、……だとこの時思ってたけど、その手前の摩利支岳でした。あの岩もどっしりしてんなぁ~。。

ちなみにここが4つ目のピークの白川岳。ようやく半分。この次の釈迦岳は、すぐ目の前の男性が立っているピークなんだけど、なぜかあちらに白川岳の標識があるんだよね。ほかの方のレポでも書かれている謎ポイント。。。

 

とりあえず、例によって来た道を眺めてみる。それぞれのピークに人がいるからわかりやすい。この頃になると、背後に見える日本海や街の風景は、もう全く目に入らなかったな。

 

ここの下りも結構怖かったなぁ~。。かなりの急斜面だけど、この頃になると多少岩場にも慣れてくるから恐ろしい。

今こうして記事を書いて写真見てる時のほうが怖いもんw 慣れってすごいね。

これだけの鎖場でも、ザイル・ハーネス装備している人はいませんでした。レベル的には妙義山の上級者コースほどではないってことなのかな。

 

登り返して5つ目のピーク、釈迦岳。標識は白川岳でも、ここは釈迦岳らしい。(わけわからんw)。

 

残すはあと3つ。目の前にそびえたつのが、大日岳の前衛、摩利支岳。

 

先行する人を観察。頑張っとるのぉ~!

 

この八ッ峰、順路は特に決まってないけど、地蔵岳から登って大日岳へ向かう人が大半でした。だからすれ違いもほとんどなくて、待ち時間もそれほどなかったけど、逆ルートをたどった人は、たぶんかなりすれ違い待ちしたんじゃなかろうか。

できるなら地蔵岳→大日岳で進むのが良いかと思います。

 

摩利支天への登りはハシゴから鎖場へ。ここらに来ると登りの鎖場に関しては何とも思わなくなる。岩が滑りにくくて取っ掛かりやすいんで、見た目以上には足場安定してます。

 

6つ目のピーク、摩利支岳。あと2つ、、、。

ここの山頂はそこそこ広かったので少し休憩。

 

ずっと見えていた東の展望。左が今年6月に登った越後駒ヶ岳、右が中ノ岳。この2つに八海山を合わせて越後三山と呼んでいるそうな。

さらにその中央、とんがった山頂がチラッと見えるんだけど、、

 

こちらが荒沢岳。越後駒ヶ岳と中ノ岳に、この荒沢岳を加えたものが裏越後三山。なかなかの尖がり具合で、ちょっと登ってみたくなった。

 

岩場苦手の自分にしてはよく歩いてきたなぁ~と。

残るはあと2つ。ただ、7つ目の剣ヶ峰はよくピークがわからず、感覚的には次がラストの大日岳。八ッ峰の最高峰なり。

 

何度繰り返したかわからない、鎖場の登り降り。もうだいぶ慣れてこの頃には余裕たっぷり感だして進んでたけど、、、一番怖い鎖場はこの先に待ってたのよ。。。

 

下った後にすぐに登り返し。岩に張り付いている登山者がぺったん人形みたい。

 

ハシゴを超えて鎖場を超えて、、、

 

ゴールの大日岳が輝いとる……!

 

12時ちょうど、何とか無事に大日岳山頂に到着。銅像は意外と地味でした。

 

振り返ると目の前に摩利支岳がドカーンと立っているので、歩いてきた岩稜は見渡せない。けど、こうして振り返ると改めて自分が降りてきた鎖場がわかって、肝を冷やしたり、、、。逆ルートで歩くとまた難易度も違うんだろうね。

 

ずっと見えていたけど、越後駒ヶ岳との間に流れるこの渓谷がすごい紅葉綺麗でした。登山道があるのかわからないけれど、ここを歩いてみるもの面白そう。

 

大日岳より先の稜線。目の前が入道岳。あの山は八ッ峰に含まれていないので、八海山ではないとする考えもあるようですが、八海山の標高を1778mとするなら、その地点はあの入道岳。1770mならこの大日岳が最高地点。

 

街方面の展望。正午を過ぎて、気温もどんどん上がっていっそう霞んできた。この日の街の気温が気になるけど、洗濯日和だったのは間違いないな。

 

無事に八ッ峰は制覇したし、サクッと降りてやろうと思ったんだけど、最大の核心部はこの先に待っていまして……

 

この最後の下りの鎖場。ここは下が全く見えなくてホントに怖かった。…というかルートがほんとにここなのか確認したくらいだし。ここだけ、先行する人がいなかったんだよね。。

 

ある程度降りて、後から来た人を撮ってみた。下から見てもやっぱり急斜面。「おっ!お前、写真撮られてるで~」って言われて、鎖につかまってる人が笑いそうになってたww

 

少し離れたところから見るとこんな感じ。大日岳はこんな立派な岩峰になってます。

 

鎖場はもう1つ。ここもなかなかの急斜面。ホントうひょーーって感じですよ。この日一番の懸垂下降だったかもしれん。

降りている最中、自分はやっぱり高所恐怖症なんだなぁ~って思った。傍から見たら絶対にぎこちない降り方してただろうし、怖ぇ怖ぇ言ってたし。岩場にも慣れないとダメだな。

ちなみに、絶叫マシンとか自分絶対に無理なタイプなんでね。高所恐怖症、治せるなら治したい。(治るもんなの?)

 

続けて後ろの4人パーティーさん。この方たちはかなり歩き慣れてるようで軽快に降りてました。(こんなへっぴり腰が先導する形になってスンマセン…)

 

無事に降りたのが12時過ぎ。考えてみたら最初の地蔵岳をスタートしたのが10:45。たった1時間ちょっとの八ッ峰縦走だったけど、体感的には2,3時間は歩いた感じ。それくらい精神的に疲れたよ。。。

ここで迂回路に入って帰れるけど、思ったよりも時間があったので、当初は登る予定のなかったもう1つ先の入道岳まで行ってみることに。あの平坦な山頂ね。

 

ちなみにラストの岩場はこんな感じでした。どこの岩峰もこの手の傾斜の岩場に鎖が1本垂らしてあるだけなんで、くれぐれも手を滑らせないように。荷物は当然軽めのほうがいいよ。

 

入道岳までの尾根道はかなり平和。ここまで岩場続きだったから、この穏やかな稜線は気が抜けたな~

痩せ尾根だけど危険個所はほとんどなし。

 

気を付けるとしたらここくらい?片側が断崖絶壁で、降りる時が少しだけ危なっかしかったです。

 

静かな山頂、入道岳。標識が丸ヶ岳になっているのは別名みたいです。この山、標識と地図上の名前が一致してないところがいくつかあります。

 

それでね!ここからの展望としてぜひ見ておきたいのがこちらなのよ↓

 

目の前にそびえる中ノ岳。そこへ向かう1本の尾根道。これがかなりの難路とされていて、痩せ尾根な上にアップダウンが激しく鎖場もたくさん。おまけに途中にエスケープルートもないので、上級者コースとされているルート。越後三山を回る時の核心部となっている場所です。

狭い尾根でアップダウンが激しいってのは見てすぐに分かったよ。(中盤の登り返し、何んだよアレ…笑)

今の自分にはたぶん無理。。。でも、ここもいつか歩いてみたいルートの1つなんだよね。とりあえず目に焼き付けておく。

 

さらに南東の方には、この連休中に登る予定だった平ヶ岳が見えました。今回は縁がなかったってことで、いつか天気のいい日に登ろうと思います。

 

八海山と街なみ、その向こうに日本海。岩場に囚われがちだったけど、展望に関しても素晴らしい山でしたよ八海山。

 

帰りのバスもあるので、今回はここまで。迂回路分岐まで戻ります。

 

先ほどの鎖場へ。絶えることなく、一人ずつ順番に降りてました。

この岩場のすぐ近くに迂回路へのハシゴがあります。

 

こちら。このハシゴが思った以上に長かった。しかも割と垂直に近い部分もあります。

 

さっきまで歩いていた岩峰を見上げる。迂回路から見る八ッ峰の迫力もなかなかのものなんで、歩いてみる価値ありまっせ。

 

迂回路自体はこんな感じの狭い道。ある程度は穏やかな道が続くんだけども、、、

 

鎖場もちゃっかりあります。迂回路もただでは通してくれないみたいで、、、侮れないです。

 

落石注意の八ッ峰の懐。迫力だけはすさまじい。。

 

黒部峡谷の水平歩道を思わせる絶壁の鎖場。。

待て待て、、これは本当に迂回路か!(笑) もっと軽いもんだと思ってたわ。

 

思いがけない迂回路だったけど、それなりに楽しめて避難小屋まで戻ってきました。

 

「覇業の響ここに轟く」

避難小屋で見つけた御言葉。苦手な岩場だっただけに達成感もすごいあった。だからこの言葉は結構響いたね。

 

極めつけのご褒美は薬師岳にあった。何やら石碑に光るものが、、、もしや!?

 

うひょー!オレンジじゃないかー!僕のテーマカラー♪

誰が置いてくれたのか知らんけど、なんかニヤついてしまったぜ。

 

すんません、、、今回もだいぶ長くなってしまったので、下山は端折ります。午前中はぬかるんでいた道も、午後になると固まって歩きやすかったです。下山はサクッとロープウェイまで行きました。

 

14時半にロープウェイ山頂駅に到着。観光客でかなり行列できてました。

並んでいる間に観光客の方の会話聞いたけど、やっぱり霞んでてそんなに眺めがよくないから後悔してたみたい。登山するうえでは最高の天気と気温だったけど、予想外の晴天だとこんなこともあるんだね。気温が高すぎるのも良くないようで、、

 

30分待ってどうにか下山のロープウェイに乗車。夕日に照らされた紅葉が一層綺麗でした。

このロープウェイ車内のアナウンスで知ったけど、去年のこの日は八海山で雪が積もったようで、、、。今年のこの気温は異常だったみたいです。

 

15時過ぎに無事に下山。この時間になってもまだ山頂へ向かうロープウェイが行列だったのには驚いたな~。せっかくなら登ればいいのに、ってどうしても思ってしまう。上に行って展望台から眺めて下りるだけはモッタイナイよ。

 

ちょうど15:25発のバスが来たのでそれに乗車。ここはタイミングが良かったです。これを逃すと次が17:10だったのでね。。

 

バスに乗って六日町駅へ。ちょうど夕日が沈むころでした。

 

帰りの温泉は六日町に良さそうなのがなかったので、越後湯沢駅へ移動。前から気になっていた、越後湯沢駅構内の「ぽんしゅ館」の温泉に入ってみたけど、閉店時間ぎりぎりに行ったからなのか、がら空きで良かったです。

 

考えてみたら、この日は行動中にご飯を全く食べてなかったな。流石にお腹空いてたので、越後もち豚丼をね。やっぱり新潟に来たら米食いたいよね。うまかった!!

 

プチ祝杯をあげつつ帰途に。日帰りで短い時間だったけど、軽い小旅行気分も味わえたし満足な山旅でした。

 

今回の八海山に関していえば、これまで登ったどの山よりも怖いと感じました。そこまで過酷な山を攻めてるわけじゃないけど、似たような二子山妙義山と比べたら、自分の中では間違いなくこの八海山のほうが難易度上だったね。情けないことに、翌日腕が筋肉痛になったし(笑)

弱高所恐怖症な自分にとっては辛かったけど、岩場慣れしている人には余裕かもしれません。余裕かもしれないけど、そこらの鎖場とはわけが違うので、他の山では味わえない楽しさが絶対あります!

自分もこの八海山については屏風道コースも歩いてみたいので、また行くことがあると思う。その時には、もう少し岩場慣れして楽しめるようになっておきたいです。(まぁ、今回も十分楽しかったけども、、)

 

あとは、この中ノ岳までの縦走路か。

ここも実際に目の当たりにすると、その険しさがわかる分、歩いてみたくもなりました。

いつかこのルートを語れる日が来るといいなぁ~なんて思ってます。

 

そんな感じで、八海山の日帰り登山でした。もしかしたら、今年はもう関東を出ての山旅はないかもしれないけど、そうなっても十分満足できる山でした。

 

過去最高のクレイジーマウンテン、八海山より

 

 

【参考コースタイム】

2013年11月2日 快晴

六日町駅(8:20) --- バス発(8:30) --- 八海山スキー場(8:50) --- ロープウェイ山頂駅(9:20) --- 六合目女人堂(10:00) --- 薬師岳(10:30) --- 八ッ峰取り付き(10:45) --- 大日岳(12:00) --- 入道岳(丸ヶ岳)(12:30) --- 迂回路分岐(12:50) --- 八海山避難小屋(13:20) --- 六合目女人堂(13:55) --- ロープウェイ山頂駅(14:30) --- 山麓駅(15:15) --- バス発(15:25) --- 六日町駅(15:50)

 

 

おしまい

 

 

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