電車・バスを使って陣馬山〜景信山へ裏高尾縦走登山をしてきました。
下山後は木下沢梅林で満開の梅の花を堪能!ちょうど見頃を迎えていてとても綺麗でした。
3月は高尾山麓の高尾梅郷で梅祭りが開催されるので、登山やハイキングと合わせて立ち寄るのがおすすめです。
昨年の3月に初めて訪れた高尾梅郷「木下沢梅林」。
約1400本もの梅の木が満開に咲く光景が圧巻で、何年も高尾界隈に足を運んでいながらこれほど綺麗な梅林が広がっていたとは知りませんでした。
ここなら都内からのアクセスも容易だし、機会があれば来年も行こうと決めていた場所。
その機会ができたので、今年も行ってきました。
今回はコースを変えて陣馬山~景信山を先に登って、下山後に高尾梅林に立ち寄るルートで。
2024年3月2日【高尾】陣馬山~景信山~木下沢梅林 梅ハイキング
もう何度目かの陣馬山。
陣馬山に登るルートは色々あるので悩みましたが、結局今回もいつも通り陣馬高原下から登ることにしました。
そんなわけで高尾駅発の陣馬高原下行き(7時30分発)のバスに乗車。
結構並んでいるように見えましたが車内はそこまで混雑することなく、ほとんどの人が座れてました。確か陣馬高原下直行って言ってたので、もしかしたら臨時便だったのかもしれません。
30分ほどの乗車時間で、終点の陣馬高原下バス停に到着。バス停横にトイレもあるので、ここで身支度整えましょう。
ここから登山口までは20分ほどの舗装路歩きで、しばらくは道なりに上へと進んで行きます。
途中にあった謎の岩が、こ、怖い……。妙にリアル。
過去に何回か通った道だけど、こんなのあったっけか…。
登山前のちょっとしたホラーシーンでした。
こちらが登山道入口。
標識があるので問題ないと思いますが、気づかずに林道を突き進まないようにご注意ください。
登山道は割と急登が多め。
根っこの入り組んだ坂道をひたすら登っていきます。
これがまぁまぁしんどい。
上へ登るにつれて、雪もチラホラと見えてきました。
日陰は凍結箇所もあったので要注意ポイント。
さらに登ると日差しが届く明るい登山道へ。
そしてこの枯れ木が立ち並ぶエリアに入ると思い出す、4年前の陣馬山登山。
東京でも降雪があった翌日に登った陣馬山。見事なまでの樹氷・霧氷が広がっていて、これまでにない絶景を見せてくれた裏高尾縦走登山でした。
出来ることなら、もう一度こんなセクシーな陣馬山を見たいです。
そんな思いを馳せつつ、視界が開けて空が広がってきたら山頂もすぐそこ。
ひたすら登りで疲れましたが、陣馬山には頑張って登った登山者を暖かく迎えてくれるシンボルがいます。
それがこちらの陣馬山山頂の白馬王子。
これを素直に馬と捉えられる人は澄んだ心の持ち主かもしれませんね。
賛否両論を生んでいるこの特異な出で立ちは、きっと何年たっても世間をざわつかせるでしょう。
陣馬山山頂からの展望と言えば、やっぱりまずは富士山。
暖冬の少雪シーズンと言われてますが、前日にも降雪があったおかげで、その姿は紛れもなく冬の富士山。真っ白でした。
右奥に見える白き山脈は南アルプス。あちらも白く輝いておりました。
陣馬山山頂には売店・休憩所を備えた茶屋がいくつかあって、非常に広々としています。
まだ朝の9時過ぎだったのでそれほど人はいなかったですが、ここならある程度大人数で押し寄せても休憩場所には困らないと思います。
軽く朝食休憩して先へ。
5.7km先の景信山へと向かいます。
裏高尾縦走路に入って早々、雪道が凍結して非常に滑りやすかったです。
使わなかったですが、やっぱりこの時期はザックに軽アイゼンを忍ばせていた方が安心ですね。
標高を下げれば雪もなくなり、いつも通りの快適な縦走路へ。
例によってトレラン勢が多かったです。
しばらく歩いて明王峠に到着。
ここら辺からスギ花粉にやられたのか、鼻水が止まらなくて厄介でした。
これからの時期は花粉症との戦いでもある山登り。
景信山目指してさらに突き進む。
雪解けしている箇所は地面がかなりぬかるんでいたので、そこも神経使いました。
滑って転んだら地獄です。それくらいぐちょぐちょでした。
思っていたよりも距離を感じましたが、11時前に景信山に到着。
陣馬山よりも都心に近づいたので、景信山からは都心方面の街並みを一望!
肉眼ではスカイツリーや新宿高層ビル群も見えます。
景信山山頂はベンチが豊富。
これでもかというくらい、かなりの数が用意されているので有難いです。
ここにも茶屋があってなめこ汁が名物。
小休止のおやつタイム。
山崎パン新商品のチョコノワとやら、アーモンドのサクサク感があって美味しかったぞ。
景信山出身の著名人を発見。霞柱・時透無一郎。
鬼滅の刃推しは今なお健在ですか。
景信山からは小仏峠・高尾山へは向かわずに、小仏バス停方面へ下っていきます。
下山後に木下沢梅林へ行くならこの道なのでお間違いなく。
小仏バス停の分岐は曲がらず直進します。
ここから先は初めて歩く区間でした。
その先にある小下沢林道の分岐。
ここを左手に降りて行っても梅林へは行けますが、どうも去年の台風の影響で一部通行止めになっていたのと、東尾根を下った方が木下沢梅林へ直接下りれるので、ここもまっすぐ進みます。
古い山と高原地図には載っていないルートでしたが、YAMAPでは標準ルート扱いされていて道も明瞭。
他にも歩いている人がチラホラいて、ごく普通の登山道という感じでした。
途中にあった478m峰という標識。
正面には高尾山と思われる山が見えました。
その後も道なりに下山。
終盤のこの階段は下らずにまっすぐ進むのが正解。
こうして登山口へ出ると、その正面に見えるのが本日のお目当て木下沢梅林です。
2年連続の高尾梅郷・木下沢梅林。
満開の梅の花が出迎えてくれました。
木下沢梅林はこんな感じで山の斜面にたくさんの梅の木が植えられています。
梅まつりは翌週の3月9日からでしたが、木下沢梅林はちょうどこの日から開放されて中に入れるようになってました。
そんなわけで早速入場。
白梅がメインですが、ピンクの紅梅もポツポツと咲いています。
梅のトンネルロードを散策していく。
丘の上まで散策路が続いていて、自由に歩き回れるようになっています。
山頂部の梅林エリア。
ここもほぼ満開という開花状況。部分的に蕾もあったので、来週以降もまだまだ見頃は続きそうでした。
数日後がピークかな。
やっぱり木下沢梅林の梅は圧巻!
高尾梅郷にはここ以外にもいくつもの梅林が点在していますが、メインどころはやはりこの木下沢梅林かと思います。
他をしのぐ圧倒的な梅の規模。
木下沢梅林のすぐ横には中央高速道路が走っているので、車の音はガンガン聞こえます。
シーズン中は中央道を走っていればこの梅林の存在にも気づくかもしれません。
高速からもはっきりわかるくらい、派手に咲いています。
ここでも小休止。
山崎パンの回し者では決してないですが、同じく新発売となっていたこちらの濃厚カスタード&ホイップクロワッサンも美味しかったです。
久しぶりに当たりの菓子パンを引けた感じ。
下山後に楽しんだ木下沢梅林のお花見ハイキングでした。
ここからは高尾駅or高尾山口駅までひたすら舗装路歩き。
途中にバス停もありますが、歩けない距離でもないので駅まで歩きます。
歩くといいことが1つあって、途中にある梅林をいくつも見ることができます。
ちょうど道沿いに点在しているので、時間があれば立ち寄ってみてください。どこも見頃を迎えていて、ほぼ満開と言って良い開花状況でした。
こうして高尾山口駅まで歩いて下山完了。
駅前にある靴の泥洗い場を有難く使わせてもらい、電車に乗って帰りましたとさ。
お疲れさまでした。
陣馬山~景信山の登山と合わせて楽しめた木下沢梅林。
去年のように八王子城山方面と合わせて歩くこともできますし、他にも色々とルートは組めます。
来週からは梅まつりも開催されて、開花状況もちょうどピークを迎えるころかもしれません。
良ければ行ってみてください!
【日程】
2024年3月2日
【コースタイム】
8:10 陣馬高原下バス停
9:10 陣馬山
10:50 景信山
12:00 木下沢梅林
13:30 高尾山口駅
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