立山(北アルプス) 雷鳥沢雪上テント泊登山&バックカントリー

立山(北アルプス) 雷鳥沢雪上テント泊登山&バックカントリー

GW前半は屋久島で初夏の陽気を楽しんだわけですが、後半は北アルプスの立山へ!南の島から一転、ステージを雪山へ移して季節感真逆の山を楽しんできました。

立山は昨年の夏に行きそびれた山の1つで、今年狙ってはいたのですが、、、まさか雪山シーズンにインするとは思わなかった!w

今回は登山と言うよりは滑りメインです。立山は北ア屈指の豪雪地帯で、5月でも十分に雪が残っている絶好のバッカンフィールド!初の雪上テント泊もできて、いろいろと良い経験となった山旅でした。

雪山装備&バッカン一式&テン泊装備と、過去最重量の荷物になって自分の限界を見た旅でもあり、、、まだまだ鍛えないとダメみたいですな。。。

 

雪山再び!立山でバックカントリー―――

 

【日程】

2013年5月3日~4日

 

 

初夏の陽気から一転、真冬の世界へ。GWの旅は寒暖の差が激しかったw

もう今シーズンはないんじゃないかと思っていた雪山。あのスノーモンスターの吾妻山が最後かと思ってましたが、、いやいや、まだまだ雪がある所にはあるもんですな。北アルプスの立山へ行ってきました。

この時期の立山と言えば絶好のBCシーズン。世の中のゲレンデはもう営業終わってるところがほとんどですが、天然のスノーフィールドはまだまだ雪が残ってますぜ!

今年1発目のテント泊ということで、ボード一式からテント一式まで眠っていたギアをフル動員させてやったけど、、、流石に重量30kg越えはきつかった。。自分の今の限界を見た気がしましたw

 

あと、今回の旅、ちょっと下手こいてやらかしちゃいまして、、、あまり期待せずにご覧下さいまし。

 

 

旅の始まりは5/3。GW後半の初日と言うこともあって、中央道は事故も発生していて大渋滞。。。6時に都内を出たのに、安曇野市街に入ったのは14時近くになってました。。。それでも北アルプスの山脈を目の当たりにするとテンションあがるね!菜の花も綺麗。北アルプスに足を踏み入れるのは西穂高独標アタック以来か、、、

 

15時半、扇沢に到着。あまりの渋滞で焦りましたが、どうにか最終の16時のトロリーバスに乗車できました。(これ、実はかなりギリギリでした、、、やっぱりGWは舐めたらあかんね)

 

2度目の立山黒部アルペンルートのトロリーバス。最終バスなだけあって、車内がら空きw 自分たちだけでした。荷物がたくさんあったので助かったけど、まさか帰りはあんなことになるとはね。。。

 

トロリーバスに15分ほど乗って黒部ダムに到着。この黒部ダムを見て思い出すことと言えば1つしかないな!

 

そう!昨年10月の大冒険、黒部峡谷の旅。この時の記事と見比べてもらうとわかりますが、黒部ダムの水位が驚くほど低かった。

 

今回は黒部ダムはスルーして先へ。黒部ダムから先のケーブルカー乗り場までは少し歩くことになるのですが、、、今回はこんな感じの重装備。ボード抱えながらの移動は結構つらいかったぜ。。

 

お次はケーブルカーに乗車。ここから先は初めての領域。初のアルペンルートが黒部峡谷の旅で、次が今回の雪山シーズン。まだ夏場に一度も登ったことがない立山。いろいろと順番が逆と言われますが、、、まぁこれも良い経験w

 

ケーブルカーの次はロープウェイへ。こちらも最終便ということもあってがら空きw

 

ケーブルカー、ロープウェイでどんどん標高を上げていく!ここ立山黒部アルペンルート。交通費は多少かかりますが、手軽に3000m近くの場所まで到達できます。ここが開通する前は数日かけて室堂まで登っていたことを考えると、文明の力に感謝だなぁ~。

ロープウェイから見える北アルプスの山脈が素晴らしかったです!

 

ロープウェイの後は再びトロリーバスに乗って、目的地の室堂へ。扇沢からトロリーバス→ケーブルカー→ロープウェイ→トロリーバスと、4回乗り継ぐことになります。

 

17:30、予定よりだいぶ遅くなりましたが何とか室堂に到着。初の室堂~!ターミナルを一歩出たら、そこは雲の上の雪原地帯でした。

 

室堂からテント場の雷鳥平までは徒歩40分ほど。これが夏場だったら何の問題もないんだけど、今回は荷物多いんで多少のアップダウンが堪える。。w

時間も遅いので道中は人気がなかったですが、途中人だかりを発見!

良く見てみると、、、

 

雷鳥様や~!白い毛に覆われた雷鳥を見るのは初!ご登場いただいて感謝です。相変わらずポッチャリしてるな。

 

18時過ぎ、何とか日没を迎える前に雷鳥平が見えた。予想以上のテントの数ww 雪上の集落みたいでした。

 

テント場到着!日が暮れる前に急いでテント設営。初の雪上テントでしたが、設営自体は特に問題なし。ペグが役に立たないので、木材の破片とかあると良いかも。自分は木の枝持って行きました。ペグの代わりに木材を雪に埋めると、意外に圧雪の力が強くてビクともしないです。

 

雷鳥平から眺める夕焼け~!雲はかかってますが、5月にこの雪の世界を拝めるだけでも幸せ。雷鳥平、絶好のロケーションでした。

 

この日は特にすることなく夕食食べて就寝~。気温はマイナス15℃くらいだったのかな?

マイナス6℃までのシュラフに防寒着でしのぎました。風が全くなかったのが幸いで思ったより快適に眠れた。ただ、これより気温が下がると、ちと自分のシュラフでは耐えられないかも。。。良い収穫になったよ。

 

夜は快晴で星空がとにかく綺麗だったぁ~。自分のカメラで試行錯誤して設定変えたりもしたけど、やっぱり星空は撮れず。。。我らがたくみ先生のベストショットを拝借させてもらいました。絶景や~!

(そして、この時のカメラ設定が翌朝アダとなることに。。。orz)

 

星空を眺めてたらウトウト。。何時に寝たのかもわからないくらい速攻で寝ました。

そして翌朝、、、4時に起床。朝起きた時点では雲がかかってて視界不良だったのですが、憧れの立山だったので一人テンション上がってテント場近くの坂を何本か滑走。

で、陽が登る頃、天気回復~!

 

素晴らしい景色や~!!

 

最高や~!!

 

、、、と1人テンション上がって周りの山脈を撮りまくっていたのですが、家帰って見たら、、、orz

どうも昨夜の撮影でカメラの輝度の設定が上がってたままらしく、、、それを忘れていて、ほとんどが白光してなんのこっちゃわからんことになってました\(^o^)/

 

カメラに八つ当たりしつつ、奇跡的にモードを変えて撮っていたのがあったので、ここから先はそれだけ載せます。

 

改めて、雷鳥平からおはようございます!素晴らしい朝~!最高のロケーション、言うことなし!

 

剱御前方面。午前7時ごろになると、徐々にみんな行動開始してました。

 

奥大日もバッチリ!よく見ると大人数パーティーがアタックしてました。ここ雷鳥平からだと周囲が山に囲まれてるので、みんなが四方に散らばってアタックしている様子が見れて面白かったw

 

ちなみに朝、自分が滑走した斜面はこれ。リフトもない天然のゲレンデ!この良さはたぶん滑ってもらわないとわからないと思う。とにかく気持ち良すぎ!

 

始発組が室堂に到着してくると、こんな感じでどんどん雷鳥平に滑走してきます。これがまた見ててカッコ良かった!みんな上手いわ~

ここで、メンバーのくっしーも到着。なかなかカッコ良い滑走を見せてくれました。

 

ちなみに8時を越えると、剱御前方面はこんな感じになりましたw すごい行列!流石はGWなだけあるわ~。アリの行進みたいでした。

 

自分たちは雄山目指してクライムオン!こちらはがら空きでした。

 

滑る人、登る人、雪訓する人、雪のフィールドをどう使うかは様々。いろんな人がいろんな場所でいろんなことやってました。

 

男心をくすぐる雪上車!雪原を縦横無尽に疾走しててカッコ良かった!

 

見渡す限りの雪原を突き進む~!緩やかな傾斜になっていて、ヨダレものの天然ゲレンデでしたな。

 

振り返ってみるテント場。だいぶ登ってきたけどまだまだ先へ。雲の影が綺麗や~

 

この日は雲が多かったけど、時折奥大日岳がはっきりと見えました。

残念なことに、この日のまさにこの時間くらいにあの崖から滑落者が出てしまったようで、、、見た目は綺麗でもやっぱりそこは雪山。危険と隣り合わせの世界。

 

自分たちが目指す雄山は雲の中。あの中は吹雪でした。

 

自分たちが登っている間に滑り降りてくるスキーヤー(黒い点のように小さく写ってるやつ)。独り占めしてて羨ましかった!

標高2500m越えの世界なので樹林帯なんてなく、見通し最高!ホント気持ちよさそうに滑ってました。

 

巨大な雪庇。こんな感じで危険な箇所もチラホラあるので、登っている間に滑る部分の状況なんかは見ておいた方が良いかと。あんなところに突っ込まないようにw

 

登るにつれて傾斜がどんどんきつくなってくる。。終盤はかなり急登でした。

自分はアイゼンで登ったんだけど、スノーシューでもよかったかも。。場所によってはひざ下まで埋まりました。ただ、バーンは全体的に良い感じで締まっていて、滑走するには絶好のコンディションだったと思います。

 

登っている最中、室堂が見えました。室堂付近には温泉付き山小屋がいくつかあって、中でもみくりが池温泉は日本最高峰の温泉宿らしいので、一度入ってみたいですな。

 

終盤で1つ危険だったのが落石かな。こんな感じで石が点在しているんだけど、ものすごいスピードで転がってきたりもしたので、雄山方面は注視しておいたほうがいいです。

 

テント場を出て2時間ほどで一ノ越に到着!写真だとわからないですが、ものすごい風でした。

 

ちょうど良い頃合いなので、ここから滑走開始!

 

広大な天然のゲレンデを贅沢に滑走!!林間じゃないから障害物もなくて開放感抜群!こりゃ最高だわ!アイスバーンもなかったので、滑りやすかったです。

 

5分ほどで滑走完了w

2時間で登ったところを帰りはあっという間。下りが苦手な自分にとっては、登って滑り降りるってのは理想の形なんだよね。時間的にもお得だし。

 

テント場に戻ってきたら雪も降り始めたので、テント撤収!12時過ぎに撤退し始めたのですが、、、ここからがとにかく時間かかった。。

 

まず室堂までが遠い。。。雷鳥平から室堂へ向かうと登りメインになるのですが、荷物がとにかく重くて、、、今までで一番しんどかったかも。。。ボード一式&テント一式のダブルパンチは効くね。

 

40分ほどの距離を2倍くらい時間かけてようやく室堂に到着。。。あまりの重装備だったからなのか、観光客の視線が痛かったぜww

 

雪の大谷を遠くからパシャリ。残雪期の室堂の見どころの1つなのですが、もうあそこまで行く元気もなく。。観光客でごった返してるのだけはよくわかりました。

 

で、さらに参ったのがここから先。。GWなだけあって、扇沢へ戻るまでにとにかく時間がかかった。。ロープウェイ待ちは1時間半ほど。その後もケーブルカー待ちやらトロリーバス待ちもあったりと、全然先に進めなかった。

 

 

結局、扇沢へ戻って来れたのは18時過ぎ。撤収してから5時間以上かかったってことね。。。GW恐るべし。。

 

帰りは薬師の湯へ。白馬八方の帰りにも寄った温泉です。

登り疲れよりも、乗り物待ちで疲れた感じでしたとさww

 

今回の立山、天気がちと残念だったのと滑りメインだったので山レポはあまりできてないですが(ここ一番でカメラの設定もミスってたし、、、orz)、個人的にはかなりテンションの上がった2日間でした。

何より雪上テント泊を経験できたのがよかったし、この時期に雪に閉ざされた世界を体感できたのも、何か久しぶりの感覚で楽しかったよ。雪山が恋しくなり始めた頃で、もう今シーズンの雪山はないと思ってたしね。

 

立山はまだまだ遊び足りないので、次回は夏場のシーズンに剱岳と合わせて登りたいと思ってます!その時はカメラの設定も気をつけんとねw

 

雪の立山、雷鳥平より―――

 

室堂、夏にまた行きます!

 

 

 

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