【北アルプス】針ノ木岳~蓮華岳 日帰り登山 大雪渓とコマクサの群生 

【北アルプス】針ノ木岳~蓮華岳 日帰り登山 大雪渓とコマクサの群生 

北アルプスの針ノ木岳蓮華岳を日帰りで登ってきました。

夏場でも豊富な雪が残る針ノ木雪渓。日本三大雪渓の1つでもあり、登山の半分近くはこの雪の上を歩いていくことになります。冬の少雪の影響もあってか例年よりもだいぶ早く雪解けが進んでおり、至る所で崩落や落とし穴が潜む緊張感のある道が続きました。

危険個所もいくつかありましたが、北アルプスが久しぶりというのもあって、稜線に出てからの眺めはとにかく爽快!特に針ノ木岳山頂からは眼下に黒部湖が広がり、目の前に立山・剱岳が立ちはだかる圧巻の光景でした。

蓮華岳はコマクサの群生と穏やかな稜線広がる優雅な山で、針ノ木岳とはまた違う雰囲気を味わえます。ぜひここはセットで登ってみてほしいところ。

梅雨の合間の青空にも恵まれて、久しぶりに北アルプスを満喫できた1日でした。

 

雪渓の先に広がる壮大な北アルプスの世界へ―――

 


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あっという間に7月になってしまいましたな。

結局、前回記事として書いた浅草岳が2016年上半期の最後の山旅となり、それ以降は梅雨の洗礼をしっかりと浴びて悶々とした日々を過ごしておりました。

前半を振り返って見て色々と思うことはあったけど、1つ気になったのが「今年はまだ一度もアルプスに登ってないな…」と。北、中央、南、いずれにもまだ足を踏み入れてませんでした。

特に北アルプスに関しては2013年から毎年、冬とGWに登りに行ってたので、7月にしてまだ登ってなかったというのはかなりの違和感。ずいぶんご無沙汰という感じがしました。

そういう経緯もあって、7月2週目の晴れマークを見た時は真っ先に北アルプスモードになってた。

行く当ては特に決めてなかったけど、日帰りで登れて夏の縦走の足慣らしにも良さそうなところ。そう考えて、何となく思いついたのが針ノ木岳と蓮華岳のセット。針ノ木岳については、記事には書いてないけども実は昨年のほぼ同時期に登りに行っているのでだいたいの勝手もわかってたし、その時は天気もあまり良くなかったので、見れなかった景色を見るべくもう一度登ることにしました。

 

そんなわけで、久しぶりの北アルプスへ。

 

~~ 2016年7月10日 針ノ木岳・蓮華岳 ~~

2日前に扇沢行きの夜行バスをすんなり予約できたのも、針ノ木岳選択が間違っていなかったと思えた瞬間。ソロで行くときに「夜行バスが満席でダメだった……」ということがあまりないので、高速バス運は割と持っているほうなのかもしれない。

これまでの経験上、北アルプス方面の夜行バスは直前のキャンセルで空席ができることが多い印象があるので、可能ならギリギリまで粘ったほうがいいです。

 

明け方5時過ぎに扇沢に到着。車内ではいつも通り爆睡でした♪ ……と軽快に言いたかったところだけど、今回乗ったバスが異常なほどクーラーガンガンに利かせてくれちゃってたので、寒くて全然寝れませんでした。。。半袖で乗り込んだのは迂闊だったので、夏の夜行バス乗車の際はお気を付けください。

扇沢と言えば立山黒部アルペンルート。週末とはいえトロリーバスの始発までまだ時間があったので、扇沢駅は静かなもんでした。

 

針ノ木岳は扇沢からそのまま登り始められるのが手軽なところ。こちらのゲートの脇が登山口になります。

去年登りに来たときには入り口にスタッフがいて、登山届のチェックをしてたけど、今回は誰もいませんでした。登山届は入口にポストがあるのでそこに投函すればOK。

 

しばらくは登山道に入ったり林道に出たりの繰り返し。標識がちゃんとあるので迷うことはないです。

 

開けた場所にビニールシート被せられたヘリが放置されてた。

 

麓から早くも針ノ木岳の稜線が見えた。久しぶりの北アルプスの姿、テンション上がるぜ!

写真では青空広がってますが、扇沢に到着する寸前まではずっと雨が降っている状態でした。なので、この青空を見た時にはどれほどホッとしたことか……。2年連続で同じ山で天気に恵まれないとか、自分の中では絶対にあってはならないこと。

 

雨上がりなので、木の葉や花も瑞々しい。このブルーベリーみたいなのはサンカヨウの実らしく、なんとも美味しそうでした。

サンカヨウという花がまた神秘的な姿をしているので、良ければ検索して写真見てみてください。

 

雨上がりということで、川の水量もなかなかのもの。

渡渉ポイントがいくつかありますが、なかなか渡りづらい箇所もあったので増水時は要注意。去年登った時は渡渉で苦労した覚えはなかったし。

 

序盤は比較的緩やかな道が続きます。

ブナの森が美しい。

 

1時間ほど歩いて大沢小屋に到着。去年ここに到着した時はかなり賑わってた覚えがあるけど、この日は人の気配をまるで感じないほど静まり返ってました。一応ここにはテント場もあるけど、駐車場からも近いし展望もなさそうだし、利用する人はいるんだろうか……?

この先の雪渓に備えて、軽アイゼンのレンタルができるようになってます。

 

扇沢から3kmも歩いたとは思えないほど近く感じました。針ノ木峠までは残すところたったの4km。

たったの4kmだけど山頂までの標高差はまだ1000m以上あるので、ここからが本番。

 

小屋から少し先へ行くと、いよいよ登山道メインの針ノ木雪渓が見えてきます。

ここまでほとんど人とすれ違いませんでしたが、雪渓をよく見ると、先行者がたくさんいてくれたので少し安心。

 

ニッコウキスゲ

雪渓が見えてから取り付くまでの間に、お花畑ゾーンがありました。

 

タカネウツボグサ

 

扇沢を出発して1時間30分で針ノ木雪渓入口に到着。

 

大口を開けて待ち構えてた針ノ木雪渓。真っ暗な穴の奥から冷気も噴き出てて、少し恐ろしくもある光景。

 

冬の少雪の影響もあってか、昨年の7月よりも目に見えて崩壊が始まってた雪渓。

過去に何度か雪渓は歩いたことはあるし、去年この雪渓も歩いたはずなんだけど、今までで一番怖さがあった雪渓歩きでした。

 

緊張感ありながらの雪渓登山開始。はるか前方まで人がいるのはやっぱり安心する。

 

落石がゴロゴロ落ちてる。落石も怖いけど、近づいてみてやっとわかるほどの小さい落とし穴もあったりするので、本当に気が抜けない。

 

脇の岩場でもゴロゴロ言ってるし、、、

巻機山のヌクビ沢雪渓、白馬岳の白馬大雪渓、飯豊山の石転び沢雪渓……雪渓と聞いて思い出す山行はいくつかあるけど、コンディションで言ったら今回の針ノ木雪渓が一番よろしくなかったと思う。

早く通過してしまいたいという思いが、自然とペースを上げてくれたのはいい効果(笑)

 

白馬大雪渓、剱沢雪渓と並んで、日本三大雪渓の1つに数えられている針ノ木雪渓。

登山口から山頂までは標高差1400mほどありますが、その半分以上はこの雪渓で稼ぎます。

 

真っすぐ山頂目指して登っている分、標高の上がるスピードも早い。後ろを振り返ると爺ヶ岳が早くも見えてました。

針ノ木雪渓って、良く雲が立ち込めてる写真を目にするけど地形的なものなのかな?

この日も後を追ってくるように雲が出てきて、あのガスと追いかけっこのような形になりました。

 

岩の門。岩場が迫ってくる箇所も落石が来ないか結構怖いポイント。

 

一面雪なので高度感がいまいち伝わらないかもしれないですが、場所によってなかなかの急斜面もありました。

ただ、この時期であればストックと軽アイゼンがあれば大丈夫。ピッケル使って登ってる人はいませんでしたし、登りに関してはアイゼン履いている人もあまりいなかったです。僕もアイゼンは下山時のみ着用しました。

 

稜線が見えてきた。久しぶりの登山としては思っていたよりも快調に登れてる。

 

崩落した雪渓。心細いブリッジがかけられているけど、通過後に後ろで崩壊している音がしたので、誰かが渡った拍子に崩れたみたい。雪の脆さが見た目ですぐにわかるので、今回の針ノ木雪渓は本当に怖かったわ……

雪渓から夏道へと入る箇所は、その時の雪の状況によって変わってきますが、なるべく早めに夏道に入ったほうがいいです。上に行くほど脆くなっていたので。。。

向かって左手に夏道が通っているので意識してみておくと赤テープも見えるはず。お見逃しなきよう。

 

夏道に入ったらあとは稜線に出るまでわかりやすい1本道が続きます。

 

登山道わきにはチングルマのお花畑もあったり。

 

久しぶりに目にした北アルプスの稜線。これぞ北アルプス!という感じの白い山肌を見せてくれました。

 

振り返って見ると雪渓もはるか下。ガスが雪渓を覆い尽くそうとしてたけど、雲との追いかけっこはわしの圧勝でしたな!

前回はあのガスにやられたけど、今回はしっかりと空気を読んでくれて、あの雲が稜線まで覆うのは下山する頃でした。

 

8時20分、針ノ木峠に到着。扇沢から3時間ほどでした。

見えている小屋は針ノ木小屋。到着が早かったようで、まだ小屋の周りには誰もいませんでした。

全然関係ないけど、8時20分って山に行かない週末はまだ寝ている時間帯。こんな朝早くからバリバリ体動かしてるって、登山とは何と健康的な趣味なんでしょうかね。

 

登ってきた方を振り返って見ると、後立山連峰の山々を一望!

一番右が爺ヶ岳、中央の双耳峰の山が鹿島槍ヶ岳。左奥に見えているのは白馬岳ですかね。どれも久しぶりに見た山たち。

針ノ木雪渓の雲海も良いアクセントになってなかなか爽快な眺めでした。

 

そしてこちらは、登ってきた方とは反対側の景色。

左の尖がった山が誰もが知る槍ヶ岳。中央の丸みを帯びた山が野口五郎岳、右に水晶岳や赤牛岳など裏銀座の世界が広がってました。

これも去年登りに来た時には見れなかった景色。こんな雄大な景色が広がっていたことを今初めて知る。

 

そして、雲海の果てにまさかの富士山も見えました。左に見えるのが八ヶ岳、右に見えるのが南アルプスの山脈。こちらの方面の展望は蓮華岳山頂に行くと良く見ることができます。

 

軽く休憩して、まずは針ノ木岳山頂を目指す。

小屋の裏手を道なりに登っていきます。片道1時間もかからないので、スバリ岳方面へ縦走しないのであれば荷物デポって必要なものだけ持っていけばいいと思います。

 

稜線に出てから、北アルプスらしさが増す。この岩の白さが際立つ山景色こそアルプス。

個人的にはアルプスよりも東北の穏やかな山容のほうが好きなんだけども、やっぱりアルプスはアルプス。ここには他では味わえない感動というのが確かにあります。

 

途中にはシナノキンバイのお花畑もありました。前回はここら辺のお花畑で雷鳥が見れたんだけど、今回は晴れているのもあってここでは雷鳥の姿は見れませんでした。

 

目線の高さに針ノ木岳~爺ヶ岳の稜線が迫ってくる。名前はついてないけども、ここのカールもなかなかのもの。

 

山頂までの道は雪も全くなく、夏道を普通に歩けました。目印もついているので迷うこともなし。

残雪期はここら辺は雪の斜面をトラバースして行かなきゃならないので、かなり緊張感の強いられるところ。残雪の針ノ木岳もいつか登ってみたいとは思ってます。

 

岩場にも花は咲く。ミヤマクワガタという紫色の花がたくさん咲いてました。

 

山頂までのビクトリーロード。

快晴でそよ風が心地よい絶好の登山日和。2016年最初の夏山と言っていいくらいの陽気でした。

 

9時過ぎ、針ノ木岳山頂に到着。まだ早い時刻だったので、先客はこのお二方のみでした。

 

標高2821m、針ノ木岳山頂。日本二百名山の1座。扇沢から3時間半程度だったので、意外とあっさり登って来れました。

やはり一度登っていると山頂までの距離感も何となく覚えてるのでペースあげられる。

 

山頂に着いてまず感動したのがこの稜線。稜線フリークとしては確認せずにはいられなかった爺ヶ岳へと通じるこの縦走路、たまらなくそそられました!

ここは千葉にお住いの山仲間さんたちが歩いたことある道で、なかなかアップダウンあるっていう感想を聞いてたけど、確かに見た感じ一筋縄ではいかなそう。時間的にはこのまま稜線へ突入しても帰りのバスには間に合いそうだったけど、今回は蓮華岳にどうしても登りたかったので、この稜線はお預け。

いつかこの先も歩いてみたいと思います。

 

稜線の先に聳える、鹿島槍ヶ岳~五竜岳~白馬岳。後立山連峰の大御所たち。

鹿島槍ヶ岳~五竜岳に関しては一度登ったことはあるけど、天気が全然よくなかったので正直あまり記憶に残ってない山行。最優先ではないけども、「夏山リスト」には入っているので、近々登りに行くと思います。

 

山頂から登ってきた針ノ木雪渓を見下ろす。谷間を覆う雲も気を利かせてくれたのか、この時はどいてくれました(笑)

写真ではわからないけど、雪渓を登ってくる人がちらほら見えます。

 

そして、思わず声を上げてしまったのがこちらの景色。次に登る予定の蓮華岳と雲海!この日は東側が一面雲海で、北アルプスの稜線風景とはまた違う絶景を見せてくれました。

「ありゃ?!」…と、この景色を目の当たりにして、真っ先に思い出したのがこのシーン↓

 

2015/3/8 伯耆大山

季節は真逆だけども雲海と言い山容と言い、伯耆大山を彷彿させた蓮華岳。フラッシュバックのように冬の大山が蘇りました。

 

針ノ木岳山頂は360℃絶景のオンパレード。南側には槍ヶ岳の背後に乗鞍岳も見えてました。

右の丸みを帯びた山が野口五郎岳。個人的にはあの野口五郎岳は一押しの山なのでぜひとも登ってほしいです。特に烏帽子岳からの裏銀座の稜線が、表銀座とはまた違う静けさがあって本当に素晴らしい景色を堪能できます。

こういう感じで景色を眺めていると過去の山行を思い出させてくれるのも山の素晴らしいところ。

 

色々な景色を見渡せる針ノ木岳山頂ですが、やっぱり一番有名なのはこの景色↓

 

眼下に広がる黒部湖、そして目の前にそびえる立山連峰・剱岳!

 

夏でも雪を纏う立山~剱岳。扇沢から立山黒部アルペンルートを辿っていきつく絶景の地。

黒部湖を隔てて対岸からこれほど間近に見たのは初めてですが、やはりこの2つの山は迫力が違う。目に見えて岩の山ってわかる険しさがあります。室堂に行くまでにはお金も時間もかかるけど、それに見合う絶景は用意されているのであちらの山もぜひ登ってほしい。

自分も大日三山や五色ヶ原から薬師岳への縦走など、まだまだ歩きたいコースはあるので、室堂は今後も訪れることがあると思います。

 

360℃の大パノラマの針ノ木岳山頂。どこを見ても素晴らしい景色だったけど、個人的にはこのスバリ岳方面への稜線がやっぱりそそられました。

今回登ったペースで歩けば十分日帰り可能というのもわかったので、来年機会があればチャレンジします。

 

針ノ木岳山頂付近にもお花畑が広がってました。紫色のミヤマオダマキが綺麗でした。

 

山頂が思いのほか空いていたのでしばらく展望を楽しんで、お次は蓮華岳へ。

この蓮華岳の姿を見ていたら早く向こうに行きたくてしかなかった。針ノ木岳は去年登ったというのもあるし、今回のメインは個人的にはあちらの蓮華岳。

 

いったん小屋まで戻る。蓮華岳までは登り返しになりますが、見た目ほどは辛くないです。

最初の急登さえ越えてしまえば、あとは至福の稜線が待ってます。

 

針ノ木峠まで戻ってきて蓮華岳へ。蓮華岳まで登るとなると往復で標準タイム2時間なので、時間と相談して決めてください。意外と距離があるので、針ノ木岳の往復よりも時間かかりました。

 

最初の急登を登り切ったところ。北アルプスらしい岩とハイマツの稜線。

この緩やかさがちょうどいい。

 

うん、すごくいい!(笑)

この手の稜線は自分のツボにはまるところ。緩やかな稜線って素晴らしい!疲れも緊張感もなく歩けるのが最高です。

 

振り返って見る針ノ木岳の雄姿もまた素晴らしい!

蓮華岳に登ることで、初めて針ノ木岳の迫力ある姿を見ることができます。

 

蓮華岳までは意外と距離があります。目の前の丘を登った先に、さらに山が見える感じ。

それでも道は緩やかなので苦にならないし、ここから先はお花畑ゾーン。

一見すると花なんてあまり咲いてないように見えるけど、稜線の砂地にはあの有名な高山植物の群生が広がってます。

 

それがこちらのコマクサ。別名「高山植物の女王

 

パッと見た感じ、コマクサなんて咲いてないように見えるけど、実際にその場に立つとコマクサがあちらこちらに自生して、稜線を彩ってます。

 

こんな感じで密集して咲いているわけではないので一面ピンクに染まっているわけではないけども、点在して広範囲に咲いているので、見ごたえ十分。このコマクサの群生のおかげで、蓮華岳は新・花の百名山にも選ばれてます。

ちなみに、登ってきた後に知ったけども、針ノ木岳も同様に新・花の百名山に選定されているようで、、、今回は花目的の登山ではなかったけども、どちらも花の名峰だったようです。

 

ラスト山頂までの登り。

針ノ木岳とはまるで違う穏やかなシルエットの蓮華岳。かなり気に入ってしまった!

 

最後の坂を登り切ったところに小さな祠がありました。奥に見える立山~剱岳の展望は相変わらず素晴らしい。

 

山頂の標識は、少し先へ行ったあちらのピークにあります。

 

10時40分、蓮華岳山頂に到着。

標高2799m、日本三百名山の1座です。

 

こちらは七倉岳へと通じる蓮華の大下り。この稜線の先には、2年前に登った烏帽子岳も控えているけど、見てのとおり相当なアップダウンが待っているので、歩くにはなかなか勇気がいりそう。玄人向けの登山になると思います。

ちなみに写真に写っている女性二人が撮っているのは雷鳥の親子。少し離れたところに子連れの雷鳥が散歩してました。あいにく遠くて写真には収められなかったけど、今年初の雷鳥にも出会えて満足!

 

こちらが三角点。この日は東側の雲海が本当に素晴らしかった!

一人雲海を眺める兄ちゃんの背中もかっこえぇ。

 

上空の薄雲で日差しが遮られると、またそれはそれで絶景。

雲の層に挟まれたような不思議な世界観が広がってました。

 

雪渓を覆っていた雲もだいぶ上に上がってきた。

後立山連峰方面にも雲海が広がりつつありました。鹿島槍ヶ岳~五竜岳の縦走は本当に不完全燃焼に終わったから、ぜひまたいつか歩きたいところ。

 

雲海におぼれそうになる爺ヶ岳。背後に見える山はおそらく妙高エリアの山々。この時間でも各方面の山頂が見えていたあたりは、この日はどこも登山日和だったと思います。何より風がほとんどなかったので、最初から最後まで半袖一枚で歩けたのも良かった。

梅雨明けはまだしてないけど、夏山登っている感じをひしひしと感じました。

 

景色も堪能して再び針ノ木小屋へと戻る。この時間帯になると徐々に登ってくる人も増えてきました。

 

蓮華岳のコマクサの群生は本当に素晴らしい!稀に見る規模なので、ぜひ時間があれば針ノ木岳と一緒に蓮華岳も登ってみてください。

 

駆け抜けたくなる稜線、たまらない。

 

眼前の針ノ木岳

蓮華岳方面から見る針ノ木岳は本当に迫力がある。もう一度言うけど、針ノ木岳とセットでぜひとも蓮華岳も登ってほしい!(笑)

 

針ノ木小屋に戻った頃にはガスが稜線を覆い始めたので、即下山しました。

……とは言ってもこのガスもほんの一瞬で、すぐに晴れ渡ったあたりは、この日は本当に梅雨の合間の登山日和だったんだなと思う。

 

再び針ノ木雪渓へ。下山は軽アイゼン(チェーンスパイク)装着して下りました。

雪渓については登りよりも下りのほうが断然怖かった。。。

 

雪渓を下ってきたところ。緊張感が一気に途切れてドッと疲れた瞬間。

雪渓の良さも怖さも味わった1日。お腹いっぱいなので雪渓はしばらくはいいかな……

 

ヘリコプター置き場まで戻ってきた。

良く見たら明け方見たヘリは黄色のボディだったから違う機種だね。雪渓登っている最中、ずっとヘリの音がしてたので夏に向けて物資を色々と運んでいたのかもしれませんね。

 

13時30分、扇沢に帰還。予定よりもだいぶ早い下山だったので、14時のバスに乗って帰ることができました。

 

下山後の温泉は例によって「薬師の湯」へ。公共交通利用の場合は扇沢のバス乗車券売り場でこの温泉の割引券をもらえるので、ぜひもらっておきましょう。

 

こうして北アルプス針ノ木岳~蓮華岳の日帰り登山も終了。

夏のテント泊縦走の足慣らしという目的もあってこのルートを選んでみたけど、意外と身体への負担も少なかったのでやや物足りなさもありました。

ただ、そこは北アルプス!久しぶりに見た山景色には心底感動させられました。

 

緊張感のある雪渓を登り越えてからの絶景!ご褒美としてはあまりに贅沢な風景でした。

針ノ木岳山頂からの景色はもちろんのこと、個人的には蓮華岳も強く勧めたい。コマクサの群生もさることながら、針ノ木岳とはまた違う穏やかな稜線が広がっているので、2つ合わせて登れば1度の日帰り登山で美味しい思いをたくさんできます。

 

針ノ木岳~蓮華岳、日帰り登山としてはちょうどいいくらいのコースタイムだと思うので、ぜひ登ってみてください!

 

蓮華岳からの針ノ木岳より―――

 

おしまい

 

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【日程】

2016年7月10日 快晴

【コースタイム】

扇沢(5:20) — 大沢小屋(6:20) — 針ノ木峠(8:20) — 針ノ木岳(9:10) — 蓮華岳(10:40) — 針ノ木峠(11:30) — 扇沢(13:30)

 

 

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